高橋久美(たかはしくみ)
月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっている。
フリーランスになってから、最も金欠だったときには色々と滞納して信用ブラックリストに載り楽天カードの審査に落ちた経験あり。
何度となく経済危機を乗り越えて今は順調に返済中。
初めまして、GLOBOライターの高橋久美と申します。
今回は「お金の心配」を手放す方法について、スピリチュアルの視点からまとめました。
恥ずかしながら、私は借金が2000万円近くありまして、各種ローンや過去に色々と滞納した分の分納など諸々含めて、月の返済額は13万5千円ほど(笑)。
しかも仕事は不安定なフリーランスで、いつ収入がゼロになってもおかしくない状況です。
ですが、最近はお金の心配はほぼなくなりました。
「返済と、生活費と、年末に行きたいイベントのための積立を入れたら月々にこのくらいお金が必要だなぁ。頑張って稼ご!」
などと計算はしますが、そこに不安とかネガティブな妄想などはありません。
不思議なもので、奨学金くらいしか借金がなく、安定収入が入ってきていた会社員時代の方がお金の心配は大きかったです。
- ひどすぎる! 私の貧乏時代の体験談
- お金の心配は一体どこからやってくるのか?
- 不安を手放せた考え方の変化とは?
など、お読みいただくだけでも気持ちが軽くなると思います!
目次
お金の心配はスピリチュアル
以前、友人から「実は、お金のことが心配で…」と相談を受けたことがあります。
彼女は大きな目標があり、その目標に近づくための勉強や経験のためには気前よくお金を使っていました。
収入を上回る分はクレジットカードのリボ払いにしていたそうですが、だんだん限度額に近づいてきて残りの枠があと30万円しかなく、大丈夫なのかなと不安になってきた…とのことでした。
お金で失敗しまくっている私に相談するのは人選ミスじゃないのか?と思いつつ、詳しく聞いて、私なりにアドバイスさせてもらいました。
大丈夫。
まずは、状況の確認です。
友人は先月までお勤めしていましたが、現在は無職。ネットビジネスの収入が少しあり。
結婚していて、旦那さんは全国規模の企業で働いています。
私「リボの残高どれぐらい?」
友「70万」
私「ふむ。今の時点で、カードの支払いは滞納してる?」
友「してない」
私「現金は全然ないの?」
友「旦那の口座にはある」
私「えっ、その状況で逆に何が心配なんすか???」
友「えっ」
だって、旦那さんが普通に働いてるからすぐに生活できなくなることはない時点で余裕ゲーですよ。
まだ支払いも遅れてないみたいなので、新しくカードを作ることもできるし、消費者金融で1社あたり50万円までは収入証明なしで借りることもできます。
1回借りちゃうと信用情報に載るので他社から借りれなくなりますが、同時に複数の消費者金融に申し込みすれば、例えば4社で200万とか行けちゃうんですね。利息が怖いけど(笑)
ビジネスの運転資金だったら、国がやってる「国民政策金融公庫」が使えます。
年利0.8%〜1%台という驚きの低金利で、楽天カードの審査にすら落ちるほどのブラックでも事業計画さえしっかりしてれば融資が受けられちゃいます!
借りたお金を浪費して散財したら詰むけど、勉強のためとかビジネスのためとかに使うんだったら別にいいんじゃない? と私は思います。
返済計画に無理がなければ…!!
