初めまして、グロボライターの高橋久美と申します。
今回は、共感能力の高い「エンパス」体質の人は、人の感情を揺さぶってエネルギーを吸い取る「エネルギーバンパイア」のターゲットになりやすいから注意だよ!というテーマでお話ししたいと思います。
- エンパスとエナジーバンパイアはどんな関係?
- エネルギーバンパイア対策の基本5原則
- タイプ別・バンパイア対策ケーススタディなど
お読みいただくと、一緒にいて疲れるあの人や、振り回されて苦手なあの人も気にならなくなるヒントが見つかると思います!
エンパスとエネルギーバンパイアの関係
エンパスとは、感覚が過敏で周囲のストレスフルなエネルギーを取り込んでしまい、人と自分の感情を区別できなくなる特徴を持つ人のこと。
他人の感情や身体的な痛みに共感するスイッチが生まれつき「オン」になっている、とも言われます。
(参考・エンパス・HSPとは? 特徴と違いまとめ|診断チェックリスト付き)
一方、エネルギーバンパイア(エナジーバンパイア)は、他人を使ってストレス発散したり、同情してもらおうとしたり、時には怒らせたり、何らかの方法で人から「気(エネルギー)」を引こうとする人のこと。
(参考・エネルギーバンパイアの特徴|パワーを吸い取られる人が周りにいる?)
ということは、エンパスの人とバンパイアが出会うとどうなるでしょうか…?
エンパスはバンパイアの格好の標的
昨日の隣の同僚のおかげで生気吸い取られてめちゃくちゃ疲れて寝落ちして寝不足で最悪な朝
エネルギーバンパイアこわい— あぶうさ (@abucham) September 30, 2019
エネルギーバンパイアは、相手の感情を揺さぶって自分の欲求を満たすという手口を使うため、人の気持ちに共感して影響を受けやすいエンパス体質の人は、格好のターゲットです。
例えば、こんな風に絡まれます。
- 延々と愚痴や不満を聞かせる
- 自慢話をされてマウントを取る
- 傷ついて被害者ぶったアピールをして同情を誘う、などなど。
普通の人だと「ふーん」「それで?」ぐらいにあしらわれてしまうようなことでも、エンパスの人はその共感能力の高さゆえにナイスなリアクションをしてくれるのです。
反応していないフリをしても、心の中で動揺していればエネルギーは持って行かれます。
無意識にそれを知っていて、エンパスの人を動揺させ、困らせるような行動を取ります。
いわゆる「構ってちゃん」ですね。
エンパス体質の人は内気で、強く断れない傾向があるのも災いし、エナジーバンパイアサイドからすると「なんて気が引きやすい、いい人なんだ!」ということになります。
周囲から見ても「また粘着されてる」「ほっとけばいいのに」と言った状況を引き起こしがちなのが、エンパスの悲しい性なのです。
エンパスは人をバンパイア化させる
恐ろしいことに、エンパスの人は無自覚に周囲の人をエネルギーバンパイア化させることさえあります。
私はエンパスでHSP。
敏感過ぎて、そして共感力が強すぎるのです。
そんな私は、エネルギーバンパイアを引き寄せやすいです。
私と話していると、その人がエネルギーバンパイアになってしまうことが多いのです。そういえばボランティア先のあの人もだなあ・・・。
それからなんと、家族もバンパイアにしてしまっています。
嫌でも自分のエネルギーを相手に提供し続けるので、相手の依存心をかき立て、自分から離れられないようにしてしまうのです。
気を引きたい人に気を取られるのは、まるで、麻薬中毒の人に麻薬を与えるのと同じこと。
「この人大変なんだな、愚痴を聞いてあげなくちゃ」
なんて変に空気を読めるのがアダになってしまうんですね。
エナジーバンパイアを癒そうとか、末路を心配する必要は全くありません。
そちらに惹かれて何とかしようとすればするほど、DV・パワハラ・モラハラ・セクハラなどの、人を困らせること、いやがらせする人間関係のハラスメントへエスカレートしていきます。
または、エネルギーを奪われているのに気づいていて、「この人といると疲れるな」「ばったり出くわしたら嫌だなあ」などと、会っていないときにバンパイアのことを思い浮かべて憂鬱になるのも逆効果です。
直接、会っていない時でも、その人のことを「気」にした時、空間を超えてパイプが接続され、ドバドバとエネルギーが抜かれるからです。
エンパスがバンパイアになることもある
ちなみに、エンパスの人自身がバンパイアになることもあります。
繊細なためにストレスを溜めすぎてバッドになり、周囲の人を心配させたり、間接的に相手を悪者にして攻撃したりします。
「私がこんなに元気がないのは、あなたに気を使って振り回されてるせいだ!どうしてくれるの!?」
とやっちゃってるんですね。
