人の気持ちが分からないのって、辛いですよね。
私は発達障害が疑われるほどに、全く人の気持ちがわからない人でした。
自分なりに経験則から学んで「こういうパターンならこう思うのかな?」と予想することで対処しようとしてきましたが、どうもズレてしまったり、表面的になったりしてしまいます。
やっと人並みに、相手の立場に立って気持ちがわかるようになれたのは、つい最近のことです。
友達との雑談や仕事上でのやりとりが、リラックスして、自然体でできるようになりました。
また、言われた言葉だけにとらわれずに、その裏側にある気持ちにも目が向くようになりました。
変われたきっかけは、お世話になっている先輩や、仲間たちからのアドバイスでした。
この記事では、人の気持ちがわかるために意識するとよいことを、私の体験談を交えてご紹介します。
「人の気持ちが全然わからない」と悩んでいる当事者の方にも、空気の読めない人に困っている方にも、何かしらのヒントが見つかると思います。
目次
人の気持ちや感情がわからない辛さ
人の気持ちが分からないのって、辛いですよね。
悪気はないのに、とんでもない発言で場を凍りつかせてしまったり、人を傷つけてしまったり怒らせてしまったり。
相手や、周りの人がそれを聞いたらどう思うのかを考える前に、衝動的に思いついた言葉が口から出てきてしまうのです。
当然ながらその結果、人を傷つけてしまったり、怒らせてしまったりします。
場合によっては、相手が気を悪くしたことすら気づいていないこともあると思いますが、何となく空気が悪くなって「まずい、やらかした!」と反省することばかりでした。
子供の頃は友達を怒らせて嫌われてしまうことが何回もありました。
「あいつはジコチューだ」と仲間はずれにされ、大学生ではKY(空気読めない)と陰口を叩かれていました。
どうしてか、皆が真剣な話をしているのに間違えて笑ってしまったり、相手が本気で嫌がっているのか面白がっているのか分からずにちょっかいをだしてしまったりするんですよね。
逆に、相手から冗談で言われたことを本気で受け取って、勝手に傷ついてしまうことも。
飲みの席の冗談が分からなかった事件
あるとき、大学のサークルの飲み会で先輩が要らなくなった原付バイクを誰かに売りたいという話が出たことがありました。
すごく安いので私は欲しいと言って、「じゃあ、明日の朝○時に、区役所で一緒に手続きに行きましょう」その場で約束をしたのでした。
それがけっこう深夜まで飲んでいて、みんな酔っ払っていたときでした。
次の朝、待ち合わせ場所に行ったのですが、先輩は来ていません。
電話してみたら寝起きで、なんか冗談だったらしいということでした。
金額もその場のノリで言ってしまったけど、実際それだと厳しいとのこと。
ええっそうだったの?! とかなりショックでした。(原付きは後日、価格を相談の上で譲ってもらいました)
そんな調子で、相手が何を考えているのかを、また言葉以外の文脈から気持ちをよく汲み取ることが苦手なのです。
正確に言うと、あまり「人」に興味がなかったのかもしれません。
気持ちや真意に意識が向いていないためか、どうしても言葉尻に囚われてしまいがちでした。
こう来たら、こう。経験則から気持ちを予測する
それでも社会人になってからは、「こういうときは、こう言っておけばいいな」などと経験値によって人ある程度の対処はできるようになってきました。
たとえば、「寒くない?」と言われたらエアコンの温度を調整しろ、っていうことだとか、「別に手伝わなくていいよ」って言われても一回は「いえいえ、手伝いますよ」っていうべきだとか。
慣れている親しい人なら、何回か失敗して「こう言われたらこういう意味なんだな」というデータがあるのでそれなりに対応が可能です。
しかし、根本的に人の気持ちを理解できていないので、未知の場面に対応することができません。
ましてや、初対面の人は何を考えているのか全く分かりません。
そのせいで人間関係に失敗することは多々あり、営業とかもすごくへたっぴでした。
自分なりにはすごく気を使っているつもりなのですが、なんだか空回りしてしまうのでした。
相手の気持ちが分からないので、
「どうしてそんなことを言うんだろう」
「一体何が気に入らなかったんだろう」
と困ってしまいます。
時には頭にきて、ケンカをふっかけてしまうことも。
