※この記事にはショッキングな内容が含まれますので、大学生以上の人は読まないでください。
親や学校の先生の常識には、資産家やビジネスオーナーなどの成功者から見ると非常識な嘘がたくさんあります。
たとえば、「大学に通うためなら奨学金を借りるのは当たり前」とか、「家や車を買うときにはローンを組む」という常識がありますが、これらは資産家からすると絶対にあり得ないことです。
「借金は資産を減らすガンなので、1円でもするべきではない」これがお金持ちの常識です。
世界で屈指の資産家が500万円の自動車を1台買うかどうかで悩むと言います。
将来どうなるか分からない若者が、学費のために数百万円の借金を何の疑問もなく作るというのが、どれほど恐ろしいことかお気づきでしょうか?
あなたのご両親や学校の先生が上手くいっている人なら別ですが、そのへんの大人の言うことをむやみに信じて行動することは非常に危険です。
この記事も大人が書いていますから、信じるか信じないかはお任せします。
でも、私は大人を信じて良い子ちゃんをやってきた結果、30代で借金2300万円をつくり人生が詰んでしまったので、どうか反面教師にしていただいて、もうちょっと賢い選択をしてもらえたらと切に願っています。
私も遅ればせながら30代でお金のことや人生のことについてちゃんと勉強し、マイナスからプラスに方向転換ができました。
恐ろしいのは、それ以前はマイナスに向かうことが良いことだと信じて、悪い方向に突っ込んでいこうとしていた点です。
ここでは普通の高校生の人が将来お金持ちになって成功する現実的な方法を書きたいと思います。私もやりなおせるならこうしたい!という内容です。
そんな失敗してる人の話なんか聞きたくないという方は、もっと上手くいっている人の話を聞いてくださって構いません。
なんでも良いので、周りの大人と逆の意見にも少しだけ耳を傾ければ、あなた自信で正しい判断ができるはずです。
目次
高校生がゼロから資産を作る方法
資産を作るには、大学に行くべきか?行かないべきか?
私は有利子の奨学金を借りて県外の国公立大学に進学しました。
が、これがそもそもの人生負けパターンの始まりだったのです。
冒頭で述べたように、資産を作ることを考えると借金は何が何でも避けたいものです。
もちろん大学の学びが将来的に資産を生み出してくれる「投資」となるならば、お金を払うだけの価値はあります。
資産というのは、お金または資産そのものを増やしてくれるもののことです。【重要】
「大学」というものに数百万円を払っても、それ以上の大きなリターンが見込めるのならオッケーということです。
高卒と大卒では初任給が4万円ほど違うのが一般的ですが、これを1年間で換算すると、48万円の違いになります。
高卒の人の平均生涯年収は約2億4千万円です。一方、大卒の人の平均生涯年収は、約2億8千万円とも言われます。その差は4000万円。
高卒の人のほうが、大卒に比べて4年ほど勤める年数が長くなりますが、大卒が会社の中で昇進し、給料も上がっていくのに比べて、高卒の場合はあまり給料があがらず、最終的にこれほど大きい差になってしまうということもあります。
親や先生が持ち出してくるのは、おそらくこういったデータでしょう。
将来4000万円増えるんだから、今のうちに数百万円払うのは投資ですよ、ということです。
この計算は部分的には真です。しかし、重要なポイントが抜け落ちています。
大卒で収入が増えるとは限らない
単純に計算通りに進まないことが多々ある、ということを見逃すべきではありません。
就職活動のイス取りゲームに敗退して大卒フリーターになった瞬間、新卒から定年まで会社員をやって多く貰えたはずの4000万円は無慈悲に消えます。
しょぼいイスしかゲットできなかった人は、いつか給料が上がると夢見ながらずっと年収300万いくらで正社員の座にしがみつくしかありません。私はこのパターンでした。
いいイスを確保したとしても、大企業ですら傾くことのある時代です。いつ、どうなるのかは、分からないのです。東芝社員の悲鳴はまだ記憶に新しいですね。
そして、何があろうと奨学金を返済するのはあなたです。手取り15、6万円の中から、何十年もずっと奨学金が引かれ続けることを想像してください。
ちなみに高卒でも上手くいっている人もいます。
スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツ、堀江貴文さんも大学を中退していますし、ココ・シャネル、ウォルト・ディズニー、ヘンリー・フォードらに至っては、高校すら行かずに職業に就いていました。
もしも大学生をやり直せるのなら
もしも私が高校生に戻って進路選択をするとしたら、実家から通える私大に授業料免除の特待生で入ります。
興味のある講義以外は必要最低限の単位だけ取り、車などは買わずにチャリで移動し、カラオケや飲みなどの遊びの誘いは断ります。
資産にならないものには、一切お金を使うべきではありません。
そのうえで何をするかというと、今のスキルまで持っていけるんだったらブログを書きまくると思います。
学生という立場を活かしていろんな社長さんに会いに行き、インタビュー取材をして記事を書きながら、人脈と智慧、そして個人メディアを作れる一石三鳥です。
大学4年間で月間100万ページビューのブログができれば、それだけで食べていけるぐらいの収入は作れますし、就職するにしても普通の会社説明会とかには行かずに知り合いの社長さんから紹介してもらえます。
っていうかそのままメディアの制作会社を作っちゃってもいいですよね。
ブログを書くスキルがなければ、とにかくバイトしまくって貯金するでしょう。そして、そのお金を自己投資に充てます。
大学に何百万も払うんだったら、ちゃんとしたビジネス系のセミナーとかに投資した方がよっぽど回収が早いからです。
結論としては、大学は借金ナシで行けるんだったら行ってもいいんじゃない? ぐらいのもんだと思います。
どうしても大学を出ないとできない職業、たとえば学校の先生や医者になりたい場合は学費は必要経費として仕方ありませんが、それでも借金だけはしない方が良いと思います。
どうしても親が学費を出せない場合は、いったん就職して貯金してから大学に行ったっていいわけですし、めちゃくちゃキツイらしいですが返済不要の奨学金がもらえて寮に住める新聞奨学生なんてのもあるようです。
高校生からの資産構築・会社員は資産ではない
堀江貴文さんのように、学生時代に起業してうまくいってしまえばサッサと大学は中退してビジネスオーナーになる、というのがひとつの理想ではあります。
自分のビジネスは資産ですが、会社員やフリーターのポジションそのものは資産にはならないからです。
時間を切り売りしているだけで、労働時間に対して収入の上限が決まってしまいます。
何時間働いたら何円ではなく、いちど仕組み等をつくってしまえば自分がさほど手を掛けなくてもお金を生み出し続けてくれる、そういうものが資産です。
たとえば、我が家に遊んでいる車庫があり、人に月5,000円で貸していたことがあります。
一ヶ月の不動産収入5,000円は、コールセンターで半日アルバイトしてゲットする賃金に相当します。
同じ金額でも、この2つは天と地ほども意味が違うのです。
私は車庫に対して何ら手をかける必要がなく、放置で5,000円が入ってきますので、その間に別の仕事をすることができますし、その仕組みを何十台とか何百台とかに増やすことも可能です。
実際に百台分もの駐車場だったらお掃除したり管理のしたり手間は出てくるでしょうけれど、百台で月50万円づつお金を生み出し続けてくれます。
アルバイトでは時間の限界があるので、同じように半日を100倍にするというのは不可能ですね。
不動産や自分のビジネスは資産の一例です。他にも株とか外貨とか金とか、人のビジネスに投資するとか、運用専門の会社に丸投げしちゃうとか、いろいろあります。
ただし、不動産や株など「いわゆる投資」は年収3,000千万円を超えてからの方が安全で、その前は自分自身の成長やビジネスに「自己投資」した方が回収が早いです。
こういった背景知識を持った上で、当座のしのぎのために会社員やフリーターで雇われるのは全然アリだと思います。
起業するには貯金は必要か?
借金して起業するのもリスクが高いですから、会社員をしながら貯金してビジネスを始めるのが良いでしょう。
なお、ある知り合いの起業家は消費者金融で200万円借金して会社をやめ、いきなり起業して半年で完済したそうですが、失敗だったと語っています。
私はもっとダメで、すでに奨学金やら住宅ローンやら借金が2000万円以上ある状態で会社をやめ、生活のために消費者金融で更につまむという最悪なパターンでした(笑)。
いまは順調に返済していますが、月々の返済額が10万円超えってけっこうヤバイんじゃないかなと思います。良い子はマネしないでね!
