憂鬱で何もしたくない気分のときってありますよね。何をする気力もなく、ただボーッとネットサーフィンをしてたり、無心にゲームをしてたり、やけ食い・やけ酒してしまったり。
頭ではそんなことじゃダメだと思っても、心と体が言うことを聞いてくれず、ひたすら重くて動けません。
今回は、私もやっている憂鬱解消の方法「復活の儀式」のやり方をご紹介したいと思います。
そもそも憂鬱とはどんな状態なのか、また、何が原因で憂鬱になってしまうのか、それから憂鬱解消の方法についてまとめました。それでは、見てみましょう。
目次
憂鬱で何もしたくない、やる気が出ない気分のとき
気分が憂鬱で何もしたくない、やる気が出ない。
自分には根性がないから…、暗い性格だから…と自分を責めていませんか?
憂鬱は誰にでも起こることで、「エネルギー切れ」のサインです。根性とか性格の問題ではなく、単にエネルギーが落ちているだけなんですね。
エネルギーは、ここでは「心と体のガソリン」みたいなものだと思って下さい。
車を走らせるのにはガソリンが必要なように、元気に活動するためにはエネルギーが必要です。
ご飯を食べたり、夜眠ったりするのが給油に相当しますが、嬉しいことがあったとき等にもエネルギーがぐーんと上がるのが心の不思議なところですね。
エネルギーが高い状態は、最も機嫌が良くて調子の良い時の自分を思い浮かべてみて下さい。気分は明るく、心は温かく、体も軽いのではないでしょうか。
反対にエネルギーの低い状態は、それこそ鬱々として動けないときですね。気分は暗く、心は冷たく、体は重たくなります。
つまり、エネルギーを上げれば憂鬱な気分も吹き飛ばすことができるのです。
なぜか分からないのに気持ちが落ち込む、憂鬱な気分になるというときは、何らかの原因でエネルギーダウンしていることが考えられます。
憂鬱な気分になってしまう主な原因は次の通りです。
なぜか憂鬱な気分になる原因いろいろ
感情エネルギーの使いすぎ
エネルギーは、運動したり、頭を使ったりするのにも使いますが、感情を出すのにもたくさん消費しています。
感情を「出す」というよりも、感情は意図せず勝手に出てきてしまうので、エネルギーも勝手に抜けていってしまうという感覚に近いかもしれません。
たとえば、誰かに嫌なことを言われただとか、理不尽な要求をされたとかで、「イラッ」「ムカッ」としたとき、一瞬でドバーっとエネルギーを消費します。
常にストレスを感じていると、ネガティブ感情でエネルギーを使いすぎてしまって鬱になってしまうのですね。
エネルギーを使いすぎるのはネガティブな感情とは限りません。あんまり大笑いしたり、自信過剰になったりする躁状態でもエネルギーは大量に抜けていきます。
穏やかに良い気分でいるのは差し支えありませんが、テンションを上げすぎるのはエネルギーの浪費になってしまいます。
身体の調子の波
肉体の調子に感情が引っ張られて気分が落ち込むこともあります。
一日の中では、朝起きた時から午前中が最もエネルギーが高く、日が落ちるとエネルギーが下がっていくのが本来のリズムです。(朝から既に憂鬱な場合は、かなり重症のエネルギー切れです。)
女性は生理周期も関連して気分が上がったり下がったりします。
気分は身体の調子の影響を受けていることを頭の片隅に入れておくと、落ち込んだときでも「そのうち元に戻るな〜」と楽観的にいることができますよ。
地球のエネルギーの影響
季節や天気など、地球全体のエネルギーから影響を受けて憂鬱になることもあります。
たとえば、雨の日や梅雨時はどことなく皆がけだるい雰囲気になりますね。その年の影響で、同時に大勢の人が落ち込むということもあります。
少しスピリチュアルなことを言うと、ネガティブはそれ自体悪いことではなく、憂鬱になることで浄化が起こっているのです。
ですので、これまでに積み上げたカルマが多い人ほどネガティブになりやすく、鬱々としている間にカルマが浄化されていきます。
梅雨などは、地域全体が「浄化の気」になっているということですね。
憂鬱はつらいですが、「いま、浄化されてるんだな〜」と思いながらだと少しは気が楽になるかもしれません。
家督・先祖の影響
思い上がる原因がないのに激しい落ち込み方をする場合には、家督のエネルギーの影響が考えられます。
私たちは、先祖からのエネルギーを少なからず受け継いでいます。先祖の誰かからエネルギーが抜けていると自分に影響してしまうのです。
