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生きがいの例|私の生きがいの変遷と、見つけた方法。

生きがいの例
この記事を書いた人

高橋久美(たかはしくみ)

月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっています。

人生色々あって、今はブログを書くのが生きがい。

プロフィール詳細

初めまして、グロボライターの高橋久美です。

突然ですが、あなたの生きがいは何ですか?

「生きがい」なんて、普段はあんまり周りの人と話す機会がないですよね。

聞いてみたら、案外「そんな生きがいがあるんだ」「そういうことに充実感を味わってるんだ」と、以外なものも出てくるかもしれません。

今回は、生きがいの例として、何かご参考になればと思い、私の人生を振り返り、その時に何を生きがいにしていたのか、またどのように生きがいを見つけたのか体験談をまとめてみました。

私は結構コロコロ変わるタイプなので、今までずーっとコレが生きがいだったというものはなく、その都度変わってきました。

そんな「生きがい」の例をご紹介します。

生きがいの例|私の体験談

中学生・高校生の時の私の生きがい

とにかく、親元を離れたかった!

子供の頃はかしこまって「生きがいって何だろう」と考えるようなことはありませんでしたが、思い出すと

「とにかく早く地元を離れて都会に出たい」

というのが勉強を頑張るモチベーションになっていました。

私が生まれ育ったのは山形県の田舎です。

中高生がお買い物をする場所といえば、ジャスコか隣町のジャスコ(ちょっと大きい)しかありませんでした。

小学生ぐらいの時は「そんなもんか」と思っていましたが、中学生になって雑誌を通して外の世界に触れ、田舎が嫌になりました。

何かと言うと、中学の同級生で仲良くなった友達がビジュアル系ロックバンドのファンだったんです。

(ビジュアル系というのは、お化粧をして派手なパフォーマンスをするバンドの総称です。)

その友達が雑誌やCDを見せてくれ、「ライブを見に行こう」とチケットを取ってくれたりして、私は影響を受けてビジュアル系の世界にハマッていきました。

ライブは当然、地元ではやってなくて、仙台か新潟まで出て行くことになります。

ロリータファッションの衝撃!

初めて仙台に見に行ったライブで、変わったお洋服を着た人を見かけました。

白地にブルーのチェックの生地に白いフリルが満載の、裾がふわっと広がったジャンパースカートに、ツインテールにした巻き髪、頭のてっぺんには何やらフリフリした飾り(ヘッドドレス、というものがあることを後で知りました)をつけていて、まるでお人形のようでした。

「かわいい!!」と、私は衝撃を受けます。

他にも、パンクでボーイッシュな人とか、黒を基調にしたゴスロリの人とかがいて、ジャスコで買った普通の服を着ている私は、何だかドレスコードを間違えて浮いちゃった人みたいになってました。

私もそういう服を着てみたい、と思いました。

後で友達に教えてもらったファッション雑誌を見ると、本当に田舎では見かけないようなオシャレな人たちがいるんだなあ、とびっくりでした。

しかし、田舎にはそんな原宿みたいな服は売っていないし、ブラウスで1万円以上、スカートは2万円とかするので、中学生のお小遣いではお年玉で1年に1着買えるかどうか。

ライブに行くも、親同伴で仙台と新潟にしか行けないんじゃなくて、もっとあちこち追っかけに行きたい。

早くこの田舎を脱出して、かわいいお洋服を着てライブを見に行きたい!!

そのために、私が頑張ったのが「勉強」でした。

勉強すれば、都会に出られる!

うちは裕福な家ではなかったのでライブとか服とかにはお小遣いを出し渋られていましたが、勉強に使う参考書とかはバンバン買ってくれました。

とりあえず仙台か新潟の大学に合格して一人暮らしを始めてしまえば、あとはアルバイトしてお金を貯めて服を買ったりライブに行ったりできる!!

欲望に火がついた私は、ゴリゴリ勉強して無事に第一志望の仙台の大学に進学できました。

ビジュアル系追っかけざんまいの大学生活のスタートです!

中学の時のビジュアル系友達も仙台に集まっていて、一緒にライブや握手会イベントを見に行ったりしました。

昔は高速バスで片道3時間かけないと行けなかったライブが、いまは自転車で15分です。

仙台だと東京にも行きやすく、たまに高崎や名古屋あたりまで全国ツアーを追っかけて行ったりもしました。

お洋服も仙台なら何個もショップがあって、かわいいのがいっぱい売ってます。

そういう「ビジュアル系の追っかけ」全般が私の生きがいでした。

そのためならアルバイトを3つぐらい掛け持ちして休みゼロでも全然へっちゃら!

