※この記事は、過去に公開されていたYouTube動画の音声を書き起こしたものです。
佐藤想一郎です。
今日はアメノミナカヌシノカミ(天之御中主神)についてお伝えしていきます。
天之御中主神は古事記冒頭にも登場する神様です。
色んな説があるのですが、今回は天之御中主の空気を体感的に感じてほしいな。
と思うわけです。
目次
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)とは?
全ての神様に言えることですが、情報で覚えて感じるというよりもあなたの身体の中には、或いはあなたの意識や心というところにもアメノミナカヌシノカミ様はいらっしゃいます。(すべての神様もいらっしゃいます。)
ただその働きが違うので、ご神名も違うということです。
アメノミナカヌシノカミは冒頭に登場するということからも分かるとおり、始まりの神様です。
宇宙でいえば、ビックバンでもその宇宙規模で起こることは私たちの日常とも繋がっているという事です。
アメノミナカヌシノカミが働いているとき
例えば
0から、1から始めるとき
何かをひらめくとき
パッと無から新しいものが生まれるとき
その瞬間にアメノミナカヌシノカミ様は働いているということなのです。
「なんか、今繫がったなあ~」
今まで点と点、バラバラだったものが全て繋がって腑に落ちた、しっくりきた、それそれ、それだよ!
みたいな空気があると思いますが、そんなときもアメノミナカヌシノカミ様がお働きになっているときです。
キーワードで言うとひらめきや想像力です。
或いははじまりと言ってもいいでしょう。
アメノミナカヌシノカミが働かなくなってしまうとき
では、逆にどんな時にアメノミナカヌシノカミ様が働かなくなってしまうのか?
これは今の逆です。
呼吸が浅くなっているとき
思考がnoisyで色々ゴチャゴチャ考えてしまうとき
そういう時はひらめきも起こりませんし、アイディアも降りてこない。
じゃあどうしたらいいのかというと
スイッチの切り替えを大事にする
始め直す、仕切り直すということがすごく大事です。
例えばよくあるパターンですが
寝坊して(私もたまにありますが)、まずいまずいとスタートがずれている、そのままなし崩し的にというかバタバタ、やばいやばい、次にあれしなきゃ、これしなきゃ。となった結果振り返ってみたら何にも進んでないとか。
「あ~、これ出来なかったなぁ。」と一つ一つのクオリティが下がってしまう。
そういう時は今から仕切り直し、はい、やり直しとスイッチを切り替えることが大事になります。
これは自分の中で「はい、今が始まり」と決めることが大事なんですね。
それはいつでも出来るのです。あなた自身が決めていい事なのです。
アメノミナカヌシノカミは中心の神様
アメノミナカヌシノカミというこのご神名の中には、中心の中というのが入っていますがこの中心というのは色々な中心が考えられます。
例えば、宇宙で言えば北極星です。
だからアメノミナカヌシノカミ様は北極星の神様とも言えます。
例えば、コミュニティグループ、会社、家族であればこの人が中心とか或いは、一つの最も身近な中心はあなた自身ですよね。
自分自身もある意味中心と捉えることが出来ますね。
中心は常に変化する
物事の中心というのもあるし、物理的な空間の中心というのもあるし、
要は中心と言いつつもその状況に応じて、角度に応じてここが中心というのはもちろん変わるわけです。
大きな規模の中心で言ったら地球の中心とか宇宙の中心とかがありますが、それは変わっていくというわけです。
なのでアメノミナカヌシノカミ様が祭られている神社というのもあるのですが、表面的にはあまりないように見えるのです。
何故かというと、どの神社もアメノミナカヌシノカミ様がいらっしゃるからです。
どの神社に行っても心の中で「アメノミナカヌシノカミ様」と唱えてもいいのです。
話を戻しましょう。
この中心ですね、仕切り直し、今から今、原点、ゼロ、ポイントだというのを決めていいということなのです。
これは変動するものです。
もちろん状況は変わっていません。「寝坊した、はい仕切り直し」と言っても寝坊した過去は変わっていません。
原点に戻ることで静けさを得る
ただここから一旦、やり直し整え直しというふうにそこでゼロポイントに戻っていく。
自分の原点に戻っていくというのはすごく大事です。
例えば焦っているときというのは忘れているので、
そのゼロポイント、原点は何か?
そもそもなぜ今それをやっているのか?
そもそもなぜこの仕事をしているのか?
そもそもなぜこの活動をしているのか?
その原点に戻る、或いは日本人であれば日本人の原点って何だろう?
