一日の終わり、夜、眠りにつくときは、いつもどんな気分ですか?
フワフワいい気分で眠りに落ちると、いいことをたくさん引き寄せます。
というのも、眠りに落ちる直前は意識が変性状態となり、自分では直接意識できない潜在意識が書き換わりやすくなっているからです。
つまり、寝る直前の気分やイメージが潜在意識に影響し、それに近い現実を実際に引き寄せるんですね。
良い気分で入眠すれば、夢の中でも、翌朝もいい波動でいられます。
反対に、ネガティブなことばかりを考えながら眠ると、波動が下がって潜在意識がネガティブモードになってしまいます。
なので、寝る時は不安なことを悶々と考えるよりも、良いことを思い出して良い気分で入眠したほうが良いのです。
「感謝日記」は、寝る前の気分を上げてくれるおすすめの習慣の1つです。
私も半年ほど続けていますが、書いている最中に気分が上がるだけでなく、日中普通に生活しているときにも気分が落ちにくくなりました。
些細なことでも「ありがたいなあ」とじわじわ幸せを感じられるようになったんです。
そこで今回は、感謝日記の書き方と効果をまとめてみました。
引き寄せの法則と感謝日記
引き寄せの法則では、「感謝が大事ですよ」ということがよく言われます。
「感謝は大切なんだなあ、感謝しよう」と本当に思っている人は、何が起こっても感謝するので心が穏やかでいられます。
別に感謝しなくったって天罰が下ったりはしませんが、「全部自分の力でやったんだから、感謝なんかしないぞ」という考え方を採用していると、うまくいかなくなったときに心が乱れます。
心の状態(=波動)は、それに似たものを引き寄せます。
良いことに目を向けて常に感謝していれば、感謝したくなるような良いことを更に引き寄せます。
悪いことばかりを見て感謝しないでいると、ますます嫌なことを引き寄せてしまいます。
残念ながら、私たちの脳は「良かったこと」よりも「悪かったこと」の方が記憶に残りやすいようで、かなり意識して「良かったこと」の方に注意を向けていないと波動は下がってしまいます。
これは、人類が昔、野生で暮らしていた時に危険を避けるための本能でそうなっていたのではないかと言われています。
「この場所で危ない目にあったぞ」ということは、しっかり覚えていないと命に関わりますからね。
安全に暮らせるようになった現代の私たちも、その名残で過去のトラウマを何回も反芻して思い出し、苦しんでしまうようです。
そこから抜け出すには、「良かったこと」に目を向けて感謝し続け、ネガティブな過去のイメージが出て来るスキを与えないことです。
「あのとき、ああだったせいで…」とか「こうなったらどうしよう…」と過去や未来のネガティブ妄想をしているぐらいなら、ひたすら「ありがとうございます、ありがとうございます」と連呼していた方がよっぽど良いのです。
私も以前はネガティブな妄想がひどく、ある人に勧められて、感謝に意識を向けるため「感謝日記」を始めました。
簡単だから続く!感謝日記の書き方
まずは感謝日記専用に、ちょっといいノートとペンを用意しましょう。
日記を書くこと自体が苦痛になってしまったら逆効果ですので、なるべく気分良く書けるようにしたいですね。
感謝日記を書く時間帯は、一日の最後、寝る直前が良いです。
私の場合は、寝る前にお風呂に入って、最後にアファメーションなど引き寄せの色々と瞑想する習慣にしているので、ちょうどお風呂を沸かす間に書いています。
書き方は、今日あった出来事で感謝できることをいくつか書くだけです。
数はいくつでも、量も好きなだけで構いません。内容はどんな小さなことでも大丈夫です。
知り合いには毎日ノートに1ページびっしり書いているという人もいますが、私は簡単に箇条書きにしちゃってます。
たとえば、次のようなことを書いています。
- 歯と口が健康で、ご飯を美味しく食べられました。
- 指があるおかげで、タイピングをして文章を書けました。
- コーヒー屋さんの店員さんが、素敵なカップを選んでくれました。
- どこも痛くなくて健康でいられました。
- 職場の人がランチに誘ってくれました。
- 友達が写真をとってくれてFacebookに載せられました。
- ポジティブな気分でいられました。
- 読者さんからメッセージをいただきました。
- 失敗から、課題に気づくことができました。
- 沖縄に行けました。
- ぐっすり寝られました。
- 友人がアドバイスをしてくれました。
- ブログを一緒に書く仲間ができました。
- 飲み会で美味しい肉が食べられました。
- 親知らずがあんまり痛くなく抜けました。
- 家族が応援してくれました。
「ご飯が美味しく〜」の下りは何回も出てきてますし、かぶっちゃうこともありますが、その日に本当に感謝したいことならいいんじゃないかなと思います。
その日が最悪で、何も良いことがなかった場合でも、「今日一日、生きていられました」は書けますね(笑)。
感謝日記の効果
人のことを考えるには?