そんな生活が大学3年ぐらいまで続きます。

ところが、「ある人物」との出会いがキッカケで今までの生きがいを手放すことになります。

人にお金を貢ぐのが生きがいに!

スピリチュアルおばさんとの出会い

転機は大学4年の時にやってきました。

ひょんなことから、とある「スピリチュアルなおばさん」に出会うんです。

そのおばさんは40代ぐらいの小柄な人なんですが、髪の毛はベリーショートで黒縁のメガネをしていて、服装もイッセイミヤケの黒いロングスカートに白いTシャツという、なんかオシャレな格好をしてました。

その人に声をかけてもらってカフェでお茶することになったんですが、おばさんはおもむろに、

「久美はさあ、見えない世界って信じる人?」

と聞いて着ました。

私自身は霊感なんて全くないし、オーラも未来も前世も何も見えませんでしたが、美輪明宏さんのファンで『オーラの泉』は欠かさずに見ていました。

なので、「はい、信じる方です」と答えました。

するとおばさんは、

「私、実は直感で色々わかっちゃうのよ」と言います。

話によると、オーラが見えるとかではないみたいなのですが名前をみるとその人の事が直感的に分かってしまうのだそうです。

それで、表立ってはやっていないけれど、経営者や政治家の相談にも乗っているのだとか。

おばさんは、続けます。

「もしかしてご実家に病気の人いない?」

いました! ちょうど、妹がうつ病で不登校〜高校中退ひきこもりコースを邁進している時でした。

私が少し興奮気味に妹のことを話すと、おばさんは、

「妹さんにエネルギーをかけてあげるから、試してみない? 1人につき1万円で、効果が感じられなかった時は全額返金するシステムだから、よかったら」

へっ? エネルギー? 何が良くなるの?

どうやら効いてるっぽい?

ドキドキしつつ、興味本位でお願いしてみることにしました。

妹の病気を治してあげたいというよりも、私はそのおばさんに興味を持ち、もっと仲良くなりたい、と思ったのです。

その場でお金を下ろしに行って、おばさんに1万円を渡すと

「じゃあ、エネルギーかけておくから」

とおばさんはメールでも送ったかのように言い、その日はそれで終わりました。

おばさんの「エネルギー」が効いたのか、もともと治るタイミングだったのか、妹は程なく高卒認定を取り、大学に進学しました。

このおばさんは、もしかして本物なのでは? と思い、私はどんどんいろんな相談をして「エネルギー」を「買う」ようになります。

何年も関わって、払ったお布施は総額200万円以上。その他にもおばさんがお勧めする高級な服などを買って出費がかさみました。

ビジュアル系との決別

で、生きがいの話に戻るんですけど、ある時、おばさんから

「OLさんがビジュアル系の追っかけなんて、変だからやめたほうがいいよ」

と言われてしまいます。

ライブに行くのも、ビジュアル系の友達と遊ぶのもやめて、CDやグッズの類は捨てなさい、と。

今思えば、別にビジュアル系の追っかけしてたって良いと思うんですけどね。

ただ、そのおばさん的にはもうちょっと「良いとこのお嬢さん」風の『家庭画報』に載っていそうな趣味のほうが箔がつく(?)って考えだったみたいです。

ビジュアル系は私の青春だったし、生きがいでした。

そのためにだったら勉強もバイトも頑張れたし、夢は全国ツアーを全部回ることでした。

でも、おばさんに出会って、ビジュアル系にかけるべきお金がお布施やに消えて行って、ライブに行く回数も半年に1回ぐらいに減っていました。

ここで今までのビジュアル系の世界に留まるか、おばさんと一緒に家庭画報の世界に飛び込むかの二択を迫られたのです。

悩みましたが、私はおばさんの方を取りました。

箱に「家宝」と書いてあった、初回限定版CDコレクションを普通のゴミに出して、ビジュアル系つながりの友達とも疎遠になり、私のビジュアル系ライフは終わりました。

おばさんに認められるために

その後は、ビジュアル系にかけていたお金を、更なるお布施とか、おばさん推奨のファッションなどに使うようになりました。

おばさんはメイド・イン・ジャパン推しだったので、イッセイミヤケの他、45Rpmやミスアシダなどを好んで着ていました。

私もイッセイのスーツを買ったら、おばさんから「良いじゃん!」と褒められて、それが嬉しくて頑張って高い服を買うようになりました。

この時、私の生きがいは「おばさんに認めてもらうこと」に変わっていました。

高校生の時にビジュアル系のために必死に勉強したのと同じく、何かのスイッチが入ってしまったみたいです。

私は、おばさんに認められるためならとてつもない行動力を発揮しました。

一番大きな買い物は「家」です。

おばさんの弟子の仲間がタワーマンションを買ったのに対抗して、ローンを組んで戸建を買ってしまったのです。

おばさんは「やるじゃん」と褒めてくれ、何度か遊びにきてくれて私は満足でしたが、ローンの返済は重くのしかかりました。

家にかかるお金が増えてお布施の払いが悪くなってくると、おばさんは

「いたいけなOLさんからこれ以上お金をもらえないので、距離をおきましょう」と言いました。

お金が欲しい!

