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エンパス・HSPとは? 特徴と違いまとめ|診断チェックリスト付き

HSPとエンパス

はじめまして、グロボライターの高橋久美です。

周りの人はスルーできるような場面で、傷つき過ぎたり、泣きたい気持ちになったりして「感受性が強すぎる」と感じたことはありませんか?

または、音や光、言葉などの刺激に過敏に反応したり、霊感体質だったりして疲れてしまうことはないですか?

その現象、実は「エンパス」または「HSP(Highly Sensitive Person)」という名前が付けられていました!

そこで今回は、HSP、エンパスとは何なのか? 2つの概念の違いや関連本、特徴のチェックリスト、向いている職業や、楽になる生き方など、HSPとエンパスの全てをまとめました。

このページを読んでいただければ、HSPとエンパスの概要はバッチリです!

HSPとエンパスの違いとは?

繊細すぎる人

定義の違い

まずは、HSPとエンパスの定義から確認しましょう。

HSP(Highly Sensitive Person)とは、臨床心理学の概念で、些細な刺激に敏感で、刺激過剰になりやすく、新しい刺激に対して次の行動を決める前にこれまでの経験と照合し、確認する傾向がある人、と定義されています。
(参考・「感覚処理感受性とソーシャルスキル,精神的回復力の関連性の検討」, 東京成徳大学臨床心理学研究,17号,2017,59ー67

エンパスは、どちらかというとサイキックやスピリチュアルの概念で、学術的には定義・研究がされておらず、様々な意味で用いられています。

エンパスで一番有名なのは、『エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう』の著者、アメリカのローズ・ローズトゥリーさんです。

ローズさんによると、

エンパスは他者の感覚を受け入れる≪スイッチ≫が生まれつき≪オン≫になっていることから、他人の抱く感情や身体的な痛みを体感する

引用:日本人の5人にひとりが持っているエンパシーという能力とは?!

とのことです。ちょっと抽象的なので、他に論文とか無いかな?と探してみたら、ありました!

精神科医のJudith Orloffの定義では、エンパスとは高敏感性が発展した状態で、周囲のストレスフルなエネルギーを自分に取り込んでしまう「情動吸収」と人と自分の不快感を区別できなくなる「気疲れ(または人混み回避)」という 2 つの特徴を持つ、とされています。
(参考:「エンパス尺度(Empath Scale)の作成 : 高い敏感性 をもつ人(Highly Sensitive Person)の理解」串崎 真志, 関西大学人権問題研究室紀要, 77巻, 2019, 37-54

また、心理学者の串崎真志教授によると、HSPは人に対して「不安」を感じやすいのに対し、エンパスは「違和感・混乱・疲労」を感じやすいのだそうです。
(参考:串崎 真志(2018).高い敏感性をもつ子ども(Highly Sensitive Child)の理解 関西大学人権問題研究室紀要, 76.)

結論、HSPとエンパスは、現象としてはほぼ同じ、ってことですね。

どちらかと言うとエンパスの方が第六感やオカルトな部分も含めて広く解釈されるようです。

なお、「エンパスなんか嘘っぱちで存在しない」という主張もありますが、現象に名前をつけただけで、実際に当てはまる人がいっぱいいのならば、概念として使えるものは使ったらいいんじゃないかなと、グロボ的には思います、はい。

病院で診断はしてもらえるの?

HSP・エンパス共に、あくまでも「個性」「性格」であり、病気ではないとされています。

ただし、HSPは心療内科の「感覚プロファイル検査」で診断してもらえます。

生活に支障が出るほどの感覚過敏には他の疾患や障害の可能性もあります。

感覚過敏がおこりうる疾患としては・・・
パニック障害、うつ病、統合失調症、PTSD、愛着障害、身体表現性障害、など

そして高頻度に感覚過敏がおこるものとしては・・・
発達障害とくにアスペルガー(自閉症スペクトラム障害)、ADHDなどがあります。

疾患概念ではないですが、HSP:highly sensitive person といって要は神経過敏すぎる人たちといった概念を発表した心理学者もいます。
疾患まではいかないものの、HSPといって、感覚過敏を呈する傾向が強くそれにより生活面などに支障をきたしていることもあるでしょう。

引用:過敏で傷つきやすく、繊細なひと(HSP)、発達障害などの診断ツール~感覚プロファイル検査~|千葉駅前心療内科

実際に病院で診断を受けた人もいらっしゃるようです。

親の愛情不足でHSP・エンパスになる?

