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「今の自分と関わりを持っている人との関係性をなくしたい!」
「もう人間関係を続けることが億劫で何もかもイヤだ!」
あなたは、度々このような気持ちに襲われてしまう、“リセット癖”に戸惑いを感じていませんか?
もしかすると、あなたは「人間関係リセット症候群」になっているかもしれません。
誰にだって一度や二度は、人との関わりに疲れて「誰とも関わりたくない!」と思う時はあります。
しかし、何の前触れもなく仲の良い友人と会いたくなくなり、それどころか連絡を取ることすら面倒に感じると、「自分が変になってしまったのでは!?」と不安になると思います。
ただ、ほとんどの人が人間関係リセット症候群に陥ってしまう原因や、リセット癖に対する効果的な対処法を分かっていないのが現状です。
そこで、この記事では、
・人間関係リセット症候群の心理や根本原因
・人間関係リセット症候群を防ぐための対処法
について詳しくお伝えします。
人間関係リセット症候群に陥る人の気持ちと適切な対処法を掴んでおけば、あなたは自分を誤魔化すことなく、楽に対人関係を続けられるようになるはずです。
それでは詳細をご覧ください!
目次
人間関係リセット症候群とは?
人間関係リセット症候群とは、その名前の通り「今の人間関係を全てバッサリと切る」ような行動を取る症状のことを言います。
特に今の時代、誰もが当たり前のようにスマホやタブレット端末を持ち、Twitter、Facebook、Instagram、LINEなど、色んな人と簡単に繋がることが出来ます。
ただ、毎日ようにコメントを残したり「いいね!」を押したり、何かしらリアクションをしたり、正直うんざり…。
そう感じることで、電話番号やSNSのアカウントを削除し、全ての人間関係を断ち切る人、言ってみれば、リセット癖のある人が増加しているそうです。
中には、友達との関係性を絶つために、誰に何も言うことなく転職や引越しをする人までいるのだとか。
そんな大胆な行動を起こす人まで現れる「人間関係リセット症候群」は、誰もがなる可能性がある一種の「現代病」と言えます。
なお、「症候群」と言うと何となく病名のように聞こえますが、人間関係リセット症候群は医学的に正式に認められたものではありません。
あなたの人間関係リセット症候群レベルをチェック!20個の質問で診断しよう
今のあなたが人間関係リセット症候群なのかどうか調べるために、診断チェックリストを用意しました。
是非、以下の20個の質問にYesかNoで答えてみてください。
- スマホを触る時間が多い割に全然楽しいと感じていない
- 恋人とデートするときは相手の要望に合わせることが多い
- 仕事のお昼休憩は一人で食事をすることが多い
- SNSに投稿された誰かの画像を見て羨ましいと思うことがある
- 友達や知り合いから来た連絡を見て見ぬ振りをすることある
- 休みの前はやりたいことを計画するのに、全く行動に移さないまま休みが終わる
- 仲間と遊んだり旅行しているとき、見知らぬ周りの人たちにどう思われているのかを気にする
- 理由もなく突然涙が出そうになる
- 誰かと意見の言い合いになったときに何も言い返せないことが多い
- 友人との用事を済ませて一人になったときにホッとする
- 休日はなるべく家で過ごしたいと思う
- 上司に仕事で怒られたときに受けたショックは次の日も引きずる
- 本音を言ったり悩みを相談できる相手がいない
- 人の多い場所に行くとイライラしたり極端に疲れる
- 人と会う約束をしていてもドタキャンすることが増えた
- 家族以外の人と全く会話をしない日が増えた
- 全てのことがどうでもよくなることがある
- 誰からも必要にされていないと感じる
- たとえ一人ぼっちになっても生きていける気がする
- 人と比べて自分は惨めで不幸な人生を送っていると感じる
Yesと回答した数を数え、次の診断結果を参考にしてください。
人間関係リセット症候群の兆候は見られません。適度に自分のペースを守って良好な人間関係を築いていきましょう。
あなたは人間関係リセット症候群予備軍の可能性があります。誰かと一緒にいるとストレスを感じることが増えていませんか?人間関係リセット症候群になる前に適切な対処をしましょう。
Yesにチェックした数が9~12個
あなたは軽度の人間関係リセット症候群になっている可能性があります。
誰とも連絡を取りたくない、あるいは、連絡があっても無視することはありませんか?
