望んでいないはずなのに、辛いことや苦しみばかりが続いてしまうのはなぜ?
何度も同じような苦しみ、“負の連鎖”が続いてしまうのは、スピリチュアルな原因が隠れている場合があります。
この記事では、負の連鎖から読み解くスピリチュアルな原因と、不幸の連鎖を断ち切る方法について探っていきます。
目次
負の連鎖とはいったい何?
何かの拍子に、歯車が狂ってしまったように次々と悪い出来事が起きてしまう方は、負の連鎖が起きていると言えます。
それは、
- 仕事でケアレスミスをしてしまい周りに迷惑をかけた
- 毎日持ち歩いているはずの社員証や定期券を忘れて遅刻した
- 心にもないことを口走ってしまい人間関係が悪化した
など、普段ならありえないような失敗をしてしまいます。
失敗を重ね、周りに迷惑をかけた自分に疑心暗鬼になって焦り、さらに状態が悪化して負の連鎖から抜け出せなくなることも。
そして自分が何もしていなくとも、
- 物を盗まれる
- 誤解をされる
- ありもしない噂をたてられる
など、不幸な出来事が次々と起こるようになってしまうのです。
負の連鎖にはスピリチュアルな原因がある
望んでいないはずなのに、なぜ負の連鎖が続いてしまうのでしょうか。
実は、そこにはスピリチュアルな原因が隠されている場合があります。
負のエネルギーを引き寄せている
1つ目の原因として、マイナスの過去ばかりを見ていることが考えられます。
目の前のことではなく、
- 誰かに言われて傷ついたこと
- 失敗してしまったこと
- 後悔していること
など、ついつい過去の出来事ばかりを考えてしまうことってありますよね。
私は、人より仕事ができなかったり、空気を読めない発言をして周りに迷惑を掛けてしまうことが多々あるので、どうしても過去のことをくよくよと気にしてしまいがちです。
けど、過去に起きたネガティブなことばかりに気を取られるということは、そのときの負のエネルギーにアクセスし続けているともいえます。
それでは、“今をちゃんと見れていない”ので、逆にミスが増えて負の連鎖が起きやすい要因となってしまいます。
起きたことのマイナス面に注目していませんか?
起きる出来事に良い悪いはなく、意味づけをするのは私たち自身。
でも、起きたことのマイナスな面にばかり注目してしまう場合は、劣等感やコンプレックスなど、心の中に負のエネルギーを抱えている可能性が高いです。
ずっと気にし続けてしまうのです。
私も、自分に自信が無さ過ぎて、周りから自分の行動を褒められたとしても、
- 私はそんな立派な人間じゃないので!
- もっとすごい人はたくさんいます
- 自分なんて大したことありません・・・
など、全く相手の好意を受け取れないことが多々ありました。
良いところを見ようとせず、悪いところばかりに目がいくと負の連鎖が起きやすくなってしまうのです。
ネガティブな考えと行動のしっぺ返し
イライラしている上司から理不尽な仕事を押し付けられたり、誰かに八つ当たりで怒鳴られたり、他人から意地悪をされたり。
それらに、同じように意地悪な行動で返してしまうことはないでしょうか。
ついついやってしまいがちなネガティブな行動は、巡り巡ってしっぺ返しとして自分に返ってきます。
少し理不尽に思われるかもしれませんが、自分が発した気はそのまま返ってきてしまうのです。
不幸体質になっている可能性も
- ネガティブワードを多く使っている
- 人のせいにばかりしてしまう
- 悪口ばかりをいっている
など、普段から不幸を引き寄せてしまう思考、“不幸体質”になっている場合もあります。
私の周りにも、「自分は運が悪い」と言いながら、誰かの悪口とか、いつもネガティブワードばかり言っている人がいました。
そういう方は、自分のことには意外と気づけず、どんどん負の連鎖を起こしてしまっているようでした。
もし、不幸体質をやめたい!という場合は、以下の記事が参考になります。
心が間違った方向に進んでいるサイン
