トイレを掃除すると金運が上がる等と言われますが、お金を引き寄せている人は実際に家の掃除が行き届いていてめちゃくちゃきれいです！
全員かどうかは分かりませんが、少なくとも私がお会いした人たちは共通して全員お掃除好きでした。
お金を引き寄せる人の掃除と片付け
ある社長さんの家にも打合せでお邪魔したことがあるのですが「ここはモデルルームか！」というほどの掃除っぷりです。
まず、テーブルや机の上に何も置かれてないんですよ。
リモコンとかメモ帳とか醤油とか、そういった普通は（？）そこらへんに置いとくであろう物が何もなく、ホコリとかコップの輪染みとかも当然ありません。
床もピカピカで、本棚の本はちゃんと縦向きにゆったり収まり、トイレットペーパーは三角折りです。
そして観葉植物が生えてて、お香のいい匂いがします。
あんまりきれいなので、「ここは事務所用に借りてるとこなんですか？！」と聞いてみたのですが、普通に住んでるとのことでした。
ちなみにその人のお店でも、掃除には非常に力が入っていました。
明るくて居心地が良いせいか、自然にお客さんが引き寄せられて集まってきているようで繁盛しています。
どうやら、掃除で引き寄せが叶うらしい。でも、なぜなのでしょうか？
今回は、掃除と引き寄せの法則の不思議な関係について、スピリチュアルな視点からまとめてみました。
読み終える頃には、掃除のやる気と波動もちょっぴりアップするかもしれません！
掃除で引き寄せるのは本当？
私の感覚だと、掃除をすると引き寄せるというよりも「波動が引き寄せモードになっているときは掃除をしたくなる」が正確だと思います。
逆に、部屋とか仕事場がよく掃除されていていい環境だと、自分の波動が影響されて引き寄せモードに変わるのも本当です。
私の部屋の掃除度合いは、金運や体調やブログのアクセス数まで相関関係があるらしいのです（笑）。
波動と言うと怪しいなあと思われるかもしれませんが、要は気分の問題ってことですね。
引き寄せの法則は、自分の気分に近いものが周りに集まってくる（ような気がする）という非常にシンプルなルールです。
たとえば、「お金を引き寄せるぞー！」と言っても、何もないところからお金がボコボコ湧いてくるわけじゃありません。
元からどこかにあったお金に”気づける”ようになっただけなんです。
私たちの脳は相当いいかげんで、存在する物が見えていなかったり、存在しない物が見えてしまったりします。
「今日のラッキーカラーはピンクですよ」と言われた途端に、周りにあるピンク色の物が目に飛び込んでくるように、意識を向けているもの・見たいと思っているものが見えています。
不機嫌でイライラしていたら、人のムカつくところばっかり目に入ってきて更に不機嫌になります。
「お金がない」と思っていると、「お金がない現実」や「お金がなくなる情報」ばっかりに目が向くので、ますますお金がなくなります。
世界そのものは変わっていないのに、自分の気分次第でピンクに見ることもできるし、誰かをいい人にも悪い人にもできるし、お金が有るようにも、無いようにもできてしまうのです。
そこで、話は掃除に戻ります。
いつも暮らす家の中や、仕事をする場所をよく掃除してきれいにしておくと、単純に心地よいですし、いつもきれいな状態を目にすることになります。
自分や周りの人のために快適な空間を作ってあげて、みんなの機嫌が良くなると良いものを引き寄せるというわけです。
これが、掃除で幸運を招き入れるシンプルな仕組みです。
いやいや、私はあんまりきれいな場所は落ち着かないので、適度にゴチャゴチャしている方が快適なんですよ〜！という方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
それが自分にとって最も快適ならば全然オッケーなのですが、基本的には物が少なくスッキリしている方が空間のエネルギーは上がります。その理由は、次で述べます。
お部屋と潜在意識の対応関係とエントロピーの話
ここで、引き寄せと掃除の関係を解説するために、文系の人はきっと知らない、そして知っている理系の人に見られたらツッコまれそうな「エントロピー」という概念を使ってみたいと思います。
大学のパンキョーで寝ながら聞いた物理の断片的な知識を総動員しています。
※特に興味がなく、とりあえず掃除の方法だけ知りたい！という方は、次の見出しまで飛ばしていただいて大丈夫です。
まず、熱は高い方から低い方に流れる性質を持っています。これは感覚的に分かりますね。
冬の時期、ネコを抱っこすると暖かくて良いものですが、これはネコの体温がヒトよりも高いためです。
熱はネコ（高い方）からヒト（低い方）に移動します。
逆に、体温の低いヒトがネコを温めるのは難しいですね。
（ネコがヒトの布団に潜り込んでくるのは、外の冷たいところよりはマシ、という程度でしょうか。）
このように、熱は一方通行で温かい方から冷たい方に移動し、冷たいものから温かい方に流すのは無理じゃないけどすごく大変です。
温かいものは放っておくと冷めますが、冷めたものを温めるのには火を付けたりレンジでチンしたり、外側からエネルギーをかけて挙げないと勝手に自分で温まってはくれません。
