体を整える

マスクで困ったあるある体験談。その笑顔、伝わっていないかも?

マスクは、今や「顔の一部」になっています。老若男女関係ありません。

対面で素顔が見られるのは、家族以外だと食事の時だけです。隣にいても、顔がよく見えない、表情も分からない。むしろ、遠くにいる人とオンラインでやり取りする方が、顔が見える。

でも、マスクをしている人と過ごす時間が長い以上、そこから相手が何を考え、どんな気持ちでいるのかを知ることは、スムーズな人間関係に必要だと思います。

マスクをしていることで、困った体験をしたことはないでしょうか?

この記事では、実際に体験したエピソードを例にあげて、どうすればいいのかを考えてみました。

ご紹介しますね。

表情を深読みしてしまう

 

今の時代、マスク着用が当たり前になりました。
 
赤ちゃんならともかく、どの年代であっても携帯やお財布と同様、外出時に欠かせないアイテムになっています。

家族はともかく、通常はマスクをしている状態でしか相手を見ることが出来ません。そうなると、表情がはっきりしないので、相手ががどう思っているのかよく分からない。

それなのに、深読みして一喜一憂してしまったことがありました。

ちょっとおしゃれなお菓子屋さんのでの話です。

いつもは混んでいるのですが、コロナのせいか行った時はそれ程ではありませんでした。のんびりと商品を見ながら選んでいたのです。

人気No1というお菓子があり、それについて詳しい話を聞こうと思い店員さんに声をかけました。振り向いたスタッフさんの目が一瞬細くなり、面倒くさそうにこちらを見たのです。 

少しひるんだのですが、取りあえず質問して回答はもらいました。

いくつか人気商品をカゴに入れてレジに並びました。

その時会計をしてくれたスタッフさんの対応も、ちょっと微妙な感じだったのです。目を合わそうとしてくれず、愛想が良くない。他のお客さんとの対応と比べても、言葉が少ないような気がしました。

買ったラスクはとても美味しかったのですが、スタッフさんの雰囲気があまり良くなかったので、考え込んでしまいました。どうしようかな。お菓子は食べたいけれど、これから通うのはやめたほうがいいのかもと、モヤモヤしていました。

そこまで考えたときに、マスク!と思ったのです。
 
お店にいるスタッフさんたちは、全員かなり大きなマスクをしていました。つまり、表情がとても分かりにくかったのです。もしかしたら、マスクの下は、笑顔だったのかもしれません。たとえ笑顔ではなかったとしても、不機嫌だったとか怒っていたとは限らない。
 
それを、私がネガティブに受け取ってしまっただけ・・・? 

そのスタッフさんが実際にどう思っていたのか、分かりません。
 
でも、それはある意味どうでもよく、私自身がそう受け取ったことが問題なのです。深読みしすぎて、店員さんの態度や顔色に気持ちが振り回され、マイナスのことばかり考えてしまった。
 
マスク越しの表情を見ることは大事だけれど、それに対して感じたことは取り越し苦労かもしれません。ちょっとしか見えない表情に囚われすぎない方がいいと思いました。

マスクを外すのが嫌だ

 

私の友人の話です。
 
彼女はアトピー性皮膚炎でずっと病院通いをしています。なかなか治らず悩んでいるのですが、コロナのおかげでマスクをするようになり、むしろホッとしていました。顔にある湿疹を見られなくて済むからです。

マスクで顔が隠れていることに安心して、化粧もしなくなりました。

それが当たり前になったので、段々マスクを外したがらなくなってしまったのです。

「とても素顔なんか見せられない。家族以外はダメ」
 
親友である私との食事でさえ、かたくなにマスクを外そうとしません。マスクをしていても食べられるからという理由で、サンドイッチを注文していました。一口かじってはマスクで口を隠してしまうのです。

