突然ですがあなたは何色がお好きですか?
私はピンク色が大好きで、時々気づかないうちに全身ピンクになってしまってうことがあります。
例えば、体育館でのスポーツ観戦の時のコーディネート例です。
- ピンクのベンチコート
- ピンクの斜め掛けショルダー
- 紐の色がピンクのスニーカー
トータルコーディネートを考えずに、目に留まった好きなものを身に付けていたら自然とこうなってしまいました…。
すれ違う人に凝視されて始めて、「あっ、そういえば…」と気づくことが多いです。
極めつけはボディー全体がピンク色の車。いつもルンルンで乗り回しております♪
今では開き直って、笑われるために全身ピンクを着ているところもありますけどね(笑)
あなたはどうですか?
気がつけば同じ色の服・同じ色の小物を持っているということありませんか?
実は、「毎日着る色」というのは「毎日見る色」ということになり、とっても大きなパワーを持っているのです。
大きなパワーというのはつまり、「無意識に行動や考え方に大きな影響を及ぼす潜在意識を動かす力」ということです。
どうやら、視覚的に捉えた日々の情報の蓄積によって、じわじわと潜在意識にインプットされるらしいですよ。
つまり、毎日着る服の色・持ち物の色を変えることによって、自分の行動や思考が変わってしまうかも!?ということになりますね。
行動が変われば、人生も変わっていきます。
それでは、色のもつ効果・効能などを見ていきましょう!
目次
色によって無意識化で操作されているかも!?
企業ではCM・広告・HP内の色などのあらゆる場面で、どの色を用いるか用意周到に計算しているということをご存知でしょうか?。
私たちは色に操られています。
例えば、飲食店では「赤」「橙色」「茶色」などの暖色系を多く使っているのはご存じのとおりですね。
特に「赤」を効果的に使うことで、購買意欲を高めたり食欲増進の心理的効果があるそうです。
自然の食べ物を思い出すと、ほとんど暖色系ですよね。寒色系を用いると、食欲がダウンしてしまい売り上げになりません。
バーゲンセールでも紅白の横断幕などで、「赤」がアピールされています。効果音なんかも応援して、「買ーえ♪買ーえ♪」と脅迫されているようにも感じるものです。
踊らされないよう気を付けなければ……。
それでは寒色系ですが、どのような場面で効果を発揮するかというと、IT企業の商品で使われていることが多いようです。
なぜだと思いますか?
先程の暖色系は形のあるモノが商品となりますよね。
けれども、ITなどは形がないものを商品として扱うことになります。そこで大切なのは「信頼」「誠実」なのです。青色は、落ち着いていて誠実な印象を与える色ですよね。
企業は、少しずつマイナーチェンジしながら統計・分析の結果を出し、より消費者に効果的な宣伝の在り方を緻密に計算しているそうです。
企業がこのように影響が大きいことを意識した上で戦略を立てているのですから、色の効果の大きさは折り紙付きですね。
個人が相手に与える影響として考えられるのは、
- 色は自分や相手の気分をコントロールできる。
- 服装や髪の色など目に触れる色を意図的に変えることで、他人が自分を見たときの印象を作る
つまり、「選ぶ色によって、思い通りの自分を演出することができる」ということになりますね!
色は侮れない、ということお分かりいただけましたでしょうか?
印象に及ぼす色の影響とは
それぞれの色には、誰しもが共通して感じやすいイメージがあります。
自分が好きだからということで身に付けるものを選ぶのも良いのですが、「ここぞ!」という勝負時には自分を演出するべく、色を活用してみてはいかがでしょうか?
