こんにちは。
誰かとの会話の中でふと、
「この人は、全然人の気持ちが分からないんだなあ。」と感じる事はありませんか?
想像していた事と全く違う意見が返ってきたり、
話したことが全く理解されなかった時、
何とも、悲しい気持ちになりますよね。
悲しい気持ちは次第に怒りに変わっていきます。
「なんで分かってもらえないの?っていうか、何度も言ってるよね。私の状況も分かってよ。」
と言った具合に、考えれば考えるほどムカムカしてきます。
私たちは心の奥底で、楽しさ、辛さなどの感情を分かち合いたい、共有したいと思っています。
特に女性はこの共感してもらいたいという気持ちが強いのです。
しかし、人の気持ちが分からない人は分かち合いたい、共感してもらいたいという気持ちをそもそも持ち合わせていません。
わたしの身近には、人の気持ちが分からない人がなぜだか多いのですが、その代表とも言えるのが寝食を共にする旦那さんです。
世の多くの女性は、「共感してもらいたい。」という気持ちを分かってくれない旦那さんをもどかしく思っているのではないでしょうか?
では、なぜ分かってもらえないのでしょうか。
男性は精神年齢が低い!?
全部の男性がそうとは言えませんが、男性は女性より精神年齢が低いと言われています。
子供の頃は、誰しも人の気持ちなど察することなく過ごしていたのではないでしょうか。
相手がどんな人なのか、今どんな状況にいるのか、楽しいのか、つまらないのか。などと考えることはほぼなかったでしょう。
子供のときは、まず自分が一番です。
親がどんなに忙しかろうが自分のことだけ見ていてほしいと思うのです。
「見てもらいたい、褒めてもらいたい。」
と思ったらお母さんが誰と話してようが、話の腰を折ろうがそんなことはお構いなしに
「ねえねえ、見て、ねえ。ねえったら。」
としつこく自分の方を向くように仕向けます。
このように子供の心のまま大人になった男性は、相手の状況や気持ちを察することが難しいのです。
世の夫婦の性格は真反対と言われるように旦那さんが子供のような性格だと、奥さんはもれなくしっかり者です。
女性は昔から本当に真面目で働き者の人が多い。
外に出て働き、家事をこなし、子育てをし、それでもまだ何かできる。と頑張っている女性がたくさんいます。
先月、わたしは自分のスキルを上げるためにネイリストの検定試験で一番難しいと言われる試験を受けたのですが、一緒に受験した仲間のほとんどがサロンワークをこなしながら、家事をし、子育てもこなすスーパーウーマン達です。
仕事をしながら家のこともこなすというだけでもすごいのに、
さらに技術を上げるため、
これからネイルの技術を学ぶ人のために、
もっと世の中にネイル技術を広めるために、
合格率は3割という厳しい試験に臨みます。
みんな真剣に死ぬ気で練習するので、どうしても家事がおろそかになっていきます。
そこを旦那さんがフォローしてくれていたら、どんなに助かるか。と思うのですが
「今日何時に帰ってくるの?」
と聞かれ、
ご飯は作れないから各自でお願いします。と朝のうちに言っておいたのに、
「今日、めし何?」
とラインしてくる。
そんなことがあると、
「まったく人の気持ちが分かってないよね!!」
となるわけです。
旦那さんの精神年齢が低い場合、奥さんは常に成長しよう、もっと吸収しようとする傾向にあるようです。
可愛がられて育った末っ子
精神年齢が低い旦那さんの多くは、末っ子という傾向があります。
特にお兄さんやお姉さんがしっかりしていると、何でもやってもらう環境で大きくなるのでそれが当たり前のことと思ってしまいます。
例えば、どこかに行く時もお兄さんやお姉さんに決めてもらっていた人は、誰かと出かけるとき自分から行先を決めることが出来ません。
一緒にご飯を食べに行く時も、自分から提案することが苦手です。
相手の食の好みを聞いたり、どんな場所で食事をしたいのか想像することも苦手です。
いつもどこにいくのも、何を食べるのかもわたしにゆだねてくる旦那さん。
たまに面倒になって答えずにいると、自分の好きな行きなれた街、行きなれたお店に連れていかれることになります。
「またここか、またこの店か・・・。」
と飽き飽きしてしまいます。
自分の気持ちを考えたことがない
人の気持ちが分からない人は、自分の気持ちをよく分かりません。
普段から自分はどう思っているのだろう。自分は何をしたいのだろう。と自問自答することがありません。
わたしの友人の一人に
「自分がどうしたいのか考えたことがない。」という女性がいます。
「○○ちゃんは何が好きなの?」
と聞くと
「何だろう。特にないかな。」
・・・・。
高校を卒業してから、東京に出てきたというので
「何をしたくて東京に出てきたの?」
と聞くと
「お姉ちゃんが先に東京に出て行ったから。」
・・・・。
「なんで今の旦那さんと結婚したの?」
と聞くと
「バイトしていたスナックのママがその時、常連客だった旦那と私をくっつけたかったんだよね。」
??
