男女の友情、そもそもあるのかないのか? という問題もありますが、男女の友情はある!と信じて友人関係を維持したい場合には、同性の友達とは違う気遣いが何かと必要になりますね。
仲良くなれたと思ったのになー、なんでだろ?
程よい距離感を保てないと、一瞬で信頼関係が崩壊するのが男女の友情です。
男女の友情を維持するには、どのように関わったら良いのでしょうか?
ここでは私が日ごろ心がけている5つのルールをシェアさせていただきます。
目次
1.男女の友情を維持するには「あわよくば」の期待をなくす
キチオくんのように、異性の友人に「最初は友達から始まって、仲良くなって恋人へ…」と期待を持つ人がいます。
片方は「ずっと友達」だと思っていたのに、片方は「恋人候補としての友達」だと思っていて、告白した瞬間に気まずくなる…
そう、「耳を澄ませば」の杉村のように!
杉村イケメン過ぎて中学生設定忘れてたけど中学生か…#耳をすませば pic.twitter.com/Z7qK27YOfH
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) 2017年1月27日
杉村はずっと好きだった雫に告白するも、
雫「だって…ずっと友達だったから…杉村のことスキだけど…好きとかそういうんじゃ…ごめん…うまく言えない…」
と、雫にとっては今までもこれからも友達、ということでフラれたあげく、急に出てきたイケメンストーカー・天沢聖司にかっさらわれてしまいます。
杉村、かわいそうだけど、そりゃそうなるよ!!!
好きなら最初っから友達扱いすんなよ!!!!
ちなみに、勘違いしやすいのは男性の方が多いみたい。
心理学的には、女性に比べて男性のほうが、友情が恋心に変わりやすいと言われています。
社会心理学者・ルビンは、「友情と恋愛感情の違い」について次のような尺度を設けて、男女別に調査を行いました。その結果、男性より女性のほうが、友情と恋愛感情をはっきり区別していることがわかったそうです。
女性にとっての「男友達」と「好きな人」は、男性にとっての「セフレ」と「彼女にしたい本命」と同じぐらい最初からハッキリ違っていて、途中で移行するのは極めてまれなのです。
(注・関係性の分け方がキッパリ違うことの比喩であって、女性が男友達をセフレと思ってるという意味ではないですよ)
私自身も、友人と恋人の関係性の作り方は全然違うので、友人から恋人に発展するのは考えにくいですね。
恋人と恋愛感情がなくなって別れたけど、友人として良い関係が続くということはあるかもしれないけど、こっちは友達だと思ってたのに急に恋愛感情を向けられるとなんか引いちゃって、信頼が崩壊する。
逆の立場で考えたら、好きな人と友人関係になれたとして、自分の中にちょっとでも「あわよくば」という期待があると、相手が恋人を作ったり結婚したりしたときにショック受けて、関わり方が変わっちゃうと思うんです。
2.同性の友人にしないハグ・スキンシップは異性にもしない
たまに、好きでも何でも無い男友達にベタベタスキンシップをして大勢に気を持たせる女がいます。
Q.好きじゃない異性にも、ボディタッチをすることはありますか?
「ある」……15.2%
「ない」……84.8%働く女性たちにアンケート調査をしてみたところ、このような結果が得られました。好きじゃない相手にもボディタッチをしたことがある女性は、7人に1人程度の割合でいるようです。
スキンシップ女子多過ぎぃ!!「たまにいる」どころじゃなかった…
っていうか、これ立場によっちゃ逆セクハラになるんでは?
まあ意図的にモテたくてやってるなら別にいいんですけど(よくないけど)、天然でやってるなら周りに勘違いさせまくって全員を不幸にするから止めた方が良いと思うんですよね。
少なくとも、握手・ハイタッチ以上のスキンシップは控えた方が良いんじゃないかなあ。
あ、もしもアメリカ在住でアメリカ人の友達だったら別にいいんですよ。
恋人同士じゃなくてもハグとか社交ダンスみたいなのとか普通にするだろうから。
でも、一般的な日本人どうしなら、同性の友人どうしでもめったにハグなんかしませんよね?