大好きだった恋人に浮気をされたり、重要な大会の直前に怪我をして試合に出れなくなってしまったり、「どうしてこんな理不尽な目に!」と思うような出来事が起きるのは、あなたに何かを気づかせるために起きているのかもしれません。
順風満帆なだけでは、ついつい恵まれていることへの感謝の気持ちが薄れ、傲慢な気持ちが出やすくなるからです。
良くない出来事が起きたら「改善すべきところがあるから、しっかり見直しなさい」というメッセージです。
他にも「これを乗り越える強さが必要です」などのメッセージだったりします。
どう受け取るかでポジティブに考えることができるようになり、これが成長なんだと思います。
例えば浮気をされた場合、浮気をした相手もいけなかったけれど、自分も普段から相手に向き合わず、寂しい思いをさせていたのかもしれません。
怪我をしてしまったのは、支えてくれている周りの人への感謝の気持ちが抜けて、傲慢な気持ちが出ていたからかもしれません。
このように、上手くいっているときは気づかなくても、少し痛い目にあうからこそ気づけることもあるのではないでしょうか。
つまり“痛い思いをさせられる”のは、心が正しい方向へ進むためのメッセージであり、神様から愛されている証拠だと捉えることができます。
負の連鎖を断ち切る!スピリチュアルな対処法
ではどうすれば、起きてしまった負の連鎖を止められるのでしょうか。
具体的な3つの方法について探っていきます。
方法①マイナスエネルギーを浄化する
ブレインエネマで脳内をクリアに
頭の中に浮かんできたことを次々と紙に書き出す「ブレインエネマ」という方法があります。
書く内容に決まりはありませんが、常に考え続けてしまうネガティブなことなど、自然と頭に思い浮かんできたことをひたすら書き続けていけばOKです。
可能ならトイレットペーパーなど、水に流せるタイプの紙に書き出してください。
思いつくこともなくなり、自然とペンを動かす手が止まったら終了です。
トイレに流せる方は、書き出したネガティブ想念を文字通り“水に流す”ような気持ちで処分しましょう。
やり方がとてもシンプルなので、私も最初に行ったときは、「こんなことをして意味があるのか?」と半信半疑でした。
でも、やってみたら驚きです!
書いていくうちに、だんだんと頭の中でモヤモヤしていたものが消えていって、ずっと考え続けていたネガティブ思考が薄れていったのです。
書き終わる頃には、随分と気持ちも軽やかになりました。
普段から考え過ぎてしまったり、過去に後悔したり、気にし過ぎていることが多い場合には、特におすすめの方法です。
負の連鎖を断つおまじない
言葉は“言霊”といって、現実を動かすとても大きな力を持っています。
私が実際に試して、効果があった方法を2つご紹介させていただきます。
頭がぼーっとして何に対してもやる気が起きず、目の前の現実に飲み込まれてしまいそうなときは、手を合わせ、目を瞑りながら、
「意識をハッキリさせる!」
と宣言をすることで、本当に意識がハッキリとしてきたことがありました。
また、負の感情に飲み込まれてしまいそうなときは、
「私は、絶対に影響を受けません!」
と宣言をすることで、その日見たものや起こった出来事と、負の感情とを結びつけることがなくなり、段々と気持ちが軽くなっていきました。
気持ちを込めながら発するあなたの言葉には、きっと言霊が宿ってあなた自身を守ってくれると思いますよ。
方法②起こったことを学びに変える
物事の一面しか見ない生き方をしていると、視野が狭まり、起きた出来事に一喜一憂してしまいがちです。
そんなときは、
「もし、最高の未来に繋がるストーリーだとしたら?」
という視点を持ってみましょう!
例えば、
- 仕事を押し付けられ理不尽な目にばかり遭っているのは、後に経営者としてやっていくための役に立っているのかもしれない
- 足を引っ張り合うばかりの職場で苦労しながら頑張り続けるのは、シンデレラのように素敵なパートナーと出会うきっかけなのかもしれない
など、まるで映画の主人公になったかのように、自由に想像してみましょう!
捉え方を変えるだけで、今目の前に見えている景色も変わっていきますよ!
