思考を鍛える

完璧主義をやめるための行動|たまった進研ゼミは今月号からやれ!

完璧主義をやめるには

皆さんは子どもの頃、進研ゼミをやったことはありますか?

私は小学生の時と、高校3年の大学受験の時にやってました。

進研ゼミのDMに入ってる漫画によると、進研ゼミをやれば勉強も部活も、恋も大成功!!

…のはずなのですが、付録の雑誌みたいなのだけ読んで中身をやらずに溜めちゃうんですよねー、あれ。

後でやろうと思っても、何ヶ月分も溜まると「もう無理!!」ってなってきて、袋から出すことすら面倒に。

「全部ちゃんとできないんなら、一切やらない!」と、変な完璧主義が発動してしまうのです。

完璧主義は、大人になっても仕事や家事に弊害をもたらす困ったもの。どうしたらやめられるのでしょうか?

オール・オア・ナッシングで行動できなくなってしまう完璧主義を直すヒントは、「行動」そのものにありました!

今回は、私がとあるメールマガジンで学んだ「完璧主義をやめて行動するための3つの行動」をご紹介させていただきます。

お仕事や家事、またはリアルタイムで進研ゼミをやってるお子さんへの声がけなどに参考にしてください!

完璧主義で、手がつけられないんです。

次の完璧主義“あるある”、あなたはいくつ当てはまりますか?

  • 重要なタスクほど手を付けられない
  • 家事が三日坊主になってしまう
  • どうでもいいところに凝って時間がかかる
  • ちょっとのミスで全部が台無しになった気がする
  • 本は前書きや目次も含めて前から順番に読む

よく言えば丁寧なのですが、作業に時間がかかりすぎてしまったり、自己評価が異常なほど低かったりして、「完璧主義」が邪魔になることも多いもの。

私の場合は完璧主義のせいで手を付けられない、「溜まった進研ゼミ」現象がよく起こっていました。

例えば私は今、ライティング(文章)などいくつかのオンライン講座を受講していて、毎日のようにメールで読み物や音声ファイルがボコボコ届きます。

「うわっ、今日は音声が90分もある・・・。今日は眠いし、こんど時間のあるときにまとめて聞こっと。ぐう。」

という感じで、1日サボってしまったがために、それ以降のメールも「音声セミナーを聞いてから・・・」などと手を付けられなくなってしまいました。

溜まったメールは、なんと2週間分。開封することすらままなっていません。

うわ、どうしようと思って、とりあえずメールボックスと「差出人」で並べ替えて、1通目を見て見たんですね。

そうしたら、まるで私の行動が予想されていたかのような文言が書いてありました。

メールマガジンは、常に最新のものを読んで下さい。

たとえ飛ばした回があったとしても、最新号を先に読んで、そのあとで読んでいなかった回に戻るようにしましょう。

あ、えっ?飛ばして大丈夫なの?!

完璧主義をやめるための行動指針

どうやら、メールマガジンを受信していても「たまった進研ゼミ」現象になる人がいっぱいいるみたいです。ちょっと安心。

他にも「受講の仕方」のポイントがいくつか書いてあり、まとめるとこんな感じでした。

  • 過去分は放っておいて最新号を読む
  • 5分でもいいからメールを読むのを「毎日の習慣」にする
  • 開封するだけでも「読んだ」ことする

正直、そんなんで大丈夫なの? と思いましたが、全く手を付けないよりは多少でもやった方が良いと思って実行してみました。

以下は、やってみた所感です。

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過去分は放っておいて最新号を読む

最新号だけ読めば良いと言われても、やっぱり前のも気になりますよね。

メールボックスに未読メールがたくさんあると、「全部読まなきゃ」とどうしてもソワソワしてしまいます。

そこで、私は思い切ってメールを全て「既読」マークにしました。

進研ゼミで言うなら、とりあえずたまって積んであるのを全部復路から出して、本棚にしまったイメージです。

未開封で置いてあると「やらなきゃいけないこと」な気がしてプレッシャーですが、開封済みにすると「やってもやらなくてもいいこと」に変わります。

たったこれだけの変化ですが、心がスーッと軽くなるのを感じました。

そして、途中は飛ばしたけれど最新号を読んだところ、所々、流れがわからない部分もありましたが、思ったよりも抵抗なく読めました。

完璧にできないのは気持ち悪いんだけど、気持ち悪いままでも「えいやっ」と行動してしまうのが良いのかなと思いました。

が、また2、3日経つとメールを溜めてしまいます。

気になるけど、1日でも自分にとってはギリギリなのに、昨日・おとといのやってない分も一緒にやるなんて、土台無理なわけです。

家計簿も、赤字を翌月に繰り越しちゃうとどんどん嫌になりますよね。

前月のことは仕方ないので、今月は今月で黒字を目指そうと思った方が新たな気持ちで頑張れます。

同じように、仕事や家事や勉強のタスクも負債が膨らむほどやる気が失われていくので、とりあえず「今日の分」「今月の分」からやった方が良いんですね。

ただ、不思議なものでメールマガジンの最新号を読んでスッキリすると、「ここに書いてあったのが分からなかったから、前の分もちょっとだけ読んでみルカ」と言う気になります。