名前は分からなくても、存在を思い出してあげること、繋がりを感じて感謝してあげることで悪い落ち込み方はしにくくなります。
憂鬱を解消する方法
それでは、いよいよ憂鬱を解消する方法ですが、「解消できそうだけど実は逆効果になってしまうもの」には注意が必要です。
おすすめしないニセ憂鬱解消法と、おすすめの方法をそれぞれ解説します。
逆効果!憂鬱を解消するのにおすすめではない方法
やけ食い、甘いものの一気食い
食べ物はエネルギー源ですが、消化・吸収するのにもエネルギーを消費していますので、必要以上に食べ過ぎるのは逆にエネルギーが下がってしまいます。
また、甘いものを食べると一時的に幸せホルモンが分泌されて気分が上がったように感じられますが、すぐに元に戻ります。このとき、気分が落ち込むように感じられるため、また甘いものを食べようとする中毒になってしまうのです。
憂鬱なときは食べ過ぎ、特に甘いものはなるべく控えましょう。
アルコールを大量に飲む
甘いものは食べないけれどお酒は飲む、という方もいらっしゃるかと思います。
楽しんで適量を飲む分には大丈夫ですが、甘いものと同じように、お酒も飲んでいるときだけテンションが上っていい気分になり、酔いが覚めると落ち込んだように感じてしまいます。
憂鬱の解消のためにお酒を飲むのは、かえってしらふのときの憂鬱度をアップさせるのでオススメしません。
人にたくさん会って遊んでテンションを上げる
お酒自体もテンションが上がりますが、お酒の場で人に会ってワイワイやったり、カラオケで思いっきりハメを外したりすることが楽しいこともありますね。
これも、元気なときにやるのはオッケーなのですが、憂鬱なときには止めたほうがいいです。
なぜなら、テンションが上がるときにはエネルギーをたくさん消費しているからです。実は、エネルギーが抜けているときはフワフワして一瞬気持ち良いのですね。
その時は楽しくても、家に帰って一人になったときの憂鬱は増幅してしまい、さらにエネルギーも下がっているので大変です。
ギャンブル
パチンコや競馬、競艇等ギャンブルをすると感情が大きく動き、またお金の面でもエネルギーを消費してしまいます。(「お金」もエネルギーのひとつです。)
すごく冷静に全く感情を動かさずにギャンブルができるよ、という方以外は、落ち込んでいる時にはギャンブルはやめたほうが良いでしょう。
ネットサーフィン、動画を見る
インターネットの情報やYouTube等の動画は玉石混交ですが、人からエネルギーを奪おうとするコンテンツがほとんどです。
エネルギーを奪うというのは、これまでの例と同様に一時的にすごくテンションを上げたり、何かしらお金を使うように仕向けてくるということですね。
調べ物など、意識的に「これを見よう」と思って見ている時は大丈夫ですが、ぼーっとノーガードで見ているとダメージを暗いエネルギーを浪費してしまいます。
暗い音楽を聞く・暗い本を読む
憂鬱なときには憂鬱っぽい音楽を聞きたくなるものです。また、太宰とか芥川みたいな暗い本を読みたくなる方もいるかもしれません。
これは、エネルギーの波動が共振してしまうためです。同じエネルギーの者同士が引き寄せ合うので「引き寄せの法則」とも言われます。
ずーっと聞いたり読んだりして浸っているとネガティブなエネルギーに固定されてしまいますので、憂鬱な時に心地よい音楽や本はあまりおすすめはしません。
憂鬱を解消するのにおすすめの方法
ひたすら何もしない
アレもダメ、コレもダメ、じゃあ何をしたら憂鬱解消できるの?!と思われますよね。
本当は、憂鬱な時にはかえって何もしない方が良いのです。
スマホの充電だって、いろんなゲームとかアプリをいっぱい使いながら充電するよりも、いちど電源をオフにして充電だけした方が早いですよね。
エネルギーも、抜けていくことを何もしないでじっと回復を待っていればそのうち憂鬱が直って元気に戻ります。
ただし、何もしないつもりでも頭の中で色んなことを心配したり、落ち込んでいる自分を責めてしまったりと忙しくしていると感情からエネルギーを消費してしまいます。
何も考えないのは無理ですが、深呼吸をしてリラックスし、ただ静かにボーッとしてみましょう。いろんな考えが浮かんできてもただ眺めるようにして、深く入り込まなければ大丈夫です。
憂鬱を感じ切ってみる
どうしても思考が忙しく、不安が出てきてしまう時は、思い切って「憂鬱」に向き合ってみるのも良いでしょう。
憂鬱な気分は、色にするとどんな色でしょうか? 感覚を言葉にするとしたら?
