食中毒でもないのに緊張するとお腹を下してしまう過敏性腸症候群でお悩みではありませんか?
便秘と下痢を繰り返し、ゴロゴロ来るとトイレに駆け込んで出てこられなくなってしまうため、電車やバスに乗るときや試験など長時間トイレに行けない状況は怖いですよね。
私も子供の頃からすごく緊張しいで過敏性腸症候群にも悩んでいましたが、大人になって精神的に安定するにつれて治まってきました。
実はスピリチュアルでは腸と脳はリンクしていて、腸内環境とメンタルは互いに大きく影響し合っています。
今回は、過敏性腸症候群とスピリチュアルの話をまとめました。お腹から、心から、それぞれ調子を良くする方法と、自分で簡単に腸のエネルギーを上げられる方法もご紹介します。
過敏性腸症候群でお困りの方に、ぜひご参考にしていただければ幸いです。
目次
つらい過敏性腸症候群、スピリチュアル的な原因は?
私が小学生のとき、うちの学校では近所の子供が5,6人の班を作って集団登校をすることになっていたのですが、朝の登校が毎日苦痛でした。
私の家から学校までは、子供の足で30分ぐらいかかる距離なのですが、ど田舎なので通学路はずっと両脇が畑か森です。
いざというときにトイレを借りられるようなコンビニも無ければ、民家すらありません。なので、家を出る前にトイレを済ませなければいけません。
朝の7時前ぐらいに朝食を食べて7時15分には集合なのですが、うまいタイミングにお通じが来ないのでした。でも、そこを逃すと30分以上トイレに行けませんので、毎朝ウンウンうなって無理やり出すような感じでした。
それなのに、学校に付く少し前にはまたトイレに行きたくなってしまいます。
でも、トイレに行きたいなんて小学生で恥ずかしくて班の子には言えないし、第一トイレがありません。緊急事態だからといって野○ソなんかしたら卒業するまであだ名が「う○子」になってしまいます。
緊張の高まる中、水の出るホースを折り曲げるような思いで冷や汗をかきながら我慢して、昇降口に着くや否やその時間には誰も来ない体育館前のトイレにダッシュしてホッと一息つく。
で、次の日も「また歩いている途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」と緊張してしまうので、毎朝そんなことの繰り返しでした。
そんな過敏性腸症候群ですが、スピリチュアル的に見ると、子供の場合は愛情不足が原因でなることが多いようです。
子供が親の気を引く最も簡単な方法は、病気になったり怪我をしたりすることですね。普段は忙しくして構ってもらえなくても、病気になれば仕事を休んででも病院に連れて行ってくれたり看病してくれたりしますから。
それを潜在意識で知っているために、愛情に飢えている子供は自分から具合を悪くしたり、どこかにぶつかって怪我をしたりするのです。
うちの親はそんなに立派でも毒でもないごく普通の親でしたが、妹が若干病弱な感じだったので私なりに気を引こうと頑張った結果、お腹を下していたのかもしれません。
腸に心が現れる! 腸内環境とスピリチュアルの関係
腸はうにゃうにゃしていて、その形はどことなく脳に似ているため、スピリチュアルでは腸は脳に見立てられます。
たとえば、「腹」に関するはことわざや慣用句には、考えや心を表すものがたくさんあります。
「腑に落ちる」は、頭ではなく腹で納得して理解する意味ですし、「腹心」は深く信頼できる人を表します。
悪いことを考えている人は「腹に一物」とか「腹黒い」と言われますね。本心を伺うには「腹を探る」「腹を読む」です。
また、怒りの感情は「腹が立つ」、笑う時には「腹を抱える」、などの感情表現も多く、覚悟を決めることは「腹を据える」「腹を括る」と言います。
どうも、腹・腸には脳よりも、直感的・体感的な思考や、より本心・本音に近い心の内が出てきてしまうようですね。
なぜ、脳とは全く別のところにある腹が思考に影響するのでしょうか?