重度の人間関係リセット症候群になる前に、適切な対処をしておきましょう。
Yesにチェックした数が13個以上
重度の人間関係リセット症候群の可能性が高いです。
転職や引っ越しをして、自分のことを知っている人のいない場所に行きたいと考えることが増えていませんか?
重度の人間関係リセット症候群になると、一度人間関係をリセットしても、時間が経つとまた同じように人間関係をリセットしたくなります。
根本の原因を治さない限り、何も解決することはありませんよ。
人間関係リセット症候群の人が取る7つの行動
人間関係リセット症候群が進んでいくと、一体どのような行動を取るのでしょうか?
主な行動を以下に7つ挙げました。
「友達に会いたくない症候群」になる
人間関係をリセットするまではいかなくとも、気持ち的に、人に会うことが億劫になることがあります。
これを「友達と会いたくない症候群」といいます。
価値観の違いを感じたり、他人と比較して落ち込んだり、失敗続きで自信をなくしたりして、人に会うことが怖くなるのです。
その結果、精神的・物理的な引きこもりになったりして、ゆくゆくは人間関係をリセットしてしまいます。
友達と会いたくない、人と会いたくないと思ったら、要注意です。
SNSで繋がっている人をブロックする
人間関係リセット症候群の初期段階では、Twitter、LINE、Facebook、Instagramなど、SNSを見ることに抵抗を感じ始めます。
誰かの投稿やアップした写真に対し、いちいちコメントを残したり、「いいね!」を付けたりすることが面倒や億劫に感じてしまうのです。
そして、全てのSNSにおいて繋がりを持った人をブロックします。
たとえ仲良くしていた人や、頻繁にメッセージのやり取りをしていた人であっても、ネット上の繋がりを遮断するために、徹底的にブロックをするのです。
誰かから連絡があっても無視をする
誰かから電話があっても出ようとしない。折り返し電話を掛け直すことにもためらってしまう。
メールやLINEが届いても、内容を見ると返信しないといけなくなるから放置しておく。
人間関係リセット症候群の状態がまだ軽度なうちは、このような行動を取ることが多いです。
もし、誰かからの連絡が来たときに「面倒だな」「イヤだな」と感じ、無視する回数が増えてきたなら、人間関係リセット症候群が発症している可能性を疑った方が良いと思います。
SNSのアカウントを削除する
人間関係リセット症候群が進行し、突発的に「全ての人のことがどうでもいい」「誰とも関わりたくない」という気持ちになると、SNSのアカウント自体を削除します。
たとえ、昨晩まではLINEやTwitterでやり取りしていたとしても、ストレスが限界にまで達することで半ば自暴自棄になってそんな行動を起こすのです。
急に連絡が取れなくなってしまえば、突然のことに他の人は驚き、「何か大変なことが起きたのでは?」「何か気に障ることでもしたのかな?」と不安になってしまうかもしれません。
しかし、リセットした本人は、人間関係が全てゼロになってスッキリしているのです。
そして、少し落ち着くとまたアカウントを作り直し、新しい人との繋がりを求めます。
電話番号やメールアドレスを変更しても誰にも教えない
人間関係リセット症候群が段々と重症化すると、SNSなどネット上の関係性だけでなく、職場や友人関係など近い距離で繋がっている関係性までもゼロにしようとします。
そのために電話番号やメールアドレスを変更し、変更後の連絡先を誰にも教えようとしません。
軽度のうちであれば、職場の上司や同僚などに、「連絡しても繋がらなかったけど、もしかして電話番号変えた?」と聞かれたときに、止むを得ず相手に連絡を教えることもあります。
しかし、重度の状態で「誰とも繋がりたくない!」となると、本当に誰にも教えようとせず、人との関わりを完全に断絶しようとするのです。
勤め先を何度も変える
人間関係リセット症候群が深刻になると、自分のことを知っている全ての人との関わりを遮断します。
