魂を磨く

美輪明宏の名言集|いい男の条件はセックスやお金よりも…コレ!

いい男の見分け方

素敵なパートナーと出会って、幸せをつかみたいですよね。

また、心から信頼し合えるような友人や尊敬できる先輩との関わりは、人生をより豊かにしてくれるものです。

「友人に気を使ってなかなか良い関わりができていない」
「恋人がいるのだけれどいまいちうまくいっていない」

というあなたは、もしかしたら相手の本質を見極められずにつまづいてしまっているのかもしれませんね。

よりよい人生を歩むための基本は「どんな人と付き合うか」です。

ここでは、美輪明宏さんの名言から、良き人生のパートナーの選び方を探っていきたいと思います。

美輪様名言 その1 じっくりと観察し性質を見極めよ

男はライオンみたいに怒鳴っている人ばかりではありません。鹿もいれば、フラミンゴもいます。

ひとくくりにするから視野が狭くなるんです。まず目の前の男がどんな種類の生き物なのかをしっかり見極めるのです。

自分が勝手に思い描いた妄想の中にいるだけでは恋は動き出しません。

恋をすると人は盲目になってしまいます。

俗に言うところの「あばたもえくぼ」というものです。

何となくで相手を捉えて、イメージの中で恋をしてしまうため、すっかり冷静になってしまった時に「こんな人だったの!?」と驚いてしまうことが起こってしまう訳です。

反対の立場から考えてみると、付き合っている相手から「ごめん、何か思ってたのと違った(こんなにダイレクトには言わないと思いますが(^^;))」なんて言われた日には、ものすごくショックで立ち直れないかもしれません。

「恋は盲目」はお互いにとって不幸を招きますよね。

ではどうすれば良いのでしょうか?

それは、最初の段階で「理性」を保ち続けることが大切なのだそうです。

私が誰かに恋をしたらどうなるか、お教えしましょう。

とにかく相手の正体を知ろうとリサーチします。(中略)

学生時代の生物の時間のように男たちをよく観察してごらんなさい。動物園を眺めるように、楽しめばいいのです。

なるほど、好きになってしまった男性を、動物学者のごとくその習性を観察してみるという方法ですね。

確かに「大好き!!」みたいになってしまっていると冷静さを失います。

例えば「この人、いつも怒鳴っていて威厳があってライオンっぽい」となるとします。

「ライオン(っぽい人)にはどうお世話をすれば良いのか?」


対処法1 大げさに褒めてみる
対処法2 実はプレッシャーを感じているため責めない
対処法3 表で闘っている分弱音は吐けない性質なので、上手く甘えさせる

などとリサーチするつもりで言動をみることができれば、なるほどその生態(笑)も正確に判断できるかもしれませんね。

美輪様名言 その2 相手の何に惹かれているのか、自分の心の奥を探る

体に悪いものが美味しいように、悪い男ほど魅力的。

「色女」のつもりが「貯金箱」にならないように、貢がなくても付き合える、そんな男を選ぶこと。

恋愛関係に関わらず、必要以上に物やお金を差し出してしまっていませんか?

この人のためならいくら払ってもよいと思う懐の広さには、ある種清々しさはありますよね。

確かに、何かの記念日であったり節目のときにプレゼントを贈る習慣はあるものの、過剰にそれらを与えたい衝動に駆られている人は、なぜ自分がそのような行動をしてしまうのか冷静に心に問いかける必要があるのだと思います。

「お金をかけることで自分を見て欲しい」
「相手を引き留めたい」
「相手に好かれよう」
「喜ぶ顔を見たい、と言いつつ喜ばせた自分を褒めて欲しい」

そんな執着心はありませんか?

潜在意識の中で、少しでも見返りの気持ちや期待が入ってしまうと、残念ながら報われないものとなってしまうようです。

「あんなにプレゼントをあげたのに!」
「応えてくれないなら、お金を返して!」

受け取る相手からすると、「そっちが勝手に払ったんでしょ」と言い返したくもなり、重たい存在になってしまいそうですよね。

見返りを求めていたという打算は、本当の愛ではありません。あくまでも自分のために相手を操作しようとしていることに他ならず、一気に虚しく感じてしまいます。

勿論、相手によっては貢がせる相手が悪いのかもしれませんが、実はお互い様だという意識を持つことが大切ですね。

それでもどうしても自分が関わりたい相手ならば、執着心が入っていないか注意深く自問自答しながら、ただただ相手の喜ぶ顔を見たいという一心で、気前よく払えば良いと私は思います。

