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※この記事はこちらの音声を書き起こして編集したものです。
佐藤想一郎です。
今日は引き寄せと「運」の関係性について話していきます。
皆さんはそもそも、運というと、どのようなイメージがあるでしょうか?
私はかつて、運を良くしたり、運の流れをどのように使ったら願いが叶うのか?どうやったら思い通りの人生をつくれるか?という事について、色んな本を読みました。
そして、自分自身で実行・実践して、どういう事が起こるのかを試してきました。
その結果、大成功と言えるかどうかはわかりませんが、ある程度は、お金と時間の自由を手にした時期もありました。
当時は一人でビジネスをしていたのですが、金額にすると、年商一億円近くになったのです。
年商ですからあくまで「売上」ですが、自分の利益として実際に手元に入ってくる分だけでも数千万円ぐらいはありました。
しかし、この状況は長くは続きませんでした・・・
目次
願いを全て叶えるにはどうしたらいい?
詳しくはメルマガでお話していますので、そちらも読んでいただきたいのですが、色々なトラブルや問題、原因不明の体調不良などが起こったのです。
お金と時間の自由を手に入れた一方で、そのような問題が起きていました。
すると、また更に「願いを叶える、思い通りにする」という方法を使って解決しようとするわけです。
体調不良が起こったら健康になるようにとか、問題が起こったらそれが解決するようにとか。
そういう形で何か問題が起こる度、その願いを叶える方法を実践していきました。
でも、1つ願いが叶うとまた違うところで問題が起こる。
それを解決すると、また違うところで問題が起こる、みたいなことがずっと続くのです。
例えば、頭が痛いのが治ったら、次は体の違う部分に痛みが出てくるとか。
全部良くなるということが、なかったんですね。
それで、「全部叶えてくれ!」みたいなお願いの出し方をしたこともあって・・・。
けれどもやっぱり、何かが起こるわけです。
小さい問題が起こったり、あるいは大きなトラブルに巻き込まれたり。
そんななか、全部を手に入れる、全ての願いを叶える方法はないのか?と考えるようになったんです。
だいぶ欲が深いですね。
しかも自分だけではなくて「周りの人も・・」なんて考えている時に、人生の師匠である「先生」と出会うわけです。
(この先生との出会いも、本当に色々とお伝えしたいことがあるので、是非メルマガを読んでみてください。)
「運」をよくする秘密
さて、ここからは運の関係性ということで、運の流れについて話していきたいと思います。
私は先生から、「運には秘密がある」と沢山の事を教わります。
実は、世の中に出ている精神世界に関する書籍やセミナーでは、「運の秘密」についての情報って全部は出ていないんじゃないかなと思うわけです。
もちろん、なかには秘密の部分を喋られている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、表に出ている情報は、ごく一部のように感じます。
例えば運の話に関してですが、「運の使い方」については結構解説されています。
「引き寄せの法則」も、その一つです。
願いを叶える方法というのは、実は、運の使い方の事なんですね。
ですが基本的に、どうしたら運が貯まるのか?という話はあまり知られていないように感じます。
そもそも運というのはあるのでしょうか?ここでは細かくは語りませんが、その代わりに、これからお伝えする「運の3つの法則」をやってみてください。
一部でも構いません、ぜひ実際に試してみて欲しいのです。
運の法則1:運の向かう方向を決める
引き寄せ合う関係
まずは1つ目です。「強く願い続けたことは実現化する」という基本になります。
これは、色んな成功法則や引き寄せの法則で語られていることでもあります。
自分が強く思い続けたこと、願い続けたことというのは、実現するかどうかはさておき、そちらの方向に進んで行くのです。
なぜなら、あなたの思考は特定の想念・波動を出しているからです。
よく言われることですが、ポジティブでいればポジティブな波動が出ているわけです。
ですから、それに対応してポジティブな出来事が引き起こされやすくなります。
引き寄せられるというか、正確に言うと「引き合う」、お互いに引き寄せ合うわけですね。
少し表現が難しいのですが、自分が引き寄せるというよりも、お互いに磁石のようにくっつくようになるんです。
人間関係も同じです。
大体は自分自身の波動や感覚に近い人と引き寄せ合いやすくなります。
だから(波動や感覚が近い人と)ご縁が結ばれやすいわけです。
あなたがポジティブな想念・思考・想いでいたら、当然ながらプラスの出来事が起こりやすくなります。
実はこれ、数学でいう「ベクトル」で表すこともできるんです。
ベクトルとは矢印、つまり「向き」のことですね。
あなたの思考の方向性と強さは、ベクトルで言えば、矢印の長さと強さです。
その方向性によって(起こる出来事が)決まります。
ちょっと難しいでしょうか。シンプルに言いますね。
意識のベクトル
あなたの思考が今、プラスの方向に向いているのか?マイナスの方向に向いているのか?
