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言祝ぐ・ことほぐの意味|めでたい言葉を口にすると本当に幸福が訪れる

言祝ぐ/寿ぐ
この記事を書いた人

高橋久美(たかはしくみ)

月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっている。

過去にスピリチュアルに依存して多額の借金を作った経験から、依存せずに自分で考え体感して実生活を良くするスピリチュアルとの付き合い方を提案。

プロフィール詳細

こんにちは、GLOBOライターの高橋久美です。

今回は「言祝ぐ/寿ぐ(ことほぐ)」について、言霊信仰や引き寄せとの関連などスピリチュアルな視点でまとめました!

幸運を引き寄せ、毎日が嬉しいことだらけになる「言祝ぎ」のパワーをご覧ください。

言祝ぐとは

この言葉は『日本の大和言葉を美しく話す』という本に書いてあって、初めて知りました。

ちなみに、自分で買った本ではなくて、去年参加したとあるセミナーで他のメンバーと交換会をしていただいてきた本でした。

後で読もうと思ってずっと「積ん読」になっていたのですが、先日引越しをして本を片付けるときに「あれ、これちゃんと読んでなかったな」と気になったんです。

何かブログの読者さんに役立つネタはないかな?と思って、パッと開いたら、「言祝ぐ」のページが目に飛び込んできました。

「言祝ぐ」という言葉を知っていますか。

意味は「祝う」とほぼ同じですが、使い慣れた「祝う」では感じられなくなった言霊信仰の香り、すなわち「めでたい言葉を口にすると本当に幸福が訪れる」と信じる文化の香りを漂わせる言葉です。

引用:『日本の大和言葉を美しく話す』高橋こうじ, 2015, 東邦出版,

言祝ぐって、なんだか引き寄せの法則みたいだな〜と思って、面白そうなのでもうちょっと色々調べてみることにしました。

まずは、辞書的な意味はこんな感じでした。

ことほぐ(寿ぐ/言祝ぐ)の意味

喜びや祝いの言葉を述べる。言葉で祝賀する。

引用:デジタル大辞泉(小学館)

ちなみに、名詞形は「ことほぎ(寿ぎ/言祝ぎ)」となります。

ことほぐこと。言葉で祝うこと。祝賀。「新年の―」

引用:デジタル大辞泉(小学館)

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言祝ぐを使った例文

日常では聞き慣れない言葉ですが、結婚式などで使われるようです。

以下のような例文が見つかりました。

梅の花や河津桜は満開を迎えて、
「春の訪れを言祝ぐ」
結婚式で、新郎新婦に対して、
「ご結婚を言祝ぎ、舞をひとさし・・・」

引用:おもてなしの言葉7「ことほぐ(言祝ぐ)」|和のたしな美塾

どこに住み、なにをして生きていくのか、自分の受け容れた現実を「天命」ととらえ、言祝ぐ。 つまりわざわざ肯定的な言葉を言うことによって、自ら安心を作りだしていくことなのだと思う。

引用:玄侑宗久『禅的生活』

友達の結婚式のスピーチや余興の挨拶に「言祝ぐ」を使うとちょっとカッコいいですね!

言祝ぐの言霊パワー!

さて、ここからは「言祝ぐ」が持っている言霊の力を見ていきましょう。

祝いの言葉を口にして幸福を招き入れる「言霊思想」ですが、これは本当にそうなります!!

参考)願いが叶う魔法の言葉、言霊の力で引き寄せるずるい方法

正確に言うと、おめでたい言葉・祝福の言葉を口にすると、起こった事実は同じでも、よりハッピーに感じられます。

なぜなら、出来事が良いか悪いか、めでたいか不吉なのか、の判断は人が勝手にやっているだけで、本来は良いも悪いもないからです。

「めでたい」という言葉は、本来「愛でる」という動詞に「願望」の助動詞「たい」がくっついたものだという説もある。

だから本人が「愛でる」という行為をしたいと思えばめでたくなるし、したくなければどんな事態もめでたくはないのである。

引用:『釈迦に説法』新潮社

めでたいかどうかは、受け取り方ひとつで変わります。

私が以前、ブログのアクセスがだんだん増えて調子に乗ってきた頃、ちょっとした批判コメントが付いたことがありました。

今思うとそんな大したことじゃなかったんですが、当時は結構ショックを受けて、友人に相談しました。

すると友人は「おめでとう! それだけ、影響力が出てきたってことだね」と言いました。

誰も読んでいない影響力ゼロのブログは、良くも悪くも何も起こりませんが、だんだん人目に晒されて影響力が出てくると、ファンもできればアンチも出てきます。

だから、ネガティブなコメントが付いたことも、メディアが成長している証拠で、だから「良かったね」というわけです。

ああそうか、私は、そのコメントを見て「悪い出来事だ」と受け取っていたけれど、そうじゃない見方もあるんだなあと思って、重苦しかった心がふわっと軽くなるのを感じました。

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人の幸せを祝福すると、それ以上に自分も幸せ。

誰かに祝福の言葉をかけると、受け取った相手よりも自分の潜在意識に何倍も響く、という話も聞いたことがあります。

だから、いつも周りの人の幸せを祈ったり、一緒に喜んだりしている人は、自分も幸せになっていくんですね。

ちょっと前まで、私は人の結婚式に出るのが嫌で全部パスしてました。

自分は結婚してないし、彼氏もいないし、幸せな人を目の前にしたらみじめなだけだ!と思っていたからです。

ですが、去年、親友の結婚式に招待されて、大人になってからは初めて人の結婚式に出席しました。

実際に出て、新郎新婦にお祝いの言葉をかけて、ほかの人のスピーチとかも聞いていたら、妬ましい気持ちよりも、本当に嬉しくて、幸せを分けてもらっているような気持ちの方が大きかったです。

「自分のことのように嬉しい」って、こういうことか!と思いました。

人を褒め、賞賛し、祝福し、感謝することなく一日を過ごしてはなりません。

自分の生活をその様に律しましょう。すると我が身にもたらされる私服に驚くことでしょう。

引用:『ザ・シークレット 日々の教え』ロンダ・バーン

周りの人と自分を比べて、「くっそー、いいなあ」とうらやましがっていると、自分で自分を不幸にしてしまいます。

更にまずいことに、「自分が幸せになったら、ほかの人から妬まれるに違いない」みたいな謎のブロックが発動して、幸せになっちゃいけないような気までしてしまうんですね。

でも、周りの人の幸せを一緒に喜んで祝福してあげると、自分のことのように幸せを感じられるし、自分が幸せになったときも祝福してもらえると思えるようになります。

言祝ぐ|まとめ

言祝ぐとは、お祝いの言葉を述べること、祝福すること。

ただ祝うだけでなく、言霊の力で幸せを招き入れる意味があります。

起こっている出来事は同じでも、それを「めでたい(愛でたい)」ものとして受け取ることで、幸せは増幅します。

また、人に祝福の言葉をかけると、自分自身に何倍にもなって幸せが返ってきます。

「言祝ぐ」で、周りの人にも、あなた自身にも、たくさん幸せを招き入れてください!

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

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