「それだと、会社で大変じゃないの?」

「飲み会とか全部無くなったからいいんだけど、たまに少人数でランチに行くのが嫌なの」
 
お弁当を持ってきているからという理由で断っていたけれど、それも通用しなくなってしまった。「無愛想でいつも不機嫌そう」という噂がたってしまったのです。

「こんな状態で愛想良くなれないよ」

悲しそうな声でぼそぼそ言う彼女。元々は素敵な笑顔の持ち主なのに残念です。

「思い切って、アトピーだって言ってしまえばいいんじゃない?誤解されたままだと会社に行くのが辛くなるだけだよ」

「そうなんだけど…..」
 
マスクに依存しすぎているので、外したくないし外せない。その気持ちは分かりますが、このままだとコミュニケーションが悪くなる一方です。

誘われるたびに憂鬱な表情をしていたら、マスクをしていてもそれが分かってしまいます。表情は隠せても、雰囲気はにじみ出てくるもの。マスクさえしていれば大丈夫ということはありません。

どんな状況でも自分の態度が現れるので、それに対して責任をもつことが大事なのかもしれません。

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マスクで顔が覚えられない

最近、会社を転職したばかりの友人の話です。
 
みんながマスクをしているので、顔が覚えられなくて困っているとのこと。でも、相手は社内報などで自分のことを知っているのでプレッシャーになってしまう。
 
話しかけられても、誰だか分からないまま会話が進むので、疲れてしまったと言っていました。ずっと緊張しっぱなしのせいか、かなりストレスが溜まっているようです。

コロナの関係で歓迎会や食事会がないので、素顔を見る機会がほとんどありません。知っている人同士は雑談をしたりして、楽しそうな雰囲気です。このまま自分がなじめなかったらどうしよう。彼女はそんな思いに囚われてしまったのです。

「考えすぎだと思うよ」

「でも、顔と名前が覚えられないから、話しかけにくいの」 

一応、マスクをしていても顔を覚える方法をいくつか伝えましたが、根本的な解決になるとは思えません。
 
マスクが手放せない友人もそうですが、コミュニケーションを取ろうという気持ちが、薄くなっているような気がするのです。それをマスク問題にすり替えてしまっている。そんな印象を受けました。

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笑顔を伝えるために必要なこと

 

私も人のことは言えません。

 取引先の人、あるいは友人と会った時に、何となく空気が微妙だなと感じたことがあります。相手の表情がお互い見えない分、無意識に冷たい空気になっているのかな?ということに気がつきました。

そういえば、自分の普段の顔ってどんな風なんだろう?試しに鏡の前でマスクをして笑ってみました。

え? ……全然笑っていない。
 
もう、うわーっという感じです。

こんな顔で普段人と接していたの!?
 
頭を抱えてしまいました。もしかしたら、私が無表情だから、相手を不安にさせて、重い空気になっていたのかもしれません。

よし、マスクをしても笑っていることが伝わる笑顔にしよう。

鏡の前で笑ってみました。

うーん、思ってる以上に笑わないと、笑っていることが伝わらない。ちょっと口角を上げただけでは、笑っているように見えないのです。顔全体で表現する必要があることを実感しました。

これからは、自分自身が120%の笑顔を意識しよう!そう決めたのです。

笑顔は最強のアイテム

マスク越しでも表情を読み取る方法はあります。 

目は口ほどにものを言うという格言もあるくらいですから、ある程度は見当がつきます。他にも、手の動きや声の高さや抑揚などで察することはできるでしょう。

でも、これを単なる「スキル」としてとらえないで欲しいのです。

あくまでも、「関わる人たちと良い人間関係を築くための手段」に過ぎません。

マスクで隠れるから、化粧をしなくなったり、どんな表情をしても大丈夫だと思っている人は、結構たくさんいます。
 
確かに、目には映らないかもしれない。でも、何となく雰囲気で伝わってしまうのではないでしょうか。

マスクをしているしていないに関わらず、コミュニケーションは必要です。それを円滑にするためには、表情を読むことも重要ですが、もっと大事なことがあります。

それは、自分自身の表情を良くするということです。 
 
見えていてもいなくても、常に笑顔でいるという心構えが、その人自身に合った表情を作る。本心が伴った表情の意味は、必ず相手に伝わるでしょう。

120%の笑顔を相手に向ける。
 
笑顔は、マスクをしていても無敵のアイテムです。

ABOUT ME
あけみん
読むこと、書くこと、食べることが大好き。 30年のサラリーマン生活を脱出してフリーランスに転向しました。 人生が変わるきっかけになったのが、佐藤想一郎さんとの出会いです。 縁を大事にしながら、読む人を応援する文章を書いていきます。
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