憂鬱から逃げようとすると恐ろしいですが、真正面から憂鬱を見つめて全力で感じてみると、案外かわいいやつです。
「憂鬱ちゃん」を友達だと思って、仲良くしてあげましょう。一緒に思いっきり泣いたり、大げさに悲しんだりしてみると、自分で笑えてきます。
熱い風呂に入る
身体からアプローチする憂鬱解消法は、とにかく「温める」ことです。
運動でも良いのですが、憂鬱全開なときは動くのも嫌になってしまいますよね。
最初はひたすらじっとして、風呂場まで歩けるぐらいに回復したら熱めの風呂に入りましょう。
ネガティブで憂鬱な黒いモヤモヤを汗と一緒に排水口に流して、気分もスッキリしますよ。
掃除をする
エネルギーは空間からも影響を受けています。
憂鬱な時は、片付けたり掃除をしたりする気力もなく部屋は散らかりがちですが、ゴチャゴチャした空間はエネルギーが低いので悪循環になってしまいます。
少し回復したときに、一気に掃除をしてしまいましょう。身体は疲れますが、空間のエネルギーが上がるので結果、元気になります。
日光を浴びる
太陽の光を浴びるのも憂鬱解消になります。これは、冬や梅雨時が鬱々としていることからも明らかです。
日光を浴びると体内時計がリセットされて、健康的な生活リズムを取り戻すキッカケにもなります。
近所を散歩するだけでも、ちらっとカーテンを開けるだけでも良いので、太陽の下に出てみましょう。
自然のきれいな所に行ってみる
自然の美しいところはエネルギーの高い場所です。
山の上から見る景色や、広大な海、満点の星空、そういった大自然のエネルギーに触れると、今までの悩みがすごくちっぽけなような、大らかな気分になれます。
日々の仕事や生活で行き詰まってしまったとき、有休でも使って大自然のあるところに足を運んでみてはいかがでしょうか。
感謝を数えてみる
憂鬱を解消するための行動をするエネルギーもない!という状況のときは、寝たままでもできるエネルギー回復法をお試しください。
生まれてから今まで、お世話になった人への感謝を数えてみてください。
もちろん、最初は両親がいて、出産のときに病院でお医者さんや看護師さんのお世話になったかもしれません。おじいちゃん、おばあちゃんや親戚が面倒を見てくれたかもしれません。
また、今まで食べたものを思い出してみて下さい。ご飯一杯に、いったい何人が関わっているでしょうか? 田んぼで稲を育てた農家の人、トラックで運んでくれた人、お店で品出しした人、レジの人、炊飯器を発明した人、電気を作った人、電線を家まで引く工事をしてくれた人…。
鬱々として寝ている今も、誰かが発電所で電気を作ってくれて、誰かが明日コンビニに並ぶお弁当をトラックで運んでくれていて、本当に大勢の人に支えられ、守られています。
繋がりを感じるとき、エネルギーは自動的に上がります。これは本当にビックリするぐらいパワフルなので、騙されたと思ってやってみてください。
憂鬱対策は、初期対応が重要!「復活の儀式」で落ち込み防止を
憂鬱対策のいろいろな方法を見てきましたが、完全に落ち込み切ってからだと復活するのはかなり大変ですし時間もかかります。
よって、ダメージを受けた瞬間、その日の内に「復活の儀式」で回復してエネルギーを落とさないようにするのが重要になります。
復活の儀式は、自分がエネルギーを回復できるものを詰め合わせで一連の儀式にしたものです。
たとえば、
深呼吸→掃除→風呂→瞑想→感謝の祈り
のように、必ずやることを決めておきます。
あんまりたくさん出来ないときもあるので、最低限やることとやらないことだけでも設定しておきましょう。
- 深呼吸をする
- ネットサーフィンをしない
のように。
復活の儀式は、憂鬱になりかけたときにすぐ!やるのがベストです。ぜひ、生活に取り入れて憂鬱を撃退しましょう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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