子供の頃に親から十分な愛情を受けられなかったから、または親の育て方に問題があったからHSPやエンパスになったのでは…?

といった心配は無用です。

HSPとエンパスはどちらも先天的な特性ですので、あなたがそうであってもちゃんと愛されて育っているはずですし、お子さんがそうでもあなたの育て方が悪かったわけではありません。

ただし、環境によっては部分的に神経が過敏になることはあるかもしれません。

例えば食事中に音を立てないように厳しく躾けられたため、周囲の食事の音も気になってしまう、など。

HSPは生まれ持った性質なので、途中で「HSPになる」ということはありません。

でも、環境に適応するために自分自身を変化させた結果、「HSP同様の性質」を持つようになることがあります。

引用:生まれつきでないHSPってあるの?HSPとどう違うの?対応方法は?

HSP・エンパスそれぞれの特徴

hsp、エンパスのチェックをする人

ここからは、HSPとエンパスの特徴を詳しく見ていきましょう。

HSPの特徴チェックリスト

以下は、アーロン先生のHSPチェックリストです。当てはまる数を数えてくださいね。

□ 感覚に強い刺激を受けると容易に圧倒されてしまう
□ 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
□ 他人の気分に左右される
□ 痛みにとても敏感である
□ 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
□ カフェインに敏感に反応する
□ 明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などにに圧倒されやすい
□ 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
□ 騒音に悩まされやすい
□ 美術や音楽に深く心動かされる
□ 時々神経が擦り切れたように感じ、一人になりたくなる。
□ とても良心的である
□ すぐにびっくりする(仰天する)
□ 短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
□ 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
□ 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
□ ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつけている。
□ 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
□ あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
□ 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
□ 生活に変化があると混乱する
□ デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
□ 同時に自分の中でたくさんのことが進行すると気分が悪くなる。
□ 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
□ 大きな音や雑然とした状況など強い刺激に悩まされる。
□ 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
□ 子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