そして、その強さはどれほどなのか?ということです。
ものすごく強く、ポジティブな方向に向かっているのか、あるいはちょっと弱めにマイナスの方に向かっているのか。
もちろん一日の中でも変化すると思いますが、平均をとってみていただきたいのです。
1日のなかで平均をとってみて、平均ベクトルはどっちを向いていて、どれぐらいの強さを持っているのか。
だから、思っている事全部がそのまますぐに実現するのかというと、そうではありません。
ベクトルの強さも重要です。
どれぐらいの強さかというと「そうなって当たり前だよね」ってあなたの潜在意識が思うほど、願いは実現化しやすくなります。
ただし、頭で思ったことが、そのまますぐに現実になったら怖いですよね。
「こうなったらどうしよう?」ってことがすぐに起こってしまったらちょっと大変なので、時間差があるわけです。
そこで、このベクトルの「向きと強さ」が大切なのです。
何かを叶えたい場合は、基本的には強く、同じ方向に向かって意識のベクトルを向け続けること。
そうすることで実現化される、これは基本中の基本です。
恐らくこれを聞いてくださっているあなたは、いろんな勉強をされているでしょうから、既にご存知かもしれません。
では次に行きましょう。
運の法則2:運が良くなる運の使い方をする
運の消費
2つ目は、「願いが叶うほど運は消費される」という基本原則です。
え?と思うかもしれませんが、運は基本的に、持っている量が人それぞれ異なります。
お金みたいなものですね。
運をお金と捉えたらわかりやすいかもしれません。
例えばAさんは100の運を持っていて、Bさんは1000の運を持っている。
いろんな人がいるわけです。
そして運は、何か良い事が起こるたびに消費されます。
例えば、すごく良い出会いがあったとか、すごいアイデアを閃いたとか、嬉しい事があった時にも運は消費されます。
また、才能が目覚めるのにも運は消費されます。
そう言うと何か悪い事のように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。
ある程度、運を消費して人生は進んでいきます。
色んな人と出会う、良いことが起こる、才能が目覚める、嬉しいことがある、それ自体は否定されるものではないんです。
けれども、ただ運を消費する一方だったら、どんどん運が減ってしまいます。
意識ベクトルの集中
ちなみに引き寄せの法則とか願望成就のありとあらゆる方法は、運の消費の仕方を教えているんです。
わかりますでしょうか?何かを引き寄せる、何か良いことを起こすというのは、運を消費して起こしているのです。
ということは、運の消費の方法が大事ですよね。
お金もそうじゃないですか?
お金の稼ぎ方はもちろん、お金の使い方、何に使うのかも大事ですね。
だから、運の使い方という意味では、引き寄せの法則も必要であるということです。
決して引き寄せの法則を否定しているわけではありません。
ただ、一つの側面として、その運をどうやって使うのか、使い方だけになってしまっているのです。
例えば引き寄せの法則にしても、願いが分散していたら叶いません。
ベクトルで言ったら、あっちにもこっちにも矢印が向いているのは気が散っている状態です。
そういう状態ではなかなか、運を良い方には使えないです。
だから、本当にあなたが叶えたいものに向かって意識の照準を合わせ、そこにベクトルを全力で向けることによって願いが叶いやすくなります。
エネルギーの循環をお金で考える
お金の使い方で例えれば、お金って、基本的には感謝して使うのが大事だと言われていますね。
「これ高いな」「なんか嫌だな」「なんでこんな値段がするんだ」とかではなくて、「あぁ本当にありがたいな」という気持ちでお金を使う。
サービスや商品があるから「お金を払う」行為が生じるわけですが、私たちは何らかのサービスを受け取りますよね。
それに対してお金を感謝して使うことによって、逆に、お金が入ってきやすくなるんです。
なぜなら、「うわー高いな」とか「お金使うの嫌だな」と思っていたら、逆に自分がお金を受け取る時に、「実は嫌な気持ちで貰っているんじゃないか?」というふうに、潜在意識は思ってしまうのです。
すると、「お金って受け取ったら駄目なんじゃないか」とか、「こんな自分がお金を貰ってもいいのかな」みたいなセルフイメージの低さに繋がってしまうのです。
お金を使うときは、感謝をして使うのが大事ですね。
「何かを使う時」というのはそういうものです。
感謝が大事。
運を消費する時も、実は、感謝をすることによって循環が良くなってくるのです。
運というのは、使うのが悪いというよりも循環が大事です。
使うだけじゃなくて、運を貯めていくことも大事という事です。
運の法則3:運を貯めていく
運を貯める施し
では3つ目にいきましょう。「良い行いをすると、運は貯まる」という法則です。
良い行いとは何か?についてはまた後ほどお伝えしていきますが、ここではちょっとシンプルに行きましょう。
例えば、人を助ける、何か手伝ってあげる、職場の掃除をするとかですね。
ちなみに、笑顔でいる事も人の為になっていますから、良い行いです。
ずっと機嫌悪そうにいるよりは、明るい表情をしていた方が、周りにとってプラスになりますよね。