私は住宅ローンの他に、クレジットカードのキャッシングやリボ払いにも手を出して限度額いっぱいまで使っている状態でした。

お金がないのが悪いんだ。お金を稼いで、いっぱいお布施を払えるようになっておばさんの元に戻りたい…!!

そう思って、私はビジネスの勉強を始めます。

今の会社にいては給料が増えないことは先輩から聞いていましたし、特にこれといったスキルも実績もない私は転職してもめちゃくちゃ条件が良くなることは考えられません。

ならば、自分で商売をしたら頑張った分だけ稼げるのでは、と思ったのです。

最初は行政書士とか司法書士とか、何か資格をとって「士業」をやろうかなと思いましたが、成り行きでコピーライターになります。

最初は副業で、会社に通いながらこっそりライターの仕事もしていました。

お金があれば、おばさんのところに戻れる!!という一心だったのですが、いつの間にか「お金」が生きがいのようになってしまいました。

もっとお金を稼げるようになりたくて、あちこちビジネスセミナーに出ていた時に、また新しい出会いがありました。

再び生きがいが無くなる!

佐藤想一郎さんとの出会い

当時、仙台でビジネスのセミナーをやっていたその人が、今もお世話になっている先生であり、最も頼れる友人でもある佐藤想一郎さんでした。

私は想一郎さんに「かくかくしかじかで、スピリチュアルなおばさんにいっぱいお金を払いたいのでビジネスを教えてください!」と相談しました。

だいぶ失礼な話ですが(笑)、想一郎さんからは、こんな返事がありました。

「それ、詐欺じゃないですか? 依存しているままだと、ビジネスやっても何をしてもまた巻き込まれるだけですよ」と。

まさか、そんな! 信頼していたおばさんなのに。

最初はえっと思いましたが、何度かセミナーに参加して話を聞くうちに、どうもやっぱり私が間違っているような気がしてきました。

そして、「今までの自分を変えて、やり直したいんですけど」ともう一度、想一郎さんに相談します。

そうしたら、

「おばさんに会って、今まで払ったお金は全て返してもらってください。おばさんからもらった服や物も全部捨ててください」

とアドバイスをいただきました。

そんなぁ〜〜!!!ですよ(笑) おばさんにまた会うために、会社もライターの仕事も頑張ってきたのに。

また手放すのか、と。今まで人生の9割をかけてきたものが無くなってしまう。

それはものすごい恐怖でした。

今度はビジュアル系のCDを捨てるのとは違います。

相手は人間ですから、「お金返せ」とか言ったら、きっともう二度と会ってもらえないでしょう。

おばさんを取るか、佐藤想一郎を取るかの二択です。

それは、依存する人生をそのまま歩いて行くのか、自分で自分の未来を切り開く自立した人生に向かうのかの二択でもありました。

おばさんとの決別

怖かったけど、このチャンスを逃したら一生変われないような気がして、私は思い切っておばさんとの決別に挑みました。

その結果、全額ではないけれど50万円ぐらい戻ってきて、「もう接触しないこと」みたいな念書を書かされて、私とおばさんとの関係はアッサリ終了します。

それまでは「すごい人」に見えていたおばさんが、最後に会ったときは「普通の人」になってしまって、ちょっぴり物悲しい気持ちになりました。

おばさんからもらったお下がりのイッセイとか着物とかも全て処分し、空っぽになった家の中で、私の心も空っぽです。

でも、不思議と元気で、体の内側からふつふつと力が湧いてくるような気がしました。

生きがいも、目標も、楽しみも、何にもなくなっちゃったけれど、これから何でもできる。

まっさらな画用紙に、新しく好きな色を塗っていける。

そんな希望が満ちていました。

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「認められたい」から「喜んでほしい」へ

ちなみに、そのタイミングで会社も、副業でやってたライターの仕事も一旦全部辞めてしまいました。

が、特に自分でやりたいことも無くなってしまったので、想一郎さんの勧めで、アルバイトをしながらブログを書くことにしました。

それまで、いっぱいセミナーに出たり本を読んだりして、自己啓発とかスピリチュアルとか、ちゃんとできているかどうかは別にしても結構知識はあったんですね。

なので、勉強したことを軽くまとめてブログにアップするようにしました。

正直、最初は「こんなしょーもない私が書いた記事なんて、一体、誰が読むんだろう」と思っていました。

ところが、意外にも見つけてくれる人はいるみたいで、ある時、めちゃくちゃ熱いコメントをいただいたんです。

ブログのコメントなんですが、ブログの1記事ぐらいの長文で、その人の状況やお悩み、これから目指したいこと、そして、ブログを読んで気持ちが前向きになったことへの感謝がつづられていました。