もちろん、ハッキリとそう言うわけではありませんが、自分がエネルギー切れになって弱ること自体が「私は不幸で大変だから、構って!」と言うメッセージになってしまうのです。
別のパターンでは、エンパスの人は自分が察する能力が高いため、周りの人にも同レベルに察して動いてもらうことを期待し、「どうして気づいてくれないんだ!」と責めることもあります。
エンパス体質はバンパイアにエネルギーを抜かれやすく、それで自分がエネルギー切れになると自分もバンパイア化する、という構造があるんですね。
エネルギーバンパイア対策の基本5原則
では、エンパスの人が周囲のエネルギーバンパイアからエネルギーを守り、自分もバンパイア化しないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
まずは、エネルギーバンパイア対策の原則を押さえましょう。
ポイントは、5つあります。
- 感情が動いた時点で吸われている
- 相手の感情に入り込まない
- 相手を信頼する
- 人間関係は選ぶ
- 自分のエネルギーを高める
以下、順番に解説しますね。
1 感情が動いた時点で吸われている
ちょっとでも「うわ、ムカつく」とか「疲れるなあ」」と感情が動いたら、その瞬間、すでにバンパイアからエネルギーが抜かれていると思ってください。
エネルギーを抜かれると、こんな症状が現れます。
*疲れ
*体に痛み
*吐き気
*食欲不振
*めまい
*抑うつ気分
*病気になる
*眠気
「今日は絶対にエネルギーを奪われないぞ」などと、、会う前から憂鬱になるのはもっとダメで、前述の通り空間を超えてエネルギーを吸われます。
また、エネルギーは物を介しても奪われます。
元恋人からもらったプレゼントや写真などは、エネルギーの転送装置のようなもの。
イラっとする時だけでなく、「あの時は良かったなあ」と浸ってもエネルギーを持って行かれますのでご注意ください。
一見してエネルギーバンパイアだとわからないのに、感情が動かさることもあります。
相手は普通に感じよく接してくれているのに、体が重くなったり、眠くなったり、ネガティブな感情が出てきたりするときは、実は相手がエネルギー切れのバンパイア状態になっている可能性があります。
エネルギーには、水のように高いところから低いところにあり、「この人から奪ってやるぞ」とは思っていなかったとしても、エネルギーの低い人は高い人から自動的にもらってしまうためです。
もちろん、単に自分の体調不良や、今目の前にいない人が原因なこともありますので決めつけない方が良いのですが、自分のエネルギー状態(機嫌・体調など)に気をつけて、抜かれたらすぐに気づくようにしましょう。
傾向を把握して、可能なら予防もできると良いですね。
例えば、「誰々さんが飲みに誘ってくるのは、だいたい職場の愚痴を聞いてくれる相手が欲しい時だから、怪しいなあ」というように。
決めつけすぎても良くありませんが、「相手はどんな意図でそれをしようとしているんだろう?」と一瞬、立ち止まって考えましょう。
2 相手の感情に入り込まない
人の話を聞くときに、相手の感情に入り込まないようにすることも大事です。
前のめりになって、「それは大変でしたね」と完全に感情移入してはいけません。
もちろん相手は気持ちよく話せるので喜んでくれますが、いつまでも話が終わらず自分はクタクタ…になってはダメですね。
一応、聞いているフリだけしてあげて、気持ち的には一歩引くようにしましょう。
「理解しても、同情はしない」のスタンスで。
プロのカウンセラーやセラピストなど、人の相談に乗る仕事をしている人は、相手に同情しないで話を聞くスキルがマストです。
エンパス体質の場合は嫌でもオートで相手の感情を察知してしまうため、意識的に共感のスイッチをオフ
と人の相談に乗るたびに自分がクタクタになってしまうからです。
まずは、相談に乗るのを仕事にしていない場合、他人の相談は不用意に聞かないことが大事ですが、家族やお客さんや職場の部下や後輩など、どうしても相談を聞かないといけないこともあるでしょう。
そのときは、入り込まないように強く意識する必要があります。
3 相手を信頼する
ギャンブル中毒でお金がない人に、お金を渡しても即効でパチンコや競馬に消えてしまって、いつまでもお金がないのは変わらず、かえって相手のためにもなりません。
エネルギーバンパイアにエネルギーを注ぐのも同じで、相手が自分でエネルギー漏れを止めない限りは根本的に治りません。
「自分が助けてあげなくちゃ」とエネルギーを注ぎ続けると、その人を依存させて永久にエネルギーを奪われることになってしまうんですね。
なので、エネルギーバンパイアに対しては、「この人は、自分がいなくても大丈夫」と信頼してあげるのが良いのです。
パートナーや子供だけは、それでもなおエネルギーを注ぐべきタイミングはあります。
