夏休みの宿題、会議の議事録作成、食器洗い、etc…面倒なことはつい、後回しにしてしまいますよね。
やらなければいけないのは分かっているのに、なかなかやる気が出ずどんどん時間が経つほどに憂鬱度合いは増していきます。
この後回し癖を直すにはどうしたら良いのでしょうか。
後回しにするとやる気が出なくなる心理と、後回し癖を直すシンプルな方法をまとめました。
後回しにする癖を直したい!
面倒なことや、気が進まないことを後回しにすると、更にやる気がなくなってしまいます。
そればかりか、他のことを知ているときも気になって集中できなかったり、せっかく楽しいことをしていても上の空になってしまったりします。
たとえばの話ですが、夏休みの宿題を始業式の日近くまで手付かずで残していたら、せっかく遊びに行っても「あ〜、そろそろやらなきゃなあ。終わらなかったらどうしよう」等と、いつも宿題のことが心の片隅にあって今やっている遊びに集中できません。
逆に、最初に宿題をぜ~んぶ終わらせてしまったら、あとは毎日心置きなく遊べますよね。
仕事や家事の面倒なタスクも同じように、後回しにしているものは常に意識の一部を占領しています。
パソコンでいうと、バックグラウンドで色んなアプリケーションが作動していてメモリ不足になり、動きが重くなったりフリーズしたりするような状況です。
人の意識も同じく、後回しになって気になることが多ければ多いほど、手元の作業効率が落ちたり、疲れやすくなったりします。
「そういえば査定の締切が近いけど、まだデータをまとめていなかったなあ…。◯◯さんに連絡をしなきゃいけないけど、あの人苦手だから嫌だなあ。家のベランダにゴミ袋をためちゃって、そろそろ出さなきゃいけないけど面倒だなあ」
ハッキリと意識してはいなくても、頭の中が忙しくなり注意散漫になってしまっているんですね。
そういう意識の使い方は非常にエネルギー効率が悪く、結果「やる気がない」となります。
後回しにする癖を直すシンプルな方法
後回し癖を直す方法はとってもシンプルです。
まず、後回しにして気になっていることを紙に全部書き出します。
仕事のこと、家のこと、または人生でやり残していることも、気になっていることを全てリストアップしてください。
これをやらずに死んだら絶対に後悔しそうだな、と思うことは何でしょうか?
仕事のあれこれ、掃除をする、誰かにお礼を伝える・謝る、旅行に行く、など、何でも書いてしまいましょう。
次に、書いたことを一気に全部やってしまいます。または、いい意味で「やらない」とハッキリ決めてしまうこともアリです。
「やらなきゃ〜、でも、やりたくない〜」というジレンマが意識のエネルギーを一番消費します。
やると決めてやるか、やらないと決めていったん忘れるか、どちらかにしましょう。
やると決めたことについては、大変で面倒なものからやります。最も手間や時間や精神が削られる「エネルギーのかかるもの」順にするのがポイントです。
なぜなら、やろうと思うまでの敷居が高いほど、後回しにしたときにバックグラウンドでのエネルギーの消耗も大きいからです。
手を付けてさえしまえば、案外「こんなものか」と思うほどアッサリ片付いてしまうものですし、一番気がかりなことが解消すればそれ以外のこともスイスイ進みます。
やってみると、その気持ちよさが癖になっちゃいますよ。
一気に片付けた後は、これを1日単位で続けましょう。今日一日でやるべきことの中で、一番厄介なものをあえて午前中の最初の仕事に持ってくるのですね。
嫌だな〜と思うんですが、最初にやってしまえば「嫌だな〜」と思う時間の長さを短くできますから。
後回しにする癖を直すには|まとめ
後回しにしていることが多ければ多いほど、意識が注意散漫になってエネルギー効率が落ち、やる気がなくなってしまいます。
後回し癖を直すには、一回がんばって一気に片付けてしまいましょう。後回しにしていることを紙に全部書きだして、あとは片っ端からやるだけです。
そのとき、一番めんどうなこと・大変なことから行いましょう。意識のバックグラウンドでエネルギーを消費しているものを片付ければ、後はサクサクやっつけられます。
ぜひトライしてみてくださいね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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