それでは、それぞれの色の持つ印象をまとめてみました♪
(1) 赤
・赤い服を着た人から受ける印象
…「活発」「派手」「喜び」「好奇心」「目立ちたがり屋」「外交的」「闘志」「攻撃性」
古代の人々は、燃えるような太陽や火を連想させる赤色に、呪術的な役割を与えていたそうです。
面白いことに、試合のユニフォームの色を赤色にすると勝率が5%アップしたという結果があるそうですよ。
(2) 青
・青い服を着た人から受ける印象
…「冷静」「信頼」「落ち着き」「気品」「誠実」「さわやか」「若々しさ」「理屈っぽい」
青の持つ洗練されたイメージから、見栄を張ってしまう人やプライドの高い人が青を好む傾向にあるようです。
落ち着いて判断したり集中して記憶したりするときに有効なので、暗記ものの勉強の際に、青いペンでまとめると良いそうです。
(3) 黄
・黄色い服を着た人から受ける印象
…「社交性」「健康」「希望」「明るさ」「自由」「かわいさ」「楽観的」「自己中心的」「子供っぽさ」
ほがらかなイメージの黄色ですが、権力に対する反発心のある人が好きになる傾向があります。
話すのが苦手で、もっと話せるようになりたいという人は黄色を身に付けてみるとよいですね。また、脳を活性化させるので、ボケ防止にもなるそうですよ。
(4) 緑
・緑色の服を着た人から受ける印象
…「安定感」「穏やか」「和やかさ」「癒し」「リラックス」「鎮静」「協調性」「若さ」「平静」
緑が好きになるときは、不安定さや不安感を感じた時。心が弱った時にはじめてその美しさに心打たれるのかもしれませんね。
(5) オレンジ
・オレンジ色の服を着た人から受ける印象
…「エネルギッシュ」「陽気さ」「安定感」「安心感」「健康的」「活発さ」
オレンジは、周囲の人間や動物を保護する気持ちを育てる効果があるそうです。また、子供を産んだばかりのお母さんは、母乳生成が活性化するそうですよ。
人間関係の絆を深める色でもありますし、華やかさを演出するときにも効果的ですね。
(6) 茶
・茶色の服を着た人から受ける印象
…「安定感」「堅実さ」「高級感」「個性的」「信頼」「落ちつき」「芸術性」
茶色を身に付けたい気分のときは、なんとなく重苦しくぼんやりしている時なのだとか。茶色の効果によって行動も安定し、精神的に落ちつきを取り戻すことができます。
緊張しそうなときには、茶色の力を借りるとリラックスでき、堂々と振舞えるようになります。職場のインテリアとして用いると、自然と他のメンバーの思考を堅実な方向へ誘導することもできます。
(7) 黒
・黒色の服を着た人から受ける印象
…「こだわりや強さ」「強気」「威圧感」「主張」「高級感」「ミステリアス」「知的」「不安」「恐怖」
相手になめられたくない場面や拒否や拒絶を相手に与えたい場合におすすめです。
けれども、暗黒という言葉もあるように明るさ真逆な色でもあります。明るさが失われ、孤独や寂しさを強めてしまいます。
(8) 白
・白色の服を着た人から受ける印象
…「忠誠心」「清楚」「清潔」「健康」「潔癖」「正直」「誠実」「若々しさ」「質素」「気品」「格式性」
白は、自己主張を低下させるので、制服に適した色だと言われています。反対意見を抑圧したい時に使うと良いそうです。
白を身に付けたいな、と思う日は前向きになっている時です。
(9) ピンク
・ピンクの服を着た人から受ける印象
…「愛情」「思いやり」「優しさ」「活力」「美」「若さ」「ロマンティスト」「女性性」
ピンクを好きな人は、周囲からの悩み相談に乗れる人。人へのやさしさの裏返しには、自分が他者から優しくされたいという願望を持っているとのこと。
いつまでも恋愛感情を忘れずに、新鮮な気持ちを保つことができます。
(10) 紫
・紫の服を着た人から受ける印象
…「精神性」「直観力」「芸術性」「美意識」「プライド」「孤高」「上品」「自虐的」「非現実的」
体調が悪い日・体力がない日に紫に惹かれます。紫のはちまきを病人に巻いた「病鉢巻(やまいはちまき)」や、お坊さんの身につける袈裟が紫であるように魔除けの効果があるとされていまいした。
紫色の服は女性を魅力的に見せるそうです。女性ホルモンの分泌を促すため、女性を美しくするからです。
