忙しさに振り回されると、あれもしなきゃ、これもしなきゃと焦ってばかり。
仕事や家事など毎日こなしてはいるけど、なぜか何も進んでいない感じがあったり、疲れて寂しい気持ちになったりしませんか?
どうしてもやらなきゃいけないことはあるし、日常的に忙しく追われるように過ごしている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、忙しくても疲れすぎず、周りに安心感を与えられるくらい穏やかに過ごすためのヒントをまとめてみました。
意図的に「余白」をつくる
忙しくても穏やかに過ごすためには、まず
- スケジュール
- 周りの環境
- 自分の体
と、いろいろな意味での余白を意図的に作ることが大切です。
スケジュールに余白を作る
私は3人の子育てをしながらフルタイムで働いていますが、特に子どもが小さいころはスケジュールは常にパツパツ。
時間に余裕がないので、子どもの発熱や仕事でのトラブルなど、何か予定通りにいかないことがあると、どんどんスケジュールが狂ってイライラするばかりでした。
朝何時に起きて、
家を出る前にこれだけやって、
何時の電車に乗って、
寝かしつけてから家事をして、、
と、スケジュールを考えていたものの全くうまくいかず。
時間に余裕がなくてイライラ、イライラするからさらに心に余裕がなくなり…という悪循環です。
そんな失敗を何回も繰り返しましたが、3人目の子育てが始まった時に「1人になる時間が欲しい!」と思い立ち、自分のために余白を作ることにしました。
日中はどうしても仕事や家のことがあるので、余白を作ったのは朝。
夜は子供たちと早く寝て、朝30分でも早起きをして自分だけの時間をとるようにしました。
すると、1日を落ち着いて始められるので気持ちに余裕がある日が増えたんです。
それからというもの、1日をごきげんに過ごすために早起き生活が定着し、今では10年近く経ちました。
早起き以外でも、家事や仕事の合間に
- ゆっくりお茶を飲む
- ぼーっと風に当たる
など意図的に余白タイムをとると、リラックスして集中力も上がるのでおすすめです。
周りの環境に余白を作る
忙しい時、部屋がごちゃごちゃしていると余計に忙しく感じてしまいます。
急いでご飯を作らなきゃ!というときも、使ったお皿や調味料などが置かれたままのキッチンでは気持ちが乗りません。
それに、いざ料理を始めても、スペースがない中で無理やり食材を切って落としてしまったり、結局片付けないといけなくなったりすると、余分に時間がかかりますよね。
そこで私の場合、夜寝る前にはリビングの床やテーブルをなるべく片づけるようにしています。
起きた時に見える景色がスッキリしていると、気分も清々しい!
また、忙しくなるとつい仕事机がごちゃごちゃしてしまいますが、パソコンに向かう前に周りをさっと片づけると効率アップ。
思考もリセットされてサクサク取り組めるので不思議です。
身の周りの空間にも余白を作ると、気分が良くなって何でもスムーズに進みますよね。
掃除は引き寄せの法則にも関係がある、と言われます。詳しくは別の記事でご紹介していますので、よろしければこちらもお読みください。
体の中に余白を作る
スケジュールや身の回りの他にも、体の中に余白を作ることが大事です。
例えば、食べすぎたり飲みすぎたりすると、重苦しくて何もはかどりませんよね。
また、忙しくて疲れたなぁと思うときは姿勢も崩れて
- 足首
- 股関節
- 肩甲骨
- 背中
- 首
は、ギューッと固まっていないでしょうか。
意外と重要なのは、首や背中など骨同士の空間、関節に余白をつくること。
私の場合は毎日デスクワークなので、仕事に集中しすぎてしまい、気づけば体がガチガチになってしまうことも多いです。
仕事柄しょうがないと諦めがちでしたが、こまめに足首回しや肩回しをしたり、夜寝る前にケアしてみるとかなり疲れにくくなりました。
忙しいときこそ、体にも意識を向けて余白を作り、気持ちにゆとりをもって進めていけるといいですね。
今目の前に100%で生きる
人が忙しいと感じるとき、実は目の前のこと以外に意識を奪われていることが多いです。