腸の中には無数の微生物が住んでいて、私たちは食べ物からエネルギーを取り出すのに微生物の力を借りています。
腸の中の微生物たちがバランス良く元気に働いてくれれば、体全体のエネルギー状態が良くなり、波動も高まるというわけです。
脳で考えて発する言葉はいかようにも誤魔化すことが出来ますが、波動は誤魔化せません。特別にオーラが見えます、という人でなくとも、私たちは潜在意識下で相手の波動をキャッチしているからです。
言葉ではすごく良いことを言っているのに、なんだか腑に落ちないなあ、という人に会ったことがありませんか?
腸内環境はその人全体のエネルギーとなって、どうしても雰囲気に出てしまうのです。
安定感のある人は腸がきれいな理由
実際に、腸では感情に影響するホルモンの多くが作られていますので、腸内環境が感情や思考とリンクすることは医学的にも明らかになっています。
腸で作られるホルモンのひとつに「セロトニン」があります。セロトニンは愛情ホルモンとも呼ばれ、分泌されると安心感をもたらします。
精神的に安定感のある人は、腸内環境が整っていてクリアな状態になっており、セロトニンが分泌されやすいと言われています。
本人が安心感を感じていると、その波動が周りの人にも影響して周囲にまで安心感を与えます。
たとえば、お母さんが不安に思っていると何もしないのに赤ちゃんが泣いてしまうということは、よく起こりますね。お母さんが安心していれば赤ちゃんも安心します。
では、どうすれば腸内環境を良くすることができるでしょうか?
腸内環境の良し悪しは、腸内細菌のバランスによって決まります。
腸内細菌は大きく分けて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類がいます。このバランスが善玉菌2〜3:日和見菌6〜7:悪玉菌1の割合になっているのが理想です。
ちなみに、悪玉菌はお腹を下すなど悪いようですが、毒物を外に出すのを助けてくれる役割をしてくれていますので、完全にいなくなってしまうのも問題です。
腸内環境を整える食べ物には、発酵食品、海藻類、食物繊維を含む野菜や果物など、大豆、酢、ヨーグルトなど があります。
なるべく多品目をバランス良くとりましょう。
腸とスピリチュアル、発酵食品とニューロン発火
現代の食事は加熱したものを食べる機会が多く、また保存料などの添加物により体内の酵素は不足しがちです。
味噌や納豆、キムチなどの発酵食品は分解されやすく、酵素のはたらきを補ってくれるので腸に優しいわけです。
もう一つスピリチュアルでいうと、発酵食品には「発光」の言霊的な意味があります。
腸とリンクしている脳の中には、ニューロンという神経細胞が無数につながっていますが、私達が普段ものを考えたり覚えたりするのには、それらのニューロンの内ほんの一部しか使っていません。
何かひらめいたり、「そうか、そういうことだったのか」とピンときたりしたときに、ニューロンが発火して新しい回路が作られます。
どんどんニューロンを発火・発光させて回路をたくさん作ると、知識と知識が繋がって脳内のエネルギーが上がります。
そうやって脳のエネルギーの高くなっている人のオーラは、頭の上が天使の輪のように白く光って見えると言われています。
発酵食品を食べるときには、頭が発光するイメージをしてみると、よりリンクしやすくなるかもしれません。
過敏性腸症候群におすすめの「おまじない」
最後に、微生物の力を借りて腸内のエネルギーを高める「おまじない」をご紹介します。お腹の調子を良くしたいとき、緊張しそうなとき、におすすめです。
- 「微生物さん、これからエネルギーを上げる儀式を行います。よろしくお願いします」(心の中で言ってもOKです)
- 両手の爪を1つずつ揉みます。爪の横からと上から、痛くない程度に気持ちよくなる強さで。足先の末端からエネルギーが上がってくるイメージをしましょう。
- 両手全体を揉みます。手のツボを全部押すように。
- 手を合わせてさすります。このとき、陰と陽を統合してエネルギーをためるイメージをしてください。
- みぞおちの下に手を当て、「微生物さん、腸内環境が良くなりますようにお願いします」(心の中でもOK)
応用として、頭痛のときは手のひらに作ったエネルギーを頭に当てる、料理など手作業をする前に手にエネルギーをためる、なども可能です。
手をいじっているだけなのに足元やお腹が暖かく感じ、手はすべすべになります。過敏性腸症候群にお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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