エントロピーは、冷めたものを温めて元の状態に戻す時の「大変さ」の指標です。
大変さと言えば、部屋を散らかすのは簡単ですが、元通りに整理整頓するのには時間や手間がかかり大変ですね。
本当の物理の意味とはちょっと違いますが、部屋の散らかり具合も広い意味では「エントロピー」と言えます。
部屋の散らかり具合とエントロピーは、次のように表されます。
- 散らかっている部屋…エントロピー・大
- 片付いている部屋…エントロピー・小
エントロピーが大きい散らかった状態からだと、もとに戻るためにものすごくエネルギーが必要です。
片付いていてゴミもない状態、つまりエントロピーが小さいときは、そのままエネルギーを温存できます。
ということは、なるべく片付けてキープしていた方がエネルギーの高い状態を保てるということです。
じゃあ人のエネルギーって何かと言うと、「気分」とか「元気」など「気」の部分ですね。
で、ここから急に風水みたいな話になります。
部屋の見えるところは顕在意識、見えないところは潜在意識に対応しています。
引き寄せは潜在意識が大きく関わっていますので、潜在意識に相当する押入れやクローゼット、引き出しの中など、見えないところをきれいにすることがとても大切です。
とりあえず見えるところをきれいに…と何でもかんでも押し入れにつっこんでいると、自分では意識していないつもりでも（あー、あそこ片付けなくちゃなあ）と微妙に潜在意識では気になっています。
「気になること」が多く頭の中が散らかって色々と上手く行かないときには、とりあえず部屋を片付けたり掃除したりしてみましょう。
スッキリしていいアイディアが湧いてくることがあります。
エントロピーの大きな部屋を片付けるのは大変ですが、一回頑張って部屋がきれいになれば、空間からエネルギーを補充できます。
ここまでまとめると、
- エントロピー（元に戻す大変さ）が増大するとエネルギーのロスが大きくなる
- きれいな部屋はエントロピーが低い=エネルギーを温存できる=気分が良い
- 部屋の見えないところは潜在意識に相当するので、見えないところこそ掃除が必要
となります。
気分や体が重くなって動きづらいときは、空間と意識のエントロピーを小さくできないか、ということを考えてみましょう。
とはいえ、いったん散らかっちゃうと片付けるのは面倒くさいですよね！
私もズボラで汚くても平気なタイプで、しかも家が古くてカビが生えやすく、放っておくと部屋がナウシカの森みたいになっちゃいます。
そんな人でも一発で片付く、とっておきのお掃除術を最後にご紹介しましょう。
波動を上げる引き寄せ掃除術！
どうしても忙しくて掃除が後回しになってしまうとき、もう散らかり放題で無理！というときの裏技、それは…
それは、友達を家に招く約束をしちゃうこと、です！！
週末にでも友達を招く約束をしてしまえば、見られて恥ずかしいところを掃除せざるを得なくなります。
そしておそらく、掃除し始めさえすれば1時間ぐらいで一応は見られるようにはなるはずです。
もっと強烈なのは、つきあい始めたばっかりの恋人とか上司とか、パートナーのご両親とか、自分にとってVIPな人を招くことです。
その人たちに心地よく過ごしてもらおうと思ったら、必死になりますよね！
これで、一気に片付けられます。
でも、本当は自分の事ももっとVIP扱いして心地よく過ごせるようにしてあげたいですね。
自分が世界で一番大事な人だったとして、VIPにふさわしいお部屋を自分から自分に用意してあげましょう。
それが、引き寄せで大事な「セルフイメージを上げる」ということでもあります。
掃除がしたくなるときのスピリチュアルな意味
たまに、なぜか無性に掃除がしたくなることってありませんか？
仕事や勉強で忙しいのに、急に掃除や片付けを始めてしまう…。
これは、潜在意識では空間の波動が高い方が集中できることを知っているからです。
波動が低い場所で頑張ろうとしても、ここまで見てきたように空間の波動から影響を受けて非常に効率が悪いんですね。
自分でも意識していなくても、「なんか重いなあ」とか「疲れるなあ」という雰囲気を感じ取っているかもしれません。
掃除したくなるということは、高い波動を受け入れる心の準備ができた、という意味になります。
潜在意識が成功や幸運を招き入れる体勢に入っているということですね。
なので、一回思い切って掃除をしてみると、やろうとしていた作業もずっと捗るはずです。
掃除で素敵な未来を引き寄せましょう！
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle（サイクル）』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう１つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド（暗黒面）とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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