私自身も大変でしたが、周りの人はもっとヒヤヒヤしたり、ムカついたりしていたと思います。ずいぶんと迷惑をかけたかもしれません。
人の気持ちが少しわかるようになったら、世界が変わったように生きやすくなりました。
人の気持ちが分からないタイプは3パターン
「人の気持ちが分からない」という人は、さらに3パターンに分けられます。
自分がどのタイプなのかを知ったら、どう改善していけばよいのかが具体的にわかりやすくなりました。
- A.主観タイプ
- B.受け身タイプ
- C.マイペースタイプ
A.主観タイプ
Aの「主観タイプ」は、自分のやりたいことや好み、主張がはっきりしているタイプです。漫画の主人公っぽい雰囲気があります。
その特性がプラスに働くと抜群のリーダーシップを発揮しますが、裏目に出ると「我が強い」と見られてしまうことも。
素早さと行動力の能力値が高いので、パッと感覚で動いたり、ごちゃごちゃ考えずに思ったことをストレートに言葉に出したりする傾向があります。
B.受け身タイプ
Bの「受け身タイプ」は、波風を立てない穏やかな雰囲気の方が多いです。
世論や周りの目線を気にするあまり、心が動きづらくなってしまっています。
「自分がどうしたいのか」を日常生活で自分の心に問いかける習慣がないので、他の人に対しても同じ接し方となるのです。
いわば、テストの正解を探してしまっているようなイメージです。
何らかの事情で余裕がなく、自分の気持ちを気にする暇がないというケースもあります。
C.マイペースタイプ
Cの「マイペースタイプ」は、周りからの影響を受けづらいタイプです。
物事を達観していて、たまにボソッと深いことを言うような、ちょっと仙人っぽい雰囲気の方もいます。
人にあまり期待せず、適度な距離感の人間関係を作る傾向が多いです。
人の気持ちが分からないというよりは、人の気持ちを深堀りせずに「我関せず」を貫くようなイメージです。
チェックリストを使って自分のタイプを確認したり、詳しい改善策を知りたいという方は、こちらの記事からどうぞ。
人の気持ちが分からないのは病気なの?
自分や身近な人が「人の気持ちが分からない」傾向にある場合、もしかして病気なのでは?と心配になるかもしれません。
人の気持ちが分からない病気として知られているのが、俗に言う、「アスペルガー症候群(AS)」です。※2013年以降、主な診断名は「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)」に統一
もしも精神的に追い込まれているのであれば、まずは医師の診断を仰ぐことをお勧めします。
病気とその性質を知ることで、違いを受け入れやすくなり、気持ちが楽になって生きやすくなる可能性があります。
生きやすくなるなら、まずは診断を受けて心を回復するのが一番です。
病気なのは現代社会のほうかも?
「病気」との境界線は曖昧なものかもしれません。
現在の主な診断名にも含まれる「スペクトラム」とは、「連続している」という意味。
小さな性質の違いは、誰にでも当たり前に存在するものではないでしょうか。
「自分にはできるけれど、相手にとっては難しいこと」って、結構よくあります。
たとえば、私は「時間どおりに行動すること」が死ぬほど苦手ですが、トイレットペーパーを三角形に折るのは誰よりも上手いです。
トイレットペーパーはきれいに折れないけれど、料理が得意という人もいるでしょう。
つまり、違っていて当然なんですよね!
診断を受けるかどうかは置いておいて、そういうもんだと気楽に構えておくと、少しは気持ちが軽くなると思います。
そもそも、性質の違いを「病気」と定義づけたのは、たかだか現代人の感覚です。
アスペルガーと診断された方が病気なのではなく、本来は線引きできないものに対して機械的に線を引いて、違いを許容しない現代社会が病気なのかもしれません。
「病気」というラベリングが消え、単なる「性質の違い」と捉えられる未来が訪れる可能性もあります。
病気かどうかに関わらず、自分や人の特性を理解して受け入れること。
そして「一般的な付き合い方」の型にはめるのではなく、温かみを持って接すること。
そんな人間関係を作れるのが理想的だな、と感じます。
人の気持ちが分からない原因をスピリチュアル視点で見ると?
