こんにちは。
最近の楽しみは、子どもが寝ている間に熱々のコーヒーを淹れてゆっくり飲むこと。
初めての子育てに奮闘中、ゆっきです。
人間関係で悩んでいる時って、「相手がもっとこうなってくれたらいいのに」と相手にばかり気持ちが向きませんか?
そんな時に、
「変えるのは相手じゃない、自分だ」
という言葉を聞いてハッとした、という方もきっと多いのではないでしょうか。
私もこの言葉自体はずっと前から知っていて、わかっているつもりでいました。
というか、〝自分から変わる〟ということを実践できていると思っていました。
でも最近、夫婦関係についてアドバイスをいただく機会があり、
「うわぁ…私、全然できていなかったんだな」
と気づかされました。
今回は、そのときのことをお話させていただければと思います。
変わりゆく夫婦の関係
私たち夫婦は、結婚してから3年目に子どもを授かりました。
子どもができるまでの二人の関係は、恋人関係に近かったと思います。
周りの友達が、「こんなことで夫婦げんかをした」と話すのを聞いて、「うちは喧嘩なんて一生しないんじゃないかなぁ」と思っていました。
喧嘩するほど仲が良い、とよく聞きますが、「喧嘩しなくてもこんなに仲が良いから大丈夫でしょ」とも思っていました。
喧嘩しない理由は、お互いが穏やかな性格で、ぶつかることがないからだと、当時は勘違いしてたんですよね。
もちろん、毎日のように激しいバトルが必要!とも思わないですけども(笑)
でも、今考えると、思ったことを伝え合える関係になれていなかったなぁって思います。
特に私は「相手に嫌われたくない」という気持ちが強く、嫌なことがあっても我慢してしまうことが多いです。
これは誰に対してもそうなのですが、夫に対しては特に我慢していたかもしれません。
「夫が機嫌良く過ごせるように、私が心の器を広げたらいいんだ!
それこそ、理想の妻だ!」
と本気で思っていました。
心の器を広げること自体は素晴らしいことだと思います。
今も、心の器をもっと大きくしたい!と思って生きています。
でも、私のやり方は、問題が起きても目をつぶって避けるという、間違ったものでした。
相手に本音を言えない関係
当サイトGLOBOなどを通じて学び続ける中で、恋と愛の違いを知りました。
〝愛とは、同じ方向を向くこと〟
そんな言葉も聞き、「おや?私と夫の関係は夫婦としてはまだまだだぞ?」と思い始めました。
私たち夫婦は、同じ方向を向くというより、お互いを見つめ合っている状態かもしれないと気づけたからです。
まだ、恋人関係の時の延長線上にいて、「相手だけを大切にしたい。相手にも自分だけを特別扱いしてほしい」という、自分本位な気持ちがありました。
そこには、「傷つけたくない、傷つきたくない」という気持ちもあり、なかなか本音を伝えることができませんでした。
だから、ぶつかることもなく、喧嘩にもならなかったのです。
そんな関係だったため、ほとんどのことは相手に合わせて過ごしていました。
たとえば、学びたいことがあっても、夫が快く思っていなければそれを堂々と言えませんでした。
だから、表では夫に意見を合わせつつ、夫のいないところでコソコソと好きなことを謳歌する、といったことを続けていました。
やましいことなんて何もないのに、なんか変ですよね。
悪いことをしていなくても、相手にバレないように何かをするって、すごく神経が削られます。
もう、こんな思いをするくらいなら、自分の〝好き〟は手放して、相手に100%合わせて生きた方が楽かもしれない、と思うこともありました。
子どもが生まれて変わった関係
そんな二人の関係に変化が表れ始めたのは子どもが生まれてからでした。
妊娠中はまだまだ夫に全エネルギーを投入する余裕がありました。
それが、子どもが生まれたら、その存在にメロメロになってしまったんです。
夫に向いていた気持ちは、一瞬で子どもにチェンジ!
また、現実的に子育てには体力、気力が必要とされます。
そんなこともあり、産後こそ「夫にも愛情をかけないと」と思えていたのが、日に日にその気持ちが薄れていきました。
今までなら、「私が我慢すれば丸くおさまる」と思って許せていたことも、だんだん難しくなっていきます。
その変化に、夫も戸惑っていたことと思います。
夫は、私がちょっと不機嫌だな、疲れてるな、という時は美味しいスイーツを買ってきてくれます。
以前の私は、それだけですっかりごきげんに戻っていました。
それが、食べてる時はしあわせそうでも、しばらく時間が経つとまたムスッとしてしまうように変わってしまいました。
実際、「スイーツを食べさせておけば万事解決♪」なんて思われてたまるか!とも思っていました。
可愛げのかけらもありませんね(笑)
そうしてだんだん、空気だけでなく、言葉や態度でも不機嫌さを表に出すようになっていきます。
それが、前回記事に書かせていただいた、子どもの夜泣きエピソードとも重なります。
言いたいことを言えなかった頃と比べると、変化であり、成長でもあるかもしれません。
ただ、冷静になって、感情的な自分を振り返る時にはいつも、
「あんなことで怒るなんて、まだまだ小さいなぁ。
相手に変化を求めてばっかりじゃなく、自分から変わらないとな、、」
と思う自分もいました。
と同時に、
「いや、でもやっぱり夫にも変わってもらわないと困る!