引用:Are You Highly Sensitive?|The Highly Sensitive Person

お疲れ様でした。

<p>14個以上当てはまったら、あなたはHSPです!当てはまる数が少なくても程度によってはHSPかもしれません。

エンパスの特徴チェックリスト

エンパスチェックリストは、本家・ローズトゥリーさんバージョンをどうぞ。

こちらも、何個当てはまるか数えてください。

□ 魅力的な人に会うと、その人のようになりたいと感じる。
□ 人が誰かに共感しているようにふるまっているとき、実際は違うことがわかるのでイライラしたり、おかしくなる。
□ 自分だけでなく、人に対して過敏である。
□ 恋することのメリットの1つは、恋人の目を通して世の中を見られることだ。すべてがいつもと違って、新しくなる。
□ 人から受ける賛辞の中で、お気に入りは、「あなたは私の質問に本当に答えてくれている」や「あなたは誰よりも私をわかってくれる」である。
□ 友達といる時、ただおしゃべりするだけでなく、私の波長がシフトする。たとえば、相手がアーティストだったら、色がいつもより鮮やかに見える。ミュージシャンだったら、音が聞こえる。スポーツ選手だったら、身体に活力がわくのを感じる。
□ 同じ話を初めてあった人に話すとき、3人いたらそれぞれ違う話し方になる。たとえば、相手の学歴について何も知らないのに、高い教育を受けている人には、自然に難しい言葉や長い言葉が出てくる。
□ 病気の人と一緒にいると、相手の症状を何もしないのに感じる。もし、その体験を完全に受け入れてしまうと、手に負えなくなるかもしれない。
□ 人と話したり、ダンスしたり、教えたりするとき、相手の波長にすぐ合わせられる。相手が何を考えているかがわかる。
□ 植物に話しかけると、応えてくれるのがわかる。
□ 野外にいると解放される。景色が変わるだけでなく、考え方や感じ方も変わる。まるで、動物や植物の意識を感じ取っているようだ。
□ ペットといるとき、その世界に入れる。ペットを飼うことの素晴らしさは、彼らの世界を共有できることだ。
□ 鏡を見るとショックを受ける。「これが私なの?」と。単なる顔と身体以上に、自分をエネルギー(非物理)的存在として認識しているからだ。
□ 友情とは、単に共通の趣味を分かち合うだけではない。友人たちが、さまざまな生き方を示してくれるのが楽しいのだ。
□ 私には、人生のより深い次元を探求している人に出会いたい、という強い願望がある。自分と同類の人間に出会うと、たとえ道ですれ違いざまに目が合っただけでも、私のスピリットは何時間も軽やかになる。
引用:『エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう』

こちらは1個でも当てはまったらエンパスです!

※「エンパス度テスト|人の気持ちがわかる能力エンパスとスピリチュアル」に別バージョンのエンパス診断テストもあります。

HSPやエンパスに向いてる仕事は?

hspとエンパスに向いてる仕事

そんな感覚の鋭いHSP・エンパスの人には、どんな職業が向いているのでしょうか?以下にまとめました!

感受性を活かすクリエイティブな仕事

感受性をそのまま活かせるのは、クリエイティブ系の職業です。

画家、イラストレーター、デザイナー、書家、ミュージシャン、建築士、作家、ダンサー、占い師、宗教家、等。

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共感能力が求められる保育・教育関連の仕事

人の世話をしたり、育てたりする仕事にも共感能力が求められますので、

保育士、幼稚園教諭、教師、塾講師、家庭教師、ベビーシッター

なども能力を活かせます。

動物や植物相手の職業

言葉を話せない植物や動物相手の仕事には、微妙な変化を逃さない繊細さが不可欠です。

飼育員、庭師・植木職人、トリマー、農家、など。

繊細さが生きる仕事

1ミリの狂いも許されないような、繊細な感覚・感性が求められる仕事でも本領を発揮できるでしょう。

プログラマー、校正・校閲、検品、ピアノの調律師、伝統工芸の職人、大工、ソムリエ、マジシャンなど。

エンパスには向いていない仕事

絶対ではありませんが、繊細な人にはしんどいだろうなあという職業とその理由は以下です。

  • 営業・接客業全般
    お客さんに共感しすぎると、売れるものも売れません。少なくともスイッチをオンオフできないと大変です。
  • 体育会系な職業
    警察官や自衛官、警備員など、体育会系バリバリの仕事は辛いでしょう。肉体労働ではなくても、官僚やキャバ嬢・ホストなど、周囲を蹴落として勝ち上がらないといけない仕事も体質が体育会系なため同様。
  • 医師・看護師など医療関係
    能力をコントロールできれば活かせる職業でもありますが、それ以前に職場が体育会系なのと、病気の人にいちいち共感していると一瞬で病みます。
  • 人の肌に触れる仕事
    整体師・鍼灸師・美容師・エステティシャン・介護士など、人の肌に直接触れる仕事も、共感しすぎるとしんどいでしょう。
    しかし、医療関係と同じく、コントロールさえできれば共感力やクリエイティビティを活かせる職業でもあります。
    使命感を持って克服しようと思えば、できないことはありません!

HSP・エンパスが楽になる生き方のヒント

この記事を書くにあたり、他のサイトも調べたんですが「気にしなければいい」と結論づけているページが何個かあって、そりゃ無理でしょ〜と思いました。

HSPやエンパスの人に「細かいことは気にしない方がいいよ」と言うのは鬱病の人に「元気を出して」と言うのと同じぐらいの暴論だからです!