でも人間、追い込まれれば、どうにか頑張れるものです。
注射針は直視した方が痛くない
友「けどさー、もしも限度額超えて払えなくなったらどうしようって心配なんだよね」
私「じゃあ、限度額を超えるとどうなるか教える!」
私の経験則ですので絶対にそうなるとは言い切れませんが、だいたい以下のような流れになると思います。
限度額を超えると、そのカードは一時的に使えなくなります。
ただし、「枠を使い切っちゃったから、新しい支払いには使えないよ!」というだけで、ペナルティではありません。
残高を減らせばまたその分は使えるようになりますし、この段階では別のカード会社で新しくカードを作ることも可能です。
問題は、月々の引き落としが残高不足でかからなかった場合です。
うっかりで、すぐに振り込んで支払いました〜、ぐらいなら多分そんなに影響はないと思いますが、いつまでも滞納していると「信用情報」という裏のデータベースに「この人、ちょっと要注意だよ!!」と記録されてしまいます。
信用会社に情報が送られると、他のカード会社や消費者金融などで新しく契約するときに審査が通りにくくなっちゃうんですね。
ちなみに、すでに契約済みのカード会社なら、よっぽど滞納しても完済すればまた同じカードが使えるようになります。
私の場合、限度額を一回10万円に減らされましたが、しばらくちゃんと引落しがかかっていたら、勝手に「限度額が100万円に増えました!」ってハガキが届いて復活しました。
噂によると、信用情報が保管される期限は5年間なので、5年ちゃんと払ってれば他のカードも作れるようになるらしいです。
ちなみに仮に払わないで滞納し続けたとして、カード会社からの督促を全部無視していると、「サービサー」という債権回収の代行業者に委託され、別の会社から請求が来るようになります。
しかし、これも特に怖い人が直接家にやって来るようなことはなく、別の会社から電話とか手紙が届くだけです。
消費者金融の方はもっと優しくて、「支払い待ってください」と電話すれば1ヶ月とか待ってくれます。利息はいっぱい増えますが。
最悪、本当にお金が回らなくて自己破産とかになっても、クレジットカードが作れなかったりローンが組めなかったりするだけで、現金で普通に生活できます。
デビットカードが大体クレジットカードと同じように使えるのでネット通販にも困りません。
私「思ったより大丈夫でしょ」
友「あれ、ほんとだ!」
私「まあ、それ聞いて旦那さんが怒って離婚になっちゃったら、私はお金は出してあげられないけど、仕事が見つかるまで居候させてあげるから(笑)
でも、そうはならないと思うけどね」
友「うん、ありがとう」
現実的には何も変わっていませんが、ちょっと安心してもらえたようです。
自分で決めた基準で怖くなる
そもそも、お金がなくなって「大丈夫じゃない」事態って、どういうことでしょうか?
カードの限度額を超えちゃうとか、滞納してブラックリストに載ることとか、自己破産することを「大丈夫じゃない」と思う人もいるでしょう。
しかし、もっと基準が厳しい人もいます。
うちの両親は堅実を絵に描いたような現金主義の人たちで、教育とか車とか以外では借金は一切しないし、クレジットカードの1枚も持ってません。
「クレジットカードは怖いんだぞ」と言い聞かされてました。
なので、消費者金融でお金を借りてたことがバレた時はよほど「大丈夫じゃない」ことをしたと思われたようで、母親に泣かれました(笑)。
うちの両親のように、「借金はちょっとでもしたらダメだ」と信じて、「借金がないこと」を基準にしてる人が、友達のリボ払い残高が70万円なんて聞いたら卒倒しちゃいます。
心配を通り越して、人生終わりだ…! と思うかもしれません。
あと、いっぱい貯金していてお金があれば大丈夫かというと、そうでもないようです。
しっかり者の別の友人は、起業する前に事業資金とは別に「もしもの時のお金」を200万円くらい貯めてから、有給休暇をフルに消化して会社を辞めたそうです。
計画的ですねえ!
