「毎日の仕事が退屈で仕方がない」
「いつも同じ作業ばかりでマンネリ化して、いい加減イヤになる」
「全然役に立っている感じがないし、職場にいてもつまらない…辞めたい」
あなたは、このような「仕事がつまらない症候群」になっていませんか?
一方で、
「毎日の仕事が楽しい!」
「充実した会社員生活が送れて幸せ!」
「今の会社に入れて本当に良かった!」
と思いながら会社勤めをしている人も中にはいます。
仕事が退屈で発狂しそうな人には、にわかに信じられないかもしれませんね(笑)
では、仕事がつまらない症候群に陥っている人には仕事を楽しんでこなしている人。
両者には一体どのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、
- 仕事がつまらない症候群になる原因
- 仕事がつまらない症候群と仕事を楽しめる人の特徴
- 仕事がつまらない症候群を脱却すべき理由
についてお伝えいたします。
たとえ、仕事がつまらないと嘆いていたところで、今すぐに仕事を辞められるわけではありません。
色んな不満を抱えながらも、きっと明日も明後日も、いつものように会社に向かっていることでしょう。
「仮病を使ってサボってしまおう…」と頭によぎっても、根が真面目なあなたなら、与えられた仕事をしっかりとこなすはずです。
であるなら、仕事を楽しんでいる人の考えや心構えをインストールして、仕事の捉え方や見方をちょっとずつ改善してみてはいかがでしょうか?
それで少しでも仕事に対する考えが楽になり、「あれ、仕事楽しいかも!?」と思えたのなら儲けものです!
目次
「仕事がつまらない症候群」になる原因とは?
新入社員の頃は、誰もが仕事のことは右も左も分からず状態で覚えることばかり。
だから、誰しも先輩や上司の何うことは必死にメモを取って、いち早く仕事を覚えようと一生懸命だっだはずです。
しかし、入社してから3年〜4年と経つと、
- 仕事が単調で退屈
- ルーチンワークばかりで飽きた
- 収入が低くて将来が不安になる
- 上司や先輩と反りが合わない
- 同僚と同じぐらい頑張っても自分は評価が低い
- 職場の役に立っている感じがしない
と、会社や仕事に対して色んな「不満が噴出する」ものです。
実は、これが厄介で、人間は自分にとって満足している部分を探すよりも、気に入らない部分を探す方が得意な生き物です。
なので、一つでも会社や仕事で気に入らない点が出ると、他にも気に入らない点がないかと、無意識のうちに一生懸命リサーチを開始します。
そして、あれも気に入らない、これも気に入らないと不満な点を次々に挙げてしまい、最後には「ああ、もうこの会社で働くのイヤだな…」と考えるようになるのです。
じゃあ、仕事を楽しんで取り組んでいる人は、一体どのような考えや心構えを持っているのでしょうか?
何も不満を感じていないのでしょうか?
「仕事がつまらない症候群」と「仕事を楽しめる人」の特徴の違い8選
そこで次に、「仕事がつまらない症候群」と「仕事を楽しめる人」の特徴を整理します。
両者の違いについて8つ挙げますので、あなたはどちらに該当するか確認してみてください!
仕事がつまらない人は、不満や愚痴ばかり言う
先ほど述べた通り、仕事がつまらない症候群に陥る一番の原因は「不満が噴出する」ことです。
仕事がつまらないと感じる人は、単に不満な点を探して自分の中に収めるだけでなく、それを気心知れた同僚や先輩たちと情報交換します。
仕事終わりに居酒屋に行って、ビールを片手に「あの上司は全然部下のこと考えていない」「あの会社の将来性はない」などと愚痴をこぼし合うわけです。
しかし、不満や愚痴を言い合うだけで、具体的に改善案を出したり行動に反映しなければ、当然、環境や境遇は何ひとつ変わりません。
一方で、仕事を楽しめる人は、何ら生産性のない不満や愚痴の言い合いに、自分のエネルギーを使うことはしません。
働くためのポジションを提供してくれている会社に感謝の気持ちを持っており、与えられた業務を通じて自分の成長を図ろうと考えているのです。
仕事がつまらない人は、与えられた仕事だけをこなせば良いと考える
仕事がつまらないと考える人は、自分の業務だけをしっかりこなせば良いと考えがちです。
どうせ給料が増えるわけもないし、最低限の仕事をしていればそれで問題ない。
そういう思考の持ち主であることが多く、プラスアルファの成果を出そうという発想がありません。
一方で、仕事を楽しめる人は、「仕事は自分で作るもの」「仕事は自分で生み出すもの」という考えを持っています。
だから、自分に与えられた作業にしても、
「もっとこうした方が成果に繋がるのではないか?」
「もっとこうした方が効率良く出来るのではないか?」
という視点を持って、積極的に改善点を見つけ出そうとするのです。