気になってしまうものは、気になる。でもそれだと疲れちゃうし、生きづらい。ではどうしたら良いのか?

いくつか、ヒントになりそうなことを以下にまとめました。

  • 個性として認める
  • 自分の取り扱い説明書を作る
  • 自分と他者の感情を識別する
  • 共感スイッチをオフにする技術
  • そもそものエネルギーを上げる

個性として認める

繊細すぎてすぐ傷ついてしまう、職場で泣いてしまって大人としてあり得ないと言われてしまった…などなど、HSP・エンパスである自分が嫌になってしまうこともあると思います。

それでも、そんな自分なのは仕方がないので、個性として認めて付き合っていくしかありません。

仕事や日常生活に支障がない限りは、「個性だから、仕方ない」と開き直って、少なくとも自分だけは、自分のことを認めてあげたら良いんじゃないでしょうか。

自分の取り扱い説明書を作る

とはいえ、普通の人と同じような生活をしていてはしんどいことも多いので、自分が生きやすいような環境やライフスタイルをデザインすることは必要です。

感覚過敏への対処法として、原因となっている事物を可能な範囲で避けるのが有効とされます。

例えば、聴覚過敏の人なら、イヤマフやノイズキャンセリングヘッドホンを付ける、等。

自分がどんな時に過敏になってストレスを感じ、逆にどんな時に元気になるのか、傾向を把握して、なるべくストレスを減らし、回復できるような工夫をしましょう。

1日、自分の気分の上がり下がりを記録してみると、たとえばこんな傾向が分かるかもしれません。

  • 満員電車や人混みの中に行くとドッと疲れる
  • 人と一緒に食事をすると気疲れしてゆっくり味わえない
  • 上司が大声で叱責すると、怒られているのが自分でなくても動悸がしてしまう
  • 公園を散歩するとリフレッシュできる

などなど。

それなら、なるべく徒歩や自転車で通勤できるように職場の近くに引っ越すとか、完全に1人になれる時間を一日の中で確保するなど、改善できるところは改善しましょう。

自分と他者の感情を識別する

それでも、事情があってどうしても環境を変えるのが難しいこともありますし、突発的で避けられないことも起こると思います。

そんな時、影響をゼロにすることはできなくても、それが自分の感情なのか、他の人の感情なのかを「識別」することができれば、気持ちは楽になります。

たとえば電車に乗っていて、赤ちゃんの泣き声に無性にイライラしてしまったとします。

そのままイライラし続けているとかなりエネルギーを持っていかれてしまいます。(ここでの「エネルギー」は気力・体力ぐらいの意味です。)

なので、「待てよ、イライラしているのは自分じゃないかもしれないぞ?」と、周りの人の感情に共感しているだけの可能性を考えてみましょう。

赤ちゃんは好きだし、普段ならイライラしないはずなのに変だな、と思ったら、それは周囲のイライラの空気に飲まれてしまっただけかもしれません。

識別できたら「このイライラは、私の感情ではありません」と心の中で宣言(アファメーション)しましょう。

共感スイッチをオフにする技術

五感の感覚過敏だと耳栓やサングラスなどで物理的にシャットアウトする他ありませんが、エンパスの第六感的な共感スイッチは、練習すれば意図的にオフにすることができます。

というか、オフにできないとあっという間にエナジーバンパイアの餌食にされますので、エンパス・HSPが生き抜くための必須スキルであるとも言えます。(参考・エナジーバンパイア)

たとえば、ある医者がやっている方法は、自分と患者さんとの間に水族館の水槽のようなガラスの板があるイメージをするそうです。

患者さんはみんな具合が悪くて来ているので、いちいち共感していたら医者は身が持たないの、あえて共感能力をオフにする方法を身につけないといけないんですね。

また、看護師や美容師、整体師に喫煙者が多いのも、あえて感覚を鈍らせるためだと言われています。

患者さんやお客さんの肌に直接触れて影響を受けやすいので、タバコの臭いでガードしているのです。

(タバコ自体が健康に悪いので、あんまりオススメはしませんが。)

