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冬至のスピリチュアルな話|運気をあげる南瓜のパワー!

冬至のスピリチュアルな過ごし方

冬至にはパワーを蓄えて開運する昔の人の知恵が詰まっているのをご存じでしたか?

今回は、冬至の由来や意味、開運するための過ごし方について、スピリチュアルな視点からまとめました。

お読みいただければ、今年の冬は大きく運勢を上げるチャンスにできるはず!

というわけで、早速行ってみましょう〜。

冬至とは?

冬至にゆず湯

二十四節気の冬至

昔の人は、1年を太陽の動きに合わせて 24の気に分けて分類し「二十四節気(にじゅうしせっき)」と呼びました。

冬至は二十四節気のうち、冬の中央に当たります。

この頃、北半球では1年のうちで最も昼の長さが短くなります。

2019年の冬至は、二十四節気では12月22日の日曜日から15日間ですが、現行歴の冬至はその初日のみ。

ちなみに、一年で最も寒くなるのは当時の30日後の「大寒」になります。

陰陽五行説での冬至の意味

陰陽道の基礎理論「陰陽五行説」では、「冬至は陰が極まり、陽に戻る始まりの日」とされています。

つまり、冬に向けて太陽の力が弱まっていたのが、冬至を境にやっと持ち直して新たなスタートを切るということ。

冬至は、陰極まり陽に転ずる、
「地雷復(ちらいふく)」の卦を象徴します。
兆(きざ)しの中で極まっていた陰に、
新しい陽の気が芽生えたことを示しています。

引用:《今日は冬至。「一陽来復」》

この太陽の復活の動きになぞらえて、たとえ悪いことが続いても、新たな幸運を呼び込むことができるということで「一陽来復」とも呼ばれています。

冬至は悪い流れが良い方向に転換する運気アップのチャンスなんですね!

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冬至のスピリチュアルな過ごし方

では、冬至をどのように過ごすとより運気をアップできるのか? 昔の日本人の風習から学びましょう!

厄払いの習わし、南瓜とゆず湯の秘密

今はスーパーに一年中野菜も果物も並んでいますが、昔は作物が取れない冬の間に家族を守って無事に過ごすのは大変なことでした。

そのため、冬至に無病息災を祈る様々な習わしが生まれたのです。

南瓜(かぼちゃ)を食べてゆず湯に入るのもその一つ。

どちらも陰陽道の呪術の名残で、「陽」のエネルギーを取り入れて「陰」のエネルギーを弱めようとするものです。

「南瓜」、南方の瓜と書いてカボチャと読みますが、これは「カンボジア原産の瓜」の意味です。

南は火の司る方向で、強い陽の力の象徴です。

同じく柚子も南方で採れる果実で火の属性を持つとされます。

また、「ん」の音を2つ使うものを神様に備える「運もり」の習わしもありました。

「南瓜」は「なんきん」とも読み、蓮根、人参、銀杏、金柑、寒天、饂飩(うんどん)と合わせて「冬至の七草」と呼ばれます。

これら「ん、ん」のつく食べ物を神様にお供えし、陽の気をお下がりとしていただく意味があったんですね。

特に南瓜は、実が太陽のような黄色をしていることから、冬至に食べて陽の気を補い無病息災を願ったとされています。

柚子をお風呂に入れるのは、1年間の罪や穢れを祓い運を呼び込む禊の儀式。

「冬至」と「湯治」を掛け、また「融通を聞かせて世を渡る」という語呂合わせで縁起を担ぐ意味もありました。

冬至と言霊の関係

冬至には言霊との関係もあります。

日本書紀には「恩頼(みたまのふゆ)」という言葉が登場します。

これは、神様や天皇の霊などの加護を敬って言う語で「神様の恵みにより、生きる力をいただく」という意味があります。

また「冬」の言霊は「増ゆ」。冬から春にかけて生き物が増えて繁栄していく王に、という願いが込められています。

厳しい冬の間、土の中では生き物たちがじっとエネルギーを蓄えています。

たとえば、春にピンクの花を咲かせる桜ですが、桜色の着物を染色するには桜の花びらではなく冬に剪定した枝を使うそうです。

冬の間、花を咲かせるパワーをじっと蓄えられるのも、神様の恵があってこそなのですね。

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開運する冬至の過ごし方

大ジャンプをする前にはしゃがまなければならないように、大きく開運する前には一瞬、流れが悪くなったような「冬の季節」がやってくることがあります。

不運に思える出来事も、後から思えば「それがあったから成長できた」と思えるような、神様がくださったチャンスになるかもしれません。

今は苦しくても、明るい未来を確信してじっとエネルギーを充電する時期。

そうすれば、必ず今までの頑張りが花開くよう、神様が導いてくれるはずです。

明日からは、また少しずつ日が長くなっていきますから、希望を持ちましょうね!

最後に、かぼちゃのような黄色の髪がトレードマークの美輪明宏さんからのアドバイスをどうぞ。

何かと慌しい年末ですが、ゆず湯とカボチャでシンデレラの気分でホッと一息つきましょう。
ほら、ほら、そんな暗い顔はいけません。
シンデレラならぬ「死ンデレラ!」では困ります。
さあ、ニッコリ作り笑いから始めましょう!
一、二、三、ハイッ!

引用:美輪明宏「冬至の過ごし方」

冬至のスピリチュアルな過ごし方・まとめ

冬至は二十四節気でいう冬の真ん中の節目の時期。陰のエネルギーが最大化して、少しずつ陽に向かう切り替わりのポイントでもあります。

昔の人は、冬至の時期に冬を無事に過ごせるよう祈りを込めて、かぼちゃや柚子など陽属性を持つ食べ物からエネルギーをいただきました。

日照時間が少なく鬱々としがちな冬時期、気分も塞ぎがちですが、冬至カボチャを食べてゆず湯で温まって、元気に過ごしましょう。

運勢的には、今までのネガティブな流れが良い方向に向かう開運のチャンス!

神様のお助けを信じてエネルギーを貯めておきましょう。

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高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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