3.尊敬のない男女の友情は成立しない
男女平等、ジェンダーフリーが叫ばれる世の中ですが、体の作りだけでなく考え方にも性差は存在します。
たとえば、女性は優等生的に勉強ができて、気配りが上手で人間関係のバランスも取って、めちゃくちゃ仕事もできるんだけど、自分がリーダーシップを取ることには興味がない。
男性は、あまり気が利かないし、人の話も全然聞かないんだけれど、「自分はこれをやるんだ!」と自分の理想を打ち立てて、周りの人を引っ張りながら進んでいくのは得意。
…そんな人が、私の周りを見ていると平均的に多いように感じます。
もちろん、ぐいぐいリーダーシップ取れちゃう女性とか例外もいるけれど、全体的に見たら男女で得意・不得意は違うと思うんですよね。
あと、最近気づいたことなんですけど、女性はネイルとか化粧品、エステ、ファッションなど、「自分が美しくあるため」ならばアホほどお金を使います。
男性はというと、やたらいい音のイヤホンとか、高解像度のなんちゃらディスプレイとか「美しいものに触れるため」にアホほどお金を使います。
だから、イヤホンを選ぶときに女性は本体の色とか、髪型が崩れない形状かとか、スワロフスキーが付いてるか、みたいな「そのイヤホンをつけてる自分がいかに素敵に見えるか」で選ぶけど、男性は「音質と機能」で選ぶ。
もちろん、両方とも例外な人はいらっしゃると思いますが。
まあこんな風に、興味の方向性も全く反対方向だったりします。
その性差を「だから女/男はダメなんだ」とバカにするんじゃなくて、自分にない性質を尊敬して学ぶという姿勢が、恋人・夫婦関係でも男女の友情でも、本当の信頼関係を作るには大事だと思います。
4.食事には行くけど、飲みには行かない距離感を維持する
異性との友人とはここまで、という距離感は感覚的な部分なので、世代とか文化的な背景によっては「ある」「なし」の基準は全然変わってくると思います。
その前提で、私はこのぐらいかなと思っている距離感をシェアすると、こんな感じ。
- 異性の友人と二人きりで食事はアリだけど、飲みにいくのはナシ。
- 一人で異性の友人の家に上がるのはアリだけど、泊まるのはナシ。
自分の中で距離感を決めておくのと同時に、相手の距離感を理解して踏み込まないことも友情を維持するのには必須です。
たとえば、私が2人で食事はアリだと思っていても、相手にとって「2人で食事=デート=あわよくば友人から恋人に変わるチャンス」と思っていたら、要らない誤解を与えてしまうことになるので、避けるべきです。
逆に、お互いに「男女の友達ならセックスぐらいするでしょ?」っていう距離感ならば、それもまた友情なのかもしれませんが。
5.境界線はパートナーに理解を得られるかどうか
自分と相手の距離感の他に、もうひとつ考慮に入れなければいけないのが「パートナーの理解」です。
たとえば、「俺たちセックスするけど、お互い友達としか思ってないから浮気じゃないよ」って言っても、恋人がそれでブチギレるのなら、よろしくないでしょう。
まあ「職場に異性が1人でもいたら浮気だからダメ!」などと、恋人があまりにも理解がなさすぎるなら、それは恋人がよろしくないかもしれません。
じゃあパートナーに黙って友人と付き合えば良いじゃないか、という考え方もあると思いますが、万が一知られたときに信頼が崩壊する行動は、最初からやるべきじゃない、と私は思います。
双方のパートナーからも理解を得られるオープンな関係でこそ、長く友情を維持できるのではないでしょうか。
まとめ
「あわよくば友人から恋人へ」と狙っている相手とは男女の友情は成立しにくく、一瞬は友達っぽくなれてもちょっとしたことで関係は崩壊してしまいます。
相手を勘違いさせないよう距離感を保ち、期待を持たせないことが礼儀だと思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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