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自分の適職がわからないときの質問|セルフ適職診断をやってみよう

適職がわからない人

就職は最も大きな選択のひとつです。

これから何十年もの人生を方向づける重要な「職業選び」ですが、最初の分かれ道は中学生の段階で選ばなければいけません。

普通科の高校に行くのか、農業、商業、工業など専門高校に進むのか。

非常にレアなケースですが、「舞妓になる!」といって高校に行かずに中卒で修行をする人もいるようです。(京都の舞妓さんはほとんど他県の出身らしい)

早い段階で憧れの職業ややりたい仕事があってそれに突き進める人は良いですが、とりあえず普通高校へ、就職の幅を広げるために大学へ、と判断を保留する方の方が多いのではないでしょうか。

そして、いよいよ大学3年ぐらいになって、「自分に向いている仕事は何だろう?」と悩み始まりますよね。

私も就職活動が始まって、エージェントのサイトに登録してから「どの仕事が良いんだろう?」と考え出しました。

世の中にどんな職業があるのか、どんな性格の人が向いているのか…といったカタログ的な情報は他にいっぱいありますので、この記事では掲載していません。

そのかわり、「この仕事はどうかな?」と迷ったときに、あなた自身のハート(魂)に質問して、適職かどうか診断できる方法をご紹介したいと思います。

最初に、仕事選びの判断を狂わせる「お金」のことについてお伝えしなければなりません。

「お金のため」が判断を狂わせる

お金のために働くのです

働いている人に「何のために仕事をしているのですか?」と質問すれば、その人の価値観を知ることができます。

9割の人の本音は、「生活するため」または「お金のため」です。

たまに「楽しいから」という人がいたり、「精神性のイノベーションのため」とか何か哲学的なよく分からないことを言う人もいます。

そして、現実的により多くのお金を手にしているのは、「生活やお金のため」に働く人ではなく、「楽しくて・または謎の理由」で働く人々です。

私は、「お金に関係なくボランティア精神で働きましょう」と言いたいのではありません。

お金がなければ家賃も払えないし、食料品も買えないし、生活していけませんので、お金はとても大事なものですし、どうせ働くならお金はたくさんあった方がいいです。

しかし、「お金のために働く」という考え方を採用すると、どうしてもお金に支配されて、判断を間違えやすくなってしまいます。

楽しさとか使命感・責任感など、お金ではない何らかの抽象的な目的のために働いている人たちは、自分がお金をもらうかどうかよりも、世の中に価値を生み出すことに意識を向けています。

お金を持っている人が働く理由

たとえば、パナソニックの創業者で「経営の神様」の異名を持つ松下幸之助さんは、「この世から貧をなくすこと」を商売をするものの使命であると語っています。

いわば水道の水のように、いい物を安くたくさんつくるということは、いつの時代でも大事なことやで

生活物資を水道の水のように無尽蔵に供給し、世の中を豊かにしたい。

そんな思いで80歳まで現役を続け、晩年は私財70億円を投じて政治塾『松下政経塾』を設立し、各階に多数の人材を排出しました。

なんというかもう、やることがダイナミックすぎますよね。

松下さん子供の頃は父親が破産して丁稚奉公に出され、16歳から働きに出るなど、決して最初からお金持ちだった訳ではありません。

「世の中を良くしたい」というダイナミックな目的のために動いていると、お金は後から勝手に入ってきてしまうのです。

成功者はみんな、何らかの大きな目的・使命を抱いて(面接のためのリップサービスではなく、本気で人生をかけて)います。

いくつかの名言をご紹介しましょう。

私はアップルの経営を上手くやるために仕事をしているわけではない。
最高のコンピュータを作るために仕事をしているのだ。

スティーブ・ジョブズ

僕はお金儲けをしようと思ったことはない。やりたいことをやったらお金が入ってきた。

高須克弥

自分自身が本当に満足する商品とは何かと、頭が痛くなるぐらい考えなければ、顧客はお金を出し続けてくれない。

糸井重里

世界をより開かれた、よりつながりの強いものにする社会的な使命を達成するためにフェイスブックを設立したのだ。お金を儲けること事態は目的ではない。

マーク・ザッカーバーグ

いかがでしょうか。成功している人たちの感覚を、なんとなくイメージしていただければと思います。

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自分にあった仕事は、魂が教えてくれる

就職サイトとかには、質問に答えて適職診断ができるコーナーがあります。

ハローワークに行ったり、派遣会社に登録したりしても、性格診断とか適性検査みたいなのをさせられて、適正を調べることができます。

かんたんなアンケートはまあ占いみたいなものですが、適性検査は実際にその職業に就いて高パフォーマンスを発揮している人の傾向をもとに分析されていますので、かなり当たります。