5分でもいいから毎日の「習慣」にする

「これしか時間がないから、今日はできない。やめておこう」となるのも変な完璧主義ですね。

そのメールマガジンには「5分でも10分でもいいから、毎日読んで習慣にしましょう」と書いてありました。

習慣化できると、行動を開始するまでがラクになりますよ、と。

おお、確かに!と思いました。

掃除とかも、始める前は「あー、やらなきゃ。でもー」と葛藤している時はとてつもなく面倒に感じますが、やり始めると、なんだかんだ面白くなって30分とか1時間とかやっちゃいますよね。

そこで、「毎日、夕食の後にメールマガジンを読む」の習慣化にチャレンジ!

ぼーっとネットサーフィンしたくなるのを、代わりにメールボックスを 開いて最新のメールをチェックする時間にしました。

一応、スケジュール上は2時間ほど勉強の時間を組み込んでいるのですが、開始の時間だけ守れば早めに切り上げて他のことをするのは自由です。

やってみたら想像以上の効果でした。

最初の方は「よっしゃー、やるぞ!!」って気合いを入れる感じだったんですが、それでも無理やり続けて1週間くらい立ったら「さて、やるか」と、テンションを上げなくても普通にできるようになってきたんです。

例えるなら、起動するのに30分ぐらいかかっていたパソコンが、最新機種に買い替えて5秒で起動するようになった、ぐらいの衝撃です。

また、同じ動作を毎日やるので手際も良くなって、自分はこんなに行動できたのか!!ってびっくりしました。

ただ注意点としては、完璧主義であれもこれも一気に習慣化しようとすると、習慣化が大変になりすぎて詰みます(笑)。

まずはたった1個、究極にハードルを低くした何かを習慣化しましょう。

進研ゼミだったら「ページを開いて、日付を書く」とか、そのレベルでOK。

じゃないと続かなくて「またできなかった〜」ってやる気がダウンしちゃいますからね。

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開封するだけでも「読んだ」ことにする

最後は自己採点の基準です。完璧主義だと、少しでもできてないところがあると「今日はダメだった」と思いがちですよね。

でも「できた」、「できなかった」の間には、「1割はやった」とか「60点の出来栄え」とかもあるはず!

白黒すっぱり分かれているわけじゃなくて、グラデーションになっているのです。

灰色のところには「できた」も「できなかった」も両方含まれています。

そこで、こんなルールを採用するんです。

「ちょっとでもできたら『できた』とみなす」

わかります、気持ち悪いですよね。できてないじゃん!って思っちゃいますよね。

正直、私もそんなんでいいのかとモヤモヤしました。

でも、とりあえず10点でも「できた」扱いとするルールを採用して、メールを開封してパッと眺めただけでも「今日は勉強した」とみなして良いことにしました。

そして、できた日はカレンダーに「ごほうびシール」を貼ることにしました。

文具屋さんで「よくできました」と書いてあるキャラクターのシールを買ってきて、自分で自分を褒めてあげるんです!

子どもみたいなんですけど、案外これ大人も燃えます(笑)。大人だって、褒められたいですよね。

やってるうちにだんだん「あれ、できてるじゃん」って勘違いしてきて、自信もついてきました。

実際には開封したら読んじゃったり、ノートにまとめたり、色々やりたくなるみたいです。

完璧主義をやめる方法|まとめ

完璧主義は心の中で「やめるぞ〜」と念じても、なかなかやめられません。

でも「完璧主義じゃない人の行動様式」を、ちょっと気持ち悪くても採用して、習慣化することで、完璧主義じゃない考え方や行動も選択できるようにはなります。

完璧主義を「完璧に」やめられなくても、とりあえずやることがやれたらOKとみなしてあげましょう!

完璧主義も悪いことばかりではなく、仕事が丁寧、きちんとやり遂げる、などいい面もありますから、上手に切り替えて長所として生かしていけると良いですね。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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