それが、私の方がとっても嬉しくて、むしろこっちが感謝です!と思いました。

ブログって、こんな風に人の気持ちを盛り上げて、何か気づいて行動を変えるキッカケになって感謝してもらえるんだなあ、と、すごい感動したんですね。

もう、背筋がゾクゾク来るような、東北楽天ゴールデンイーグルスが震災の後で優勝したときを超える喜びでした。

魂とかあるのかよく分からないけど、「魂が震える瞬間」があるとしたら、きっとこれです。

そのときは練習で書いていただけなので、ブログでお金を稼ごうとかそういうのは何も考えてなかったけれど、こんなに嬉しい幸せを味わえる、こんなに人に喜んでもらえることなら、もっとやりたい!と思いました。

ビジュアル系の時も、スピリチュアルおばさんの時も、ずっと「自分が、楽しみたい」「自分が、認められたい」「自分が、愛されたい」と「自分が」「自分が」ばっかりでした。

そこへ30歳を過ぎて、初めて、「人に喜んでもらう喜び」を強烈に体験したのです。

「自分が〜」は完全に無くなった訳ではないですが、ちょっとずつ割合として減って行きました。

今の私の生きがいの例

読者さんに喜んでもらうこと、楽しんでもらうこと、感動してもらうこと、気づいてもらうこと、行動してもらうこと、そしてその記事を読む前よりも読んだ後でちょっとでも人生が良くなること。

そういうことが、今も私の生きがいになっています。

だから「もっと読者さんが興味のあるネタはないかな?」と街を歩いてもネットや本を見ても、だれかと話しても、いつもブログネタをリサーチしています。

文章がまだまだ上手くないと思うので、ライティングのセミナーを受講したり、上手な人の文章を何十ページも書き写して感覚を盗もうとしてみたり、技術も磨いている途中です。(多分、一生終わらない、笑)

人生の、生活の全部が「ブログ」という生きがいを軸に回っているイメージです。

決して自己犠牲になってる訳ではなく、美味しいものを食べたり、テニスをしたり、自宅兼仕事場の環境を整えたり、自分を満たすこともやっています。

ただ、それも結局は、自分が健康で、機嫌よくいられた方が、「いい仕事ができるから」なんです。

食べ過ぎたり、睡眠不足になったり、お金のことを心配したりしていると、どうしても集中力が切れて良い文章が書けません。

それから、ちょっと不思議なんですが、自分自身が暗い気分で文章を書くと、たとえどんなに面白おかしい話を書いても、どことなく雰囲気が重苦しくなって読みにくい印象になります。

逆に、体も調子が良くて、気分も爽快なときに書くと大した内容じゃなくてもじんわり良い読後感の文章になったりします。

だから、私は自分の体や心も仕事道具のひとつとして、精密機器のように扱うようになりました。

数年前まではジャンクフードでもなんでも食べたいものを好きなだけ食べて、ロクに運動もしなかったのに、すごい進歩です(笑)。

「生きがい」っていうものは、こんなにも人を変えてしまうんですね。

生きがいはバージョンアップする

ここまで、私の生きがいがどのように変わってきたのか事例をご覧いただきました。

最初はビジュアル系のロックバンドで「自分が楽しむこと」が生きがいでした。

次に、スピリチュアルおばさんに依存して、お金を求めて、「自分が認められること」が生きがいになりました。

今も楽しむときは楽しむし、認めてもらって嬉しいこともありますが、一番生きがいを感じるのは、ブログを書いて読者さんに喜んでもらえたとき、すなわち「人に喜ばれること」です。

こんな風に、生きがいは変わったり、バージョンアップしたりしていくと思うんです。

ひとつのことをずーっと続けるのも素晴らしいことですが、もしも、あなたが今まで生きがいを感じていたことに違和感を感じてきたなら、少し飽きてきたかも、と思うなら、次のステージに進むタイミングなのかもしれません。

