最初は面白いな、と思った仕事も何年も続けているとマンネリになったり、飽きたなあと感じたりすることってありますよね。
もうマンネリすぎて辞めたい、飽きたから転職したい、そう思う人も多いのではないでしょうか。
幸い、今は人手不足で転職しようと思えば引く手あまたです!
でも目標がないままで転職すると、最初は別の仕事になって気分転換になっても、また何年後かに飽きてマンネリになって…という繰り返しになってしまうかもしれません。
「飽き」や「マンネリ」がどこから来ているのか、転職で解決できるのか、よく考えて判断したいですね。
そこで今回は、仕事に飽きてしまい辞表を出す前に考えたい5つのことについてまとめました。
読み終える頃には思い切って転職する決意ができているでしょう。または、今の仕事を前向きに続けようと思えるかもしれません。
それでは、行ってみましょう!
目次
仕事がマンネリなのは、転職のタイミングかも。
仕事に飽きた、マンネリで転職したい、と思うときには次の2パターンがあります
- 仕事をやりきって次のステップに進むタイミング
- 仕事に本気になり切れずチャレンジできていない
本当に仕事をやりきったなら、転職してもその経験や学びはちゃんと活かして更にキャリアアップしていけるでしょう。
しかし、今ひとつ本気になれていないなあという場合にはまだやり残していることがあるかもしれません。
果たしてどのぐらいやり切ってマンネリになっているのか、次でチェックしてみましょう。
仕事のマンネリ度チェック!どのぐらい飽きた?
最初に、以下の項目に当てはまる数をかぞえてみてください。
□仕事に新鮮味を感じなくなった
□時計やカレンダーを見ている時間が長い
□生きるためには働かなければいけない
□休みの日でも次の出勤がゆううつ
□職場の人の話は低レベルだ
□仕事の向上心や工夫が減ってきた
□このまま何十年もこの仕事が続くのが怖い
□ここ最近感動したことがすぐに思い浮かばない
□昇進に魅力を感じない
□仕事以外の遊びに刺激を求めている
いくつ当てはまりましたか?
1~3個未満は仕事にややマンネリ気味
当てはまるのが1~3個だったあなたは、仕事を必死に覚えていた頃に比べ、慣れてきて少々マンネリ化しているかもしれません。
仕事への興味の方向性を変えることで、今の仕事の中でも更に能力を発揮できる余地はあるでしょう。
4~6個はまだセルフモチベートの余地あり
4~6個当てはまったあなたは、目標を見失ってエネルギーを持て余し気味です。
自分にとっての高い目標を立て、自分で仕事のハードルを上げれば意欲を取り戻せるかもしれません。
7個以上は次のチャレンジを
かなりのマンネリです。
転職や独立など、何か新しいチャレンジをしてみた方がいいかもしれません。
ただし、その前に次の5つの質問について考えてみてください。
仕事に飽きて転職、の前に考えるべき5つのこと
1.仕事の何に飽きたと感じているのか?
仕事に飽きたというのは、仕事のどの部分に対してでしょうか?
ルーティン・単純作業に飽きた
毎日同じルーティンをしていて、その作業そのものに飽きてしまった場合。
特に、器用な人ほどすぐに仕事を効率よくこなす自分なりのやり方を見つけてしまって、「なんだ、こんなものか」となってしまうかもしれませんね。
また、黙々とパソコンに向かう事務や、工場のライン作業など、人との関わりが感じられない仕事では変わり映えが感じにくいでしょう。
しかし、ずっと同じルーティンワークこなすのが平気な人もいます。
ネジ一筋で何十年という町工場の職人さんもいますし、同じ演目を何十回、何百回とこなす伝統芸能の役者も、ある意味繰り返しを新鮮にしています。
毎日庭を掃除してお経を読んでいるお坊さんは、ほとんどルーティンだけなのに飽きずに仕事に幸せを感じているようです。
ルーティンにも楽しみ方やを見つけると、同じ仕事でも面白くなる可能性があります。
クリエイエィブな仕事がなくて飽きた
単純作業ではないにしても、頼まれたことをその通りにやるだけ、注文通りに作るだけ、または売るだけ…そんな、創造性の求められない仕事ばかりで飽きてしまう こともりますよね。
クリエイティブな仕事、オリジナリティの求められる仕事をするには、最初はどうしても下積みの期間があります。
雑用ばかりの下積み期間でも、職場の一流の人から学ぶチャンスがあれば最大限に活用しましょう。
会社のコンセプト自体に飽きた
最初は「これだ!」とあこがれを持って入社したものの、現実は思っていたのと違っていた、全然つまらなかった、ということもあります。
または、前は良かったけれども時代遅れになり、しかし自分の立場ではどうにもできない なんてケースもあるでしょう。
その場所でできる限りの事をやりつくして、それでも変えられないことに違和感を感じるなら、転職または独立のタイミングかもしれません。
キャリアアップが感じられなくて飽きた
長年営業をずっとやってきたのに成果が出ず、後輩にどんどん追い抜かれてしまう、経理を一手に引き受けてやってきたけれど、褒められもせずこれ以上昇進もない…そんな成果の見えない状況に飽きた 、というパターンもあると思います。
転職をする人は根性がないと思われるのは過去の話で、今は転職をしながらキャリアを積むという欧米の考え方もだいぶ入ってきました。
視野を広げて、もっと得意分野を活かせる仕事や将来性のある仕事を探してみると良いでしょう。
ずっと同じ人と働いているのに飽きた
一緒に働くメンバーが固定されていて、新人も入って来ず、人間関係に飽きた…というか嫌になってしまうのもあるあるですね。
環境を変えるだけでずっと評価されることもありますので、同じ業種で転職してみるのもアリです。
給与明細が変わらなくて飽きた
仕事の中身も気に入っているし、人間関係も良好だが、毎年給料があまり変わらなすぎて飽きた、もっと収入を増やしたい!