スピリチュアルな視点では「自分の内面と現実の世界がリンクしている」と考えられています。
一般的には、現実に起こったこと→自分の心が反応する と考えられますが、逆に「心の在り方が先で、それが現実世界に投影される」という考え方です。
そのため、心の中で自分の気持ちが分かっていれば、現実世界でも人の気持ちが分かるようになります。
自分の気持ちが見えないときには、人の気持ちも分かりません。
スピリチュアルな視点で見るならば、まずは自分の気持ちを分かろうとすることが大切です。
こちらの記事では、自分の気持ちを理解するためのトレーニングを紹介しています。実際にやってみて、とても効果がありました。
自分の気持ちを理解できるようになると、人の気持ちも分かるようになってきます。
ただし、それはあくまでも自分の想像にすぎないことは留意しておきましょう。
人の気持ちを決めつけてしまうのもまた、人の気持ちが分からないのとは違う角度で相手を傷つけてしまいます。
けれど、想像に過ぎない=正解がわからないのだから人の気持ちを分かろうとするだけムダ、ということではありません。
もしもズレてしまったとしても、相手を理解しようとする想いや姿勢は伝わるはず。
人の気持ちを正確に読み取ることよりも、その温かい気持ちが大切なのだと思います。
人の気持ちが分からない状態を改善する方法
ここでは、人の気持ちが分からない状態を改善する具体的な方法をいくつか紹介しますね。
相手の背景をイメージする
「人の気持ちを理解するためには、相手の立場に立って考えましょう」と、よく言われますよね。
でも、自分がされて嬉しいことが常に相手にも当てはまるとは限らないので、いくら考えてもダメなんじゃないかと思っていました。
たとえば私は、自分が何か失敗した時にはオブラートに包まないでストレートに言ってもらったほうが嬉しいです。
というか、やんわり言われても気づかないのです。
でも、どうやらそうじゃない人も多いらしいというのは経験上でなんとなく知っています。
ビジネスマナーで「クッション言葉を使いましょう」と習ったり、「急に言われるとびっくりする」と叱られたりして、ああそうなんだ、と学んできたのです。
私みたいに場数を踏むのもよいですが、けっこう時間がかかってしまいます。笑
そこでおすすめなのが、相手をよく観察して、性格やバックグラウンドをイメージすることです。
今、目の前にいる相手だけでなく、その人の過去や未来、周りの人間関係などの背景までイメージしてみましょう。
そうすることで、言葉や表情、態度などから汲み取れる情報量が圧倒的に増えます。これは、私もやってみて非常に実感しました。
たとえば、上司から急に理不尽に怒られたとします。
そのときに今目の前の上司だけを見ていたら、「ハァ?ふっざけんな!」と思いますよね。
でも、もしその上司が今朝までに何か家庭で大変なことが起こっていたりとか、もしくは上司の上司にさらにコテンパンに怒られていたとしたら?