が、大切な人に注いであげるエネルギーを取っておくためにも、余計なところでエネルギーを奪われていてはいけませんね。
イメージとしては、バンパイアはあなたからエネルギーを奪うためにコンセントを挿そうとしてきます。
そこで、そのコンセントを相手自身に差し返してください。
または、沈みそうな船にあなたと相手が乗っているとしたたら、あなたは離れたほうが軽くなるので船は浮かびやすくなりますよね。
そんなイメージで相手を信頼し、物理的・精神的に少し距離を取りましょう。
バンパイアは「この人からはエネルギーが奪えない(=反応が取れない)な」と思うと、改心して自立するか、または別の依存先を求めて離れて行きますので、どっちにしても心配しなくて大丈夫です。
下手に優しくして依存させ続ける方が相手のためにもならないし、自分までエネルギー切れになってバンパイア化する恐れまであります。
ただ、「この人はバンパイアだからダメ」みたいに差別意識は持たないようにしましょう。
エナジーバンパイアに関わり過ぎないようにしようと思えば思うほど、相手に対して拒絶反応が出てしまいます。
「あの人はエナジーバンパイアだから近寄らないようにしよう」
「あの人が来たから、会話はほどほどにしてブロックしよう」
「あの人が来てていやだな…」そう思うほど、相手を下に見てしまったり、差別するようになったりします。
そうした空気感は対象となる相手だけではなく、周囲にも広がってしまいます。場合によっては関係ない周りの人たちとの関係も崩れやすくなるので、注意が必要です。
誰だって気落ちして人からエネルギーをもらおうとすることありますから、今はそういうタイミングなんだな、ぐらいに思っておいて、その人の成長を祈りましょう。
4 人間関係は選ぶ
人間関係を広げすぎると、バンパイアの数も増えます。
エンパスの人は特に、関わる人が増えれば気疲れも多くなりますので、人脈の広げすぎには注意です。
ご近所さんやママ友と見かけたら挨拶するぐらいのアッサリした付き合いなら全く問題ないですし、仕事やビジネスで関わる人や、本当に親しい友人とはむしろちゃんと関わった方が良いです。
ただ、必要ないのにやたらといろんな集まりに顔を出したり、SNSの友達を増やしまくったりするのは、エンパスの人に関してはなるべく控えた方がいいんじゃないかなと思います。
エンパスの人は空気を読みすぎて、自分はやりたくないことにまで人に付き合って一緒にやったり、相手に合わせて自分のペースを崩したりしがち。
空気をぶった切って「ノー」を言う練習も必要なのですが、断るのにもエネルギーはかかりますから、そもそも関係性を増やしすぎないほうが楽です。
5 自分のエネルギーを高める
最後に、バンパイアから多少ダメージを受けても平気でいられるために、そして、自分がバンパイア化しないためには、日頃から自分のエネルギーを高めることです。
自分が元気でいた方がバンパイアからは狙われにくくなります。
ふと思った。人が悩んでいる時に偉そうに言ったり、人が辛い時にわざわざ「自分が悪いんじゃない?」って言う人ってエネルギーバンパイアなんだわ。そうやって取りやすいところからエネルギーを奪って生きてる。野生動物で考えても、元気に走れる個体よりも弱ってる個体の方が捕食しやすいもんね。
— こるこ❤︎(きょうこ) (@corucoruco) October 2, 2019
エネルギーを高めるには、
- エネルギー漏れを防ぐ
- エネルギーをためる
の2つのアプローチを行います。
お風呂の栓が抜けたままではいつまでもお湯がたまらないように、エネルギーも抜けていく穴をふさぐ方が先なのです。
ここまでお伝えした「人間関係を増やしすぎない」や「バンパイアにエサを与えない」などは1つ目の「エネルギー漏れを防ぐ」方法でした。
この他にも、エネルギーが抜けるポイントを塞いでいきましょう。
例)
- 人混み、満員電車、など多くの人のネガティブな想念が飛び交っている場所はできるだけ避ける
- テレビのニュース、ネットの掲示板やSNSを見ない
- バッドエンディングの映画や小説などは見ない
など。
そうしてエネルギーの漏れが止まったら、2つ目の「エネルギーをためる」も行いましょう。
- 部屋を綺麗に掃除・整理整頓し、くつろげる空間にする
- 足湯や半身浴で温まる
- 公園や海・山など、自然に触れる
- 生産者や作り手の良い思いがこもった食べ物を食べる
などなど、食事や空間から自分でエネルギーを補充できるようになれば、人から奪わなくても平気になります。
エンパスのためのタイプ別エネルギーバンパイア対策
では、もうちょっと具体的な対処法を見ていきましょう。
バンパイアにもいろんなタイプがいますので、タイプごとにありがちなシチュエーションと撃退方法をご紹介します!