えっ!?
結婚って、2人で決めるものだと思っていた私はとても驚きました。
もっと、詳しく聞けばもちろん色々なエピソードがあるのかもしれませんが、それ以上話も発展せず男性ばかりではなく、女性でも自分の気持ちを考えず受け身で生きている人もいる。という現実を知りました。
洋服は着られればいい、10万円のカバンを買ってあげる。と言われてもそんなのいらない、1万円のバックで充分。という彼女に
「〇〇ちゃん本当は、好きなものがあるんじゃないかな?」
「実は大好きだけど興味がないふりをしていたほうが、都合がいいから、面倒くさくないし、お金もかからないから。だから興味がないふりをしてるだけかもしれないよ?」
と言ったとき
「え?」
と表情が変わったことがありました。
きっと、人の気持ちが分からない人が自分の中の隠れた感情に気づき、世界観の変動が起こったのなら、その人の人生は大逆転するのではないかな。と思った瞬間でした。
成長を望むからこそ現れる試練
人がこの世に生まれたのは、成長するため。と言います。
成長するためには、現状に甘んじることを良しとせず、あらゆる難題を乗りこえていかなければなりません。
生まれてくる時、両親は自分で選んでこの世にやってきます。
両親が仲が悪いという現実も、自分自身が成長するためでしょう。
全ては私たちがこの世でもっともっと成長するために出現する課題です。
人の気持ちが分かる人にとって、人の気持ちが分からない人を見ていると、
「この人、全然成長してないじゃん。」
思ってしまいます。
こんな旦那さんに、わたしはげんなりすることも多いのですが
「人には色んな段階があるから。」
と教わったとき
「なるほどなあ。」と深く納得できました。
成長の段階は、人それぞれです。
若いから、まだ成長期と決めつけてしまうのは大きな間違いです。
わたしが仕事で出会うお客様にはさまざまな年齢の方がいます。
学生さんでも落ち着いた話し方、相手への気遣い、場を盛り上げようとする心つかいが自然とできる人もいます。
先日いらしたお客様は19歳の学生さんでしたが、よくいる10代の女性のように好きな人の話、美容のこと、家族の話などをしながらも彼女はどこか落ち着いていて、悟っている。
そんな感じを受け、わたしが驚いていると彼女は
「わたし、人生5回目なんです。」
と言うのです。
なるほど、きっと何回も生まれ変わっている事に加えて、今彼女の周りには、成長を望む志の高い人がたくさんいるのでしょう。
人の気持ちが分からない人は、まだまだ発展途上。
これからこの世で、来世で、来来世で、来来来世で成長していくのかもしれません。
人の気持ち分からない人の感覚が知りたい人、
または「自分も人の気持ちが分からないかも・・・」と思っている人には、
以下の記事もおすすめですよ。
来世とは言わず、今世中に成長したい!と思う方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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