私だって母親として変わってるんだから。
夫ももっと父親らしくなってほしい!!」
と相手への不満も感じていました。
自然な流れで話し合えた
夜泣きが落ち着いてきた頃のことです。
久しぶりにゆっくり家族で旅行へ行くことになりました。
夫が予約してくれていた宿は、おもてなしに溢れていてとってもいい雰囲気でした。
部屋に入ってしばらくしたあと、美味しいお菓子とお茶を出してくださいました。
いつもと違う特別な場所で、まったりとくつろげたからでしょうか。
二人の間にふわっと優しい空気が流れ、普段思っていたことがするりと口から出たのです。
「実はさ、子どもが生まれてからずっと負担に思ってたことがあって。
それは、結婚当初、あなたに言われた言葉。
子どもができたら妻は母になるって聞くし、自分を見てもらえなくなるだろうから不安。
そう言ってたの覚えてる?
できるだけ子どもばっかりにならないようにって頑張ってきたけど、見ての通り、ちょっと難しいよ。」
それを聞いた夫は、驚くことも、悲しむこともなく、穏やかな表情で
「ごめん、そんなこと言ってたよね。
今ならその発言がどれだけ子どもだったかわかる。
子育ての大変さなんて想像したこともなかったし、簡単に言っちゃってた。
俺ももっと大人になります!」
と言ってくれました。
自分の胸につっかえていたものがポロッと取れたことでとても気が楽になりました。
同時に、夫も変わってくれるんだ、と期待の気持ちも膨らみました。
表現は言葉だけじゃない
それからしばらくして、当サイトの管理人である佐藤想一郎さんとお話する機会がありました。
私が想一郎さんに出会ったのは、今からおよそ6年前のこと。
自分の人生に不満を抱いていた私は、人生を変えたくてあらゆるサイトや本を読み漁り、想一郎さんのもとへ辿り着きました。
「この人についていけば、きっと人生が変わるはず!」と、メルマガに登録したのがきっかけです。
年も近いのに、雰囲気も、話の内容も、人生何回目ですか??と思うほど落ち着かれているのが印象的でした。
(想一郎さんとの出会いによって、私の人生がどのように変化していったのかは、こちらをご覧ください。)
お話の中で、夫との関係を先日の出来事も含めてお伝えさせていただきました。
想一郎さんは、夫との関わり方についてこんなことを教えてくださいました。
夫婦でぶつかることは、
悪いことじゃない。
これは夫婦関係に限ったことじゃないけれど、
エネルギー(気)の交流は
お互いに本音で言い合って
ぶつかったときに起きるからね。
でも、本音を伝えるときに大切なのは、
〝表現〟
だよね。
〝表現〟って、
言葉だけじゃないよ。
むしろ、言葉は100%誤解を生む。
ゆっきがさっき話してくれた、
旅行中の夫婦の会話があるじゃん?
その時って、
「あっ、今だったら本音を伝えられるかも」
って、直感で感じたわけでしょ。
それは、
話ができる〝場〟が整っていたからなんだ。
そうやって、
日頃から〝場〟を作っていくことが大事だよ。
いつも過ごす場所を掃除することも一つだけど、
それだけじゃない。
自分が発する〝雰囲気〟を良くしていくことも、
良い〝場〟を作ることにつながるよ。
そうすれば、
発する言葉も自然と変わってくるし、
あるいは、言葉にしなくても
伝わることもあるかもしれないね。
これを聞いて、ふと、数年前に想一郎さんに相談した日のことを思い出しました。
その頃は結婚1年目で、今よりももっと夫に遠慮があった時期。
自分が学んだことを夫にも知って欲しい、一緒に実践して欲しい、けどなかなか伝えられない、と悩んでいました。
その時も、「まずは自分が実践し続けて、変わることです」とアドバイスしていただいたのでした。
まだほんの数年しか経っていないのに、もう自分は変われた気でいたのかもしれません。
自分はいろいろ知っているし、実践も続けている。
だからあなたもそろそろ変わる番なんじゃない?
