スピリチュアル感度の高い方は、「ハイヤーセルフと繋がりたい!」と強く願う一方で、「どうしたら繋がれるのだろう・・・」と難しく感じることがあるかもしれません。
でも実は、ハイヤーセルフとは、あなたの中にいるもう一人の自分。
すでにあなたの中に存在し、ある秘訣を知ることで、繋がれるようになっていきます。
その秘訣とは、本来の自分に目覚めるための条件を知り、ハイヤーセルフとつながる習慣を続けること。
そこで今回は、ハイヤーセルフと繋がりやすくなる条件と5つの習慣をご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
1.ハイヤーセルフとは?
ハイヤーセルフとは、“高次元の自分“。
他の言葉では、内なる自分とか、真我とか、アートマンとか色んな表現ができます。
言わば、今の自分からは想像もつかないような最高の自分のことです。
ハイヤーセルフに繋がることができれば、すごいとかすごくないとかの次元を超えて、幸せな人生を歩むことができるでしょう。
1-1 ハイヤーセルフは内なる自分
たとえば禅の教えでは、“内なる仏性”といって、人間の内面には誰しも仏様がいると考えます。
その、内なる仏に出会うため、座禅をして修行をするわけですね。
座禅によって雑念がなくなり、心に静寂が訪れたとき、初めて自分の中の仏が目覚めるのです。
ですが、多くの人は本当の自分に目覚めることなく、ハイヤーセルフに繋がることもなく、モヤモヤを抱えた人生を送る、あるいは「ほどほど」の状態で満足してしまっています。
1-2 ハイヤーセルフと繋がれないのはなぜ?
色々と考え過ぎてしまっているときは、ハイヤーセルフに繋がりにくいです。
なぜなら、心にノイズが溜まっているから。
疑心暗鬼になればなるほど、本来のあなたから離れていきます。
そうすると益々自分を信じられなくなりさらに疑心暗鬼になり…と、どんどん悪循環になってしまうんですね。
1-3 ハイヤーセルフに繋がるとどうなる?
一方で、ハイヤーセルフに繋がると、とにかくものごとがうまく運ぶようになります。
願ったことはよい方向に進んでいき、いつも笑顔でいられますし、「私は愛されているんだ」と絶対的な安心感に包まれている感覚になります。
心が愛で満たされているから、自然と他の人にも優しくなれます。
ハイヤーセルフに繋がっていると、本来の自分が素晴らしいということを、当然のように信じられるのです。
だから、自然と神がかった行動になるんですよね。
仕事などでも、普通だったら理解できないような複雑な出来事を、凄く高いところから見下ろすような感覚で全貌を理解できたり・・
「それはこういう風にしたらいいよ」と、みんなが安心するようなアイデアをパッと出せたりします。
2.ハイヤーセルフと繋がる条件
では一体、どうしたらハイヤーセルフに繋がれるのでしょうか?
繋がるための方法について探っていきたいと思います。
2-1 ポイントは安心感
周りの目を気にしたり、必要以上に疑心暗鬼になったり、恐れや不安、焦りなどがあるときは本来の自分=ハイヤーセルフから離れます。
結果的に、なぜか失敗が重なったり、ズレた行動ばかりしてしまったりするのです。
一方で、無条件の安心感を感じているときは、自分を信じることができていますから、秘められた潜在能力も発揮されやすくなるんですね。
深いところから安心しているから、失敗を恐れずに堂々と思い切って挑戦できるので、良い結果にも繋がりやすくなります。
2-2 安心感の居場所
本物の安心感というのは、“関係性”の中に現れます。
それはどれだけ多くの人と関わるか、というよりも、どれだけ深い信頼関係を作れているかの方が大切です。
例えば私は学生時代や、アルバイト先、社会人になってからの勤務先などでも、友達は人並みにいました。
毎日楽しく会話をし、休日には一緒に遊びましたし、中には目標を持って切磋琢磨し合える人たちもいました。
でも、“心から信頼し合える仲間”といえる人は、ほとんどいませんでした。
なぜなら、心の底から他人を信用することができずにいたからです。
- こんなことを言ったら嫌われるのではないか
- ダサい自分を見せたくない
- 本音を隠していた方が楽だ
そうやって、自分の本音を隠して生きていたからです。
でも今、一緒に記事を書いている人たちは、胸を張って仲間だと言えます。
それは、
- 嫌われることを恐れない
- 相手のために、言いづらいことも正直に指摘し合う
- 誰かにトラブルが起きたら、みんなで夜遅くまで話し合う
そんな経験がストーリーとなって積み重なっていったからです。
それはお金で測れる財産とは違います。