そのために、勤め先を変える人までいるのです。
ずっと同じ職場で働き続けていれば、完全に人間関係をゼロの状態にすることが出来ないからです。
同じ会社の中で異動をする程度では、たとえ電話番号を変えたりLINEをブロックしても、これまで関わっていた人と会社の中で顔を合わせる可能性があります。
それだと、納得ができないため退職と転職を繰り返すわけです。
特に、派遣やパートの立場であれば、正社員として働く人よりも気軽に勤め先を変えられます。
そうして人間関係をリセットしたくなる度に、自分の働く環境までガラッと変えてしまうのです。
理由もなく引っ越しをする
人間関係リセット症候群が最重症化すると、自分の存在を少しでも知っている全ての人との関係を完全に断ち切るために、理由もなく引越しをします。
特に住んでいる場所に不満がなくても、誰一人として知人がいない環境に移ることで、文字通り人間関係を完全にリセットするのです。
もちろん、引っ越したことは誰にも伝えることはありません。
そうやって今まで関わったことがある人とは、完全に音信不通の状態にして、新しい環境でやり直そうとするわけです。
人間関係リセット症候群に理解がないと、「わざわざ引っ越しするなんてするの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、人間関係リセット症候群が重症化すると、そこまで労力を掛けてでも誰も知っている人がいない場所に移って、とにかくゼロの状態からやり直したいのです。
以上、人間関係リセット症候群の人が取る7つの行動をまとめますと、
- SNSで繋がっている人をブロックする
- 誰かから連絡があっても無視をする
- SNSのアカウントを削除する
- 電話番号やメールアドレスを変更しても誰にも教えない
- 勤め先を何度も変える
- 理由もなく引っ越しをする
となります。
では、何故そこまでして人と関わりを断絶したくなるのでしょうか?
次に、人間関係リセット症候群の人の心の中で何が起こっているのを見ていきましょう。
人間関係をリセットしたくなる根本原因とは?
人間関係リセット症候群が、必死になって今の人間関係をゼロにしようとするのには、いくつかの原因があります。
ひとつずつ見ていきましょう。
人間関係に価値を見出せない
今の自分と繋がりのある人間関係に、全く価値を見出せなくなると、人間関係リセット症候群の人は躊躇せずに関係性を絶とうとします。
特に、現代はSNSで簡単に人と繋がれる時代です。
便利さ感じられる一方で、上辺だけの薄っぺらい人間関係を保つことに疲れやすい時代とも言えます。
人間関係リセット症候群の人の中には、毎日SNSを見てはコメントを送ったりリアクションをしたりを繰り返しているうちに、段々と嫌気が差したという人が多くいます。
そして、ネット上の簡易的な繋がりに価値を見出せなくなり、SNSで他人のフォローを外したりアカウント削除という手段に出るのです。
また、職場や友人グループなどリアルな人間関係においても、いつもレベルの低い会話や他人の悪口で盛り上がったりしていると、
「ここにずっと居ても意味がない」
「自分の成長に全く繋がらない」
と感じ、その人たちの輪の中に入っている自分のことも嫌になります。
やたらとマウンティングを取る人とも極力関わりたくないものですしね。
そして、我慢が限界に達すると、何とかしてその人間関係から抜け出そうと、連絡先を変えるなどの色んな手を打って、関係性をリセットしようするのです。
そんなふうに、何かあるたびにリセットしてやり直そうとする、リセット癖がある人は少なくありません。
人に合わせることに耐えられない
人間関係リセット症候群の人は、他の人に嫌われたくないという思いが強い傾向があります。
そのため自分の意見をあまり主張せず、「何でも相手に合わせる」ことで、相手に不快に思われないようにしているのです。
