スタバで最新版のMacBookProを広げ、スマホはもちろん最新版のiPhone、メモを取るのはiPadとApple Pencilで…。
そんなApple製品ユーザーを、Apple信者だ!と内心バカにしていた時期が私にもありました。
が、たった3年の間にリンゴ沼にどっぷり首まで浸かり、抜けられなくなってしまいました。
なぜ国産メーカー信者だった私がApple信者に転向することになったのか、そしてApple製品は実際どうなのか、体験談を述べたいと思います。
目次
Apple信者をバカにするMade in Japan信者だった
私が大学生のころ、ちょうどラーメンズによるMacのテレビCM「Get a Mac」シリーズが放映されていて、Macってなんかオシャレそう、というイメージがありました。
が! 自分としては、なんかバカにされてる日本産のパソコンを応援したいという気持ちだったんですね。
あと、同じぐらいのパソコンだったらMacは純粋に値段が高いので、ちょっと手が出なかったのも正直あります。
それで、学生のときは東芝のdynabookを使っていて、それが5年で寿命を迎え、FRONTIERのデスクトップPCに買い換えました。
会社ではDELLのWindowsPCだったんですが、同じぐらいのスペック・価格帯なら日本のメーカーのFRONTEIRを応援しようという心意気でした。
スマホもタブレットも国産推しだったので、両方とも富士通のArrowsを使ってました。
だから、Appleというオサレブランドに惑わされずに純粋にスペックで比べたら国産メーカーになるはずなんです。
あのリンゴマークのためだけに十何万も余計にお金払うApple信者はバカだろ、って思ってました。
リンゴ沼の入り口、iPhoneを無料でゲットする
MNPで無料iPhoneがもらえた
当時、普通にソフトバンクのショップでiPhoneを買うと、機種代金の分が月々の利用料金から割引されて「実質無料」となるシステムでした。
が、これだと結局は普通に買っただけになります。
そうじゃなくて、MNP(ナンバーポータビリティ)を使ってソフトバンクの代理店経由で買うとiPhoneが本当にタダでもらえる上に、月々の割引も適用されるというキャンペーンをやってたのです。
しかも、解約料の2万円だかはキャシュバックしてもらえると。
初めてのiPhoneの印象
初めて使うiPhoneは、Androidに比べて機能がシンプルな印象でした。
たとえばAndroidだとアドレス帳の人とかグループに合わせて着信音を別々に設定できるけど、iPhoneだとそういうのはありません。
待ち受け画面にもウィジェットとか羊の待ちキャラは設定できません。
あと、文字入力のキーボードも配列や使い勝手が違うので、慣れるまでは少々戸惑いました。
まあ、そういった微妙な違いはあるものの、画面はきれいだし、スマホとしての機能に大差はないし、そのまま便利に使うようになりました。
パソコンとの連携はWindowsメディアプレーヤーからiTunesに移行しましたが、こちらは似たような感じで使えました。
MacBookProを譲り受け、リンゴ沼に腰までつかる
そのまま何年かWindowsPCとiPhoneの組み合わせを使っていて(PCは台湾企業のASUSに乗り換えました、笑)、特に不都合は感じていませんでした。
そこへ、今度はMac Book Proがやってきます…
毎年Macを買い換えるApple信者、現る
フリーランスでライターの仕事をやっていたときに関わった人で、Macを毎年新しいのに買い換える(!)というApple信者がいました。
で、その人が「1年使ったMacBookPro要らない?」って言うので、ちょうどASUSのキーボードにもガタが来てたし、譲り受けることにしました。
買ったときは20万ぐらいしたそうなのですが、中古で10万でゲットしました。
それでもまあまあ高いですが、大切に使ってたみたいで外見はきれいで、電池もまだ全然持つという、非常に良い状態でした。
一応、スペックはこんな感じ。
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)
プロセッサ 2.7 GHz Intel Core i5
メモリ 8GB 1867 MHz DDR3
起動ディスク Macintosh HD
Windowsとの違いに戸惑うも慣れる
Macに変わって戸惑ったのが、微妙な操作方法の違いでした。
パソコンなのでだいたい同じなんですけど、ちょっとしたとこが違うんですよね。
- Windowsの「スタートボタン」は画面の下側なのにAppleはそういうやつが画面の上側にある
- ウィンドウを閉じる・最小化・全画面のボタンが、Windowsは右上なのにMacは左上
- MacにはAltキーがなく、commandキーやoptionがあり、controleキーはあるけどショートカットが違う
- 全角/半角キーがない!(USキーボードだったから)
などなど、一瞬あれっ?てなることはありましたが、慣れれば問題ないレベルでした。
同じメモリ8ギガでもサクサク動く
前のASUSのWindowsPCもメモリは同じ8ギガだったのですが、調べ物でブラウザのウィンドウをいっぱい開きながらワード使ってたり、画像編集をやってたりすると、たまにフリーズしちゃうことがありました。
Macになってからは動作が重いと感じることはほとんどなく、フリーズしたのも3年の間に数回あったかどうか、ぐらいサクサクです。
ノートパソコンだけど、音声とか動画の編集も余裕。
iPhoneとの連携が快適
WindowsでもiTunesで音楽はiPhoneと同期できましたが、Macだとicloudを使ってメモ帳も同期できるんです!