もちろん、お金は現実的に生きていく上でとても大切なものですが、いくらお金を手に入れても、何か仕事のスキルを身に付けたとしても、実は心からの安心というのは得られないのです。
私も営業職時代、安定してノルマを達成できるようになったことで、年齢や入社歴の割には、そこそこ稼げるようになったときもありました。
そのときは、周りにも色んな人が集まって来はしましたが、“いい成績を残せているから”という分かりやすい指標によって繋がりが増えていった点は否めなかったと思います。
もし仮に、ノルマを達成できない日々が続くようになったら・・・人も、会社も、信頼も一気に失っていったでしょう。
常にノルマノルマの毎日のプレッシャーの中で生きていくのは、“安心”とはほど遠い関係性でした。
不安と恐怖心を感じながら、どこか距離を置いていたんです。
でも、全然できないことだらけな部分を見ても見捨てず、寄り添い続けてくれた今の仲間たちと関わり合っていく中でだんだん変化が起きていきました。
私が以前、メンターの佐藤想一郎さんが開催していた講座のお手伝いをしていたときのことです。
せっかく役割を与えてもらっても、うまくできなくて「自分は何もできないんだ。なんて頼りないんだろう」と落ち込んでばかりいました。
でもそんなとき、今も一緒に活動している仲間たちが、
そうじゃなくて、カッシーがやることに意味があるんだよ。
カッシーの良さは、いるだけでその場を明るくすることじゃん。
だからお願いしてるんだよ。
と言ってくれてハッとしました。
「何かができなければ、役に立てる具体的なスキルがなければ・・・」
と思っていたのは自分の方だったのです。
そんな誰でもできることではなくて、その人にしかない光るものを見ようとしてくれていたことに気づいたとき、その瞬間、胸の深いところから、ジーンとあたたかいものがこみ上げてきたんです。
根拠はないけれど、「私は大丈夫なんだ」と未来を信じることができました。
そして、こんなにも私のことを考えてくれて、言いにくいことも勇気を出して言ってくれる仲間がいることに、とてつもない感謝と安心を感じました。
例えば、想一郎さんが開催していた講座のお手伝いをしていたときのことです。
受講者向けにラジオ企画をやることになって、なんと私が想一郎さんと一緒にメインパーソナリティーをやる流れに・・・!
一瞬「エッ」と思いましたが、みんなが見守るなか思い切ってやってみたら、受講者の方から、
カッシーさんの話し方、聴いていてすごくホッとします
(想一郎さんとの)二人の掛け合いが絶妙!!
など、たくさんの応援をいただけるようになりました。
他にも、全くやったことがないのに、
- 動画編集してみましょう!
- サイト管理をやってみましょう!
- ブログの文章を書いてみましょう!(これはまさに、この記事のことですね笑)
など、たくさんのことにチャレンジさせていただきました。
本当に何もやったことがないところからのスタートばかりなので、最初は「エッ」と思うことは今でもあるのですが、
「みんなのために成長したい!勇気を出して進んでいきたい!」
と本気で思っているから、今は少しくらい大変なことがあってもへこたれないし、いろんなことにチャレンジしています。
このように、安心感が感じられているときは本来の自分を発揮しやすくなり、ハイヤーセルフ(高次の自分、最高の自分) につながりやすくなります。
そこで、最後に、本物の安心感を感じやすくなる5つの習慣をお伝えします。
3.ハイヤーセルフと繋がるための5つの習慣
3-1 体を温める
冷えというのは、万病に繋がります。
人類の歴史を辿ると、氷河期以外でも、冷えが原因で人口が大幅に減っていったこともあるくらいです。
いつもネガティブ思考が止まらない、寝つきが悪くてうなされる夢ばかり見るというときも、実は体が冷えてしまっていることが多いです。
精神的な不調だとしても、温まるだけで治ることがあります。
極端ですが、温泉に浸かってゆっくり温まっているときに、ネガティブなことを考え続けることの方が難しいのではないでしょうか。
それくらい体を温めるということはとっても重要なのです!
皮膚が薄いと言われている首、手首、足首を温めるため、一番は湯船に浸かることがおすすめです。
もし、毎日湯船に浸かるのが難しいという方は、シャワー中、バケツにお湯をため、足湯をするだけでも違いますよ。
そしてできれば、お風呂に入る時間以外も、飲み物などで体の内側から温めていきましょう。
私は毎日白湯を飲んでいますが、コーヒーや紅茶など、お好みの味で構わないので、毎日とり続けると良いですよ!