本当は遊園地よりも映画を見にいきたい。同僚たちと飲みに行くぐらいなら家に帰って資格取得の勉強がしたい。
たとえ本心ではそう思っていても、他人に嫌われたり否定されたくないため、自分の望みを押し殺して無理に相手に合わせようとするのです。
人間関係リセット症候群の人は、そうやって無意識のうちにストレスを溜め込んでおり、それが限界に達したときに一気に心をシャットダウンして、徹底的に人との関係性を絶とうとします。
なので、相手のペースに巻き込まれやすい人や、誰かの頼まれごとを断れない人は、リセット癖予備軍かもしれないので注意が必要です。
他人と比較する/他人の目を気にすることに疲れた
人間関係リセット症候群の人は、他人と比較する癖を持っていることが多く、何をするにしても人目を気にしがちです。
他人と比べては劣等感を感じることも多く、周りの人に気にするあまり常に緊張状態になっていることも。
そうやって人の輪に入ると精神的に疲れてしまい、それがピークに達することで「もう誰とも会いたくない」「今の友達グループは私には合わない」という心境になり、人間関係をリセットする行動に出るのです。
大切にされていると感じられない
人間関係リセット症候群になる人は、性格が優しい人が多いです。
そのため自分のことより相手をことを優先して考えることが多く、そうすれば良好な人間関係を続けられると思っています。
その一方で、相手もきっと自分に親切な振る舞いをしてくれはずだと、期待しています。
なので、相手が期待通りの行動を取ってくれないと、
「私はこの人に大切にされていない…」
「私なんて居ても居なくてもどうでもいいんだ…」
と解釈をするのです。
そして、相手の振る舞いが冷たく感じ、それによってプライドが傷ついたりバカにされた気分になって、関係性を解消するための行動に出ます。
以上まとめますと、人間関係をリセットする人は、心の中には次の4つの原因を作っています。
- 人間関係に価値を見出せない
- 人に合わせることに耐えられない
- 他人と比較する/他人の目を気にすることに疲れた
- 大切にされていると感じられない
もし、あなたの今の心境がこのような感じになっているなら、普段からの考え方を変えて気持ちを楽にすることが大事ですよ。
人間関係リセット症候群の人の気持ちを楽にする考え方4選
そもそも人間関係リセット症候群になりやすい人は、次のような性格の持ち主である場合が多いです。
- ネガティブ思考
- 自分に自信がない
- 他人の意見に流されやすい
- 遠慮しがち
- 自己主張が苦手
- 完璧主義者
- プライドが高い
- 傷つきやすい
- すぐに他人と比較する
- 劣等感が強い
- 自分を表現することが苦手
- 人に負けたくない気持ちが強い
つまり、本当は自分のことを認めてほしいという気持ちがあるものの、自分の意見や主張が出来ずに他人のペースに巻き込まれることが多い。
そして、ストレスを自分の内側にどんどん溜め込んでしまい、その鬱憤がピークになると人間関係全般に嫌気を差して自らフェードアウトするのです。
ただ、たとえ人間関係を全てリセットしたところで、その人の根本の考え方を変えない限り、新たに人間関係を構築しても再び同じようにリセットを繰り返します。
要は、一度でも人間関係のリセットをすると、それが「癖」になってしまうのです。
当人としては、なかなか人間関係が充実しないことや関係性が長続きしないことに、どこか「寂しさ」を感じています。
しかし、他にどうすることも出来ないため、止むを得ず人間関係をリセットするという手段に出てしまうのです。
だからこそ、人間関係リセット症候群になりやすい性格の方には、次の4つの考え方を取り入れて頂き、少しでも気持ちを楽にしてもらえればと思います。
少しぐらいワガママでも構わない
自分を押し殺したり我慢してばかりで、他人のワガママばかり優先すると、人間関係に疲れてしまいます。
仲の良い友達同士の関係性であれば、多少ワガママに振る舞ってみることも大切です。
