社会人になったら休日が暇すぎたので、副業して休みなしにした結果…
社会人になって、趣味が何もないと休日は暇ですよね。
目次
社会人の休日は暇すぎる
私が働いていた会社は学習塾でしたので、出勤は午後から夜9時まで。
午前中はまるまる空いていますし、休みは不規則なものの週2日ありました。
一人暮らしで旦那や子供の世話もないので、家事をしても時間がありあまります。
とにかく休日は暇、ひま、ヒマ!!!
友達と遊ぼうにも、学生時代に付き合ってた友達はだいたいいいところに就職して土日祝休みなので、なかなかタイミングが合わなかったり、東京とか地元に行っちゃって滅多に会えなくなったり。
中には結婚して子供が生まれて、子守が忙しくて遊ぶどころじゃない、という人もいました。
なお、彼氏も就職で新幹線で5時間の遠距離になってしまい、月イチでどっちかがどっちかに遊びに行くか行かないか、ぐらいでした。
暇なので、最初は2ch(今は5chですね)のまとめサイトをダラダラ見て、ニコニコ動画とYouTube見て、スマホゲームのパズドラとチェンクロをローテーションして…という生活でしたが、それも飽きちゃったんですね。
そこで、新しい趣味にいろいろチャレンジしてみました。
休日の暇を持て余し、やってみたリア充&非リアな趣味一覧
ネットで検索すると、休日の暇つぶしの方法が色々出て来ますが、私も片っ端からやってみました。
ピアノ教室&ピアノサークル
YouTubeやニコニコ動画の「弾いてみた」系動画を見て「ピアノかっこいい!自分も弾きたい!」と思ったのがキッカケで、まずはピアノにチャレンジしてみました。
暇つぶし度:★★★★
費用:★★
子供の頃に7年くらいダラダラ習っていたことはあったので、今度はちゃんと練習したら上手になるんじゃないかと、大人になった自分への期待もありました。
職場の近くで、ポップスやジャズを教えてくれるピアノ教室を発見し、通ってみることに。
月謝は週1で12,000円くらいでしたが、練習室は空いてる時間は無料で借りられました。
あと、家で練習する用のキーボードも購入。中古で2万円くらいだったと思います。
披露する場もあった方がヤル気が出るだろうと思い、同時に社会人のピアノサークルにも入ってみることにしました。
こちらは、会費が月額300円プラス、そのときの会場代を割り勘で数百円程度。
しかしほとんど上手な人たちばっかりで、下手くそな演奏をみんなに聞かせるのは気が引けました。
レッスンの方も最初は頑張ってましたが、音楽理論が始まってあえなく挫折…。
バレエ教室
今度は、全く初めてのバレエ(バレーボールじゃなく、踊る方)をはじめました。
きっかけは、YouTubeで…(略)
ちょっとダイエットにもなって、足が細くなったら良いなあ…という思惑もあり。
暇つぶし度:★★★
費用:★
出勤前に午前中の大人クラスに通うことにしました。
バレエシューズや練習着でとりあえず数万吹っ飛びましたが、月謝は初心者クラスだと8,000円くらいでした。
同じクラスで習ってるのは子供の頃にやってて再開しました〜という人が多く、私のようなガチ初心者は若干名でした。
やってみたらバレエは想像以上にハードで、出勤前に汗だくだく。
体力も体を動かすセンスがない私には、キツい…。
というわけで、1ヶ月であっさり終了。
ちなみに、発表会やらに参加すると更にお金がかかるっぽいです。
着付け教室
ピアノ、バレエと失敗した私は、またまた金のかかる趣味に手を出してしまいました。
フリーペーパーの広告に「ワンコイン着付け教室」っていうのがあったんです。
着付けができたら、浴衣デートとか、着物で歌舞伎やお能を見に行ったりできそうだなーと。
暇つぶし度:★★★
費用:★
ワンコインレッスンは3人のクラスでしたが、残り2人も20代後半で、きゃっきゃワイワイして楽しかったです!
時々、教室主催のイベントがあって、他のクラスのおばさまたちと「お出かけ会」っていうのもありました。
みんなでバスに乗ってお花見とかに行くんですが、そこは着付け教室のイベント…
必ず着物の販売会がセットになってます!!