相手のためになることを純粋に祈って。

そこに「こんなにお金を払ったから、仲良くしてくれるよね!」などと少しでも期待が入ってしまうのならば、純粋な愛とは別の執着心に変っているのかもしれません。

結局は相手を通して、自分しかみていないことは相手に伝わってしまいます。

もし自信がなくてお金など自分以外のもので相手を引き留めようという気持ちが生じているのなら、「私は価値の高い人間だ」などとアファメーション(宣言)
をし、自分の価値をきちんと認められるようになることが先かもしれません。

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美輪様名言 その3 心に潤いや優しさはあるか

「思索しない男は人糞製造機」

仕事の忙しさにかまけて、心の栄養を補充し、想念を清く美しくする時間をつくらないから、年を取れば取るほど、心の潤いがなくなり、微笑みも減少するのです。

男性に限った話ではなく、「お金」「仕事」「飲み(笑)」など、充実した生活を送っている人は多いですよね。

最近思うのは「共に生きていて幸せを分かち合える相手」とはどういう人なのだろうか、ということです。

現在は世の中の状況から、女性も男性も共に過酷な労働を強いられる人が増えてきました。

この資本主義の競争社会では、誰よりも優れていて勝つことが素晴らしいとされるからです。

私はそれが良いことだとずっと勘違いをしてきました。

けれども体に鞭打って働き、家に帰ると何もする気が起きず、自分の身の周りのことさえできずにまた次の日を迎える。

そんな日を繰り返していたら、何のために働いているのか分からなくなってきました。

忙しいという字は「心を亡くす」と書きます。

「心を亡くし」た状態では、友人・職場の人間関係・恋人に優しくなどできません。

知らず知らずのうちに、「勝つことがすべて」という世の中の流れに巻き込まれて、思いやり・優しさ・情緒など人間らしさを失いかけていると思うのです。

「お金=仕事で勝ち続けること」と突き進むことの先に、一体何が待っているのでしょうか。

豊かさを手に入れたつもりでも、身の回りの生活において人間的な炊事・洗濯・掃除などの営みができなくなり、結局はそれらにお金を払うことになります。

そして、勝者は周囲の人間を蹴落とすことで孤高の存在となり、人間関係は殺伐とし、豊かさと引き換えに失ったものの代償の大きさに気づく時がくるのではないでしょうか。

このような世の中になる前のかつての日本には、貧しいながらも生活を豊かにする知恵や人々の優しさに満ちていました。

たとえ豊かさはなくても、人々が繋がりを持ち共存しているのならば、助け合い心温かく生きていくことができるのです。

現代は西欧的な考えを取り入れ欲望を優先してしまったために、物質的な豊かさばかりに目が眩んでしまっています。

しかし、それが行き詰まっている今、本当に大切なもの・自分の中にある人間性を取り戻さなければと皆思い始めているのも事実です。

そうであるならば、私たちは人と関わるときに「何を見るのか」ということになります。

ビジネスパートナーとして共に成功するために、優しさを切り捨て、バリバリと仕事に立ち向かう相手は素晴らしいパートナーとなりそうですが、果たして心から信用できますか?

プライベートで誰かと共に生きる幸せを考えたときに、「お金」「どんな仕事をしているか」ということは最優先事項ですか?

本当に自分の求める幸福とはなんなのでしょうか。

他人から見た幸せではなく、自分の幸せを考えてみたいと思うのです。

美輪様名言 その4  まずは自分に自信を持てるだけの努力をせよ

「男に多くを求めてはダメ」

相手に要求するものが多い人は、自分に足りないものが多く、自分に自信がない証拠なのです。相手に多くを求めると、相手の欠点も多く目につきます。

「男に求めるものは美しさだけ。経済力・知性・教養などは全部自分が持っているので求めません」

ジャンヌ・モロー

自分にないものを相手に求める・自分にないものをもっている相手に惹かれるというのはよくあることですよね。

好みは生理的なものである程度は仕方ないとして、もしかして、自分のことを棚に上げて多くを求めてはいませんか?