それでも「もし、現金が回らなくなって貯金に手をつけることになったらどうしよう」と、心配は消えませんでした。
私からすると意味がわからないんですが、その人にとって「もしもの時の200万円」は使えないお金だったからです。
このように、お金が「大丈夫」の基準は人によって違います。
- カードの限度額は超えちゃダメ!と思っている人は、リボ残高100万円未満の状態
- 借金は絶対にダメ!と思っている人は、借金ゼロの状態
- 貯金に手をつけちゃダメ!と思っている人は、口座に200万円以上入っている状態
- 自己破産はダメ!と思ってる人は、何とか支払いを待ってもらえてる状態
金額にばらつきはあるものの、みんな自分が作った「大丈夫基準」を下回らないかどうかを心配しているのです。
この基準をめちゃくちゃ下げて「命があればOK」にしてしまえば、実はお金はなくても大丈夫になっちゃいます。
体が丈夫で働けるなら、就活中だけ親とか友達に土下座して食べさせえてもらって、まかない付きのリゾートバイトとか期間工に行けばとりあえず生活はできます。
最悪、キセルか何かなるべく人に迷惑をかけない犯罪を犯して交番に出頭し、刑務所に入れてもらえば食うには困りません。
病気とかで働けないなら生活保護が受けられます。
「別に死んでもいいや」と思ってる人がいたら、きっとお金の不安なんて意味がわからないと思うことでしょう。
お金の不安を発生させるものは、自分が作り出した「大丈夫基準」なのです。
お金の心配を手放すとき
では、どうしたらお金の心配をしなくて済むようになるかというと、「こうじゃなきゃダメ」「これがないとダメ」と思っていることを「そうじゃなくても大丈夫」「これがなくても大丈夫」と1つずつ書き換えて行くことです。
例えば、「どうしても子供の学費だけは出してあげたい」と思っている人は、生活するのには十分なお金があっても、目標とする貯蓄額に届かないと「学費は足りるかな」と心配になってきます。
親が学費を出してくれたら子供はバイトなどをせずに学業に専念できるので、良さそうですね。
でも、親が学費を出してくれなかったからといって進学の道が完全に立たれる訳ではありません。
以前インタビューをさせてもらった20代の女性は、母子家庭で高校卒業後に就職して4年間は働いてお金を貯め、もう一度大学受験をすると言っていました。
私の友人・知人の中にも、親が自己破産して教育ローンが借りられず新聞奨学生をやりながら大学を卒業した人、親が頼れず自分で奨学金や学生寮の手続きをして進学した人、逆に親に仕送りするために防衛大学校に行った人もいます。
しっかりしててすごいなあ、と思うんですけど、皆、「親が頼れないから頑張って、自分でできるようになった」と口を揃えて言います。
その経験があったから成長できた。その時は大変だったけど、あの苦労があったから今の自分があるんだ、と。
もちろん、学費は出してあげたほうが子供は喜ぶと思いますが、絶対ではなくて、学費を出せなかったら親失格なんてこともないんですね。
「できれば学費を出してあげたいから、いっぱい貯金しよう。でも、もしもお金がなくても子供が自分の力で何とかするだろうから、大丈夫!!」
こんな風に思っておけば、たとえ目標額に届かなくても「大丈夫」ですから、そこに心配は無くなります。
実際には、不安や心配などの感情にエネルギーを使わない方が、元気にお金も稼げるし、不安をごまかすために余計なお金を使うこともなくなりますので、こだわらない方が結果的にお金は貯まります。
心配ごとがあってストレスを溜めていると、飲みとかカラオケに行きたくなったり、お菓子をドカ食いしたくなったりして、つい散財しちゃうんですよね。
感情が落ち着いて満たされれば、変なところにお金が抜けて行くことは無くなります。
なので、お金の心配を手放すには色んな執着している物や事柄が「なくても大丈夫」なことを確認していきましょう。
確認、というのは本当は何があっても大丈夫だからです。
- すっからかんになっても、また稼げば大丈夫
- ホームレスになっても、助けてくれる人がいるから大丈夫
- 人からバカにされても、気にしなければ大丈夫
ちなみに、経済問題で自殺する20代〜50代男性は、女性のなんと10倍!!