仕事がつまらない人は、常に受け身の姿勢でいる
仕事がつまらない人は、受け身の姿勢でいることが多いです。
だから、特に仕事が忙しくなくて手持ち無沙汰になったときも、自ら上司や先輩に話しかけて、何か新しい仕事を教えてもらおうという姿勢になりにくいです。
たとえ心の中では「こういうときは自分から動き出した方が良いんだろうな…」と考えていたとしても、何か難しい業務を与えられたら面倒だと思ってしまい、積極的な姿勢を見せることに躊躇してしまうのです。
一方で、仕事を楽しめる人は、先輩や上司を相手に積極的に話し掛けに行きます。
分からないこと、何か教えて欲しいことはもちろん、日々の業務にしても「報告・連絡・相談」を欠かしません。
また、何か質問したいことがあっても、前もって要点を絞って、相手にとって困らないような質問になるよう工夫をします。
忙しいであろう先輩や上司に時間をもらうわけですから、事前に「後で聞きたいことがあるんですが…」「5分ほどお時間頂いても大丈夫ですか?」という配慮も忘れません。
仕事がつまらない人は、いつも仏頂面をしている
仕事がつまらなく感じる人は、常に仏頂面をしています。
それは、周りの人たちからすれば「話しかけるなオーラ」を放っているように見えてしまい、かなり損をしています。
仏頂面とまでもいかなくても、いつも無表情で何を考えているか分からない挙動をしている人も同じです。
上司や先輩からの立場からすると、「どういう対応すべきか分からないな…」と困ってしまいます。
仕事中、顔の筋肉が動いていないのであれば、無愛想になっていて人に与える印象が悪くなっているんだ、と自覚を持った方が良いでしょう。
せっかく話しかけても能面のような顔で「はい、はい」と繰り返すような相手には、誰も構いたくなくなりますからね。
一方で、仕事を楽しめる人は、いつも明るい表情をしています。
笑顔とまではいかなくとも、口角がキュッと上がっていて、相手に「話しかけやすそうな人」という印象を与えます。
人は見た目が大切と言われますが、それは決して容姿の問題ではありません。
大事なのは相手に与える「印象」の方なのです。
仕事がつまらない人は、困難や失敗にくよくよする
仕事がつまらない人は、困難があるとすぐに「諦めモード」になります。
仕事で失敗することが悪いことだという考えがあり、なるべく失敗したくないから困難に立ち向かおうとしません。
せっかく上司や先輩からプロジェクトを任せられても、「今の自分には無理かも…」と消極的な姿勢を見せてしまい、挑戦することを避けてしまうのです。
また、何か仕事でミスや失敗をして怒られると、いつまでもそのことを引きずります。
そして、再びミスや失敗をすることに恐れを抱き、さらに消極的になってしまうのです。
一方で、仕事を楽しめる人は、困難や壁が立ちはだかると、積極的にそれを乗り越えるよう努力をします。
むしろ、困難や壁でさえ楽しんでいる感じです。
なぜなら、困難や壁を乗り越えることは、自分自身の成長に繋がることを理解しているからです。
また、たとえ失敗しても、それをいつまでも気にすることはありません。
仕事を楽しめる人は、失敗を学びに変えられる人です。だから、失敗を恐れたりしません。
失敗をしたら、なぜ失敗したのか原因を掴み、同じ失敗をしないためにはどうすれば良いのか、自分なりに考えをまとめることができます。
仕事がつまらない人は、叱られたらずっと根に持つ
仕事がつまらない人は、自分に叱った上司や先輩をいつまでも根に持ってしまいがちです。
叱られたり注意されると、何だか自分自身を否定された気になってしまい、それ以降あまり上司や先輩に関わろうとせず、一定の距離を置こうとします。
一方で、仕事を楽しめる人は、自分に対して叱った上司や先輩に感謝の気持ちを欠かせません。
自分の成長を思って叱ってくれたのだと解釈し、叱責の言葉を有り難く受け取ろうとします。
なので、怒られたらそれでおしまいにするのではなく、その後に改善したり直したことがあれば、その点をしっかりと報告します。
「自分は社内においても、まだまだ学ばせてもらっている立場なのだ」
そんな意識を持っており、謙虚な気持ちを忘れずにいるのです。
仕事がつまらない人は、サボることばかり考える
仕事がつまらない人は、どうすれば仕事をサボれるのかに意識が向きがちです。
たとえ抱えている仕事が大した量じゃなく、余力があったとしても平気で「今ちょっと忙しいです」と言います。
勤務中も早く退勤時刻にならないか、早く休日がやってこないかばかり考え、仕事に対する意欲があまりありません。
一方で、仕事を楽しめる人は、どうすれば自分が会社の役に立てるのかに意識を向けています。
自分の仕事を通じて会社のために、ひいては世の中のために貢献できるのか?