もう一人、知り合いで上手くやった人は会社員時代に貯金を600万まで増やし、なおかつ月々30万円くらい収入が入るビジネスを作り、有給休暇を消化しきってから退職したそうです。
普通に考えてビジネスが軌道に乗るまでは3年位かかるので、最低限の生活を3年位はキープできる金額+ビジネス用の元手と運転資金ぐらい貯まれば余裕かと思います。
結論としては、起業するときは貯金はあった方がいいということになります。
なければないなりに何とかなりますが、おすすめはいたしません。
現金よりも資産を持つべし
ある程度お金が増えてきたら、現金で持っているよりも次なる「資産」にお金を使いましょう。
現代社会でインフレとかデフレとか習ったかと思いますが、お金の価値というのはあんまりアテになりません。
たとえば、インフレで以前は5,000円で買えたものが10,000円になってしまったら、持っていたお金の価値は半分になってしまいます。
このとき、現金で5,000円持っていたら泣いちゃいますが、駐車場を持っていれば駐車料金を10,000円に値上げして世の中の動きに対応できますね。
日本に住んでいれば滅多にないかとは思いますが、万が一国がつぶれて日本円というお金のシステム自体がぶっ壊れてしまったとしたら、お金は紙切れ同然にななってしまいます。
もしも現金しかなったら大変ですが、畑や田んぼを持っていたら食いっぱぐれません。
あるいは、人の役に立つ智慧やスキルを持っていれば、何かを提供して食料と物々交換してもらえるかもしれませんね。
「お金」の数字よりも、お金以外の「資産」をどのぐらい持っているのかが非常に大事なのです。
最も大切な資産とは何か?
そして、高校生(と元高校生の)皆さんに、真っ先に手に入れていただきたい資産が「本物の知識」です。
お金も、不動産も有価証券も、盗まれたり仕組みが崩壊して無価値になったりする可能性があります。
唯一、頭の中にある「知識」や「精神」は誰にも盗むことができないものです。
日本という国がどうにかなってしまって、身一つで知らない世界に放り出されたときに「本物の知識」という資産を持っていれば、またゼロからやり直すことができるのです。
「本物の知識」とは、うすうす感じていらっしゃるように、学校で習う微分積分や、現代社会の知識ではありません。
生きていくための、もっとストリートでサバイバルな知識です。
お金のことや商売のこと、人の役に立つためのスキルなどは当然含まれますが、実際に使えなければ意味がありませんね。
今回お伝えした資産の作り方も、実際やろうとしてできる人はきっと1%いるかいないかだと思います。
「大学なんか行かないで、働いてビジネス起こすわ!」とか親に言ったら猛反対の3時間お説教コースでしょう。
進学校の先生や友達からは人でなし扱いになり、しぶしぶ進学することになるでしょう。それが普通です。
偉そうに言ってますが、私も完璧には無理です。
だって、欲望に負けて無駄な買い物をしてしまったり、ブログをサボって寝ちゃったりする日もありますから。
そう。大切なのはマインドの部分なのです。
- 何があっても折れない心
- 周りの人から信頼される人間性
- 自分を律することができる精神
- 世の中を広く見る意識の広さ
- 何十年何百年先をも見通す先見の明
- 人に何を言われても流されない自立心
- 人を頼ることのできる謙虚さ、etc…
こういったマインドがしっかりできていれば、実はノウハウなんか少しでも大丈夫なんです。
最も重要な資産は「自分の精神的な成長」であり、投資するべきは成長するための本質的な勉強や体験です。
高校生でもできる投資
高校生の皆さんは、まだお金はそれほどお持ちでないと思いますので「時間」を投資してください。
自分の心が磨かれること、成長できることに打ち込んで、たくさん失敗しながら学んで、「本当の知識」を身に着けていってください。
本を読むのも良いですが、本の内容を自分で実践して確かめることの方がなお良いです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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