自分の原点に戻るその瞬間、少し静けさがやってきて、焦りが落ち着いてきてアメノミナカヌシノカミ様が働きやすくなるというわけです。
では具体的に何をしたらいいかという話をしていきます。
アメノミナカヌシノカミの功徳を得る
アメノミナカヌシノカミ様の功徳を得るためのポイント
考えすぎない
まず一つめ
考えすぎないという事です。
まあよく言いますよね。
「考えるな。感じろ」って。
時にはよく考えたほうがいいこともあります。全く考えるな。という事ではないです。
ただ考えというのが先に来てしまうとゴチャゴチャ考えてしまったり、ぐるぐる同じような事で悩んでしまったり思考というのは比較的、限界があるのです。
まずは思考ではないところからスタートする。
それは身体の感覚、肉体で言えばお腹ですね。
腹から声を出すとか腹を決めるとか言いますが、ひらめきやアイディアが降ってくるのは思考が静かな時なのです。
クリアな時、例えばこんな事はありませんか?
ずっと考えていてもいいアイディアが降りてこないのに、フッとその辺を歩いているときに「何かこれいいアイディアじゃん」って思ったり、お風呂に入っているときとか、トイレに入っているときとかになぜかパッとひらめく。
まあ、これは色んな解釈ができます。
脳科学とかで語ることもできますが、今日の話で言うと実は頭が静まっているときの方が降ってきやすくなる、
降りてきやすくなるというわけです。
じゃあ、具体的にどうしたらいいか。
歩く
これは歩くのがすごくおすすめです。
歩くことによってゴチャゴチャぐるぐる考えていた思考が静かになって、重心がお腹に降りてきます。
ずっと座ってパソコンで作業をしていたりとか、ずっと本を読んでいたり、考え事をしたりしていると
重心が頭に行くのです。
エネルギーの重心が頭、あるいはチャクラの重心が上に行くので、非常にバランスが悪い状態になるのです。
上が大きくて下が細いみたいな状態ですから倒れやすいですね。
ところが、歩いて家から出ると下半身を動かすことによって下の方にエネルギーが下りてくるのです。
すると上下のバランスが取れてくる。
今を感じる
そして、ただ歩くのではなく今を感じながら歩くという事がアメノミナカヌシの観点から言っても大事です。
今、中心と同じ時間軸で行ったら今のことです。
過去や未来ではなく今のことです。
今この瞬間、今目の前のことを無心で、ただそこにそれを感じる、ただ今を感じる。
例えば今であればこの文章を読んで感じている
歩いているときは、「いま歩いているんだな」というのを全身で全細胞、全神経で感じながら歩く
というふうにやっていくと、思考のノイズが収まっていきます。
アメノミナカヌシノカミを感じる
そしてアメノミナカヌシノカミ様が働きやすい準備が整ってきます。
一音一音を感じながら唱える
さあここからアメノミナカヌシノカミ様と唱えていきます。
ご神名を唱えるときにアメノミナカヌシノカミ様と言ってもいいのですが、より言霊力を強めたい場合は一音一音を感じながら言葉に出していきます。
さらに今回お伝えしているアメノミナカヌシノカミ様の功徳やキーワード効果、空気というのを思い出しながら言う。
ただ言うだけじゃなくて、アメノミナカヌシノカミを感じながら一音一音を丁寧に感じながら言う。
なのでスピードで言うと、
「ア~メ~ノ~ミ~ナ~カ~ヌ~シ~ノ~カ~ミ~」
これぐらいのスピードで大丈夫です。
(実際のスピードを知りたい方はYouTubeで音声を聞いてみてください。)
これを何回か繰り返し唱えていくと思考がすごくクリアになり、繋がりやすい状態になったり、仕切り直しですね。
まさに自分の中心軸、原点に戻って「さあ、今から再スタート」というような空気感覚になると思います。
リスタートを切ろう
是非、焦っているときとか、バタバタしているな、なんかnoisyだなというときに一旦仕切り直しという意味でちょっと歩いてみたり、アメノミナカヌシノカミ様と唱えてみたり、この文章を読み直してみて下さい。
空気感、アメノミナカヌシノカミ様の感覚、キーワードを思い出しながら唱えていただくといいのではないかなと思います。
これは無心、心が中心軸に戻る、ゼロポイントに戻る、原点に戻るというような感覚です。
最高神と言われていることもあるのですが、どちらかというと全ての始まりというようなイメージです。
というわけで、今回はアメノミノカヌシのお話でした。
ありがとうございました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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よろしければ読んでみてくださいね。
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