しかも生活苦に至る前に自殺してしまうというのです。
全年齢ベースで見ちゃうと、60代以上の退職者も多く含まれるため、当然無職者の自殺数が多いんですが、20-50代で見ると断トツに「雇用者・勤め人」が1位なわけです。
前回、配偶関係別に自殺者数を比較しましたが、その時でも絶対数では、「有配偶者」が一番多かった。つまり、結婚して家庭を持って、ちゃんと企業で働いている状態のままで自殺する男性が多いということです。
男性は「ちゃんと働いて家族を養うべき」みたいなプライドがあるので、自分のイメージが崩れるのに耐えられず自殺を選んでしまうのかもしれません。
女性だったら「ない袖は振れないわよ!」って開き直っちゃいますからね。
結婚で名字が変わり、お化粧で顔まで変わっても平気な女性には、「こういう人であらねばならない」というこだわりは少ないのでしょう。
それにしても、「そんなの無理!耐えられない!!」と思う最悪の事態に陥ることもあるかもしれません。
でも、それは今のあなたが「無理」と思っているだけのこと。
精神的に成長してタフになったり、または追い込まれて急に覚醒したり、未来のあなたはきっとどうにかして乗り越えられるはずです。
これまでだって、何回もピンチを乗り越えて来たから今、生きてるんじゃないですか。
だから、あなたは絶対に、大丈夫です。
というか、スピリチュアルな話をすると、お金の問題が起こるのも「魂を成長させる」という目的のためだったりします。
お金の問題が起こるスピリチュアルな意味
魂とか前世があるのかないのかの議論は置いといて、ここでは、肉体が滅びてもまた転生して生き続ける魂が「あるものとして」話を進めますね。
目に見えないスピリチュアルなものは、より良い人生を生きるために採用する「設定」のようなものだと私は考えています。
まあ、そういう考え方もあるのねー、ぐらいに聞いてもらえればオッケーです!
もしも、今生きている自分の肉体や精神に「魂」というものが宿っていて、その魂は何回も転生を繰り返しているとしたら、と考えてみてください。
魂は何のために何千年も何万年も、生き続けるのでしょうか?
これも答えはないんですけど、一つのアイディアとして、魂は「成長したい」と思っている、という説があります。
霊的(≒精神的)な成長を魂は目指していて、修行のために3次元世界にやってきて色んな人々と関わり、色んな苦労をして、自分を磨こうとしている…ってことにするんです。
先ほど、親が頼りなくて学費を出してくれなかったから、自力で頑張って大学に行った人たちの話が出てきました。
もしも、親が全部お金を出してくれて、合格祝いにマンションとか新車をポーンと買ってくれるような家に生まれていたら、お金の苦労はなかったでしょう。
でも、苦労がなければ成長もなかったかもしれません。「若い頃の苦労は買ってでもしろ」とも言われますね。
ゴツゴツしたただの岩のようなダイヤモンドの原石が、カットされ、磨き上げられて、キラキラ輝く宝石に生まれ変わるように、魂も余計なものが削ぎ落とされ、磨かれてこそ、本質を発揮して光り輝くことができるのです。
お金の問題が起こるのも、乗り越えて魂が成長するため、神様が何か大切なことに気づかせようとしているためなんだ、という「設定」だと思えば、お金がピンチになった時に「お、成長のチャンスが来たぞ!」とワクワクできるかもしれません。
側から見たらクレイジーに見えますけど、経済的な問題で絶望して自殺しちゃうよりも、お金は大変そうだけど何か明るく乗り越えようと思える方が良くありませんか?
「お金に感情を左右されなくなること」が、お金の問題に磨かれて得られるものの1つです。
経営者が集まる飲み会で、誰かがこんなことを言っていました。
「お金があるとか、ないとか、借金がいくらあるかなんて、その人の本質に関係ない『アクセサリー』みたいなものなんだよ」
個人の借金ではなく、会社の借入となると億の単位になることもあります。
事業を回し、従業員やその家族の生活を背負って返済していくプレッシャーは想像もつきませんが、意外と悲壮感はなくて「借金自慢」とか昔の「貧乏自慢」みたいな話題で盛り上がることもあるそうです。
持っているお金だけで見たら、そういう考え方はできません。
「ちゃんと返していけるかなあ」と心配で、きっと、夜も眠れなくなっちゃいます。
貧乏時代や倒産の危機をくぐり抜けてきた、または実際何回か倒産した人は、お金に関してある意味「悟って」いるので平気なのです。
その悟りとは、お金の本質は「エネルギー」である、ということです。
お金はエネルギーの1形態に過ぎない
エネルギーは物理とか料理とかでは「何ちゃらキロカロリー」と熱量で表されますが、ここではもう少し広い意味を持たせて、
「エネルギーとは、他の何かに交換できるもの」
とします。何にでも交換できるチケットみたいなイメージですね。
例えば、太陽の熱エネルギーを受けて稲が育ち、そのエネルギーがごはんに凝縮されて、食べた人の体を作ったり、活動力の源になったりします。
その活動エネルギーを使って仕事をすれば、お給料という形でお金にも変換されますね。
お金も、売られているものとなら何にでも交換できますから、エネルギーの一つの形です。
実際、財布の中にちょっと多めにお金を入れておくと、何だか気が大きくなって、万能感みたいな、エネルギーに満ち溢れているような感じがしませんか?