3-2 空間を整える
人が意識できる顕在意識よりも、意識していない無意識化の方が影響力が強い、というお話を聞いたことがある方は多いと思います。
実は、アイディアが閃くときも、その場にいる空間からいただくことって多いんですよね。
たまたま目にしたもの、香ってきた匂い、その場に居合わせた人たちの雰囲気など、無意識化ではたくさんの情報を受け取っているからです。
例えば私は、自分の部屋を何日も掃除していないとイライラしたり気分が悪くなりやすかったりしますが、整理整頓して掃除もこまめにしていたら、その場に帰ってくるだけでリラックスできるということがあります。
いい感情も悪い感情も空間からの影響を受けやすいんですよね。
特に自宅は、毎日過ごすことが最も多い場所の代表格ですから、日頃からリラックスできる空間に整えておくことがとても重要なのです。
3-3 自然に触れる
キャンプなど、都会から離れて非日常を味わう体験が以前から流行っていますよね。
焚き火、川の音、虫の鳴き声など、自然の音を聞くだけの動画も、YouTubeなどでたくさん流れています。
現代社会では、毎日コンクリートやアスファルトに囲まれた生活をおくっている分、自然に触れるというのは、それだけで安心感を感じます。
観葉植物もいいですが、できれば近くの自然が多い公園まで散歩して、心地よい風に吹かれながら、自然に触れるのもとってもおすすめです。
実は、自然界は神様の世界をうつしたもの、とも言われています。
神様と一緒にいる安心感、ありのままの自分でいられる心地よさ。
それが自然に触れる本当の気持ちよさに繋がっているのかもしれません。
3-4.感謝の気持ちを持つ
あなたが、幸せな状態でいること。
それはとても重要なことです。
なぜなら、幸せな状態でいるとハイヤーセルフに繋がりやすくなるからです。
ではどんなときに人は、幸せを感じるのでしょうか。
ここではあえて1つに絞りますが、それは、“感謝しているとき”だと思います。
大きなトラブルに巻き込まれることなく、美味しいごはんを食べて、家族や仲間と一緒に楽しく過ごす。
それは、素晴らしいことだと思いますが、その本当の素晴らしさを感じるときは、その環境のありがたさに気づいたときではないでしょうか。
例えば、
- せっかく仕事に力を入れていたのに、突然の病気で働けなくなってしまい、周りから人が離れていった
- 仕事で理不尽なクレームに当たってしまい、自分のミスではなくても頭を下げなくてはいけなかった
- 信頼していた人に裏切られて、お金を全部持ち逃げされてしまった
など、何か嫌なこと、ネガティブな出来事に遭遇したときこそ、深く深ーく感謝の気持ちが湧いてくるのだと思います。
自分がどれだけ周りの人たちに恵まれていたのか、普段当たり前のようにごはんを食べられることはどれだけ素晴らしいことなのかに気付くことができるからです。
でもこうして、改めて自分の環境を見直したとき、何かトラブルが起きなくても、感謝の気持ちを感じようとすることはできますよね。
普段から周りの人たちに感謝をし、そして毎日頑張って生きてくれている自分にもねぎらいや感謝の気持ちを感じる。
そのとき人は、安心感に繋がることで、ハイヤーセルフにも繋がりやすくなっているのです。
3-5 目の前のことに力を注ぐ
ぼーっとして何も手につかないときよりも、何かに集中しているとき。
それは今この瞬間に限りなく意識が向いているので、ハイヤーセルフに繋がりやすくなります。
集中するのは、勉強、仕事、スポーツ、なんでも構いません。
目の前のこと、人、ものに、自分から繋がっていくこと。
没頭して意識を集中すること。
それは、“今この瞬間に繋がる”ということです。
過去のことを考えて悔やんだり、未来のことを考えて不安になったりするのではなく、今、目の前のことに繋がろうとすること。
すると、目の前にあるものと一体感を感じる瞬間があると思います。
繋がりを感じ、一体感へと変わっていくとき、安心感に繋がってハイヤーセルフ にも繋がりやすくなるのです。
4.ハイヤーセルフは「繋がりたい!」と求めるほど応えてくれる
ハイヤーセルフは、自分の中にいる高次元の自分と繋がること。
でも実はそれほど難しいことではありません。
普段の日常、身近なことを通して、自分自身を見つめ直し、周りにいる人たちや自分の今ある環境に感謝をしていくこと、自分との向き合い方を変えていく中で出会うことができるのです。
ハイヤーセルフに出会いたい!と強く願ったときから、その動きは始まっているのかもしれません。
本来のあなたが目覚めることで、あなたとあなたの周りにいる人たちが幸せになっていけることを心からお祈りしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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