「引き寄せの法則」があるように、自分と同じレベルの人が周囲に集まってきているとしたらどうでしょうか。

例えば、「こんな素敵な友人がいたらなぁ」と思っている場合、あなたは友人から「この人素敵だな」と思われているかを厳しく(笑)自問自答してみなければなりません。

「こんなお客さんが来たら良いな~♪」→「そんなお客さんに好かれるような自分なのかどうか」という視点ですね。

逆に考えてみると、自分に自信さえあれば「どんな人が来ても大丈夫!」とどーんと受け入れられるのではないでしょうか。

また、漠然と「イイ人いないかな~」では駄目ですよ(笑)

本当に自分が求めているパートナー像をもう一度考えてみると良いと思います。

条件ではなく1人の裸の人間として求めるものは何か、ということが大切です。

パートナーを引き寄せる良い方法として私の尊敬する人が言うことには、自分の周りで理想のパートナー項目に当てはまる人がいないか、探してみると良いそうです。

そして、少しでも該当する人がいたら、その人に感謝すること。

「この人のお蔭で、今日一日楽しく仕事ができました、ありがとう!」
「この人が色々と指摘してくれたから、自分のダメなところに気づけました、ありがとう!」

という感じですね。

ちょっと前までは、私も人間関係について不満を抱くことが多く、「どうしてこの人は~なんだろう」「なんで~しないの!?」というように、自分を棚に上げて文句ばかりのスネ子でした(笑)

けれども、実践してみると不思議と心が穏やかになり、とっても良い人たちに囲まれて働くことができているのだな、と感謝できるようになり、「何を偉そうに言っているのだ、お前はーーー!!」と自分が恥ずかしくなりました。

皆、それぞれの立場で良くなるようにと生きています。

視点が異なるだけで、それぞれが「正しい」ということを実践しているだけなのです。

他人のことを言う前に、まずは自分の精神を整え、「素敵な私推進対策本部☆」を立ち上げ、日々楽しみながら自分磨きをすること。

そうすれば、自ずと良い人間関係が構築されるような気がしています。

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美輪様名言 その5 見えないものを見よ

「相手を引き算、自分は足し算で」

恋が長続きするかどうかは、まず相手からセックスとお金を引き算してみればわかります。セックスをしなくても、お金がなくても、相手が魅力的で愛おしいと思えば、その恋は長続きするでしょう。(中略)

今度は、あなたの魅力を小出しにしていく、相手に見せる違った表情を少しづつ足し算していくこと。

でも結局、最後に物を云うのはあなたの人柄です。

人との関わりにおいて、「容姿」「仕事」「学歴」「地位」「名誉」「財産」など目に見えるものを全て引き算して相手を見ることを教えてくれています。

人間関係での幸福を手にしたいのならば、条件ではなく「魂の清らかさ」で選ぶということだそうです。

どんな人間関係でも人を見分ける重要なポイントだと共感しています。

その人に付随した情報ではなく、心根・魂を見て信頼できるか、長く付き合いたいと思えるかを判断するということですね。

私はよく話をしている相手の顔を覗くように見すぎて、迷惑をかけることがあります。

瞳の奥の奥底まで見て、本当は何を考えているのかを探ろうとしてしまうのです。

ある時、会社の社長に連れられて行ったスナックのカウンターでママの顔をじーっと見ていたら、目が合った瞬間口角が一気に下がり驚いたことがありました(汗)。

笑いたくもない相手を目の前にして笑わなければならない、水商売の人って、本当に大変なのですね。

この癖は、私自身のあまり人を信用していなかった過去のトラウマからもきているので、お勧めできませんが、やはりその人の本質を見極めようとする気持ちは大切な気がします。

どんな人間関係でも、本質を見極めこの人とは深く関わりたいなという相手を見つけられれば、どんなに幸福で素晴らしいことなのではないかと思います。

条件を「引き算」することがポイントであり、「打算を捨てること」「その人の内面を深く見ようとすること」が大切です。

人間関係において人に振り回されたり、こんな人が良い、あんな人が良いと高望みしすぎて、「出会いがないわ~」と嘆いている人をよく見かけますが、表面的な条件に縛られすぎなのかもしれませんね。

すでに素晴らしい出会いに囲まれていたことに気づくということも、新しいご縁を生む視点の1つといえます。

いい男の条件、美輪明宏さんの名言|まとめ


良い相手を見分けるためには、

  1. じっくりと観察し性質を見極める
  2. 相手の何に惹かれているのか、自分の心の奥を探る
  3. 相手に心に潤いや優しさはあるか、自分の幸福と照らし合わせて見極める
  4. まずは自分に自信を持てるだけの努力をする
  5. 相手の魂が純粋であるかどうか、見えないものを見る

以上でした!

なかなか難しいことばかりかもしれませんが、楽しみながらやってみると自分のスキルアップもできてどんどん自信がついてきますよ!

表面的なことばかりにどうしても目がいきがちですが、心の目で相手の奥を覗くような気持で真剣に接していくと、見極められるようになっていくのかもしれません。

「この人は信頼できる」
「この人と出会えて良かった(涙)」

という出会いが皆様に訪れますように……。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。

・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣

といったことにも触れています。

よろしければ読んでみてくださいね。

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