そんな社会的責務をわきまえようと努めます。
なので、休みの日もぐうたらして過ごそうというよりは、自己研鑽に余念がありません。
会社に行く日と休日に境界線を引かず、心から仕事を楽しんでいるのです。
仕事がつまらない人は、会社における自分の役割を掴めていない
仕事がつまらない人は、会社における自分の役割やポジションを把握していません。
そもそも、今の会社にいるのも、内定を獲得することが一番の目的だったわけで、自分の会社が業界にとってどういう立ち位置にいるかさえも分かっていないのです。
また、誰かのために、世の中ために役立つことよりも、自分の収入や社内の評価のために働いている傾向にあります。
なので、「自分に与えられた社会的責務は何だろうか?」と言う部分まで考えが及ばず、自分の仕事が誰の役に立っているのか、いまいちピンとこないため「貢献感」が感じられないわけです。
仕事をする上で「貢献感」は大事です。
自分のやっていることで、少しでも人に喜ばれている。人に感謝されている。
それが実感できるだけで、仕事に対するモチベーションは一気に高まります。
一方で、仕事を楽しめる人は、自分自身が会社においてどういう役割を果たしているのか、しっかりと自覚を持って仕事に取り組んでいます。
仕事を通じて会社に役立っているんだ、とか、地域や社会に喜ばれているんだ、という「貢献意識」を感じられています。
仕事を楽しめる人は、会社や世の中に喜ばれることが、巡り巡って自分のためになることを知っています。
だから、自分がレベルアップすることによって、より貢献できるのだと理解しているからこそ、自己研鑽をすることに余念が無いわけです。
以上、仕事がつまらない症候群の人と、仕事を楽しめる人の特徴の違いについてお伝えしました。
仕事がつまらない症候群から脱却するには?
では、仕事がつまらない症候群から抜け出しには、一体どうすれば良いのでしょうか?
最も有効なの方法は、楽しそうに仕事をする人をお手本にすることです。
あなたの周りに、いつも楽しそうに仕事に取り組む人はいますか?
それとも、退屈そうに仕事をする人ばかりでしょうか?
もし、いつも生き生きと働いていて、「あっ、この人はいつも雰囲気が明るいな」と思える理想の人がいれば、その人のスタンスを真似して取り入れましょう。
いっそのこと、その人の感覚を自分の中に憑依させるぐらいの勢いで良いと思います。
たとえば、仕事のやる気が出ないとき、「あの人ならどうやって乗り切るだろうか?」と考えてみる。
すると、案外今までの自分にはなかったアイデアや感覚がふと沸き起こったりします。
仮に周りにお手本に出来そうな人がいなければ、有名人や著名人でもOKです。
「この場合、もしイチローだったらどうするだろうか?」
「松下幸之助だったらどんな行動を取るだろうか?」
是非そうやって考えることを習慣にしてみましょう。
当たり前ですが、いつもの自分のままでは、いつまで経ってもいつもの自分のままです。
そこを越えるためには、自分よりも遥か高いところにいる人の感覚を自分の中に落とし込むことが効果的です。
そうすると、仕事がつまらない症候群を乗り越えることが出来るようになります。
仕事がつまらない症候群を抜け出すべき理由
これまで見てきたように、仕事がつまらない症候群に陥る人は、仕事の捉え方や働くことに対して「ネガティブな方向」に引っ張られがちです。
その原因は何かは分かりません。
社内の人たちの影響かもしれませんし、共働きする両親の影響かもしれません。
あるいは、マスコミやネットの情報から影響を受けて「労働は辛いもの」という価値観を、さも自分の意見かのように採用したのかもしれません。
人間は人生の1/3を労働に費やします。
だから、働くことに対してネガティブな物の見方をすることが当たり前になると、自分の人生全般もネガティブな見方になる可能性が高くなります。
仕事がつまらないと不満ばかり言う人は、友人関係においても他人の欠点や嫌な点ばかりを探すようになります。
また、自分自身についても欠点や至らない点ばかり探して、自己嫌悪になりやすいのです。
なので、人生の3割を占める仕事に対して、ネガティブな見方しか出来なくなる状態から、一刻も早く抜け出した方が良いと思いますよ。
仕事がつまらない症候群|まとめ
以上、仕事がつまらない症候群と仕事を楽しめる人の違いについて挙げ、どうすれば仕事がつまらない症候群から抜け出せるのかについてお伝えしました。
仕事が退屈で、いっそのこと転職した方が良いのでは?と考える方も中にはいるかもしれません。
しかし、仕事に対してネガティブな物の見方をすることが当たり前になっている人は、、たとえ転職したとしても、そこでまたすぐに色んな不満な噴出します。
だからこそ、最も大事なのは仕事に対する価値観を変えること、仕事に対してポジティブな物の見方が出来るように自分を変えることなのです。
どうすれば楽しい仕事を見つけられるのかについては、こちらの記事にも書いてます。
あわせてご覧ください!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
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よろしければ読んでみてくださいね。
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