思考を鍛える

メタ認知が高すぎる人の特徴とデメリット、オフにする方法

メタ認知が高すぎる人特徴とデメリット

自分が考えていることを客観的に見る力、「メタ認知」の能力が高い人は、仕事や恋愛で成功しやすいことが知られています。

ところが、メタ認知が高すぎることのデメリットもあるようです。

今回は、私のが出会ったメタ認知が高すぎる人の特徴と、彼らが感じているデメリット、そしてメタ認知を意図的にオフにする方法をご紹介します。

 

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メタ認知が高すぎる人の特徴

メタ認知が高すぎる人の特徴・あるあるをまとめました。

あなたの周りにも、こんな人がいませんか?


有能(ずる賢い、要領が良い)

メタ認知の高い人は、一様に仕事ができます。

たとえば何も知らない新入社員は、自分の半径1メートルくらいしか見えずに、先輩から言われたことを覚えてこなすのに精一杯です。

よく分からないまま作業をして、後で「これ全部間違ってるよ」と注意され、質問しに行けば「そのぐらい自分で考えようよ」とあしらわれ、教わったとおりにやったのに「こんなやり方、誰に教わった?」と他の先輩に怒られ…というのが普通の新人です。

一方、メタ認知の高い新入社員には、上司の立場や職場全体の中で自分がどう見えるかが、最初から見えています。

この人は立場は上だけど、実務のことはよく分かってなさそうだから細かい質問はしないでおこう。

きょう頼まれている作業は簡単ですぐ終わらせられるけど、先輩は自分の仕事で忙しそうだから、ゆっくりやって時間を稼ごう。

などと、どう立ち居振る舞うべきかを冷静に判断し、いわゆる「空気を読んだ」動きができるのです。

その結果、真面目に頑張ってるというよりも、どちらかというと「要領の良い人」「そつのない人」という評価を得ます。

悪い言い方をすると、ある種の「ずる賢さ」を持ってる人ですね。

基本的に気が利くのでお客さんや上司からは評価され出世してゆきます。

立場が上になると、自分の得にならない仕事は部下に丸投げする、なんてことも平気でやってのける一面も。



肝が座っている

メタ認知が高い人は肝が座っていて、少々のことでは動じない特徴も持ち合わせています。

幅広い視野を持っているので、普通の人なら絶望してしまうような状況でも「それがどうしたの?」と居直ってしまうのです。

たとえば、大勢の前でスピーチやプレゼンをするのは緊張するものです。

「うまく話せなかったらどうしよう」とか「急に質問をされて答えられなかったらどうしよう」とか思うと冷や汗が出ますね。

しかしメタ認知が高い人は、人前で話す自分という視点から、観客の視点に切り替えることができます。

「どうせ、しゃべりが上手いかなんて誰も見てない」「たとえ質問に答えられなくても、空気を読まずに変な質問をする方がおかしいのは皆わかってくれるから問題ない」というように。

視野を周囲や世界に広げて客観的に見れば、自分というたった1人の人間のことなんて小さなことに過ぎません。

自分に関わることは大問題のような気がして自意識過剰になってしまうのは、メタ認知ができないせいで視野が狭くなっているからなんですね。


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「死ぬこと以外はかすり傷」という言葉がありますが、メタ認知が高すぎる人々は、自分が死ぬことすらも大した問題とは思っていません。

46億年の地球の歴史の中で、人類が生まれたのはごく最近のことで、その人類の1人が死ぬだけでしょ? という感覚なのです。

なぜ、彼らはそれほどの客観視できるのでしょうか?