例えば、今は何も起こっていないのに、過去に苦労した経験を思い出して気持ちが重たくなったり、この先やらないといけないことに不安になったり。
過去や未来のことに意識が囚われていると、今抱えているもの以上に忙しく感じて疲れてしまいます。
でも実際、今この瞬間にできることは1つだけ。
「スケジュール上の忙しさ以上に、感情や思考で勝手に重たくなってない?」
とふり返りながら、過去も未来も手放して、今やるべきことに集中すると、忙しさや疲れは感じにくくなります。
「今日こんなことが大変だった」とか
「これからあれもこれもやらなきゃ」ではなく、
まずはシンプルに目の前だけに、100%意識を向けて取り組むと気持ちが楽です。
ただ、目の前の1つだけに集中するのは効率が悪いし、「マルチタスクが得意」という人もいるかもしれません。
頭で別のことを考えながら手は別の作業をして、、というマルチタスクをこなしている人も多いのではないでしょうか。
でも、人間は一度にひとつのことしか集中できないし、マルチタスクが苦手なのだそう。
かく言う私も、同時進行やマルチタスクが得意な方だと思っていました。
でも、夕食の肉じゃがを作りながら、キッチンを片づけつつ、スマホもチェックして、なんて調子に乗った日には、じゃがいもが見事に煮崩れた残念なおかずの出来上がり。。
「マルチタスク=気が散っているだけ!」と反省したできごとの1つでした。
あれこれ違うことを考えながらやるのではなく、「今」に集中しながら、その時間にできることを味わい尽くしていきたいですね。
スマホ・SNSに時間を奪われない
忙しいときにも焦らず穏やかに過ごすために、スマホ(SNS)との付き合い方は欠かせません。
ただ、これが本当に厄介です。
SNSは便利ですが「いかに人から時間を奪うか」だけを考えて作られているツールです。
かくいう私も、ちょっと確認するつもりで見続けてしまった!ということはよくあること‥。
知らなければ満足していたはずなのに、SNSで人と比べて「私も〇〇しないと・・」と焦ってしまい、
- 誰かが紹介していた商品の購入
- 誰かがおすすめしていた資格や講座
- 誰かが「やらなきゃ損」と言っていること
など、本来しなくてもよかったことを勝手に増やして忙しくしているかもしれません。
そして、たとえSNSを見ていなくても、スマホが近くにあるだけで「今」ではなく「別のどこか」につながり続ける感覚になってしまいます。
世界的ベストセラー「スマホ脳」によると、スマホは人を引きつける威力が強いので「サイレントモードにしていても、近くに置いているだけで記憶力と集中力に悪影響がある」という実験結果もあるのだそう。
まずはスマホの悪影響をきちんと自覚して、スマホに時間や集中力を奪われる側ではなく、利用する側になっていきたいですね。
忙しくても穏やかに過ごすヒントまとめ
今回は、忙しくてもバタバタせず、気持ちに余裕をもつためのヒントについてお話しました。
- 意図的に余白をつくる
- の前に100%集中する
- スマホ・SNSに時間を奪われない
忙しく過ごしていると、こなすことに一生懸命になって、本来の目的を忘れがちです。
家族との時間をゆっくり豊かに過ごすための仕事だったはずが、日々タスクに追われて「私の時間を奪わないで!」なんてイライラしてしまっては、本末転倒ですね。
そんなふうにならないためにも
「スケジュールや空間、自分の体に余白はあるかな?」
「後先ばっかり考えてないかな?」
「目の前に集中できてる?」
「スマホ触りすぎてない?」
と、こまめに自分に問いながら一緒に取り組んでいきましょう。
注意点としては、せっかく作った余白でさらにものごとを進めてしまわないこと。
いまより少しでも成長した未来の自分を信じて、自分にとって善いできごとがもたらされるためのゆとりを余白として持っておきたいですね。
私が日々の忙しさにやられてしまった経験から学んだことは、こちらの記事にも書いていますので、よろしければ合わせてお読みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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