※バンパイアの分類は『「エナジーバンパイア」から身を守る方法』を参考にしています。
レベル1 被害妄想バンパイア
被害者意識が強く、人に愚痴や不満をぶつけることでストレスを解消しようとします。
しかし直接攻撃してくることはなく、勝手に不機嫌になって近くの人を巻き込むだけなので怖くはありません。
例えば、あなた職場にも、こんな人はいませんか?
「あーあー、またコピー用紙が補充されてないったら。気づいた人がやるって、結局いっつも私がやることになるんだから、嫌になっちゃう…ブツブツ」
このとき、やってはいけないのは「うん、うん、本当にひどいですよね!」と同調して熱心に愚痴を聞いてしまうことです。
バンパイアから「この人は愚痴を聞いてくれる人だ」と認識されると、仕事のことから家庭のことまで延々と愚痴や不満を聞かされることになりますのでご注意ください。
有効な対策は、
- 聞こえなかったフリ
- 「はあ」と気のない相づち
- 理由を付けてその場を離れる
などです。とりあえずその場を離脱すれば危険はありません。
レベル2 優柔不断バンパイア
誰にでもいい顔をしたいために自分の意見を言えず振り回され、結果的に周りの人も振り回します。
何かを決めるのに「みんなに」どうするかいちいち聞いて回る面倒な人です。
例えば、友人の結婚式に参加するときに
「ねえねえ、何着ていく? ドレス?振袖?二次会どうする?」
などと、あれこれ相談してきて、「私はドレスかなあ」などと丁寧に答えてあげると、他の友達にも全員アンケートを取った挙句、まだどうしようどうしよう、とグダグダ言ってるタイプですね。
エンパスの人は、絡まれてというよりも不安のオーラから影響を受けてしまいます。
空気に飲まれないように、「別にこの人は自分で不安を感じて痛いだけなので、私が不安を解消してあげなくてもいいんだ!」とドッシリ構えて適当に対応しましょう。
例)
- まだ決めてない
- 内緒!
- そんなの人それぞれでいいじゃん
レベル3 不平不満バンパイア
口を開けば人の悪口や批判ばかりが飛び出し、何人かで集まったときには誰かが席を外した瞬間にその人の悪口を言うので、人間関係を疑心暗鬼にします。
とにかく暗くて、否定的、場の空気を重苦しくします。
被害妄想バンパアイアよりも他者への攻撃性が高く、厄介な存在。
うっかり人の悪口に同調しようものなら、あなたが悪口を言っていたと言いふらされてしまうでしょう。
不平不満バンパイアへの切り返し集
- えっ、そうなの? 知らなかった
- ・・・(真顔で立ち去る)
- 言いたいことあるなら、本人に言えばいいのに
レベル4 自分優先バンパイア
なんでも自分の思い通りにコントロールしようとし、周りの人を振り回します。
仕切りたがり。パートで社歴だけは長いお局様に多いバンパイアのパターン。
その人都合や好みでいろんなことが決まってしまい、全部を言いなりになってしまうとエンパスの人の方が微妙にストレスを溜めてしまいます。
気持ちの持ちようとしては、その人がワガママを言っていることを認識し、自分を責めずにちゃんと「人のせい」にしましょう。
また、その人と自分に意見や感情を見分けて、自分を見失わないように注意!