私は過社員時代に採用する側の裏事情も見ていますが、ある職業に対して「これに当てはまるタイプの人は厳しい」というタイプは存在しているんですね。

しかし、これで自分の向き不向きが分かったところで、果たしてその仕事が本当にワクワクできるような、お金に関係なくやりたいと思える仕事かどうかは分かりません。

それに、やっぱり「お金のために」という目的がつきまとって、判断を狂わせます。

実はすごい才能があるのに「そんな職業では食べていけない」と思ってやめてしまったり、本当はあんまりやりたくないのに高収入だからといって選んだ仕事でつまらない日々を送っていたり、そういうもったいない人がいっぱいいるのです。

みんな、本当は心の奥の「魂」では、自分の天職を知っています。

魂が思う仕事というのは、必ずしも何かの「職業」ではなく、「生き方」みたいなものかもしれません。

具体的な会社とか、その中の部署とか、職業の種類はあんまり関係なく、仕事を通して世の中にどんな風に影響を与えるのかが重要なのです。

ですので、専業主婦/主夫も立派な仕事です。自分はサポート役に徹してパートナーを成功させることで、多くの人に影響を与えているからです

しかし、「魂」は診断結果を表示してくれませんし、しゃべってもくれません。

お金のために、という心のブロックを外して「魂」の声を聞くにはちょっと工夫が必要です。

それが適職かどうか診断できる質問

適職を探そう

お金の制限を外すために、こんな状況を想像してみましょう。

あなたは資産を持っていて、利息や不動産収入が毎月50万円あります。

何もしなくても生きていくには何ら困りません。

自由に何でもして良いとしたら、何をしたいですか?

それは、お金に関係なく純粋にやりたいこと、ワクワクすること、何時間やっても苦にならないこと、のはずです。

今やっている仕事、これから就職・転職しようとしている仕事は、果たして当てはまるでしょうか?

ちょっと何も出てこないなあ、という方は以下のヒントも参考にしてみてください。

ヒント

幼児期・小学校・中学校・高校以降…それぞれ思い出して、書き出してみましょう。

  • 熱中していた趣味やスポーツ(最も時間や労力をかけてきたもの)
  • よく人から褒められたこと
  • よく人から頼まれたこと
  • 最も影響を受けた人
  • 自分はどんなキャラやポジションだったか
  • よく読む本のジャンルや傾向
  • 一番思い出に残っている楽しかったこと
  • 最も感動した出来事
  • 好きな言葉・名言・格言
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回り道も、また良きもの。

もしかしたら、すぐに適職にありつくのは難しいかもしれません。

人気の仕事で狭き門だったり、何か資格が必要な場合などありますね。

はたは、そもそもその仕事の求人は存在せず、あなたがこれから全く新しいビジネスとして作り出すのかもしれません。

それでも、「どうしたらできるかな?」と考えてみれば、必ず道は見つかります。

適職でなければ働くのがめちゃくちゃしんどいとも限りません。

適職で働くためのスキルを磨いたり、資金を貯めたりする必要があるのなら、最初は何か別の仕事をしながら修行をするのもアリです。

私は現在は、文章を書くライターの仕事を専業でやっていますが、少し前まではファミレスのキッチンとかコールセンターとか、全く関係ないアルバイトを掛け持ちしながら修行していました。

更にその前は会社で普通の事務員をしていましたから、まさか自分に物書きの適正があるなんて思ってもいませんでした。

私がライターをやってみたのは、自分で「なるぞ」と思ったわけではなく、ただの偶然でした。

でも、偶然でやってみた仕事を通して読者の方から「心をゆさぶられました」「人生の転機になりました」などと反響をいただき、これだと思ったのです。

何も取り柄がないと思っていた私でも、人の役に立てることがあって、こんなに喜んでもらえるんだなあ、と。

それは、胸が熱くなるような、背筋がぞくぞくするような感覚です。

いちおう収入は得ていますが、もう資産で食べていけるけどライフワークとしてやっている、という気分でやっています。

まとめ

  • 適職を探そうとするときに「生きるため・お金のために働く」というイメージが邪魔をして判断を狂わせます。
  • ものすごく成功している人々は、お金に関係なく「もっと世の中をよくしたい」というダイナミックな目標のために働いていて、結果的にお金が入ってきてしまう、という感覚を持っています。
  • だれでも「魂」では自分の適職を知っていますが、それは具体的な社名や部署名ではなく、世の中との関わり方・生き方のスタイルです。
  • 魂の声を聞いて適職かどうかを新団するには、資産家になったつもりで「生活するお金は十分にあるけれど、果たしてこの仕事は本当にやりたいだろうか?」と考えてみましょう。
  • 魂はダイナミックすぎるので、すぐにその仕事に就けないかもしれません。それでも「どうしたらできるか」を考え続けていれば、道は拓かれます。
  • もし多少ミスって全然合わない仕事に就いてしまったとしても大丈夫。神様はちゃんと見ているので「偶然」という形で示してくれます。

あなたも適職に導かれますように!

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

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よろしければ読んでみてくださいね。

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