人生の3分の1は仕事をしている時間です。どうせなら、楽しい仕事を見つけられた方が、楽しい人生にできそうですよね!
この記事では、楽しい仕事の見つけ方をステップバイステップで解説します。
目次
楽しい仕事って何だろう?
そもそも「楽しい仕事」なんてあるんでしょうか?
仕事って、つらいのをガマンするからお給料がもらえるのでは?
仕事をしているときよりも、そりゃあ遊んでいるときの方が楽しいですよね。
遊びをを仕事にしているように見えるYouTuberも、陰では地味に編集作業や後片付けをしていて、年がら年中あのテンションではないように思われます。
楽しい仕事があるとしたら、一体どんな仕事なのでしょうか?
楽な仕事≠楽しい仕事
逆に、「楽しくない仕事」を思い浮かべてみると簡単です。
そう、実は余裕でできてしまう楽な仕事には、楽しみは少ないのです。
経験値を稼ぐために雑魚を倒し続ける作業が面白くないように、簡単すぎる仕事は楽しくありません。
よく、「シール貼り」などの単純作業のアルバイトや派遣が募集されていますが、簡単すぎて飽きてしまうので、みんな続かないんですね。
というわけで、仕事には大変さやチャレンジがあった方が楽しくなることが分かりました。
好きなことを仕事にすると楽しくなくなる?
好きなことを仕事にしよう、というキャッチコピーみたいなのもよく見かけます。
好きなことを仕事にすると、仕事中もプライベートでもずっと好きなことをしていられますから、毎日が楽しくなりそうですね。
- デバッガー・テスター
発売前のゲームが正常に動作するかどうかチェックする仕事 - ゲーム実況YouTuber
ゲームで遊ぶ動画をYouTubeで配信し広告収入を得る - ゲームライター
ゲームで遊んでレビューなどをゲームメディアに提供する
1ヶ月後
好きなことを仕事にすると、毎日それに関われて楽しい半面、「仕事」としての裏側を見ることになり、それで好きだったものも嫌いになってしまうことがあります。
たとえば、
- 犬や猫が好きでペットショップで働いたら、動物のひどい扱いや売れ残りの殺処分など業界の闇を見てしまった
- あこがれのホテルに就職したら、バックヤードが汚くて幻滅してしまった
- 花が好きで「ブーケづくり」のアルバイトをやってみたら、お盆の仏花をひたすら作る仕事だった
このように好きなことが、もしも「消費者として好き」な場合は、仕事にしたときに嫌になる可能性があります。
「好き」は「好き」でも、たとえば自分でゲームのシナリオを書いて同人ゲームを作るような「提供者として好き」な人ならば、ゲーム制作会社に就職してもゲームを変わらずに好きでいられるでしょう。
営業が楽しい人、楽しくない人
仕事内容が全く同じでも、楽しいと思う人とそうでない人に分かれることもあります。
たとえば、営業。
人と会って話すことが大好きで、頭の回転が速く、バンバン売り上げ記録を更新して、営業が楽しくて仕方ないという人もいます。
マイナビ学生の窓口調べによると、営業が楽しい人は次のようにコメントをしています。
・努力の結果が数字にでるから(39歳/小売店/女性)
・お客さんのありがとうがうれしい(40歳以上/不動産/男性)
・お客様に喜んで頂けることが 自分の喜びとなるところ(40歳以上/食品・飲料/女性)
・楽しい。自分の都合で時間配分できるから(28歳/生保・損保/女性)
一方で、繊細で人見知り、相手を気遣い過ぎるせいで売りつけることに罪悪感を感じながら、仕方なく営業をしていて毎日つらい人もいます。
営業がつらい人の意見は次の通り。
・営業目標がしんどい(25歳/金融・証券/男性)
・契約を無理矢理とってこないといけないから(24歳/その他/男性)
・初対面の人との会話が緊張する(40歳以上/建設・土木/男性)
楽しい仕事の見つけ方
では、どうすれば自分にとっての楽しい仕事に出会えるのでしょうか?
ここからは、楽しい仕事の見つけ方の3つのステップを解説していきます!
ステップ1.自分が何をして楽しいかを把握する
自分にとっての「楽しいこと」が分からないと、どんな仕事を選んだら良いかも分かりません。
まずは、自分が何を楽しいと感じるのかを思い出してみましょう。
何個でも構いませんので、箇条書きで書き出してみてください。
フットサルとか、ランニングとか、筋トレも。
楽しいことリスト
ゲーム
音楽
体を動かす(フットサル、ランニング、筋トレ)
楽しみを感じるのは、それのどんな部分に対してですか?
それはなぜですか?
たとえば、「音楽が好き」でも、楽しい部分は人によって全然違います。
聞くのが好きなのか、演奏するのが好きなのか、アレンジが好きなのか、作曲が好きなのか、ライブの場が好きなのか…etc.
