こんにちは。
本サイトGLOBOを仲間たちと運営をしています、3児のワーママあおいーなです。
突然ですが、あなたは「とにかく毎日が忙しい!」と感じることはありませんか?
私は、あります。笑
3人の子育てをしながら仕事をしていると、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と、いつもタスクに追われています。
朝からバタバタしているうちに、気づけばもう夕方・・。
そんな毎日に、疑問を感じるようになっていきました。
今回は、そんな私が変わるきっかけになった出来事をお話させていただきます。
タスクを「こなす」ことに一生懸命
以前の私は、仕事はあるし、子どもの予定に合わせながら家事をするという繰り返し。
毎日どっさりやってくるタスクを処理することに、一生懸命でした。
自分の時間も取りたいけれど、やりたいことがなかなか進まない・・。
気づけば、仕事のこと、家のこと、家族のスケジュールを同時に考えて、頭の中はかなりごちゃごちゃした状態だったと思います。
この時に、SNSでふと目にしたのが「部屋の状態=心の状態」という言葉でした。
部屋を整えると心が整う?
部屋を見れば、心が今どんな状態なのかが分かると言われています。
確かに、ごちゃごちゃした部屋で過ごすのはあまり気分が良くないし、考えもまとまりにくいですよね。
逆に、部屋がきちんと整えられていれば、気分もスッキリして頭の中も整理されやすい、というのは納得!
そこで、ふと仕事机に目をやると
- ノートパソコン
- スマホ2台(個人用・会社用)
- 図書館で借りた本
- ノートとペン
- 書きかけの手帳
が散在していて、明らかにごちゃごちゃしていました。
引き出しを開けてみると、
- 見直すこともないだろう古い資料
- 壊れたケーブル
- 使っていない文房具
など、要らないものがいっぱい!
「やっぱり心の状態のまんまだ‥
部屋を片づけたら、気持ちも落ち着くかもしれない。」
と思った私は、さっそく本を返し、机の上をすっきり整頓。
要らないものは、どんどん処分しました。
すると、視界がクリアになった分だけ気分が軽くなるのを感じました。
でも、知らず知らずのうちに溜め込んでいた悩みが大きかったのか、まだまだ気分は晴れません。
そこで、心のモヤモヤを消すように、食事の後でキッチンをキレイに拭きあげました。
ダイニングテーブルに置きっぱなしのお知らせや郵便物、子どもの鉛筆や消しゴムも片づけました。
小一時間、片づけと掃除に集中して見回すと、ごちゃついていた視界がスッキリ!
心も、明らかに軽くなったようでした。
それまでは、無意識のうちに
「〇〇さんにメッセージして・・」
「定時までにドキュメント仕上げて・・」
「〇時にごはん支度してお風呂洗って・・」
と、作業をこなすことばかり考えて、どちらかというと片付けは後回し。
でも、掃除を優先して場を整えることで、それまでの焦りは消え、ぐっと楽な気持ちで動けることに気がつきました。
とはいえ、常にきれいな状態をキープするのは難しいもの。
子どもたちは育ち盛りの小中学生。
家族5人で生活していれば部屋はすぐに乱れていくし、せっかくクリアになった思考もなかなかキープできません。
「もっと根本的にどうにかしたい・・」
と思っていた時、ある出来事が起こりました。
ショック!食器やガラスを割り続ける
ある日、食器を片付けていたとき、手からするりと皿が滑り落ちました。
床に落ちて、パリンと割れるお皿。
実は、ガラスやお皿はよく割ってしまう方なので、この時は「またやっちゃった」くらいに思っていました。
ですがその数日後、夕食に作ったみそ鍋のフタを開けた瞬間に手が滑り、鍋の上に落として陶器の蓋をぱっくり割ってしまいます。
唯一の夕食が台無しになるところでしたが、欠片と具の一部を取り除き、なんとか回避。
とはいえ、たった数日間に何度も割ったことは初めてです。
「最近ボケすぎてるかも。気をつけないと・・」と、感じていました。
しかし、これだけでは終わらなかったのです。
その2日後、家の神棚を掃除していたところ、お供えを入れるガラス管を落としてしまい、また、パリン・・。
薄いガラス管が落ちて割れ、お供えしていた清酒が床にこぼれている状態を見て、心底情けない気持ちになりました。
さらには、気持ちを持ち直して料理をしているとき、ガラス製のポットをシンクに滑らせてガシャン。。