感謝日記を続けていて最も効果を感じるのは意識が「他者」へ向くことです。
私がそうなんですけど、どうしても落ち込むと自分のことばかり考えてしまって、人のことなんかどうでもよくなっていませんか?
友人に色々と悩みを相談するときも、内容が「自分のこと」ばっかりでした。
お金が大変だとか、彼氏が欲しいとか、親が面倒くさいこと言ってますとか。
「もっと人のことで悩んでください!」と言われていました。
上手く行っている人は、ほとんど「誰々さんがもっと良くなるにはどうしたらいいでしょうか?」とか人のことで相談するそうです。
「そんなこと言われても、自分が苦しいのに人の世話までできませんよ」と訴えると、
「逆です。人のために真剣に悩むから、自分の悩みが小さくなって、どうでもよくなるんです」と言われました。
本当かなあと思いながら、周りの人に意識を向けるべく自意識を消す修行をいろいろやってみました。
朝は「祈り」の時間を作り、ブログを書く前にもどんな方が読んているかイメージして丁寧に意識を向けるようにしました。感謝日記もその一環です。
良かったことや、上手くいったこと、達成できたことをノートに書いてみると、必ず誰かに助けてもらっているのが分かります。
ご飯が食べられるのも、お米や野菜やいろんな食材を作ってくれた農家の人や、運んでくれたトラックの運転手さん、品出しやレジをしてくれたスーパーの店員さん、調理器具やガスの設備を作ってくれた人、私の歯を治療してくれた歯医者さん…本当にいろんな人たちのお陰で、むしゃむしゃ食べられているわけです。
こうやって、「ご飯が食べられました」と一行書くだけでも、ものすごい感謝を感じることができます。
感謝とは、繋がりを感じること
非常に感覚的な部分の変化なのですが、「感謝する」ということが、単に自分にしてくれてありがとうの意味だけでなく、世の中のたくさんの人との「繋がり」を感じることも含まれるようになりました。
自分はちっぽけで、いろんな人に助けられている、という無力感なんですが、謎に安心感がある不思議な感じです。
感謝ノートを続けていると、繋がっている感覚を感じている時間が少しずつ長くなっていきました。
道端をボーッと歩いているだけでも、「ああ、みんなのために祈ることができて、生きてるって有り難いなあ」みたいな温かな気持ちがこみ上げて泣きそうになることがあります。
これだけだと、ただハイになってる危ない人みたいなのですが、現実的に良いことも起こっています。
2017年の最初のころの目標は、派遣で働きながらブログを大きくして、数年以内には独立できたらいいなあと思っていましたが、それが1年で叶ってしまいました。
なんとか親に頼らずに生活していける金額ということで、「月収30万円稼ぐ」のも目標にしてアファメーションしまくっていましたが、それも想像以上に早く達成できてしまいました。
パートナーだけは、まだこれからなのですが、波動が上がっているのでまあ数年以内には引き寄せるんじゃないかなという予感がします。
皆さんも、波動が上がる「感謝日記」をぜひ試してみてください!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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