まったく腹が立たないわけではありませんが、「なんだ、八つ当たりかぁ…」とワケはわかりますよね。
その人の過去や未来、周りの人間関係まで意識を広げてみて、なんとなく「こうじゃないかな?」と気持ちを想像していたら、小さなサインを拾えるようになってきました。
判断を保留する
決めつけないで、判断を保留することも大切です。
「こう思ってるに違いない!」
「こういう人間に決まっている!」
と人を決めつけてしまうのはもったいないことです。
そもそも、自分の気持ちでさえ、ハッキリ「こうだ!」っていうことってそんなに無いと思うんですよね。
本当はダメだと思いながらやっちゃうとか、3秒ぐらいで気が変わったりとか。
あるいは、外で誰かと一緒にいるときと、一人のときで別人のようになるとか。
私は潔癖症で、すごくきれい好きなときもあれば、散らかし放題でダラダラすることに幸せを感じることもあります。笑
人はいろんな顔を持っていて、表面的に見えているのは、ほんの一部分に過ぎないのです。
少しスピリチュアルな視点では、人類の良いところも悪いところも全ての特徴が一人ひとりの中に凝縮されているという考え方もあります。
つまり、今見えている顔だけがその人の全てではいということですね。
「もしかしたら、こうかもしれない。または、こういう可能性もある」
と、いろんな角度から見て想像するのが大切です。
価値基準の多様性を理解する
以前、ファミレスでバイトしていたときの話です。
ちんたら料理をしていると、店長から「もし、自分がお客さんで30分も待たされたらどう思う?」と聞かれました。
私は、自分が感じる通り素直に「今日は混んでるなあ、と思います」と答えたのですが・・・
「そんな店には二度と行かないだろう!!」
と店長をブチ切れさせてしまったのです。
そこまで怒られるようなことだとは思っていなかったので、「え?なんで??」と衝撃でした。
私はのんびりした性格なので、店長が「速さ」に価値を感じていることを、その時は理解できなかったのです。
何を大事にするかの基準は人それぞれ違うということがわらかず、無意識に「人も自分と同じように考えているはず」と思い込んでしまっていたのでしょう。
今ものんびりした性格は変わりませんが、スピード重視の状況もあるのは理解できます。
自分の価値基準とは違うけれど「急ぐのが大事なときもあるよね」と気持ちを分かることはできます。
しかし、自分と異なる価値基準=間違いという方程式をいつの間にか脳内に作ってしまい、人が大切にしている価値観に対して「それは間違っている!!」と切り込んでしまうケースがあります。
すると、自分は善意のつもりでも、相手からしたら「価値観を否定された」と感じるのです。
その結果、相手を意図せず傷つけてしまい「人の気持ちが分からない」ということになります。
何を良しとするか、どんなことに価値の比重を置くかは、人それぞれで違う。
これをしっかりと理解しておくことが、人の気持ちを理解する第一歩になります。
ここでご紹介した3つの方法以外にも、心身を整えたり、自分の気持ちや状態を伝えることも有効です。
詳しくは、こちらの記事でどうぞ。
彼氏・彼女の気持ちが分からないケースは?
身近な人の気持ちが分からないと、辛さも倍増してしまいますよね。
特に、それが交際中の彼氏・彼女だった場合、相手の気持ちが分からなくてヤキモキしてしまったり。
けれど、少しクールな切り口で言えば、それって当たり前のことともいえます。
恋人どころか、長年連れ添った夫婦や血を分けた親子でも、100%完全に理解し合えることはあり得ないのです。
相手の気持ちが分からないことを深刻に考えすぎると、悪いほうへ悪いほうへと負のスパイラルが止まりません。
「どうしてあの時、あんな事を言ったの?」
「どうしてLINEを既読スルーするの?」
「私のこと、本当に好きなの・・・!?」
そして深夜に鬼電したりして、「重い」とか言われるパターンです。笑
こんな結末を避けるためには、「相手の気持ちが分からない。でも、分からないことは悪いことではない」と受け入れてしまいましょう。
そのうえで、相手の気持ちを分かろうとすることが大切です。
それから、恋愛感情に火がついて暴走しがちな自分の気持ちを、上手に操縦してあげること。
彼氏・彼女に限らず、友達や家族、上司など、周りの人と接したときに生まれた自分の感情を、丁寧に観察することから始めてみましょう。
普段から自分の気持ちを観察していると、だんだんとパターンや癖が見えてきます。
一歩引いたところから俯瞰して見ると、心に余裕ができてきます。
すると、小さな変化にも気づくようになり、恋人の気持ちも自然と分かるようになっていきますよ。
こちらの記事では、恋人の気持ちが分からなくて悩んでいる方への対処法を他にもいくつか紹介しています。
人の気持ちが分からない旦那様がしんどい奥様へ
スピリチュアルな世界では「人がこの世界に生まれた理由は、成長するためだ」という考えが主流です。
一見困難な状況も、成長するために与えられた課題。
子供っぽくて、人の気持ちを分かろうとしない旦那さんとなぜか結婚したのも、自分が成長するための課題・・・なのかもしれません。
たとえば、ワンオペ育児で必死に頑張っているのに、旦那は「我関せず」でテレビを見ている。こちらが大変なのに気づかない。
うーん、想像しただけでキツい!キツいですよね!
