グラウンディングとは、何かご存知でしょうか。
グラウンディングは瞑想法の一つで、瞑想をした時のような効果があると言われています。
「グラウンディングといっても、どんなことをしたらいいんだろう。」
「瞑想とどう違うんだろう。」
そんな疑問にお答えできるよう、今回は気軽に取り入れられるグラウンディングのやり方と瞑想との違いについて解説します。
グラウンディングのやり方は大きく分けて
「大地や自然とつながる」「地に足をつける」
といった二つの方法があります。
「何だか不安でいつも満たされない」
「瞑想が苦手」
という方にぜひ読んでいただきたいと思います。
目次
グラウンディングはつながること
グラウンディングはこの世のあらゆるものとつながるということです。
本来、わたし達は深い部分でみんなつながっており、人の心は本質的に温かいものであり、お互いがつながりあい支えあうことを喜びとするからです。
大地や自然とつながる
大地や自然とつながるということは、
ground(大地)にしっかり根を張り、足を付ける。
ただ立っているだけではなく、しっかりと両方の足に力を込め地面、大地を踏む。
大地とつながっている感覚を持つ。
ということです。
地に足をつける
このような目に見えない意識や心などのスピリチュアル的なグラウンディングもありますが
「地に足をつける」
といった日常における現実世界とどれだけつながれるか、日頃の地道な活動を行っているか
という三次元的なグラウンディングもあります。
グラウンディングと瞑想の違い
さてグラウンディングは瞑想法のひとつといわれますが、瞑想とはどのようなものなのでしょう。
何も考えずにリラックスすること
何かに心を集中させること
静かに深く思いをめぐらすこと
瞑想には心の静けさを取りもどすという効果があります。
瞑想はインドで精神鍛錬や修行の一つとして生まれたといわれているので、宗教的なもの、スピリチュアルなものと捉えて抵抗がある人も少なくないのかもしれません。
ここからは、わたしの経験もふまえてグラウンディングと瞑想の違いをお伝えしていきます。
瞑想が苦手な人にはグラウンディングがおすすめです。
グラウンディングは日常に取り入れやすい
もっともっと身近で時間もかからず、日常的に取り入れられて効果絶大!だからです。
体調のすぐれない日が続く中でも、自然と心が穏やかになっていたりと調子のいい日があったのですが、思い返すと
「あ、あれはグラウンディングの効果だったんだ」
と気付いたのです。
こんなに分かりやすく体感できていたんだ。と感激しました。
わたしはいつからか何だか不安で、体調もすぐれず、何かをはじめてもすぐに疲れてしまう、飽きっぽく、集中力がないという状態が続いていました。
こんな状態にげんなりし、いつも何とかしたいと思っていました。
色々と本を読んだり、ネットで調べていくうちにどうやら「瞑想がいい」ということが分かりました。
瞑想というと、多くの方が想像するのは
「長い時間座禅を組んで、何やらマントラを唱えて無になる」
という方法ではないでしょうか。
これで無になることが出来て効果を感じられれば、実践していけばいいのですが
わたしは、この瞑想法をするとより雑念が湧いてきて、しまいにはイライラしてしまい、効果を感じるどころか瞑想の良さが全く分かりませんでした。
しかし、瞑想をすることによって得られる効果はとても魅力的です。
*免疫力アップ
*不安や恐怖の軽減
*うつの症状改善
*自分に自信がもてる
*ストレスを改善できる
これだけの効果が得られたら、どれだけ生きやすくなることか・・・。
でも、これと同じような効果が実はグラウンディングで得られていたのです。
瞑想は静的、グラウンディングは動的
瞑想がじっと座って心が落ち着くのを待つという静的なものだとしたら、グラウンディングは積極的に行動して感覚を得るという動的な感じと言ったらいいでしょうか。
じっと静かに座って瞑想をするのが苦手な人は、グラウンディングが取り入れやすいかもしれません。
スピリチュアル的なグラウンディングのやり方
では、先ほどふれたスピリチュアル的なグラウンディングとはどんなものなのでしょう。
幾つかご紹介していきますね。
私たちは、普段の生活の中で仕事をしたり、勉強したりしていると頭にエネルギーが上っていきます。エネルギーが上にいく状態です。
すると、不安定になっていきます。
エネルギーのバランスが悪くなり、不安や恐怖の感情が出てきます。
歩く
そうなってしまったら、とりあえず外に出てみましょう。
外に出て、地面から地のエネルギーをもらいます。