その他にも、体を動かして手伝うとか、何かを運んであげるなども良い行いです。
先ほども出ましたが、掃除も良いですね。
掃除のことを仏教では「体施(たいせ)」と言います。
「体で施す」と書いて体施ですが、そういった色々な施しの仕方があるんです。
物を買ってあげることは「物施(ぶっせ)」と言います。
物で施すというのも当然ながらあります。色んな助け方があるわけです。
あなたが得意なことを生かして助けてあげる、というのもいいかもしれません。
その様にして人を助ける事は良いのですが、一方で、自分が良かれと思ってやったことが結果的には、あれ?意外と役に立ってなかったな、むしろ逆効果だったなというような時もありますよね。
結果的にそれが良い行いになるかどうかは、少し別の話になります。
それはまた、別の機会にお話ししましょう。
今回はまずシンプルに、良いことをすると運は貯まる、と覚えておいてください。
つまり、運の法則2「願いが叶うほど運は消費される」と、運の法則3「良い行いをすると、運は貯まる」のバランスが大事です。
運の消費と貯蓄
運は一方的に消費するだけでも、叶えるだけでも流れが悪くなります。
イメージで言うと、ずっと雨が降り続けるみたいな感じです。
受け取る、受け取る、受け取る・・ってやっていたら雲がなくなりますね。いつか雨が降らなくなってしまう。
一方で、海は蒸発します。太陽の熱エネルギーで海水が蒸発し、その水がまた降ってくるという自然の大循環があります。
運は漢字で「運ぶ」と書きますが、これは流れの事でもあります。
運というのは一方的に使うとか、貯めるだけじゃなくて、流れが大事です。
お金も流れ。例えば投資というのは、自己投資であるとか、人のためにお金を使う事で大きな流れが生まれます。
運も同じですね。だから、運を使っては駄目だとも言いませんし、貯めれば良いわけでもないです。
色んな人と出会ったり、色んなことを閃く、才能が目覚める、良いことが起こる、全然オッケーです。
でも、それだけになっていたら運の流れが滞ってしまうのです。
だから、よく自己犠牲になってしまう人がいますが、受け取ることをせず一方的に自分が大変なことを施してばかりだったら・・・それは自己犠牲になります。
運のバランスが崩れている状態ですね。時には受け取る事も必要なのです。何か助けてもらったり手伝ってもらう。
何かをしてもらう一方で、何か自分ができることは助けてあげる。
そうやって運の流れが良くなってきた時に、全体のバランスが取れてくるのです。
私はこの事を先生から教わるまで知らなかったので、バランスを崩しまくっていました。
しかも欲深かったので、ひたすら願いを叶える方向に進みました。
お金を稼ぐ理由というのも、自由な時間が欲しい、ずっと海外旅行に行っていたい、自由な旅をして楽なことばっかりしてたい!
そんなことばかりで、しかも色んな術や技を使って実際に叶えていきました。
そうすると、運がどんどん減っていき、0に近い感じになるわけです。
もちろん、完全に0にはならなかったと思いますが、増えてもすぐに減り、増えてもまた減ってしまうという。
1から0、1から0みたいなことを繰り返していました。
でも、この運の法則を知ってからは、もっと自然な流れに任せられるようになりました。
例えば出会いや閃きというのも、必要な時に自然とやってくる。
そういう感覚で今は過ごしています。
運を貯めて、大きな循環を起こすには?
良い行いをすると運は貯まる、という話を運の法則3でお伝えしましたが、そもそも良い行いとは何なのか?
そして更に、個人で貯められる運の量には限界値がある、という事を、補足としてお伝えしておきます。
そう、個人で貯められる運の限界量は、実は決まっているんです。
だとすれば、個人の限界を超えてもっと大きな運の流れの循環に入り、運を貯め、もっと良いことを起こしていくにはどうしたらいいか。
今のあなたが想像できないレベルの良いことが起こっていく、そして、めちゃめちゃものすごい量の運を貯めて、更にそれが返ってくるという大循環ですね。
そのような大きな運の流れの中にいる状態が「運が良い」という状態なのですが・・・
そんな状態を作っていくにはどうしたらいいか?
こちらについては、次回、お伝えしていきたいなと思います。
運の3つの法則・まとめ
今回お伝えしたのは運の基本法則3つです。
1.強く願い続けたことは実現化する
2.願いが叶うほど運は消費される
3.良い行いをすると、運は貯まる
ただし、運は貯められる限界値が決まっています。
財布の大きさに限界があるように、あるいは、器の大きさに限界があるように、それを超えることは基本的にはできないということです。
次回は、個人の限界を超えてより大きな運の流れに乗っていくためにはどうしたらいいか?についてお伝えしていきます。
お読みいただきありがとうございました。
▼メルマガではさらにディープな内容をお届けしています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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