使う予定もないのに、財布に常に現金をいっぱい持ち歩く人は、お金で自分のエネルギーを上げようとしているんですね。
しかし、お金に関して悟っちゃった人は、お金を持ち歩かなくてもエネルギーに満ち溢れて過ごすことができるようになります。
言い換えると、「お金で考える価値基準」を手放している、ということです。
お金はエネルギーですが、エネルギーはお金だけではありません。
気力、体力、健康、スキル、人脈、信頼…などなど、お金以外にもエネルギーは存在しています。
エネルギーさえあれば、仮にお金がゼロになっても、また他のエネルギーをお金に変換できますから、特に心配することはないんですね。
若い人にお金の心配が少ないのは、「若さ」と「健康」のエネルギーが高く、元気に働けるので「まあ、バイトでもすれば食っていけるでしょ」と思えるからです。
看護師の女性が離婚を恐れないのは、再就職すれば旦那より稼げちゃうスキル・資格を持っているからです。
私が借金まみれでも図々しく生きてられるのは、周りに頼れる人がいっぱいいて、それなりに信頼を積んできて、いざとなったら助けてくれそうな友達が全国あちこちに何人もいるからです。
有りえないけど、もしも誰も助けてくれなくても、文章を書くスキルがあるので、ランサーズとかで仕事することもできるし、これまで勉強してきてネットビジネスの知識もあるので多分その気になったらゼロからお金を作ることもできます。
もしもパソコンもぶっ壊れてネット系の仕事ができなくても、神経は図太いのでコールセンターの派遣もできるし、とりあえず健康なので何かアルバイトしてでも食べてくぐらいは余裕です。
逆に、お金はあったとしてても、鬱々としてメンタルを病んで、体も病気で動けず、これといったスキル・能力もなく、頼れる人が1人もいなければ、勤務先、またはお客さん・取引先への信頼も皆無…というエネルギー欠乏状態の方がよっぽどヤバそうです。
「お金持ち」より「エネルギー持ち」を目指そう
一つ例を挙げると、ネットワークビジネスで上手くいく人と失敗する人の差も、「お金以外のエネルギー量」がどれだけあるか、で決まります。
ネットワークビジネスを知らない人のために、一応説明を貼っときますね。
ネットワークビジネスとは・・・主に口コミによって商品を販売していき、それと同時に購入者を「販売員(ディストリビューター)」として起用していきます。
また、その販売員は、さらに別の人を販売員として勧誘していき、「多階層(ピラミッド型)の販売員組織」を形成していきます。
自分が勧誘した人が他の人に商品を売ると、報酬の一部が自分にも入ってくる仕組みになっているので、自分の下に多くの人を勧誘すれば、その人たちの売り上げだけでどんどんお金が入ってきちゃうんです。
よく「権利的収入」とも言われますが、ネットワークビジネスをやる人の中には一部の成功していっぱいお金を稼げる人と、そうじゃない人に結構な落差があります。
私の周りのネットワーカーさんで、上手く行ってる人はこんな人だっ!