ここまで失敗が続くと、もう「またやっちゃった」では済まされません。
ふり返ってみると、実は一瞬、どちらの場合も「このやり方だと落とすかも」という予感はありました。
神棚のものは、一旦すべてを下げてから掃除して、また戻せばいい。
出しっぱなしのポットはそのままにせず、洗ってかごに置いておけばいい。
その予感に従って、ひとつずつ丁寧に行えば、落とすことはなかったはずです。
あらゆるモノを連続して壊してしまったことに対して、ぐるぐると原因を考えていると、
今の状態は間違っているのかもしれない、と気づくことができました。
では、いったい何が間違っていたのでしょうか。
間違っていることのメッセージ
「私はなぜ、立て続けにモノを割ってしまったんだろう」
焦っていたわけでも、何かにイライラしてたわけでもありませんでした。
考えてみると、無意識だったのです。
つまり、家事や会話をしているようで、頭では別の気になることを考えていたりと、心ここにあらずな状態でした。
その結果、大切なものを壊してしまった。
考えてみれば、作業的になっていた料理や掃除は、もともと
- 家族にご飯を美味しく食べてほしい
- 部屋を片付けて空間を整えたい
という想いが根本にあるはず。
それなのに、目に見えないタスクに追われ、丁寧さが欠けていたと気づきました。
さらに、
「目の前を大切にしていない」
という姿勢は、家族との会話にも現れていたのです。
「そういえば、笑いかけながら話してくれる子どもに対して、どこか上の空で適当な返事になっている・・。」
客観視してみると、心ここにあらずな自分にぞっとしました。
子どもが
「おかーさん!あのね、聞いてー。今日ね・・」
と話しかけているのに、私は別のことを考えていたかもしれない。
子どもの立場になってみたら、きゅうっと悲しい気持ちになりました。
このことはすごくショックでしたが、今回の学びはそれだけではありません。
ただ目の前のことを丁寧にする、という気づき以外に、日常の捉え方にも課題がありました。
詳しくお話していきますね。
そもそもどんな場にしたいのか
考えてみたら、手のかかる子育てもひと段落して、これから家族一緒に過ごすのは一日たった数時間。
成長期の息子達だって、いつ母親と距離を置くようになるかもわからない・・。
今日のできごと、会話の1つ1つは、明日も当たり前にできるとは限りませんよね。
そこで改めて、家族とどんな毎日を過ごしたいかを考えてみると、
「子どもたちが心も体も充電できるような、あたたかい家庭にしたい」
それが答えでした。
大きな視点で考えてみると、料理や片づけの捉え方も変わります。
今までは、ただ作業的にこなしていたことも、理想の家庭をつくる1ピース。
「私にとって大切なのは、家族とのぬくもりのある関係性だった!」
その思いに立ち返ると、一つの動作、言葉、視線、たてる音、すべてを確かめるように意識することができます。
目の前を丁寧に行うと同時に、目指したい時間や空間をイメージする。
両方の視点を意識することで、さまよっていた心が目の前にグッと留まり、料理や片づけ、家族との会話の一つ一つに、心を込められるようになりました。
もちろん慌ててしまうこともありますが、
- 食材に気持ちを込めて刻む
- 食器の重みを感じながら洗う
- 子どもに話しかけられたら、手を止めて目を合わせる
といったことが、より大切に行えるようになったのです。
まとめ
毎日やることに追われ、作業的にこなすことがしんどいなぁと悩むママは多いかもしれません。
私は今回、知らないうちにタスクに追われ、本来の目的や相手への想いを失くしていたことに気がつきました。
まずは、なるべく場を整えることで気持ちが落ち着いて軽くなります。
そして、目の前の1つ1つの行為をなんとなくやるのではなく、本来の目的や意味を意識しながら行うこと。
相手を思いやり、ありたい姿を思い出すことで、動作は自然と丁寧になり、毎日がかけがえのないものになっていきます。
もちろん、私もまだまだ失敗ばかり!
頭の中がこんがらがったり、慌ててしまうことも多々あります。
でも、失敗したって改善していけば大丈夫。
毎日タスクに追われてばかりでしんどいなぁ、と思ってしまいがちな方へ、今回のお話が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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