また、同じ「作曲が好き」でも、楽しみ方のポイントは様々です。
ただ作る課程が楽しい人と、自分の曲を人に聞いてもらうのが楽しい人、自分が聞いてて楽しい曲を作りたいという人…etc.
深掘りした例
ゲーム
バトルの作戦を考えるのが楽しい、「回復アイテムを使わない縛り」など、ハードルを上げるのが面白い。自分の工夫次第で強い敵を倒せたり、より面白くなるから。
シナリオに感動するところ。現実では体験できない冒険ができるから。
音楽
ライブを聞きに行くのが楽しい。観客が熱いとアーティストもノリノリになってくれるから。一体感があるから。
体を動かす
チームで息が合ったプレーができたとき。皆でやりとげた達成感があるから。(フットサル)
ちょっとキツいのを通り過ぎたとき。気持ちいいから。体に変化が現れて頑張りが認められるから(ランニング、筋トレ)
書き出せたら、次のステップに進みましょう。
ステップ2.「楽しさ」の共通点を見つける
今度は、楽しい理由の共通点を探してみましょう。
楽しさの共通点
ちょっと難しいことをやりとげた達成感(ゲーム、体を動かす)
皆と一緒に何かを作り上げる一体感(音楽、体を動かす)
遊びそのものを仕事にしなくても、遊びの中の楽しみ要素が含まれる仕事を見つければ、その仕事はあなたにとってきっと楽しいはずです!
ステップ3.その楽しさが得られそうな仕事を探す
最後に、自分にとっての「楽しさ」が得られそうな仕事を探しましょう。
共通点から発見した自分なりの「楽しさ」を基準にすると、今までは気にもとめていなかった求人が目に入ってきます。
中には専門知識や資格がないとできない仕事もありますが、新卒や未経験可の求人なら、飛び込んでチャレンジしてみても良いでしょう。
おまけ・.楽しもうとすることも大切
日本では仕事に人を配置するというよりも、人に仕事を割り振る考えが一般的です。
営業で入ったはずなのに、総務に部署異動になったり、自分にとってあんまり楽しいと思えない仕事が回ってくることもあるかもしれません。
そんなときにも、その仕事に自分が楽しめる要素はないかな?と楽しさの要素を探してみましょう。
たとえば「チラシを三つ折りにする」みたいな、面白くもなんともない仕事でも、工夫の余地はあります。
もっと速く折るにはどうしたらいいか? 何枚までなら重ねてもズレないか? など。
楽しいときは、楽勝な時よりも全力を出しているときです。
仕事をつまらなく感じるときは、時間やクオリティに自分なりのハードルを課してチャレンジすると楽しみが増えます。
私が「楽しい仕事」を見つけた体験談
私は今、とある小さな会社でWebライター・編集者の仕事をしています。
その前は、フリーランスのライターをしていて、さらにその前は学習塾で働いていました。
ライターという仕事は、新卒のときの就職活動では考えてもいませんでした。
なぜなら、文章を書くのは苦手だし、全然好きじゃなかったからです(笑)。
知り合いにコピーライター人がいたので、そういう仕事が存在するという認識はありましたが、まさか自分がなるとは思っていませんでした。
新卒の就職活動では、メーカーとか営業会社とかあちこち受けましたが全滅。
大学の時にアルバイトをしていた学習塾業界に、そのまま入る格好になりました。
授業で教えるのとか、子どもの成長が見られるのとかも、とてもやりがいのある仕事でしたが、給料が安かったのが不満でした。
そこで、副業で始めたのがライターの仕事です。
ライターといっても、新聞や雑誌の記者ではなく、いまご覧いただいているようなウェブ媒体に掲載する文章を書くWebライターです。
「儲かるから」という理由で始めたライター業ですが、やってみたら、これが面白かった!!
Webライターは新聞記者のように、取材して新しいスクープを世に出すようなことはありません。
その代わり、まだネットに上がっていない情報を、世の中の人にわかりやすく整理して届ける重要な役割を担っています。
いろんな情報を切り貼りして編集し、「分かりやすい」「面白い」など新しい価値を生み出すのが仕事の醍醐味だと思います!
楽しい仕事の見つけ方|まとめ
楽しい仕事を見つけるには、
- 自分が何に楽しさを感じるのか、楽しさの本質を深く探ろう!
- 楽しさの要素がありそうな仕事にチャレンジしてみよう
- つまらない仕事の中にも、楽しさの要素を作ろう
あなたにとって楽しい仕事が見つかりますように!
仕事は「楽しさ」も大事ですが、ぶっちゃけ「お給料」も気になりますよね。
いくら仕事は楽しくても、薄給だと好きだった仕事も嫌いになっちゃいそう…!!
人並みに稼ぎたかったらここだけは止めといた方がいい業界をまとめました。
これから就職・転職する人は必読です!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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