- 会社員時代はトップ営業マンだった(スキル)
- 他の事業で人脈と影響力を持っている(人脈)
- ビジネスに関係なく良いことをして徳を積んでいる(信頼)
- 片っ端から勧誘しまくり、嫌われてもへこたれない(気力・体力)
いろんなタイプの成功者がいますが、共通しているのは「エネルギー」が高いことです。
ネットワークビジネスの仕組み自体は、エネルギーを効率よくお金に変換するものに過ぎません。
何らかのエネルギーを持っていないと、エネルギーが全部お金に変わってしまい、エネルギーが下がって、そのうちお金も稼げなくなります。
こんな風に、「今持っているお金」だけではなく、いざとなったら換金できる「潜在的なエネルギー」も勘定に入れて、全体的に見るとお金の問題はそんなに問題ではないことに気づきます。
まあ、言葉でそうだよねー、と言い聞かせてもなかなかピンと来ないと思いますが、2回ぐらい経済的にどん底を味わうと、お金がどうでもいい感じになってきます。
それでお金が入ってくるかどうかは分かりませんが、お金の有る無しで感情を振り回されなくなり、いろんなものを判断するときにお金に惑わされなくなります。
もちろん、豊かに生きていくためにはお金はあった方がいいし、いっぱい稼いだらいいと思うんですけど、優先順位が下がる感じでしょうか。
お金の優先度が高い人は、儲かるかどうかで仕事を選び、お金を持っているかどうかで人を判断し、数百円割引になるなら何十分も行列に並びます。
全てにおいてコスパ重視なんですね。
一方、
「いくらお金を積まれても、そんな仕事は信頼を失うのでできない」
「この人、今はお金なさそうだけど、世のため・人のために一生懸命働いてるからいつか成功するだろうな」
「個人レッスンの方が高いけど、短時間で確実に学べるから良さそう」
…など、お金以外のところが見えるのは、お金の優先順位が低い人です。
お金面のコスパだけではなく、時間や体力や信頼など全体のエネルギー効率を考えて行動を選択します。
いっときはお金をバンバン使っても、全体で見ればエネルギーが上がっているのでまたお金に変換できるのです。
私が尊敬する、ある社長さんは、ほぼ放置でも月に数百万円を売り上げるビジネスの仕組み持っていたのですが、急にそれをスッパリ止めてしまいました。
みんな「もったいない」「どうしてやめちゃったんですか?」と不思議がりましたが、その方は「エネルギー」を優先して、そのビジネスを手放したと言います。
ビジネスは「エネルギーをお金に変換する仕組み」ですから、手放せばその分のエネルギーがプールされ、また新しいビジネスを始めるのに使えるんですね。
冒頭の、カードの限度額が心配な友人も、お金の使い道がもしもホストクラブとかただの趣味とか「エネルギーを発散して終わるもの」だとしたら、私も全力で止めたでしょう。
流石に、何でもかんでもお金使って大丈夫、とは言いません(笑)。
でも、勉強やビジネス、健康づくりのためなど、エネルギーがちゃんと循環して増えるものにお金を使ってたので、「大丈夫だろ!」と思った次第でした。
現金や預金残高や、借り入れの金額など「お金」だけでなく、お金になっていない全体のエネルギー量や流れはどうかな?というところに注目すると、お金に振り回されて心配になることは減っていきます。
まとめ・お金の心配はスピリチュアルな問題である
お金の心配はみんなに共通の悩みで、給料日前で預金残高が3桁でピンチ!って人も、数百万円貯金があって切り崩す寸前って人も、何億円も借金してる人も、みんな自分が決めた「大丈夫基準」を下回りそうになると不安を覚えます。
なので金額の大小に関わらず、自分が作り出した基準が不安の元になっているのです。
問題は、お金がないことではなく、「大丈夫じゃない」と思って何かにこだわっていること。
「まあ、いっか!」と開き直っちゃえば、大丈夫です。
お金の心配を克服するには、金額だけでなく全体のエネルギー量を見ましょう。
お金に惑わされず、自分のエネルギーが上がるような行動を選択していけば結果的にお金も増えていくでしょう。
あなたがお金の心配から解放され、幸せと安らぎに満たされて過ごされますように祈っています!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
(下のボタンを押すとフォームが開きますので、情報を入力して〝送信する〟ボタンを押してください。メールにてレポートをお届けします。)