別に買わなくても良いんですけど、見てると欲しくなっちゃうわけで、何着かローンで作っちゃいました(笑)
ちなみに、同じクラスの2人は、私以上にばんばん買ってました。
実家暮らしで仕事してる独身お嬢様ズで、お金には余裕がある様子でした。
私はお金が続かず、上級クラスには進まずに離脱。
お金さえあれば、着物はとても良い趣味だと思います。
数独・ナンプレ
お金がなくなって、スマホゲームへの課金もままならず、じゃあ何しよう…?ってなったときに手を出したのが「数独」別名「ナンプレ」と呼ばれるパズルゲームでした。
スマホのアプリなどで無料のものもありますし、専門誌も1000円くらいで買えばたっぷり遊べます。
暇つぶし度:★★★★★
費用:★★★★
もともとゲームやパズルのたぐいは大好きなわたくし、解くだけでは飽き足らず、問題を作って雑誌に掲載されるくらいまで数独にドハマりしちゃいました。
なんですが、ある日、急に虚しくなりパタッとやめてしまいました。
久美:ぜんぶ、やって見たけど長く続かなかったんですよね。
副業して休日を無くしてみた
趣味って楽しいし暇は潰せるけど、やればやるほどお金がかかるのが難点ですよね。
そして、よほどの情熱がないとお金をかけ続けられなかったり、途中で「もういいや」ってなったりします。
そこで、私が考えたのは…
ということでした。
家でできる副業、WEBライターに挑戦
今から5、6年前、ちょうどランサーズとかクラウドワークスとか、「ウラウドソーシング」の仕事が有名になってきた頃です。
どうせ休日も暇なんだから、趣味でお金を使うよりは、お金が増える副業でもやってみようと思い立ちました。
どこかでアルバイトをするのと違い、家で自分のペースでできる仕事なら、会社にバレないし、本業に影響はなさそうなのが決め手でした。
さっそくネットで登録して、最初は「タスク」という簡単な仕事からやってみました。
数百文字の口コミとか体験談など、未経験でも歓迎!というお仕事です。
簡単ですが報酬も安く、1個あたり数十円〜数百円程度です。
しかし簡単とは言っても文章を書くのには頭を使います。
最初は300文字の口コミを書くのに1時間以上かかってしまいました。
だんだん慣れてくると、10分とか15分くらいでサクサクこなせるようになりました。
そうすると欲が出てきて、2000文字とか3000文字の記事を書く「プロジェクト」という高単価の仕事が気になってきます。
久美:こういう仕事をやるには、ある程度ちゃんと文章の書き方を勉強した方が良いのかな?
そこで、私はたまたま休日にやってたコピーライティングのセミナーに参加してみることにしました。
コピーライティングのセミナーに出てみたら…
セミナーって、会社で受けさせられる研修とかには出たことがありましたが、自分でお金を払って参加するのは初めてでした。
受付で参加費の2000円を払い、なんとなく後ろの方に陣取っていたのですが、スタッフの人から「前に詰めてください」と言われてしまい、前から2列目になってしまいました。
緊張のせいか、お腹がグーグー鳴って恥ずかしかったです。
そして、スタッフさんだと思っていた若いお兄さんが講師の先生でした(笑)
話を聞くと、その先生は20代の前半だそうで、どうりで若いと納得!