そとのきは、徹底的にお金を追求して良いと思います。
その会社の中で本気の出世を目指してみても良いし、その会社で限界が見えているのならもっと年収がアップする職業に転職をしてみましょう
意外と今よりもずっと良い条件で転職できるかもしれません。
2.その仕事から学べることは何か?
学びのある仕事には飽きることがない
ルーティンワークに飽き飽きしてしまった、もっと頭を使う自分らしい仕事がしたい。
そんなときには、今の仕事をしていて学べる事は何か を考えてみてください。
料理人の世界でも、最初はずっと皿洗いをさせられますが、一流のレストランで皿洗いをしていた人は成功する確率が高いと言われています。
実は皿洗いをしながら、先輩シェフの技や雰囲気をコピーして学んでいるんですね。
さて、あなたの先輩や上司からもまだ学べることはありませんか?
それはその人の素晴らしい面かもしれないし、逆にとんでもない人で反面教師になってくれているかもしれません。
どんな仕事・どんな人からも学べることはあります。しっかり吸収して、自分のものにできてから卒業できると良いですね。
3.もっといい仕事ができないか?
仕事に飽きる原因は感動不足
毎日同じようでも、その仕事に本気の全力で取り組んでみると、新しい発見があったり、見え方が変わることがあります。
飽きるのは、発見や驚きが見えなくなっているせいかもしれません。
たとえば窓口の営業で、毎日何十回も同じ説明をしているとだんだんスムーズになりすぎて感動がなくなり、「飽きた」 ということになってしまいます。
でも、お客さん一人ひとりにとってはそれが人生で最初で最後の体験であり、不安もあれば驚きや感動もあるはず。
テレビショッピングの販売員を見ると、同じ商品を何回も実演しているのに毎回自分でも驚き、感動しているように見えます。
何回もやっていることでも、まるで初めてのような新鮮な気持ちと驚きを持ってかかるだけで、ルーティンはぐっと楽しくなります。
ちょっと大げさに、気持ちを込めて演技するつもりでやってみてはいかがでしょうか。
4.なぜお坊さんは仕事に飽きないの?
掃除をして、お経を読んで…お坊さんは、毎日同じことを繰り返しているように見えます。
しかし、ある僧侶は「一日として同じ日はない」と言います。
掃除をしながらも季節の移ろいを感じたり、自分の内面を見つめたりと、小さな変化を見つけているのだそうです。
一つの仕事を通して自分のものの見方や内面の成長がわかると、飽きずに働けるのではないでしょうか。
ただ、その仕事自体を好きでないとこれはなかなか難しいですよね。
好きなこと・楽しいことなら、いくらでも熱中できます。
5.成長のタイミングか、逃げているだけなのか?
本当にやり切った上での「飽き」なら、それは成長して次のステージに進むタイミングが来ているの証拠です。
そういう時は、いいタイミングで声が掛かったり、背中を押されるような出来事が起こったりするもの。
なんだか出来すぎているなあ、と感じたら恐れずに流れに乗って行きましょう。
「いい飽き」転職チェックリスト
□その仕事を完璧にマスターしたと自信を持って言える
□上司や先輩から仕事のスタイルをしっかり学べた
□今のポジションで出来ることをやり切った
□背中を押してくれるような流れが来ている
□次にやりたいことが明確にある・決まっている
□あせっていない
1つでも当てはまるときは、まだ完全に飽きてはいないかもしでません。
今一度、全力でやりきってみましょう。きっとそのうちタイミングがやってきますよ。
仕事に飽きたときに考えること・まとめ
仕事がマンネリなとき、飽きたときは、本当にやりきったのかを考えてみましょう。
まだ学べることや成長できることが残っていたら、たとえつまらない仕事でも自分なりにハードルを上げてみたり、楽しみを見つけたりしながら取り組んでみてください。
きっと、良いタイミングで転職や昇進のチャンスがやってきます!
新卒1年目だけど飽きちゃった、という人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
⇒ 新卒一年目だけど辞めたいときのチェックリスト|退職の前に一考
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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