方法③目の前のことに意識を向ける
ついつい過去のことを悔やんだり、未来に対して不安を抱いてしまうと、“今この瞬間”から意識が抜けてしまい、目の前のことを疎かにしがちです。
でも本当に大切なのは、“今この瞬間”です。
私もついつい目の前のことを疎かにしがちになっていたとき、
「(振ってもらった仕事に対し)何か意味があっていただいたお役目だ」
「この場所で学ぶことは、自分の成長や誰かの幸せにつながる」
と信じるように意識を変えたとき、目の前のことへの向き合い方が変わっていきました。
不平不満ばかりを見ていたのは自分の方で、本当は既にたくさんの恩恵を受けていることが分かってきて、感謝の気持ちが自然と出てくるようになりました。
そしたら段々と普段関わる人たちとの信頼感や結束感も増していき、ちょっと苦手だった人たちとも積極的に関われるようになりました。
そして楽しいことも、大変なことも全部ひっくるめて、毎日密度の濃い時間を過ごせるようになりました。
次に、そもそも負のスパイラルを引き寄せないための3つの習慣についてお伝えしますね。
負の連鎖を引き寄せないため3つの習慣
習慣①違和感やネガティブな想いを持ち越さない
なんか違う気がする、本当はそんなこと思っていないのに・・・と思いながらも、本音を押し殺してその場をやり過ごしてしまうことはないでしょうか?
そのときに感じる“もやもや”はずっと心の中に残り続け、負の連鎖を起こすきっかけとなってしまう可能性が大きいです。
違和感やネガティブな想いをその日のうちに解決する!が基本です。
どうしても当事者に対して直接言えないようなことである場合は、ブレインエネマなども駆使しながら、ネガティブな想いは翌日に持ち越さない!という姿勢を貫きましょう!
習慣②すでにあるものに目を向ける
あなたが今までに成し遂げてきたこと、既に手に入れているもの、または与えられていることがあるとすれば、それは一体どんなことでしょうか。
私の場合は、
- 健康でいられること
- 好きな場所へどこにでも行けること
- 信頼できる仲間たちがいること
- お仕事ができる環境があること
など、毎日当たり前のようで、とてもありがたいことばかりであることに気づけるようになっていきました。
意識をしないと感じづらいかもしれないですが、“今あるもの”に意識を向け始めたときから、きっと見え方が変わってくると思います。
習慣③素直になり良い雰囲気で過ごす
明るく、温かく、軽くなるようなプラスのエネルギーに満ちていると、現実も同じような出来事が吸い寄せられてきます。
そのために最も大切なことは、素直な心を持つこと。
- 人からしてもらったことに対して感謝を伝える
- 間違ってしまったら、ちゃんと謝る
- 常に他人を思いやる
- 言うべきことは溜め込まず、勇気を持って伝える
- いつも笑顔で明るく元気に振る舞う
などを意識して、あなたの雰囲気が変わっていくと、それに吸い寄せられるようにポジティブな出来事が起き始めていくと思います。
負の連鎖のスピリチュアルな意味と対策まとめ
不幸が続くと、不安な気持ちに反応して、どんどん負の連鎖を呼んでしまいます。
人には、変化を拒み一定の状態を維持しようとするホメオスタシス(恒常性)という働きがあります。
そのため、次第に負の連鎖にも慣れてしまうと、いつの間にか不幸でい続ける方が心地よい状態になり、抜け出せなくなっているのかもしれません。
でも心の奥深くにいる“本当のあなた”はそんなことは望んでいません。
どうか諦めずに、不幸の連鎖を断ち切る!という勇気を持ってみてください。
やることは案外難しくはありません。
今自分に負の連鎖が起きている原因は何なのか、冷静に客観視してみるところから始めるだけで大丈夫です。
マイナス面ばかりに気を取られそうなときは、自分が恵まれていること、周りへ感謝できることなどに意識を向けてみて下さい。
そうするとある段階で、“マイナスに思えたこと”も、実はより自分を内観するために必要だったこと、自分の行動をかえりみて、より大きく成長するためのきっかけだったことに気づく日が来るかもしれません。
そのとき、過去に起きた出来事も、辛かったはずの数々のことも、“あれがあったお陰で”と、マイナスだと思っていた出来事自体に感謝できる日が来ると思います。
この記事の内容が、あなたが人生を明るくしていける気づきのきっかけの一つになれたなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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