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才能がない奴ちょっと来い。才能がほしいときの手っ取り早い見つけ方

才能の見つけ方

この記事は、自分には才能がないと思っている人、または自分ではあると思っていたのに「あなたは才能がないですよ」と言われた人、才能が欲しいすべての人に向けたメッセージです。

これをお伝えしたいと思ったのは、自分の才能に気づいていないと無駄な方向に努力を重ねてしまい、限られた人生の時間を浪費してしまうからです。

自分の才能はこれだと分かっている人は、その才能を輝かせるべく時間や労力やお金のリソースを適切に割り振ることが出来ます。 また、どうしたらその才能を使って人に喜んでもらえるかを考えればビジネスでも成功出来ます。

才能がある分野に力を注ぐことは純粋に楽しく感じられ、いくらやっていても疲れることがありません。他の人から見たら辛いと思うようなことでも、好きでやっているので苦しくありません。

楽しみながら夢中でやっているうちに勝手に技術が身についてプロ級に、または本当にプロになってしまい、周りの人から尊敬と羨望の眼差しを集められます。これは、あなたにも必ず出来ることなのです。

ここでは、そもそも才能とは何だろう? 才能がある人の特徴とは? そして、あなたの才能を見つける方法をまとめました。どうぞ、ごゆるりとお読みください。

才能とは何か?Li-sa-X(りーさーX)さんに学ぶ

そもそも才能とは何でしょうか?

辞書を引いてみると、生まれながらに優れている特質、天賦の才、十分に恵まれたスキルや技能、などとあります。

普通の人がいくら努力をしても、天才には敵わない。生まれながらの、天から与えられた特別な能力。「才能」には、そんなイメージがありますね。

最近、Li-sa-X(りーさーX)さんという12才の天才ギタリストが世界119ヵ国でCDデビューして話題になりました。ヘヴィメタルの超難解なフレーズを、小さな手で完璧に弾きこなしなす姿は、マーティ・フリードマンさんをして「チョーうらやましいんですけど」と言わしめました。

天才な彼女と、Fコードで指が届かなくてギターが嫌になってしまう普通の人とは、一体何が違うのでしょうか?

Li-sa-Xさんも、難しい曲を最初に引くときには「ギターが嫌になる」と言います。でも、ゆっくりしたテンポから練習して弾けるようになるのだそうです。

才能の大きなポイントは、一つには「させられていない」ということ があると思います。

彼女は、父親がギターを弾くのを見てカッコイイと思い、自分から教わり始めたそうです。また、YouTubeに動画をアップすることも、自分から頼んで母親に撮影してもらったと言います。

誰からも強制されず、ただ好きで、楽しくて、やりたい。放っておけば1日に8時間でもかじりついている。

そのパワーの源となるインスピレーション、すなわち内側から湧いてくる意欲 こそが才能と言えるのではないでしょうか。

もう一人、例を挙げましょう。私の知り合いで絵を書く人がいるのですが、筆を持つまで何の絵になるか分からないのだそうです。

白い鳥の絵や、イエス・キリストに似た人物の絵、星の絵、どれも自分では意味がわからず、ただ手が勝手に動いて描いていると言います。構図や筆の運びに迷いはなく、細かい部分も手が震えるようなことはまったくないとのこと。

そこには、上手に描かなければという葛藤はなく、自分が描いたという感覚がないので褒められてもピンと来ないようです。「これは何の絵ですか?」とたずねられても「知らない」のだとか。

絵は天から降りてきて、自分はまるで道具のように動かされている。 まさしく天賦の才なのではないでしょうか。

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才能が欲しい

才能を見つける方法

私は、「自分には才能がない」とずっと思っていました。楽器はピアノを少しやってツェルニーで挫折、子供の頃は絵を描くのが好きでしたがいつの間にか落書きさえやめてしまいました。

かと言ってスポーツの類はまるでダメ、勉強も中途半端です。仕事も10年我慢できずに辞めてしまい、特に秀でた一芸はありません。

普通にちょっと本を読んだりゲームをしたり、映画を見たりして、普通にちょっとワードやエクセルが使えて、電話応対とか名刺交換とかの普通の社会人スキルはある。そのぐらい。

いろいろあって文章を書く仕事で独立しましたが、周りの先輩ライターさんを見るとすごい人ばっかりです。

小学生の読書感想文を『マノン・レスコー』で書いて賞をとったという元天才文学少女の人とか、インタビューをすると頭の中でリアルタイムで原稿を組み立てて、後は時速8,000字で書き起こすだけの天才インタビュアーの人とか。当たる検索キーワードに脅威の嗅覚を持ってるSEO*の天才アフィリエイター*さんとか。LP*のコンバージョン*率が10%近く出せるコピーライターさんとか。(*…知らない人は知らないままで差し支えありませんので、スルーしてください。超すごいってことです!)