と、無意識に自分が上に立ち、相手を見下す姿勢になっていたのでしょう。
相手に期待してしまう自分
想一郎さんからの話を受け、「まずは自分から変わるんだ!」と心を入れ替えました。
しかし、また夫に期待してしまいます。
年末年始、私は子どもを連れてしばらく実家に帰省していました。
今回は実家側の事情で、いつもより長い期間実家で過ごしていました。
約1ヶ月ぶりに夫と再会した時、夫からこんなことを言われました。
「今回は仕方ないけど、今後もしこんなふうにしょっちゅう長期間実家に帰られたら寂しい。
それに、子どもばっかりになるのも仕方ないけど、やっぱりもっと夫婦二人の時間も大切にしたい」
これを聞いて私は、がっかりしてしまいました。
「せっかくの帰省なんだから、もっとゆっくりしておいでよ〜、くらい言える大きな男になってよ。
前、もっと大人になるって言ってたのに、全然変わってない!」
と、心の中でお怒りモードの私。
さすがにこのまま口にはしなかったですが、あんまりいい顔をしていない私を見て、
「まぁ子どもがまだ小さいから仕方ないよね。
さっき言ったこと、忘れて!」
と、夫が私に気を遣うかたちで、なんとなく話が終わりました。
もう少し夫の気持ちに寄り添ってもよかったかな、とも思いましたが、そうすることはできず、突き放してしまいました。
相手の成長のために、甘やかすのではなく、時には突き放すことも大切です。
でも、今考えたらわたしの行動に、愛はありませんでした。
夫からの言葉に真剣に向き合えていない、ただの冷たい行動でした。
こんなの、夫にがっかりではなく、ちっとも変わってない自分にこそがっかりですよね。
想一郎さんから、せっかく「自分自身の空気を良くすること」とアドバイスいただいたのに。。
三度目の正直ならず二度目の正直
それからニ週間後、私はタロット鑑定を受けました。
周りの友人たちからの勧めもあり、ずっと受けてみたいと思っていたのです。
相談内容はずばり、夫婦関係!
「より良い家族関係を築いていくために、これからの一年間どのように過ごせばいいですか?」
という問いをタロットカードで見ていただきました。
その答えは実にシンプルで、
「夫婦間のエネルギー循環を起こしていくこと」
でした。
さらに、カードからこのようなアドバイスを紐解いてくださいました。
もっと旦那さんの思いも汲み取ってあげるといいよ。
たしかに、お子さんの面倒をずっと見てると
体力的にもきついよね。
けど、そうやって器を広げていきましょうって言われているよ。
普段からもっとスキンシップをとるといいかもね。
・行ってらっしゃいのハイタッチ
・おつかれさまって背中をなでる
・手をぎゅって握る
こんなことでも、
二人のエネルギーを交流させることはできるよ!
夫婦のエネルギー循環がいいと、
それは空気でお子さんにも伝わるからね。
結果的にお子さんにとってもプラスになるよ
正直な感想は、想一郎さんからいただいたアドバイスとも重なり、やっぱりそうかぁ、というものでした。
なんとなくそう言われる気がしていたのですが、夫に変わってもらいたい気持ちが強く出ていた私は、別の答えを求めていました。
「あなたは変わらなくていいよ、そのままでいいよ」なんて言われたらいいなと。
その思いの根底には、自分の弱さから逃げたい気持ちもあったと思います。
また、頑張る方向性が間違っていたという気づきもありました。
もっと成長したい、変わりたい!という気持ちがあったのは確かです。
でも、夫婦で一緒に成長する、というより、一人で突っ走るようなやり方でした。
私はこっちの方へどんどん進むから、あなたはあなたで頑張ってよね!
という感じでしょうか。
このままでは、夫婦円満どころか、それぞれ全く違う方向へ進み、家族がバラバラになってしまうかもしれません。
こうして「自分から変わることが大切だよ」と続けざまに伝えていただけたことで、やっとスタート地点に立てたような気がします。
まとめ
「もっと成長したい、変わりたい」
そう思って、精神的な学びを続けてきました。
それでもまだまだ〝自分から変わる〟ことを本気で実践できていなかったんだなと気づきました。
何もしていなかったわけではありません。
自分の空気を良くしようと、自身を整える努力もしていました。
でも、いつのまにか自分の弱い部分に目をつぶって、
「私はこういう性格だから仕方ない。
相手が変わってくれたら簡単に解決するのになぁ」
と、相手にだけ変化を求めてしまっていました。
自分を変えることだってそんなに簡単なことじゃないのに、相手を変えるなんて無理な話ですよね。
今回の気づきから、「まずは自分から変わる」意識を持って、家族や周りの人たちと関わっていけたらいいなと改めて思いました。
自分の変化が、夫の、子どもの、家族の、、そして世界中のしあわせにつながると信じて。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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