今まで全てを費やしてきた生きがいを手放すのは、とても勇気のいることですし、寂しさも感じるでしょう。

でも、思い切って卒業すると、よりしっくりくる新しい生きがいが必ず見つかります。

生きがいは無理に見つけなくても大丈夫。

とはいえ、今まで生きがいだったものを失ってしまった、または、特に生きがいと呼べるものがない、という人は無理に生きがいを見つけなくても良いと思います。

生きがいは、どこかを探せば新たに見つかるものではなくて、普段の仕事や日常生活の中で感じられるものだからです。

「これを生きがいにしよう!」みたいにあんまり決め過ぎず、自分の仕事を一生懸命にやって見たり、家族や周りの人が喜ぶことをしてあげたりして、ごく普通の日常生活の中の「嬉しい瞬間」を大事にしてみたらいいんじゃないかなと思います。

私もたまたまやったブログで嬉しい瞬間が見つかって、それが生きがいになりましたが、最初から「これをライフワークにするぞ!」と思って始めたわけではありませんでした。

なので、今やってることの中で、こんな時に嬉しい、こんな時に幸せを感じられる、という瞬間があれば、メモしておきましょう。

または、今までの人生を振り返って、あのときは本当に感動した、生きがいを感じられた、というシーンを集めてみても良いでしょう。

そして、それらの共通点を探してみてください。例えば、こんなのが出てくるかもしれません。

生きがいの例

  • 周りの人が笑顔になったとき
  • 人から頼ってもらえたとき
  • 人と、心の深い部分で分かり合えたとき
  • 子供や後輩など、人の世話をしているとき
  • 人と人のご縁をつないだとき
  • 人に癒しを与えられたとき

などなど。

そして、そういった生きがいを感じられる瞬間をもっと増やすにはどうしたらいいかな? と自分の生活を設計して行けば良いのです。

お客さんに喜んでもらえるような企画をすることかもしれないし、自分の業務スキルや知識をブラッシュアップすることかもしれません。

または、家族との時間を大切にするため、仕事を変えることかもしれません。

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生きがいのために生活を最適化する

私が最近やった「生きがいへの最適化」は引越しです。

15年暮らした仙台を離れ、私の先生や、仲間が集まっている大阪に引っ越しました。

コレを書いている今はまだ大阪に来て4日目なのですが、毎日誰かに会って学びがあり、もうすでに1週間とか1ヶ月とか経ったんじゃないかと思うくらいの濃い〜毎日です。

そうして学んだことを、ブログに書いて還元して行きたいなと思っています。

また、仕事場でもある自宅の環境整備にも力を入れています。

長時間でも疲れにくいように、自分の体に合わせて高さ調節のできるデスクを導入し、集中力を上げるという観葉植物も設置しました。

毎日拭き掃除をして、お香を焚いて、気づいたら整理整頓して、心地よく執筆できるようにできることをやっています。

すでに1日の仕事量が今までの倍ぐらいに増えていて、より生きがいを感じられるようになって来ました!

生きがいは人との関わりの中にある

あなたの生きがいにも、おそらく何かしら「他の人」の要素が絡んでいるのではないでしょうか。

多くの場合、生きがいは他者との関係性の中に見つかります。

たった一人でコレをやってるのが楽しい、という人でも誰かに自慢したくなったり、一緒に楽しむ仲間を求めたりしますよね。

そして生きがいが変わるとき、関わる人もガラッと変わるでしょう。運命の出会いもあるかもしれません。

人生は関わる人によって決まる、と言っても過言ではありません。

私もスピリチュアルおばさんに払ったお金は痛かったけれど、あれがあったからお金を稼ぎたいと思ってゴチャゴチャ行動して今があるので、必要な出会いだったんだろうな、と思っています。

生きがいの例|まとめ

生きがいは、関わる人や環境の変化、自分の成長によって変わっていくものです。

今まで熱中していたことに飽きや虚しさを感じるようになったら、生きがいもバージョンアップするタイミングかもしれません。

生きがいを見失ってしまった人、何か生きがいを見つけたい人は、新しく何かやるよりも、まずは今の仕事や周りの人との関わりの中で、「嬉しい瞬間」をたくさん見つけてみましょう。

今、楽しいこと・幸せなことが見つからなければ、過去を振り返って探しても良いです。

その共通点にあなたの「生きがい」のヒントがあります。

あなたと周りの人たちも、日々生きがいを感じて、楽しく過ごされますように!

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
引き寄せの本質と裏側を書いたレポート『Cycle(サイクル)』期間限定プレゼント中

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。

・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
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といったことにも触れています。

よろしければ読んでみてくださいね。

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