イメージを使った、こんな方法もあります。

ある心理カウンセラーから聞いたやり方なのですが、重い相談はイメージ上で「重い荷物」に見立てて、一緒に持ってあげるのではなく、相手に自分で背負わせるのだそうです。

または、相手が自分にコンセントをさして来ようとするのを、相手に差し返すイメージをする、という人もいました。

あなたに合ったやり方で共感スイッチをオフにして、自分のエネルギーを守りましょう。

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そもそものエネルギーを上げる

色々と工夫しても、ちょっとずつはエネルギーを消耗します。

これはエンパスやHSPでない人も同じで、活動するには当然エネルギーを使いますからね。

ということは、少々ダメージを受けても平気なようにするには、そもそものエネルギー総量を増やせば良い、という発想もできるわけです。

単純に、めちゃくちゃ元気で機嫌がいい時は笑って許せることが、元気がない時には気に障ることってありますよね。

なので、感覚が過敏でダメージを受けやすい人ほど、普段から心と体の健康状態を良くしておいた方が良いのです。

特別な健康法とかをやる必要はありません。

バランスの取れた食事を取って、適度に運動し、ぐっすり眠りましょう。

特にエネルギーを補給する「食べ物」は重要です。

なるべく添加物などの入っていない良質な食材であることも大事なのですが、作り手の「良い思い」が込められているほど、いいエネルギーを取り入れることができます。

エンパスの生き方のヒントは「エンパスの生き方|共感力の高い体質を愛するということ」もご参考にどうぞ!

HSPとエンパスの本

HSPとエンパスについては本もたくさん出ています。

有名どころは、以下です。

HSPの本

『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』 (SB文庫)エレイン・N・アーロン

神経質、臆病、引っ込み思案、敏感すぎる人が自分の特性をうまく使いこなしてよりよく生活するためのアドバイスが詰まっています。

『ひといちばい敏感な子』エレイン・N・アーロン、 明橋大二

同じくアーロン先生による、敏感な子供(Highly Sensitive Child=HSC)を持つ親に向けて書かれた本です。

敏感すぎるゆえの子育ての悩みや適切な対応を解説しています。

エンパス・共感力の本

『エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう』ローズ・ローズトゥリー

エンパス能力をコントロールするためのテクニックがたくさん紹介されています。

他者から受ける感情からの解放され、自分の可能性を広げたい人は必読です!

『共感力』 ハーバード・ビジネス・レビュー [EIシリーズ]

共感力を顧客とのコミュニケーションやマーケティング、商品開発などに使えるビジネススキルとして、メリットを述べた本です。

読むと、エンパスであることにちょっと自信が持てるでしょう。

HSPとエンパスまとめ

では、今回のまとめです。

HSPとエンパス、どちらも感覚が過敏で感受性が高い、共感しやすい人の特徴を表します。

違いは、HSPが心理学の概念で五感の過敏さを表すのに対して、エンパスは第六感とか見えない世界やサイキック能力も含めたスピリチュアルの概念です。

どちらも病気ではなく個性の範囲ですが、感覚過敏が強く日常生活に支障をきたす場合は、パニック障害、うつ病、統合失調症、PTSD、愛着障害、身体表現性障害、または広汎性発達障害やADHDなどの発達障害の疑いがあります。

感覚過敏は病院の心療内科で「感覚プロファイル検査」により診断してもらえます。

病気でないHSPは治療の対象ではありませんが、生活適応の支援を考えていくことが可能です。

HSPやエンパスの感受性や繊細さが生きる職業もたくさんありますし、疲れにくくする工夫によって楽な生き方もできますので、個性として認めて、上手に付き合っていきましょう。

HSP・エンパスの方には、こちらの記事もオススメです。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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