あんまり怖がりすぎても相手を更に調子に乗せますので、固くならず自然体で接しましょう。
レベル5 上から目線バンパイア
何かと自分が上に立とうとマウンティングして、相手を見下そうとします。
自信家なようで実は劣等感が強く、こじらせている面倒なタイプです。
攻略のポイントは「同じ土俵で張り合わないこと」。
エンパスの人は雰囲気に飲まれて自分も劣等感を感じたり、張り合いたい気分になったりしますが、それが自分の本心ではないことに気づいてください。
自慢されたら、こんな切り返しを!
- へぇー、それが、どうしたんですか?(興味がありません)
- ふーん、ところで〜〜(新しい話題に切り替え)
あくまでも深入りしないように気をつけましょう。
スルーすることに罪悪感を持つ必要もありません。
完全にその話題に興味を示さなければ、バンパイアのコンプレックスも刺激されず、長く関わっていくうちに大人しくなる可能性もあります。
(参考:マウンティングされる人が気づかずにやっていること3パターン。)
レベル6 嘘つきバンパイア
息を吐くように嘘をつき、周りの人を混乱に陥れます。
見栄っ張りで、「なんでそんなすぐバレる嘘ついたの?!」と理解に苦しむ言動が多いのが特徴。
上から目線バンパイアと同じで、根底には自信のなさを抱えていて周りの人に認めさせようとします。
このタイプをまともに相手にするとエネルギーを全部持っていかれますので、巻き込まれないよう早々に逃げましょう。
バンパイアが職場の人や家族などで逃げられない場合は、ひたすら「スルースキル」を磨きましょう。
レベル7 一件ポジティブ偽善者バンパイア
パッと見は元気で明るい「リア充」な人ですが、自己アピールに余念がありません。
会話の端々に自慢を織り交ぜてくるので、真面目に聞いていると疲れます。
話半分にスルーして薄いリアクションを続けていれば、相手も張り合いがないのでターゲットから外してくれるでしょう。
レベル8 矛盾だらけ自己正当化バンパイア
相手を傷つけることは愛情だと思っていて、自分を正当化するためなら威圧的な態度や暴力も辞さない構えです。
ストレスを周囲に撒き散らし全く罪悪感を持ちません。
サイコパス気質で、エンパスの天敵ですので「逃げる」一択しかありません。
レベル9 気分屋バンパイア
感情の浮き沈みが激しく、機嫌よくテンションが上がっていると思ったら突然キレ出します。
短期で、何がキレるスイッチになるか分からないため、周囲は腫れ物扱いとなります。
エンパスの人がこのタイプのバンパイアを相手にすると完全に振り回されて疲弊します。
対処法としては、その人の機嫌が悪いのその人自身のせいだと認識すること。
そして、怒った時には相手にせず、決して尻拭いをしてあげないことです。
レベル10 生きる屍バンパイア
完全にエネルギー切れで、生気がなく、暗く重い雰囲気をまとっています。
喜びも怒りもせず、笑っていても目が死んでいて、近寄るだけで「うっ」とネガティブな感情の影響を受けます。
実は、怒るのにもエネルギーが必要なので、怒っている人はまだ元気な方で、本当にヤバいのは静かに落ちている人なのです。
助けてあげるには相当なエネルギーが必要ですから、中途半端に手を出すのは危険です。
フルコミットして関わるか、全く関わらないか、どちらかにしましょう。
エンパスとエナジーバンパイア|まとめ
人の感情に敏感で影響を受けやすいエンパス体質の人は、エナジーバンパイアの格好の餌食になります。
そして、バンパイアに奪われすぎてエネルギー切れになると、エンパス自身もバンパイア化してしまいます。
自分のエネルギーを守るには、
- エネルギー漏れを防ぐ
- エネルギーを補充する
の両方をやりましょう。
ちょっとでも「うわっ」と感情が動いたらエネルギーを抜かれています。
人間関係は広げすぎず、入り込みすぎず、スルースキルを磨いてエネルギーが抜ける穴をふさいだら、ご飯や空間や自然からエネルギーを充電しましょう。
いろんなタイプのバンパイアがいますが、究極は「関わらない」か「フルコミットしてちゃんと関わる」かのどちらかになります。
しかし、あんまり「この人はバンパイアかも」と疑心暗鬼になったり、「エネルギーを奪われないぞ」と固くなっても逆に「気」になってエネルギーを消耗してしまいます。
自分のエネルギーを上げて、構えすぎずに自然体で関わり、目の前の相手をちゃんと見て、行動の意図を見分けるのが良いでしょう。
エンパスについては、こちらの記事もどうぞ。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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