高橋久美(たかはしくみ)
月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっています。
周りの人を幸せにできる女神を目指して修行中!
はじめまして、GLOBOライターの高橋久美です。
私は昔から気配りができなくて、逆に人の気を引いてしまったり、気を遣わせてしまったりすることが多くて、治したい!気配りができる人になりたい!と思っていました。
それで、周りの気配り上手な人を観察していた結果、ある共通の特徴に気づきました。
今回は、
- 気配りができる人の共通点とは?
- 気配りできない人気配りができないの2パターン
- 私の気配り修行体験談
などをまとめました。
まずは、気配りができる人の特徴から見て行きましょう!
目次
気配りができる人の特徴
音の察知能力がすごい!
私は去年、あるセミナーに参加していたんですが、そのセミナーの先生がものすごく周りに気配りができる人でした。
例えば、セミナーの後の懇親会でいくつかのテーブルに別れて座って、それぞれ席の近い人同士で話していると、先生は隣のテーブルぐらいまでは全員の話を聞いているんです。
しかも、自分も話しながらですよ!
まさかここからは聞こえないだろうな、と思ってテーブルの反対側で話していても、向こうからリアクションが返ってくるのでびっくりです。
(ご本人は、「聖徳太子スキル」だとおっしゃってました。笑)
更に、誰かのグラスが空になるとスッとメニューを渡してあげたり、声をかけてあげたり、先生が一番気を配ってるんです。
何でも、元バーテンダーなので「グラスをテーブルに置いたときの音」で空になったのが分かるそうです。
頭の後ろにも目がついているんじゃないかと思うぐらい、気が行き届いているのは「音」で察知していたからなんですね。
立てる物音が静か
そして、自分の立てる物音は静かです。
グラスを置くときはコトン、ドアを閉めるときはカチャッ。
パソコンでタイピングするときも、キーボードがかすかにカタカタ鳴るだけ。
音はするんですが、その物が出せる最小ボリュームの音になるんです。
逆にできていない人はどうなるかというと、まあ私のことなんですけど(笑)、ドタバタ、ガチャガチャやってしまいます。
飲み会でサラダを取ろうとしたら、手前のグラスに肘をぶつけてガチャンとなり、立ち上がれば隣の人の椅子を蹴飛ばしてゴツン。
パソコンは夢中で書いてるとどうもうるさくしてしまうみたいで、ガチャガチャガチャガチャ、ッターン(エンターを押す音)!!!とやってしまいます。
カフェで隣の人に「やめてくれ」と言われたこともあるぐらいです。
大きな物音を立てないためには、周囲の状況を把握しつつ、自分の動作に集中していなければなりません。
気配りができる人は「部分と全体を両方同時に見る」という高度なことをやっているのです。
気配りできない人がうるさい物音を立てる2つの心理
気配りができなくて大きな物音を立てたり、ドスドス足音を鳴らしたりする人には2パターンあります。
- 不機嫌アピールをして、周りの人に構って欲しい人
- 悪気はないけど、周りが見えていない人
1の不機嫌アピールをする人は、職場とかでわざと大きなため息をついたり、書類をバンッって置いたり、電話の受話器を叩きつけたりします。
「わざと」というのがポイントで、空気をあえて読まない、周りの人を不快にしてやりたい、そして自分の不機嫌を解消したいという自己中心的な考えでやっています。
そこまでは意識していなくて、単に不機嫌で物に当たっているだけかもしれませんが、それをすることで周りの人が腫れ物に触るように優しくしてくれたり、話しかけないようにしてくれたりすることを、経験的に学習して味をしめているのです。
周囲からエネルギーを奪って自分の機嫌を取ろうとするので、こういう人のことを通称「エネルギーバンパイア」と言います。
参考)エネルギーバンパイアの特徴|パワーを吸い取られる人が周りに?
わざとやっている人は、「ここでやったらマズイな」などとある意味で空気は読んでいますが、厄介なのはむしろ2の「周りが見えていない人」です。
悪気はなくても結果的に人の気を引いてしまうことになるので厳密には分けられませんが、本人が困っていて治したいと思っているかどうかが違います。
周りが見えないと、うるさくしてしまう。
去年、例の先生のセミナー企画で、奄美大島に合宿に行ったことがありました。
会場のホテルは全室オーシャンビューのすごくいいところで、夜になると屋上のソファに寝そべって星を眺めることができます。
ちょうど晴れた日だったので、みんなで星を見に行こうと屋上に登ると、ちょっとしたバーがあってお酒も飲めるようになっていて、頭上には図鑑でしか見たことのないような星空が広がっていました。
王様みたいなソファに寝そべって、もう、テンションはマックスです!!
きゃっきゃワイワイしていたら、そこへスッと先生が現れました。
「他のお客さんもいるから、静かに。」
低くて、でもちょうど私たちに聞こえるくらいのボリュームでそう言われ、ハッとしました。
バーのところを見ると、カップルらしい二人の人影がありました。
せっかく素敵なホテルでいいムードなのに、私たちがギャーギャー騒いで雰囲気をぶち壊しにしてしまっていたのです。
こんなのが許されるのは、マックで騒ぐ女子高生までです!!
私には、自分の半径50センチメートルぐらいまでしか見えていませんでした。
自分とそばにいる人たちで、星を見ておしゃべりして楽しい!!ってことしか頭にありませんでした。
その周辺に他のお客さんたちがいるのは、視界には入っていたはずなのに、意識には入っていなかったのです。
そもそも周りの人の存在に気がついていないので、「今、大きな声を出したら迷惑かな」などと気を配る以前の問題でした。
何回も怒られたり、恥を書いたりしているのに直らず、もういい歳だしいい加減に気配りできるようになりたい!と思いました。
気配りができる人を目指して
気配りができる人を目指して、私は自分の立てる音に注意し始めました。
例えば、
- 食器をテーブルに置くとき、目視しながらそっと置く
- ドアを最後まで持って閉める(勢いでバシンと閉めない)
- パソコンのタイピングを優しく
- 人と話すとき、周りを見て声のボリュームを調節
- ぶつからないように気をつけて歩く、などなど。
ちゃんと集中していれば大きな音を立てないようにできますが、何かに気を取られてしまうと途端に音がうるさくなってしまいます。
例えば先日、よく行く定食屋さんの日替わりがキーマカレーだったんですけど、食べてる人たちがみんな何やらラッシーみたいなドリンクを飲んでいました。
おっ、いいな!と思って私も日替わり定食を注文しましたが、受け取り口でラッシーがもらえませんでした!
あれ、ラッシーは?? 何だろ、後で持ってきてくれるのかな? まさかうっかり忘れられてる?
モヤモヤしながら席に座って食べようとしたら、スプーンを落としてガシャーン!!と盛大な音を立ててしまいました。
心配事に気を取られて、気配りがおろそかになってしまいました.。
気配り修行は続きます。(ラッシーは持ってきてもらえました。)
気配りができる人は物音を立てない|まとめ
気配りができる人の特徴は、立てる物音が静かなこと。
ガチャガチャ音を立てないようにするには、周囲の状況を見て他の人への影響を考慮しながら、自分の動作にも集中していなければなりません。
気が配れていないときは、自分の音で気づけます。
音に注目して、気配り上手を目指しましょう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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