そしてなるべく自然が多いところを歩くのです。
歩くと、頭に上っていたエネルギーが下に下りていきます。
歩いていると、バランスが取れてくるので、何かひらめいたりします。
外に出ることが出来なくても、家の中でグルグル歩くのもお薦めです。
疲れていても歩くことで回復することがあります。
頭を動かす時間が長い人、長時間座っていることが多い人はとにかく歩きましょう。
自然が多いところに行く
歩く以外に自然が多い場所をドライブしたり、森林浴をするのもグラウンディングです。
緑の多い公園を散歩するのもおススメです。
わたしは先週のお休みに皇居外苑をお散歩してきました。
皇居の周りの公園はゴミや枯れ葉などが一切落ちてなく、掃除が行き届いています。
もう、それだけで気分が良くなります。
美しい松の木は一本一本、充分な間隔が開けて植えられていて開放感を感じます。
こういう場所を波動が高いというのでしょう。
触れる、見る、聞く
また、あえてどこかに出かけなくても部屋の中に観葉植物を置いて、世話をしたり、庭で土をいじったり
美しい景色の写真や映像を見ることもグラウンディングです。
気付いたら「あ、やってたかも・・・。」ということがあったのではないでしょうか。
自然の多いところで急に不安になったり、観葉植物を愛でながら「自分なんて・・・」とは思わないのです。
三次元的なグラウンディングのやり方
ここからは、三次元的なグラウンディングをご紹介します。
猛スピードで変化し、人とのつながりを避けがちな現代ではこちらの三次元的なグラウンディングができてない人が多いのではないでしょうか。
人とのつながりは時としてエネルギーを消耗することもあるからです。
社会とつながる
しかし「地に足をつける」
というのは日常における現実社会とどれだけつながれるかということです。
つまり目に見えるエネルギーのつながりです。
地に足をつけるためには、日頃の地道な活動を怠らないことです。
自分が出来ることを惜しまず、周りの人々を思って貢献する。
何もボランティアをするとか、寄付をするなどといったことではありません。
私たちは、何か大それた事をしなければ人の役に立つことはできないと思いがちですが本当はもっともっと小さなことでも人の役に立てるのです。
他者のために貢献する
店員さんにありがとうと伝える
機嫌よく過ごす
誰かを応援する
自分の特性を生かす
こんな小さな事こそ、地に足をつけるというグラウンディングです。
笑顔でその場を明るくしたり、感謝の気持ちを伝えるだけでもそこにはポジティブなエネルギーが溢れ、エネルギーが上がっていきます。
わたしは、現在コミュニティグループのみんなと毎日チャットで挨拶をしたり、報告をするという事をしていますが、とてもエネルギーが上ります。
誰かが挨拶に来てくれただけでもグループの空気というか、雰囲気が変わります。
全てのことを気づきとして受入れ感謝をする
誰かの気付きや報告を読むだけで、その人が体験した気付きを自分の学びとして新たに取り入れることができ、感謝の気持ちがわいてきます。
例えグループで何か背負っている人、しんどい思いをしている人がいてもなるべく吐き出してもらいたい。
吐き出すことは、手放すこと、執着を手放すことです。
手放すことによって、必ず新たに得るものがあり、他者への気付きにもつながるからです。
明るい報告をしてその場の空気を軽くすることも、吐き出すことも両方必要なのです。
どちらもつながりを強く感じ、気付きという面から魂の成長も得られエネルギーが上るのです。
グラウンディングは何か特別なことをしなくても、わたし達はそもそもつながっていたんだと気づかせてくれます。
グラウンディングのやり方、瞑想との違いのまとめ
ここまでグラウンディングの意味ややり方、瞑想との違いについてお伝えしてきました。
やろうと思えば出来たことなのに、私たちは忙しいとか時間がないなどの理由をつけて日々を雑に生きてしまっていたのかもしれませんね。
自然を感じたり、人とつながるというグラウンディングはわたしたちが心の奥底で自然と求めているものです。
続けることで、生きて体験している全ての事に奇跡と至福を感じるようになっていきます。
あらゆる事に感謝ができるようになり、本当は自分はたくさんのものを受け取っていた事に気付かされます。
ぜひ、生活の中に取り入れてみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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