なんでも10代で「ネットビジネス」で起業し、20歳で会社を立ち上げて、メディアの運営や企業のコンサルティングを行なっているのだそうです。
参加者の自己紹介タイムもあったのですが、デザイナーとかお店やってる人とか、ほとんどが自営業の人ばかりでした。
なんか場違いなところにきてしまった感を感じつつも、セミナーの内容は普通にわかりやすく、ライターの仕事も面白そうだな〜と思いました。
仕事と遊びと人生が統合した人たち
その後も、同じ先生のセミナーを何度か聞きに行っているうちに、常連の参加者の人たちと顔なじみになりました。
セミナー後の飲み会でも先生や常連さんたちと話す機会がありました。
けっこう毎回がカルチャーショックだったのですが、いちばん驚いたのは、仕事とプライベートの区別がない、ということでした。
それは、仕事ばっかりしている「仕事人間」という意味ではありません。
遊びや休息も「仕事」のために真剣に取り組んでいるのです。
たとえば、仕事しているときの集中力を高めるために、マニアックなほど健康に気を使っていて、飲み会でも特定の食べ物やお酒は避けている人がいました。
または、瞑想を習慣にしていたり、スポーツもただ楽しいからではなく、「健康作りのため」という目的を持って取り組んでいたり。
一方、当時の私はというと、休みの日は「やったー、休みだー!!」とグダグダ寝て、ピザの出前取って、ネットとゲーム三昧というハイパー不健康な生活をしてました。
周りから影響を受けて、本業・副業の仕事だけじゃなく、食事や睡眠、遊びなどプライベートも「仕事のため」と思って真剣に取り組んでみよう、と思ったのでした。
休日ゼロにした結果、得たもの
生活は一変しました。
会社がない日は副業のライティングの仕事をガッツリ入れて、平日・休日問わず働きますので、休日ゼロです。
体が健康になった
まず、忙しいからこそ、健康に気を使うようになりました。
副業といえど、お客さんがいる責任ある仕事ですから、引き受けたものを締め切りに遅れたりするわけにはいきません。
もちろん、本業でもちゃんと働かないとダメですね。
健康のために、こんなことをやりました。
- 健康的な食事を自炊
- 良く噛んで食べる
- 虫歯はすべて治療
- 1日30分のウォーキング
- バランスボールで筋トレ
- 半身浴
- ストレッチ
- 寝る時間と起きる時間を一定にする
これらを習慣化して、丁寧に行うようにしました。
休日ゼロだと、平日に疲れをためて土日に一気に寝溜め…みたいなことはできません。
だから、その日の疲れはその日のうちに回復できるように、睡眠の質を上げる工夫をしました。
毎日ほぼ同じリズムで動くようになったのが良かったのか、忙しくしても体の健康状態はむしろ良くなりました。
メンタルが安定した
副業を始めたことがきっかけで、仕事の依頼主や、セミナー仲間など、会社以外の人間関係が一気に広がりました。
会社の人たちも普通に良い人たちだったのですが、ひとつの人間関係の中にだけずーっといて、知らないうちに病みかけていたことに気づきました。
複数のコミュニティに所属することで、会社がこの世界が全てではないと思えるようになったんですね。
前までは上司に起こられたら絶望だったけど、副業をするようになってからは、何か言われてもほぼノーダメージになりました。
他でもやっていけるから、嫌ならいつでもやめれる。
そんな風に思ってると、気持ち的にはめちゃくちゃ楽です。
会社組織にもメリットはいっぱいありますので、私は必ずしも皆がフリーランス・自営業になるべきとは思いません。
ただ、少しはやってみて、そっちにも行けるんだな〜っていう自信を付けておくのは精神衛生上よいことだと思います。
副業によってメンタルが安定して、本業もストレスなく取り組めるのです。
一生の仲間ができた
私は副業をやって、いちどフリーランスになり、今の会社の社長に声を掛けられて、再び会社員に戻りました。
休日ゼロで突っ走ってきた結果、得られた最大のものは「一生の仲間」だと思っています。
学校の友達や会社の同僚、趣味の友達ともビジネスパートナーは、たまたま同じコミュニティにぶち込まれただけだったり、趣味やビジネス(お金)で繋がってるだけだったりするので、コミュニティや趣味やお金という接着剤がなくなると解散してしまいます。
そういうのを抜きにしても、「一生この人と関わっていきたい」「この人を応援したい」と思えるのが私にとっての仲間です。
そういう仲間は、もしかしたら同級生や職場の人や趣味のサークルの中にもいるかもしれませんが、行動の範囲を広げた方が出会える確率は間違いなく上がります。
たった一人でも、そういう仲間に出会えると思ったら、休日をつぶす価値は十分にあるんじゃないでしょうか。
まとめ
社会人になって休日が暇すぎる人におすすめする「副業して休日ゼロ」生活は、オンオフの区別がないワーカホリックな生活…ではありません。
1日の中で働くときはしっかり働き、休むときはしっかり休み、疲れを次の日に繰り越さない生活だから、ずっと続けても健康で気分もよく居られるんですね。
良かったら試してみてください!
休みの日が暇すぎて、どうしても家の中に引きこもりがちになる…。
そうお悩みの方はこちらの記事を参考にして、「休日が充実するようにデザイン」することを意識してみてください!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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