過去に壮絶な経験がある

生まれつきメタ認知能力の高い人もいると思いますが、私の周りのメタ認知が高い人たちは、みんな過去に壮絶な経験をしています。



学校でいじめられていた

20代男性のSさんは、小学校でクラス全員に無視されるというイジメに遭っていたそうです。

その頃から自分を客観視するようになり、寝ている時に見る夢まで第三者視点になったと言います。

つまり、自分の目線で夢の世界を体験するのではなく、自分が登場する映画を見ている観客の視点で見ているのです。

いじめられるストレスに対処するために、メタ認知能力が発達したのかもしれません。



自殺未遂をした

いちど死にかけたら、頭上にもうひとりの自分ができた、という人もいます。

40代女性のNさんは、20代のころに水商売をしていて精神を病み、4階から飛び降り自殺を図りました。

一命をとりとめて入院し、車椅子で形成外科と精神科を行ったり来たりしていたそうです。

それ以来、何かが吹っ切れ、恐怖心がなくなりました。

自分で事業を始め、雇った従業員とモメて「殺すぞ」と脅されたときも「どうぞご自由に」と平然として、逆に相手がビビるほど。

頭上を指さして「こっちの自分でいるときは大丈夫」と言います。



病気の治療

30代女性のTさんの場合は、持病があって何度も手術をし、治療の痛みに耐えてきた経験があります。

Tさんが感情的なるところは1度も見たことがありませんが、恋人に二股をかけられていたときも全く怒ることなく、浮気相手と3人で穏便に話し合ったというので驚きです。

相手の立場に立って考えたり、第三者視点で状況を把握したり、という力が非常に優れているようです。



冷静沈着でいられる

メタ認知が高い人の特徴として、冷静沈着に物事に対処できることも共通しています。

周囲が「どうしよう」「大変だ」と慌てているときでも、「それの何が問題なんですか?」とどっしり構えています。

お金がなくなって破産寸前というような危機的状況で、自殺してしまう人もいますが、メタ認知が高い人は「無い袖は振れません!」と開き直って交渉するなど何とかしてしまいます。

落ち着いているから問題解決できるのか、問題を解決するための様々な道のりが見えているから落ち着いていられるのか…。


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どちらにしても、大概は動じずに、冷静に問題に対処できます。



自分にツッコミを入れる

メタ認知が高い人のちょっと面白い特徴としては、自分で自分にツッコミを入れる人が多いです。

実際に自分でボケてセルフでツッコミをいれるというパターンもあれば、頭の中だけで完結して1人でニヤニヤしているという人もいます。

メールなどでも「(笑)」とか、「スベりまくってますけど、」とか、メタ発言が多めです。

メタ認知が高すぎるデメリット

ネガティブな感情に上手く対処し、問題解決力を高めるメタ認知ですが、やりすぎることでデメリットもあるようです。



感情移入できない

映画を見たりマンガを読んだりするときにメタ視点に入りすぎると、せっかくの物語に感情移入しにくくなります。

純粋にエンターテインメントを楽しむことができず、ツッコミを入れてばかりの「批評家」になってしまうのです。

本人としてはツッコミを楽しんでいても、周囲の人とのギャップが生じます。

普通の人「すごい感動だったね。途中から号泣しっぱなしだったよ。ぐすん…」

メタ認知「うーん、脚本は意味不明だったけど、音楽で感動するように持ってっちゃったよね。カメラワークも秀逸だったなあ、さすが◯◯監督上手いなあ」

普通の人「あ…うん、そうだね…」

というように、微妙な温度差が発生するのです。



怖い人だと思われがち

メタ認知が高すぎると、人からの相談事にも感情移入できません。

普通の人「わーん、ちょっと聞いて!!会社で1000万円もする機械を壊しちゃった! 明日バレたら絶対怒られるし、もう会社に行きたくない。死にたい…」

メタ認知「は? じゃあ死ねばいいじゃん」

普通の人「ひどい…!」

というように、ちょっと冷たい人とか怖い人と思われてしまうことがあります。

人に感情を振り回されない長所を良い方向に使えば、むしろ上手に相談に乗れる人になるのですが。

メタ認知「どうせ保険に入ってに決まってるじゃん。会社側からしたら言うほどダメージないから大丈夫だよ。さっさと上司に謝ってこい」

普通の人「ハッ!!そうだよね、あははー」

相手の感情に引っ張られたら、こうは行きませんね。



生きてる喜びの実感がない

メタ認知の高い人は概して要領が良く、社会的にも成功しやすいのですが、一方で「なんだ、人生こんなもんか」つまらなさを感じてしまうこともあるようです。

自分の人生を客観視しすぎて、生きてる喜びが薄れてしまうのです。

周りから見ると、どうしてそんなに上手く行ってるのに楽しめないの?と不思議に思われることでしょう。

しかし、メタ認知が高すぎる人にとっては、自分の人生すらもゲームの中の出来事のように感じられて、リアリティが沸きません。



思考が回りすぎて脳疲労に

メタ認知すると、普通の自分と、幽体離脱して上から見下ろしているもう1人の自分がいて、思考がフル回転することになります。

(お腹空いたなあ・・・)