私なんか、一応は日本語として文法が間違ってなくて情報がまとまってるだけの、誰でも書ける記事しか書けない凡庸なライターです。あこがれの嶽本野ばらさんや、さくらももこさんや森博嗣さんのようなオリジナルな文体を持ってるわけじゃないし、コンテンツとして提供できる専門知識も特にありません。

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自分には才能がない、と思いがちな理由

自分に才能を微塵も感じられず、先日、友達にボヤいていました。

「本とかブログとかで文章を書く人って、文章だけじゃなくて何かあるじゃないですか。例えば、料理とかの専門知識があるとか、普通なことを書いてても作家さんみたいに読ませるとか。

私は何もない。 もしかしたら、実はやるべきなのは書くこととは全く別のことなのかもしれないです」

すると、思い掛けない答えが返ってきました。

「高橋さんには、あの変なポエムみたいなやつ があるじゃないですか。あれは、他の人が真似できない才能ですよ」

え、あれがですか? と思いました。「あの変なポエムみたいなやつ」とは、私がFacebookにときどき適当に書いている投稿のことです。こういうちゃんとした文章じゃなくて、思いついたことをさらっと書きなぐった口語自由詩みたいな韻文調の通称「変なポエムみたいなやつ」です。

確かに、長い文章よりも変なポエムの方が「心に染みました」というような感想をいただくことが多かったのですが、あれにそんなに価値があると思っていなかったのです。誰でも書けるようなものだと思っていました。

しかし思い返すと、ポエムを書くときには一つのフレーズまたは全体的な印象がバン!とどこかから出てきて、それをただ言葉にして並べているだけで、何ら苦労はありません 。何をネタにしようか、と悩むこともありません。 ちょっとリズムを合わせようとか、韻を踏もうとかで単語や語尾を入れ替えて調整をするぐらい。

書きたいことは、最初から「ある」のです。

それが当たり前だったので、すごいとも何とも思っていませんでした。でも、友人はおだてるような人ではないので、素直に評価を受け取ることにしました。そうか、あの変なポエムは才能だったのか、と。

そして、あの画家の人が言っていた「天から降りてくるインスピレーション」とはコレのことだったのか、と初めて気づきました。

もしもこのインスピレーションのことを才能と呼ぶのなら、自分に才能がないと思ってしまう原因は、それが自分の中では当たり前すぎて価値に気づきにくいことかもしれません。

参考)自分の能力が低い気がするダニング=クルーガー効果|持ち場を守ること。

あなたの才能の手っ取り早い見つけ方

才能の手っ取り早い見つけ方

あなたも今、自分には才能がないと思っているのなら、近しい人に「あなたのすごいところ」を聞いてみてください。 そして、その評価を素直に受け取ってください。

才能を見つけるためにするべきなのは、たったコレだけです。

もちろん、「才能がない」とか「全然いいところがない」って言う人のことは聞いちゃダメですよ。あなたのことをよく知っていて、客観的に適切な評価をしてくれる人に訪ねてください。

自分では当たり前にやっていたことが、実は才能かもしれません。

  • 人と話すこと
  • 人に教えること
  • 学ぶこと
  • 人を癒やすこと
  • 人を笑わせること
  • 何かを作ること
  • アイディアを出すこと
  • 粘り強く続けること
  • 小さな間違いを見つけること
  • お金を貯めること
  • 世話をすること

何が才能なのか、自分では気づいていなかったり、正しく評価できていなかったりするだけかもしれないのです。それって、すごくもったいないですよね。

無意識に得意なこと、苦労を苦労だと思わずにできることがあれば、それは立派な天からの才能です。自覚して、更に磨いていけばその道できっと大成功出来るはずです。

まずは、あなたをよく知っている身近な人に聞いてみてください。

そして、「そんなの別にすごくないよ」って思わずに、「これって、もしかして才能かも?!」って考えてみてくださいね。あなたの才能がキラキラ輝く未来を、微力ながらお祈りしています。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

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よろしければ読んでみてくださいね。

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