自分の望んでいないことはハッキリと断る。嫌なら嫌だと伝える。
そういう姿勢を持つことは大事です。
「その程度で壊れる友情なら、そんなの本物の友情なんかじゃない!」
そのぐらい開き直って自分のワガママを通すということをしてみましょう。
他人にどう思われたって構わない
人間関係リセット症候群の人は、「他人に嫌われないようにしなきゃ」と無意識のうちに思っています。
だから、あまり自己主張をすることなく、他の人のペースに合わせることがほとんどです。
それを当人がストレスに感じていなければ問題は少ないのですが、本心では「何で私はいつも他人に巻き込まれるんだろう…」と自己犠牲になっていると感じています。
また、周りの人に高く評価されたい、大事にされたいという気持ちも強いため、自分の隙を見せずに「完璧な人」を演じることも多いです。
でも、そうやって等身大の自分を見せずに常に着飾っているのは、かなり神経を使いますし疲れると思います。
だったら、変に自分を良く見せようとせず、ありのままのあなたを見せた方が気持ちも楽になるはずです。
本当のあなたを見せることで、もし離れていく人がいたなら、その人との関係性は所詮その程度だということ。
別に他人にどう思われようと、私は私であるというスタンスを貫いた方が、人間関係を築く上でのストレスもかなり軽減されるはずです。
他人と一定の距離を置くことも大事
人間関係をリセットしないためには、人との距離の取り方も大事です。
完璧主義の傾向がある人ほど、「繋がりを持っている全ての人を対等に扱わなければ…」とか、「全ての人に好かれる人にならなければ…」という思い込みに縛られています。
すると、リセット癖を発動しやすくなります。
なぜなら、全ての人に好かれようなんて、それは無理な話ですし、多くの人と関係性を築くと、繋がり濃い人と希薄な人に分かれるのは止むを得ません。
なので、本当に大事にしたい人間関係を優先し、特に関わりが深くない人とは一定の距離を置いて接することも大事です。
それだけで人間関係のストレスがかなり軽減されます。
友達の人数が多ければ多いほど、充実した人生になるわけではありません。
人間関係リセット症候群になって全ての関係性をゼロにするまでストレスに耐えるぐらいなら、不必要だと思う人間関係から断ち切ってしまえば良いのです。
そこに罪悪感を持たずに、人間関係を整理するのも大事なことなのだと割り切ってしまいましょう。
手を抜いた自分を許してあげる
人間関係リセット症候群の人は完璧主義者が多いです。
そして、完璧に物事が進められない自分を責めて、自己嫌悪になってしまうのです。
何事も100点満点を目指す姿勢は素晴らしいですが、必ずしも100点満点を目指す必要性がないときもあります。
結果的に60点になってしまったとしても、周りの人はそれほど気にしていないかもしれません。
リセット癖を克服するには、完璧でない自分を許すことも大事ですよ!
日常生活の中で出来る人間関係リセット症候群のカンタン対処法!
最後に、日常生活の中でカンタンにできる、人間関係リセット症候群の対処法を2つほどお伝えします。
とても効果的でスッキリする方法ですので、是非とも習慣化してみてください。
ロウソクの炎で余計な思考を燃やす
仕事や外出先から家に帰ってきたとき。
あるいは、友達と会って一人になった後など、何故かどっと疲れていることはありませんか?
満員電車の中の多数の人のイライラだったり、会社の人や友達が抱える不安やネガティブ思考というのは、実は空気感染して自分の中に侵入します。
そして、いつの間にか自分もそれに感応し、訳もなくイライラしたり余計なネガティブ思考を繰り返してしまうのです。
ただ、多くの人は何も対処せずにそのままの状態にしてしまうので、そのうち「もういいや!」と自暴自棄になって、リセット癖に負けてしまいます。
そこでオススメなのがロウソクを使った対処法です。
やり方はとっても簡単!