WindowsでもGoogleドライブとかGoogleドキュメントとかのアプリを使えば同期はできましたが、快適さがその比じゃない。
普通にぴゃーっと使ってるだけで、いつの間にかパソコンの方からも見られるようになってるので、非常に快適なのです。
たとえば、電車とかの移動中にアイディアをメモしておいて、後でパソコンを開いてメモアプリを立ち上げると、すぐスマホのメモが入ってきてそれを見ながらブログが書けるとか。
なお、スケジュールは手帳管理なので私は使ってませんが、使ってる人から聞くとカレンダーアプリも便利らしいです。
最後の砦、バックアップをGoogle DriveからiCloudへ
それでも、Windows時代から使っていたGoogle Driveだけはバックアップで使っていました。
これ、ローカルに保存したデータをリアルタイムでクラウドにバックアップしてってくれるので、うっかり削除しちゃったり万が一パソコンが壊れたときにも安心なんですよね。
他のパソコンがネットにさえ繋がればまたデータを取り出せるので。
ローカル環境のバックアップも取れるんだけど、最初からicloudに保存しちゃうのが楽なんです!!
「普通のフォルダだよ」みたいな顔でicloudのフォルダがあるんですが、そこに保存したファイルはぜんぶicloudにアップされるようになってます。
Googleドライブはなんかポップアップが出てきたり、ものすごい通信してMac本体が熱くなったりしてたんですが、iCloudはいつの間にかシレっとアップロードが終わってるんです。
一応、Windows用のiCloudアプリもあるので、万が一の時にデータを取り出したりはできるみたい。
アップル信者化された私が思うこと
というわけで、すっかりApple製品に依存してしまった信者な私の正直な思いをまとめておきたいと思います。
Apple製品は、高い。
確かに使い勝手は良いけど、やっぱり価格は高いと思います。
廉価版のMacBookでも¥142,800 (税別)〜。
同じぐらいのスペックでWindowsPCだと6万円台〜買えることを考えると、まるまる2台分。
究極のスペックを求める世界だとどうだか分かりませんが、普通に調べ物したり書類作ったりする手頃なパソコンが欲しい層にとっては、ちょっと躊躇する金額です。
意外とパソコン初心者にはおすすめ
高価ではありますが、使ってみると意外と操作はシンプルで簡単。
パソコン初心者にはむしろWindowsよりも使いやすいように思います。
ただ、使ってる人口が少ないので、分からないときに周りの人に聞けないのは難点になり得るかもしれません。
周りに一人詳しいApple信者がいれば、ドヤ顔で教えてくれるので安心です。
あと、電話のサポートとかAppleストアでも割と親切に教えてくれます。
iCloudの同期が便利すぎる
Apple製品の素晴らしいところを挙げるとすれば、一番はiCloudで製品どうしの同期ができるところだと思います。
イメージとしては、Windows使ってるとGoogleのクラウドサービスがいろいろ便利だな〜と思うんですけど、それが最初っからパソコンについて来てて、自分でごちゃごちゃ操作しなくても勝手にやってくれる感じ。
リンゴ沼いちどハマると抜けられぬ
便利だからこそ、依存性はヤバいと思います。
そして、iCloudがあるおかげでApple製品からApple製品への買い換えって、バックアップが死ぬほど楽なんですよね。
書類とか音楽、写真などのデータは全部クラウドに上げておけば、特に本体のバックアップは要らないぐらいです。
AppleCareは入らなくて良い
これは次に新品で買うときの覚え書きなのですが、買うときにAppleCareっていうオプションを勧められますが、個人的にはアレは別に入らなくても良いと思います。
AppleCareとは…
すべてのMacには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートがついています。AppleCare+ for Macに加入すると、保証とサポートがMacの購入日から3年間に延長されます。さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面または外部筐体の損傷は1回につき11,800円(税別)、そのほかの損傷は1回につき33,800円(税別)のサービス料で2回まで受けることができます1。Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で優先的に問い合わせることもできます。
私は中古のMacBookProを3年以上使っていますが、修理にかかったのはバッテリー交換の19,800円だけで、これはもともとAppleCareのサポ-ト対象外です。
しょっちゅう持ち運んでガンガン落としたりぶつけたりするよっ!って人は入ってても良いかもしれませんが、普通に大事に使ってたらそんなに壊さないんでは…?
あと、元から付いてる1年のサポートが延長されるという特性上、確実に1年でまた買い換える人には無用のサービスです。
ライターにMacBookProはオーバースペックだった
2015年モデルのMacBookProを激しい使い方をしていますが、未だにサクサク動いて壊れる気配がありません。
これは、少なくとも私が買ったウィンドウズPCではあり得なかった経験です。
2、3年使っていてソフトウェアとかアプリのアップデートを重ねるにつれてだんだん動きがのろくなってイライラ…というのが常でしたが、Macはまだまだ大丈夫そうです。
むしろ、ほとんどブラウザとテキストエディタしか使わない私の使い方にしては若干オーバースペックな気がしますので、次に買い換えるときはProじゃなくて小さいMacBookの方でいいかなと思います。
ネットで調べ物したり、文章書いたりするぐらいの文系学生にもMacBookで十分でしょう。
というか、安いWindowsPCでも十分といえば十分なのですが…。
まとめ
でも、いったん沼にはまると抜けられなくなるから注意だよ!
Appleってだけで敬遠してた人も、試しに1回使ってみると良いと思います。
やっぱ違うなって思ったら速攻売り飛ばせばそんなにお金かかりませんから。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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