ついイライラ、カリカリして怒ってしまいそう。
けれど、成長の段階は人それぞれなのだといいます。実年齢は、あまり関係ありません。
「芦田愛菜さんは人間2回目」説
少し話は変わりますが、「女優の芦田愛菜さんは人間2回目らしい」という話を聞いたことがありますか?
子役の頃から類まれなる演技力、成長した現在でも、利発で聡明な話しぶり。それでいてまったく嫌味でない感じ。
なぜ同じ人間なのに、私とこうも違うのか?あの、人間としての完成度は何なんだ・・・?
そう思って、検索したことがあります。
すると、ネットでまことしやかに囁かれていたのが「芦田愛菜さんがすごいのは人間2回目だから」という話だったのです。
なんだか、妙に納得してしまいました。(もちろん、ご本人の努力や家庭環境等も大きく影響しているであろうことは言うまでもありませんが)
芦田愛菜さんが人間2回目なのかどうかは置いておいて、スピリチュアルな観点では「人間は生まれ変わる」という考え方があります。
人の気持ちが分からない人は、もしかしたら今世が人間デビューなのかもしれませんよ。
旦那さんにしっかりしてほしい!引っ張ってほしい!という気持ちは、そりゃもう痛いほど身に沁みてよくわかります。
けれど、人間初心者なのかもしれない。この先の未来、もしくは来世や来来世でドカンと成長するのかもしれない。
そう考えたら、イライラも少しは収まるかもしれません。
旦那さんが最高に輝いた未来を想像して、愛を持って(甘やかすのではなく)関わっていれば、何らかの形で旦那さんにも届くと思います。
ちなみに、こちらの記事では、人生5回目の19歳が登場しますよ。
人の気持ちがわかると世界の見え方が変わる
だんだん人の気持ちに目を向けられるようになって、日常生活がガラッと変わりました。
人の気持ちがわからないときは、「どうしてこの人はこんな事をするのか意味がわからん!」などと、毎日本当にわけが分からなかったです。
イライラしたり落ち込んだり、感情がジェットコースターみたいにアップダウンが激しくて大変でした。
人の気持ちがわかると(完全にはわからなくても想像できると)、腹が立つことや悲しくなることはほとんどなくなってきました。
たとえば、バイト先で上司がわけの分からないことを言ってすごい怒っていたり、言うことがコロコロ変わって「ハァ?ふざけんな」って前なら納得できなかったような場面でも、
「上司の更に上司から何か言われたんだろうなあ…」
「教えるのも難しいよね」
「自分にもそういうときってあるなあ」
等と捉えられるようになり、「まあ仕方ないよね」ぐらいの感じになりました。
コールセンターで働いていたとき、お客さんに営業の電話を掛けるのがストレスだったのですが、人の気持ちがわかるようになってからはかなり楽になりました。
- この人は何だかよく分かってないけど上の人に後で怒られないようにどうするべきかって考えているっぽい
- ガチャ切りされちゃったけど、本当に忙しい時間なんだろうな
- なんか怒ってるけど、このぐらいでいちいち怒るぐらいだから疲れるだろうなあ
など、表面的でなく真意までイメージできるようになったのです。
以前は少しでもクレームになるとドキドキしたり悲しくなったりしていたのに、全く平気になりました。
親しい仲間に対しても、表面的にではなくその人が歩んできた人生とか、本質的にどういう人なんだろう、という深い部分に興味を持って関わるようになってきました。
今でも空気が読めないことは時々ありますが、以前のような不安感とか疎外感はありません。
まるで別世界に来たみたいに世界の見え方が変わり、生きやすくなったんです。
人の気持ち分からない人へのまとめ
人の気持ちを想像する習慣を身につけたら、腹が立つことや悲しくなることが少なくなりました。
ストレスにも強くなったし、親しい人とは更に関係性を深めることができました。
発達障害だとか、性格が悪いからとか、そんなの関係ありません!あんなにひどかった私でも、なんとかなりましたから。
大切なのは、純粋に「人」に興味を持って、気持ちを分かろうとする姿勢です。
その純粋な気持ちは、きっと相手にも伝わると思います。
この記事を読んでくれたあなたの人間関係が良い方向へ動き、ほんの少しでも、明るく軽い気持ちになってくれたら嬉しいです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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