高橋久美(たかはしくみ)
月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっている。
過去にスピリチュアルに依存して多額の借金を作った経験から、依存せずに自分で考え体感して実生活を良くするスピリチュアルとの付き合い方を提案。
初めまして、GLOBOライターの高橋久美です。
私はぼーっとしている方、というか頭の中で考え事が始まると人の話が頭に入ってこなくなってしまいます。
この癖のせいで、学校では先生の話を聞いてないことがしょっちゅうありました。
みんなが調理実習の材料とかエプロンとかを持ってきてるのに、一人だけ聞いてなくて「え、なにそれ?!」ってなったり、避難訓練のアナウンスを聞いてなくて逃げ遅れたり。
友達と話してても「聞いてる?」って怒られることがありました。
そんな私ですが、ライターになって、たまに「インタビュー取材をして記事にまとめる」機会があります。
仕事となっては話を聞いていないでは済まされません!
それで、人の話が頭に入らないのを改善するために色々と自分なりに工夫してきました。
やってみたら、取材の時だけじゃなくて日常のコミュニケーションにも活かせる部分が多買ったので、改善アイディアをシェアさせていただきます!
目次
人の話が頭に入らないのを改善するためにやったこと
1 徹底的に準備する
情報を仕入れておく
インタビューをしたり、セミナーや講演会を聞きに行ったりする時は、事前に準備できることは全部やるのを心がけています。
人の話が入ってこない原因の一つに「緊張」があるからです。
一体、どんな人なんだろう? とドキドキしていると、固くなって話が入ってこなくなります。
そこで、その人の著書やブログ・SNSの発信などを片っ端からチェックしておくんです!
するとその人が使う言葉とか、人となりがぼんやりと見えてきて、当日も初対面ではないような雰囲気で、リラックスして話を聞くことができます。
また、前情報なしにただ聞いているとスルーしてしまいそうな一言も、あらかじめその人のことを調べておけばきちんと情報としてキャッチできることもあります。
話を聞く相手が職場の人や友達なら、ある程度はその人のことを知っているわけですが、その人に興味を持つことが大事かなと思います。
「この人って、どうせこうでしょ」と自分の中で決めつけた瞬間に、話が聞けなくなってしまいます。
気心の知れた仲でも、絶対に自分の知らない面も持っているし、考えてるけど言わないこともあるはずです。
そういう「知らない部分がある」という前提で、新鮮に話を聞くと新しい情報が入ってきます。
コンディションを整える
情報を仕入れるだけでなく、自分のコンディションを整えておくことも準備として大事です。
しっかり集中して話を聞くため、前の晩にはお酒を飲んだり騒いだりはせず、十分に睡眠を取ってベストコンディションで臨みましょう。
私は自分ではそこまで体調が悪いとは思っていなかったのですが、慢性的に運動不足で肩こりだったり、変なものばっかり食べていたり、メンタル面でも心配事で頭が占領されていて、「色んなことが気になってしまう」状態でした。
それが、人と話しているときに気が散ってしまう原因になっていたのです。
最近は食事を改善して、運動も決まった時間に必ず取り入れるようにしたら、寝つきが良くなり日中に意識が飛ぶことは減ってきました!
いつも大事な予定の前日のようにコンディションを整えて集中力を上げれば、周りの人の話もしっかり聞ける…はず!
2 メモはポイントだけ
ノートに書くと気が逸れる
私はノートまとめが好きで、セミナーとかだと話を聞きながら綺麗にノートをまとめる習性があったのですが、実はそのせいで話が入ってきていないのでは? と思うようになりました。
試しに、話したこと全部じゃなくて、本当にここが大事!っていうポイントだけメモして、あとは全力で「聞く」ことに集中してみました。
そうしたら、いつもはずっと声だけ聞いてノートのばっかりみていたのが、講師の動きとかその場の雰囲気が目に飛び込んできて、内容もいつもよりも記憶に残ったんです!
