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今まで、就職にアルバイトに、数々の履歴書を書いてまいりましたが、困っちゃうのが『自己啓発』の欄ですよね。
履歴書の自己啓発欄、資格の勉強やスキルアップのために取り組んでいることをアピールするのが普通ですが、特に何も自己啓発をしていなくて困った! ということはありませんか?
ここでは、そんな困ったときに「自己啓発」にできちゃう色んな物と、書き方例文を公開!
あなたの趣味に魔法をかけて、自己啓発欄をカッコ良く埋めちゃいましょう。
目次
履歴書の「自己啓発」って何?
自己啓発とは、英語では”self-enlightenment“と書きますが、直訳すると自分で自分を明るくする・明らかにすることの意味になります。
転じて、自分を啓蒙・啓発・強化することを表し、自発的に勉強すること、自分で自分の能力を開発したり精神的な成長を目指したりすること全て を指します。
ですので、必ずしも「自己啓発セミナー」と名前の付くものに出なくても、資格のスクールに通わなくても、それによって自分が勉強になって成長出来れば何でもかんでも自己啓発なのです。
自己啓発になるもの一覧
まずは、どんなものが自己啓発になるのか、例を挙げて見てみましょう。実は、意外なものでも学びに出来るんです。
読書・マンガで自己啓発
自己啓発欄に無難に書ける物として、「読書」がありますね。ビジネス書をたくさん読んでいます、なら文句はないでしょう。
あまりたくさん読んでいない場合には、とりあえず何か1冊読んでみて「これが愛読書です」ということを書けばOKです。
ビジネス書ではない小説やマンガでも、この小説・マンガからこういう「生き方」を学びました、自分のバイブルなんです、のようにすれば履歴書にも堂々と書くことができますよ。
スポーツで自己啓発
本もマンガもあまり読まないけれど、ジムに行ったりサークルや部活でスポーツをしている場合には、スポーツも自己啓発にできます。
「なぜそのスポーツをやっている・続けているのか 」という理由をしっかり書いてあげると、楽しい趣味だったスポーツが自己研鑽に変身しちゃいます。
たとえば…
- 集中力を上げる
- リーダーシップ を学ぶ
- チームワークを学ぶ
- コミュニケーション力 をつける
- 自分の限界を超える
- 生き方を学ぶ
など、何とでも書けます。ただし、本気でそう思っていないと面接で突っ込まれたときに薄っぺらい事しか言えなくなってしまいますので、これを機に「自分にとってフットサルとは何か?」などと、ちょっと哲学的に、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
映画で自己啓発
映画好きの人は、映画を自己啓発にできます。たとえば、こんな風に。
- ストーリー、脚本から人を感動させる方法 を学ぶ
- ヒットする映画からマーケティング を分析している
- 主人公の色々な生き方・ライフスタイルから多くの人の潜在的なニーズ を探る
「映画鑑賞」から「映画研究」に書き換えるだけでもだいぶバージョンアップしますね。
音楽で自己啓発
音楽も素晴らしい自己啓発です。楽器を演奏するのも、鑑賞するのも両方が学びになります。
楽器の演奏ならば、技術を高める過程で学んだ事や、表現、一緒に演奏する人や観客とのハーモニー など、さまざまな切り口から書くことができるでしょう。
音楽鑑賞が好きな人は、好きな音楽が人生に与えた影響、なぜ好きなのか、どんなことを学べるのか 、から行けます。良く分からないときは、「自己の内面と向き合う」でオッケーです。
ゲームで自己啓発
ゲームも書き方によっては自己啓発にできます。もちろん、ただ楽しいではだめですが、比較的若い経営者の人にはゲーマーが多いことからも、ゲームが仕事にも役立つ人生訓を与えてくれる ということは言えると思います。
仕事に役立つ風に履歴書に書くには、仕掛ける側の視点を入れてみると良いでしょう。このゲームはどういう楽しみ方やライフスタイルを提供していて、ここが優れている点で、こういうことを学べます、というように。
料理で自己啓発
料理をする人なら、料理も自己啓発にできます。どうしたら家族に美味しい料理で幸せになってもらえるか、これを追究することは、サービスの原点 ではないでしょうか。
その日の料理への向き合い方で自分の心の乱れが分かるとか、道具を大切にすること、食材の良さを活かすことなど、色んな書き方ができます。
人と話しても自己啓発
趣味も何にもない、という場合でも「人と話す 」ことならあるでしょう。友達がいなくても、お店の店員さんと言葉を交わすことぐらいはあるはずです。
人との会話は全て自分の勉強の機会だと思っています、コンビニの店員さんからこういう言葉をかけてもらって「またここに来たいな」と思えた、というような体験を分析して、リピーターが多いお店の特徴を研究したりしています、などと言うとちょっとビジネス要素も入って自己啓発っぽいですよね!
履歴書の自己啓発・書き方例文
では、実際に履歴書の自己啓発欄の書き方例をご紹介しますので、ご参考までにどうぞ。
自己啓発欄にランニングを書く例文
天気のいい日はほとんど毎朝、2、3キロのランニングを行っています。心肺機能を鍛えて体力をつける目的で半年前から始めましたが、ランニングで内面的にも成長できることを実感しています。
元々は習慣化することが苦手で、何事も長続きしませんでしたが、ランニングは短い距離から始めて少しずつ距離を延ばしながら楽しんで続けることができました。
走っている間はあえてあまり何も考えず、音楽を聞いたりもせず、頭の中を空っぽにして「走る」ということに集中するようにしています。
集中力や忍耐力が鍛えられて、「粘り強くなった」と周りの人からも言われるようになりました。これからもランニングで自分を磨きながら、精神力を仕事に活かしたいと思います。
自己啓発欄に1冊だけ本を書く例文
ナポレオン・ヒルの『成功哲学』を愛読しています。内容が非常に濃く、薄い自己啓発の本を大量に本を読むよりもこの1冊に書かれている事をきちんと実践した方が良いのではないかと考えました。
読みながら、自分の考え方や行動の至らないところと一つ一つ向き合い、またモチベーションが落ちてきたときに読み返す、という読み方をしています。
誠実でいることや、自分がして欲しいことを相手にすること、など人として当たり前のことが書かれていますが、仕事や生活の中で実践するのは難しく何度読んでも学びになると感じています。
『成功哲学』を座右の書として、いつも謙虚に自分を正しながら、御社の仕事にも誠実に、求められる以上のことを目指して取り組んでいかれたらと思います。
学ぶ意識を持てば全ては自己啓発のネタになる
勉強も仕事も遊びも、100%全力で取り組んでみると何かしら学びがあったり、自分の内面の成長が感じられたりします。
自己啓発で大切なことは、「何をするか」よりも、「どんな理由でやるか」です。
たとえば、武道の空手をやる場合、「ケンカが強くなるように」でもいいんですけれども、「自分の精神を強くするため 」の方がより自己啓発になります。
あなたもぜひ、今までの趣味などで学べたことを振り返ってみて、さらにこれからやっていくときには「なぜやるのか?」「人生にどんな意味があるのか?」と理由を考えてみるとより深まっていくと思いますよ。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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