まずはリラックスした態勢で座り、1本のロウソクに火を灯します。
ゆっくりと深い呼吸をしながら、ロウソクの炎がゆらゆらと揺れている様子をしばらく眺めてみましょう。
そして、ロウソクの炎が眉間を通って、頭の中に入り込んで脳内で燃えているイメージをしてください。
イライラ、不安、不満、愚痴、誰にも言えない悩み、ネガティブな思考や想念。心配事。
それらが、ゆらゆらと揺れるロウソクの炎によって次々に燃やされているイメージをしながら炎を眺めましょう。
すると、余計な思考が頭からどんどん消えてなくなるのと同時に、ボーッと気持ちよくなって、頭の中がスッキリしてくると思います。
そうしたら今度は、脳の中の炎を胸の辺りまで下ろすイメージをしてください。
胸の中にあるイライラやムカつき、他人と比べて感じる劣等感、自分を責めてしまう否定的な感情。
それが胸の中の炎によって燃やされていくイメージをします。
すると、次第に胸の中のモヤモヤした気分が消えて、段々と気分が晴れやかになってくると思います。
そうしたら終了しましょう。
くれぐれも火の取り扱いにはご注意ください!
トイレットペーパーにネガティブな思考をとことん書く
つい、人前だと自分の意見が言えずに鬱憤が溜まる。
人付き合いをする中で、色んな不満や文句を言いたいけれど、相手に遠慮して何も言えたためしがない。
そんなときは、リセット癖に巻き込まれる前に、トイレットペーパーとボールペンを用意しましょう。
そして、頭の中にモヤモヤと思い浮かぶ不満、将来への不安、悔しさ、寂しさ、誰にも言えない悩み、誰にもぶつけられない怒りなど、徹底的に書き殴りましょう。
誰にも見せるわけじゃないので、いっそのこと汚い言葉で書いても大丈夫!
頭の中や心の中に溜まったゴミを全部出し切るように、何も考えずに一気に排出するのがコツです。
薄いトイレットペーパーだと書きづらさはあると思いますが、二重三重に折り畳めば何とか書くことはできるはずです。
そして、頭の中のモヤモヤを書いたトイレットペーパーは、トイレの水に流して、自分の中からネガティブ思考が消えてなくなるイメージをしましょう。
最後まで目を離すことなく、トイレの水が流れる様子を見届けるのがポイントです。
すると、頭の中のモヤモヤした思考がなくなり、かなりスッキリした気分になると思います。
この対処法も、憂鬱な気分になって落ち込んでしまう前に、定期的に行うことがオススメですよ。
人間関係リセット症候群|まとめ
以上、人間関係リセット症候群が診断できる20のチェック項目と、人間関係をリセットしてしまう根本原因、オススメの対処法についてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
誰にでも「人付き合いが面倒くさい」「誰とも会いたくない」と思う時はあります。
しかし、だからと言って、これまで関わってきた人間関係を全てゼロの状態にしたからと言って、それで自分が別人に生まれ変われるわけではありません。
やはり大事なのは周りの人を変えるのではなく、自分自身を変えることです。
もし、あなたが普段から自分を押し殺してしまう癖があり、他人に合わせることが当たり前で、そこに少しでも犠牲になっている感覚があるのなら、まずは自分を主張することを意識してみてください。
それで相手がどのような反応を示すかは分かりません。
ただ、それで崩壊するような関係性であれば、それは本当の友情なんかではありません。
お互いに良い部分も悪い部分も隠さずにオープンにする。
そして、それを受け入れて認め合い、お互いに支えながら成長できるような関係性。
それが本当の友情であり、あなたの人生の向上に繋がる宝物です。
そういう関係性こそ大切にして、無闇に人間関係をリセットすることはしないよう心掛けて下さいね!
人間関係リセットは、私は過去にしてしまったことがあります。
ですが、今思うことは、縁は、自分から切ったり繋いだりしなくとも、自然と切れたり繋がったりするものだということです。
そもそもコントロールできるものではないのですね。
自分の波動(空気)が変われば、関わる人も自然と変わっていきます。
そして、むしろ大事なのは、つながった縁を、”育てる”こと。
目の前の人を大事にして、本気で関わることの方が大事なのだ、と今は思います。
当サイトGLOBOからも縁がつながって、今ではライターとして書いてくださっている人もいます。
あなたとも、こうして縁があったことは偶然ではないと思います。
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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