(でも、今それを口に出して言っちゃうと周りの人に気を使わせるから黙って我慢しておこう)

(自分って、こういう考えすぎなところがあるんだよなあ)

と、以下無限にゴチャゴチャ考えて自分でツッコミを入れることになります。

頭の中が忙しくしすぎると脳に疲労がたまって脳の働きが低下し、イライラしやすくなったり、気分が落ち込んだり、自律神経系の体調不良が現れたりもします。

メタ認知を意図的にオフにする方法

メタ認知は便利なものですが、行き過ぎると上記のようなデメリットもあるため、意図的にオン・オフを切り替えられることが大切です。

時には自分の感情を思いっきり味わってみる。または、思考のおしゃべりを止めて静けさを感じてみる。

1日の中に少しでも、メタ認知をストップして脳を休める時間を取り入れると、生きている実感や喜びを感じることができます。

メタ認知をオフにするやり方のひとつとしてオススメなのが、「マインドフルネス瞑想」です。

しっかりと脳を休息させたかったら、まずは“いまここ”にいる状態を体得することです。マインドフルネス呼吸法は、そのためのスキルなのです。

また、マインドフルな脳の状態というのは、子どもの心に近いと言えるかもしれません。

小さな子どもにとっては、ありとあらゆるものが新鮮であり、“いまここ”にある目の前のことに並大抵ではない注意を向けています。

何かをしながら別のことをくよくよと思い悩むことがありません。

マインドフルネスは、はじめて世界に触れる子どもの心を取り戻すことでもあるわけです。

たった5日の瞑想でも、人間の脳が変わったという研究がある

マインドフルネスとは、今この瞬間の感覚に意識を向けて味わうこと。

たとえば、食事をゆっくり味わって食べる、身体の動きに集中して一歩ずつ意識的に歩く、1つのものをじっと見つめる、などもマインドフルネスです。

瞑想の場合は、静かに座ってひたすら呼吸に意識を向けます。

マインドフルネス瞑想のやり方

床かイスに座り、軽く姿勢を整えます。

目を閉じてゆっくり大きく深呼吸をしましょう。

そのまま意識を向けながらゆっくり呼吸をし続けます。

お腹の中に風船が入っていて、膨らんだり、しぼんだりするイメージをするとやりやすいです。

途中でやらなければいけない用事を思い出したり、色んな雑念が出てきたりしますが、気にせずもういちど呼吸に意識を向け直しましょう。

「吸ってる、吸ってる、吐いてる、吐いてる」など頭の中で唱えても差し支えありません。

「このやり方で合ってるのかな?」「できてないじゃん」などと自分で評価してはいけません。

上手くできたらきっとこうなるとか、瞑想に対して何かを期待するのではなく、ただ呼吸に集中して静かに座り、脳を休めましょう。

これを1日に最低5分間、余裕がある人は30分間、毎日続けてみてください。

週に1回だけ1時間やるよりは、5分でも10分でも毎日続けたほうが効果は出やすくなります。

瞑想以外でもマインドフルに

メタ認知が行き過ぎてるな、と感じるひとは、ときどき自分の感情や感覚に意識を向けて、よく味わってみましょう。

また、食事をするとき、歯を磨くとき、歩くとき、などには、スマホを見ながらとか何か考えながらするのはやめて、その行為を意識的にやってみましょう。

引きで見ていた感覚や感情をリアルに味わって、今ここに生きている実感を得られるはずです。

まとめ

メタ認知が高すぎる人は、何事にも動じず、冷静沈着で問題解決能力が高い傾向にあります。

中には、過去に壮絶な体験をしてそうなったという人や、いつも自分で自分にツッコミを入れてしまう人、人生がチョロすぎて生きてる実感がわかない、という人も。

メタ認知が高すぎる人は、あえてメタ認知をオフにして感情や感覚を味わう「マインドフルネス」を試してみて下さい!

メタ認知については「メタ認知を鍛える3つの脳内ひとり言|自己質問でメタ認知トレーニング」も合わせてどうぞ。


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