また、紫を身に付けると直観力の向上が期待できるようですよ♪
この色の持つ効果を知っておくことで、逆にそれをうまく活用することができますね。
例えば、
- 大事なプレゼンの日には、青を基調とした服装でまとめてみる。
- おじいちゃん・おばあちゃんに目の覚めるような黄色い小物を贈る。
- 体調が悪い日に紫の服を着て、体調の改善を願う。
- 初対面の相手と会う時には暖色系を着て、オープンマインドで臨む。
- 印象がキツくなりがちな人は、ピンクをあえて取り入れてみる。
人というのは実はあまり詳細を見ておらず、全体的な雰囲気や印象にかなり左右される生き物です。
ですから、何色のイメージというのはその人の雰囲気を決定づける、重要な要素と言えそうです。
自分が好きな色というのも勿論モチベーションアップに大切なことだと思いますが、相手にどのような効果を狙うかという視点で考えてみても面白いと思います。
特に人の前に立つような職業の方は、戦略的に自分をどう演出するかという視点をもてるかどうかで、明暗を分けるのではないでしょうか。
また、プライベートでも思い切って普段は選ばないような色を選んでみれば、新しい自分を発見できるかもしれませんね。
健康に及ぼす色の影響とは
色の効果的な使い方は、見た目の演出だけだと思ってはいませんか?
実は、印象以外にも体調管理だけでも以下のような効果があります。
(1) 赤
•アドレナリンの分泌を上げる•新陳代謝を促進する•自律神経を刺激し、緊張状態にする・心拍数を上げる
•食欲増進
(2) 青
•精神の沈静化•集中力の促進•催眠効果•内分泌系の働きの鎮静•発汗を押さえる
(3) 黄
•楽観性を取り戻させることによる、うつや精神の衰弱の抑制•リンパ系を刺激し、機能を高める•消化不良、胃炎、糖尿病の改善
(4) 緑
•神経系統の鎮静、鎮痛作用•催眠作用の促進•リラックス効果・ストレスの緩和•解毒、殺菌作用•目を休める
(5)オレンジ
•食欲増進•楽観性を持たせる•筋肉痛、しびれ、胃潰瘍の症状緩和•内分泌を活性化
(6) 茶
•心身のリラックス効果
(7) 黒
•外界のストレスからの遮断
(8) 白
•逆に眼球が疲労してしまう
(9) ピンク
・依存心を強める・現実逃避や不安感・味覚的な甘さを刺激してしまう
(10) 紫
•血圧、脈拍の低下•治癒効果をもっている•不安、ストレスを蓄積させる
いかがでしょうか。
身に付けている色によって、自分の体に影響があるというのは大変興味深いことですね!逆にこの効果を利用して、自分の体の弱いところを強化することもできそうです。
東京の巣鴨では赤パンツを売っていることで有名なお店がありますよね。私も一枚持っています(笑)
この赤パンツを履くことで、おヘソの下あたりの丹田〈たんでん〉のツボに力を入れることと同等の効果が見込め、活力が湧いてくるという東洋医学の考えから来ています。
「気」は気配・気分という内面的なことにも使われますし、病気などの身体的な意味としても用いられますよね。
この赤という色は、アドレナリンの分泌を促し自然治癒力を高めるとともに、赤い布を身にまとうことで体を温める作用をもっているとされています。
まさに病は気からです。
自己マネジメントの一種として、色を活用してみるという視点を生活に取り入れてみてはどうでしょうか。
まとめ
潜在意識的に、自分や相手に大きな影響を及ぼす色の効果についてまとめてみました。
あなたも、視点を自分目線・相手目線をうまく使い分けて、日常を演出してみてはいかがでしょうか。
最初は服装の色から徐々に意識を向けることで、色の範囲を空間に広げてみるのもよいですね。
毎日見続ける色のこうかはとても大きなものですから、五感からの刺激により知らないうちに色のイメージのような自分になれるかもしれません。
まずは自分の得意とする能力、足りない能力を分析して、足りないものを色で補ってみるというのはどうでしょうか。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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