魂を磨く

風の時代の過ごし方

「世間では、風の時代がやってきたといわれるけど、実際はなにがどう変わっていくんだろう?」
「風の時代の過ごし方ってあるのかな?」

スピリチュアルに生きるあなたなら、そんな疑問を持っているのではないでしょうか?

今回は、

どのように風の時代の流れに乗り、どのように過ごしていくのか。

について解説します。

なにか、ヒントを見つけていただけたら嬉しいです。

土の時代とは?

220年続いた「土の時代」は、目に見えるもの、形あるものに価値を見出してきました。

いわゆる土地や家、車を所有することなどがステータスで、組織に属したり、いいものを所有して実力のある人が成功できるような時代でした。

風の時代とは?

新たに移り変わった風の時代は、目に見えないもの、情報やつながり、個人に価値があるといわれています。

風の時代は水瓶座の時代ともいわれ、水瓶座は「個人、横のつながり、自由、平等」を象徴しているからです。

とくに、風の時代を流れに乗って過ごすには、「自由」が重要なキーワードになると、わたしは思います。

「風の時代は自由な時代」
「流れに乗るには、周りに干渉せず自由に生きること」

だと思うのです。

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自由ってなんだろう

自由とは、自分で決められることです。

自分の思いに従い、周りに束縛されずに、世間体などを気にせずに生きる。

かっこよく見せたいからとか、誰かの機嫌を伺いながら決めていることは本当の自由ではないのです。

わたし達は直接的ではなくても、気付かぬうちに人に干渉したり、コントロールしようとしてしまいます。

とくに、スピリチュアルや精神世界の事を学ぶと頭でっかちになり、平気でマウントを取ってしまいます。

先日、夫の友人が糖尿病になって、10kg痩せたという話を聞きました。

「Kがさ、糖尿病になって10kg痩せたんだって!会社の健診で異常が見つかって、すぐ治療するようにいわれたらしいよ。」

「『入院を勧められたけど仕事が忙しくて無理!!』って断ったらしいけどね。」

K君は昔から大酒飲みの大食漢で、どっしりとした体型をしていました。

K君の奥さんからも、「糖尿病の気があるから、心配なんだよね」と聞いていました。

「え、入院を勧められるなんて相当悪いってことだよね。」

「仕事が忙しくて入院できないなんて言い訳だよ。自分の身体を大切にしなきゃ駄目だよ!
自分の身体を大切にするっていうのは、奥さんや子供を大切にすることと同じなんだよ!

最近、自分を大切にすることは、他者を大切にすること、ひいてはこの世の全てを大切にすることなのだと本で読んだばかりでした。

しかし偉そうに夫にいったあと、ふと

「ん?待てよ。K君の身体の状態についてわたしがどうこう言う問題ではないよな。」

と思ったのです。

K君には、「入院しない」という個人の自由がある。

もしかしたら、K君は自分で食事療法、運動療法をして治そうと思っているかもしれない。

もしかしたら、K君は糖尿病になって何か学ぶべきことがあるのかもしれない。

自由とは、他者に干渉しないことです。

一瞬冷たいなと思ってしまいますが、たとえ間接的であっても他者の人生に干渉しない。

干渉した瞬間に、今度は自分が干渉される事になるのです。

K君以外の人から。

わたしができることは干渉することではなく愛をもって、ただK君の病気が良くなることを祈るだけです。

風の時代を生き抜く3つのキーワード

風の時代になったと知ったとき、わたしは「やった~!わたしの時代がやってきた!」と嬉しくなりました。

努力や根性の競争社会が苦手で、貯金ができない、すぐ物を捨ててしまう、秀でた能力がない・・・。

こんなわたしでも風の時代になったからこれからは、伸び伸びと生きていける。

そう思いました。

しかし土の時代に活躍していた人が、風の時代では生きにくくなってしまうということではありません。

風の時代を生き抜くキーワードは、自由、平等、個人です。

これからは、全ての人がそれぞれの思いの中で生きられるのです。

そもそも生き方に正しいも間違いもありません。

わたし達は常に謙虚で他者を思いやり、尊敬して認め合う自由を尊重すべきです。

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お互いの価値観を認め合う

わたしの夫は、究極の物質主義です。

物があることに幸せを感じる人です。

例え、それが使われていなくても、忘れ去られていても持っているということがステイタスらしいのです。

以前、わたしはこの無駄な行為が許せませんでした。

リッター2キロしか走らない、エアコンも効かない、エンジン音がうるさい、夫しか運転できない、荷物も乗せられない、そんな無駄でしかない車を所有している。

他に、もう一台車があるのに、なんてお金の無駄使いなんだろう。

駐車場代もかかる、維持費もかかる

このお金があったら、2人で旅行に行ったり何かあった時の夫婦の貯金に回せるのに。

と思っていました。

自分の価値観だけで物事を見て、夫の自由を認めようとしていなかったのです。

洋服やスニーカーも大好きで、2人で買い物に行くとすぐ洋服を見に行ってしまいます。

「え、この前買ったばかりじゃん!」

以前はいちいち、口を出していました。

足はひとつしかないのに、靴箱には箱に入ったままのスニーカーがわんさかと積んであります。

履いていないスニーカーがいっぱいあるのに、毎日ネットをみて新商品をチェックしてわたしに「これ、どう?」と見せてくる。

でも、わたしが「可愛いね、色使いが好き。」とか言うようになったら、何だか夫が生き生きして楽しそうなのです。

最初は付き合っているつもりになっていましたが、気付いたらわたしもいつの間にか、車や洋服、スニーカーが大好きになっていました。

今では2人で楽しめるもの、共有できるものが増えました。

もちろん、わたしは物を増やすのが苦手なので心の中ではドキドキしているのですが、相手を受け入れなさい、認めて尊敬しあいなさいと神様が楽しい試練を与えてくれているのかもしれません。

意味もなくゴロゴロしたり、テレビをつけてボーっとしている時間も多い夫。

逆にわたしは、無駄な時間なんてあってはいけない。

動かせる身体を神様が与えて下さっているのだから、常に何か学びになる行動、記憶に残る体験をしなくてはならない。

と思っていました。

でもそんなわたしを見て、飼い犬も落ち着かないのかちっともわたしに懐きません。

ゴロゴロ、だらだらしている夫の隣にぺったりくっついて離れようとしません。

無駄だと思うもの、時間全てが、実は心の余裕を作り出していたのです。

わたし達は、どこかしら自分の思い通りにしたいと思うところがある。

でもその気持ちを手放して、相手を受け入れたときに、人は何かに気付くのかも知れないですね。

自分の周りにいる人たちは全て、わたしの魂の成長を助けてくれる先生だったのです。

風の時代の過ごし方についてのまとめ

今回は風の時代の過ごし方について、解説しました。

風の時代になったからといって、無理に自分の生き方を変えて合わせにいくことはない。

みんなが自由に平等に好きなことを主張できてこそ風の時代とよべるのではないでしょうか。

それぞれの違いを超えてつながり合い、関わり合い、助け合い、支え合う世界を目指す。

人は何となく、無意識で正しい生き方を探してしまっているのかもしれません。

それよりも、いかにご機嫌でいられるか、いかに笑顔でいられるかを考えながら過ごす。

そうすればきっと、いつのまにか風の時代に乗っている自分に気付くときがくるでしょう。

読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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