手元で書くことに夢中になっていると、たくさん聞き逃してしまうんだなと思いました。
「聞く」と「書く」を同時にやるのが苦手な人は特に、聞くときはメモは最小限にして、聞くのに集中するのが良いでしょう。
可能なら録音する
取材の時は絶対にレコーダーで音声を録音しておきます。
全部を書き起こすことはしませんが、2回目聞くと自分が聞き逃していた部分に気づけることがあります。
また、記憶はどうしても曖昧なものなので、「言った、言わない」で揉めないように、という保険にもなります。
仕事上のやりとりとか、日常会話だと、なかなか録音する機会はないかもしれませんが、上司との面談や何かアドバイスをもらう時には、「後で復習したいので」と許可をもらって録音しておくと良いかもしれません。
ちなみに、大事なインタビューとかセミナーの音声は、時間を空けて何度も繰り返し聞くようにしています。
というのも、自分が成長すると、同じ音声でも後で新しい発見があるからです。
「そうか、このとき言ってたこれは、あれのことだったのか!」
などと、別の何かと知識が繋がっていくんですね。
ただ「どうせ録音しているから、大丈夫」と余裕をぶっこいてちゃんと聞かなくならないようにだけ、ご注意ください!
3 ごちゃごちゃ考えずに、そのまま聞く
話を聞きながら、(知らない言葉が出てきた、どう言う意味なんだろう?)(次は、何を質問しようかな)などと、自分の思考が動いてしまうと、その時に相手が言ってることが聞こえなくなります。
聞くときは、あれこれ考えずに相手の話をそのまま聞いたほうが良いです。
ちゃんと聞いていたら、直感的にパッとリアクションを取れますから。
あと、私がよく失敗したのが相手が言ってることを自分の言葉にまとめて「なるほど、こういうことですね?」とまとめたら「なんか違うんだよなぁ」とまた説明されてしまうことでした。
そうじゃなくても、うーん、こいつ分かってないなあ、と言うような微妙な表情をされてしまったり。
逆に私が話しているときに、相手にそれをやられて「なんか違う」と思うこともありました。
全然聞いてないわけじゃないんだけど、相手の価値観の枠に無理やりはめ込まれて別物になってしまったような感じがするんですよね。
これも自分で考えすぎるから聞けなくなってしまうのかなと思います。
なので、最初は自分で勝手に解釈したり、まとめたりせず、相手が言うことを「そのまま聞く」のが「聞いてないだろ」と思われないためには重要ではないかと思います。
相手の言わんとしていることがイマイチ分からないときは、とりあえずおうむ返しで「〜〜〜〜なんですね」と復唱してから、ココって具体的にはどういうことですか、一言でまとめるとどうなりますか、などと質問して、相手に話してもらうのが吉です。
表面的な言葉に囚われすぎると、相手が本当に言いたいことを聞き逃してしまいます。
イメージは、相手が言いたいことが何かの立体だとしたら、言葉はある角度から見た平面図、それも一部分でしかありません。
それが、言いたいことを全部表していると勘違いすると、誤解はどんどん大きくなって「聞いてないだろ」ってことになってしまいます。
100%は伝わらなくても、言葉にならない領域があると言う前提で一生懸命に聞いていると、相手は「ちゃんと聞こうとしてくれてるんだな」と感じて、伝え方も一生懸命になってくれます。
人の話が頭に入らない人の改善策まとめ
人の話が頭に入らないときの改善策は…
- 徹底的に準備して、焦らず、集中できるようにしましょう!
- メモはポイントを絞って、書くのに夢中にならないこと。
- ごちゃごちゃ考えずに、そのまま聞きます。
特に、頭の中が忙しくて別の世界にワープしちゃう人は、コンディションを整えるのを重点的にやってみるといいんじゃないかなと思います。
集中力は、想像以上に体の調子に影響されているものです。
あなたがこれから誰かの話を聞くときに、ご参考になれば幸いです!
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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